春木 茂宏(ハルキ シゲヒロ)
国際学部 国際学科 グローバル専攻 | 准教授 |
Last Updated :2024/09/14
■教員コメント
コメント
人間が言語でコミュニケーションを行う際の解釈メカニズムの研究をしています。
■研究者基本情報
科研費研究者番号
00340761
J-Global ID
研究キーワード
- 議論コミュニケーション 発話解釈 会話分析 語用論
現在の研究分野(キーワード)
人間が言語でコミュニケーションを行う際の解釈メカニズムの研究をしています。
■経歴
学歴
■研究活動情報
論文
- 英日逐次通訳訓練と視点の操作南津佳広; 金井啓子; 吉田国子; 春木茂宏MITIS Journal 4 1 1 - 16 2023年12月 [査読有り]
- プロトタイプカテゴリーとしてのアイロニーと理論化春木茂宏文学・芸術・文化 25 2 210 - 234 2014年03月
- 欲求に基づくコミュニケーション原則の可能性春木茂宏文学・芸術・文化 24 2 114 - 140 2013年03月本論では、現実の日常会話データに見られる人間御言動を観察することを通して、人間の社会的欲求に基づくコミュニケーション原則の可能性を検討している。Grice流の想定に基づく原則とも関連性理論流の認知的欲求に基づく原則とも異なるアプローチの構築を目指すものである。
- 非難材料想定の前景化プロセスとしてのアイロニー非難材料想定の前景化プロセスとしてのアイロニー非難材料想定の前景化プロセスとしてのアイロニー春木茂宏意味と形式のはざま―阪大英文学叢書6― 269 - 280 2011年04月
書籍等出版物
講演・口頭発表等
- 南津佳広; 吉田国子; 金井啓子; 春木茂宏The 32nd International Symposium on English Language Teaching and Learning 2023年11月 口頭発表(一般)
- メタ言語能力が言語化に及ぼす影響 [通常講演]春木茂宏; 金井啓子; 吉田国子; 南津佳広日本メディア英語学会 2023年10月 口頭発表(一般)
- 日本人による英語議論に見られる伝達的特徴:Multiple media状況からの再検討 [通常講演]日本メディア英語学会 2020年10月 口頭発表(一般)
- 英語による議論においてどのような要因が日本人の自発的発言を促進するのか [通常講演]春木茂宏社会言語科学会 第43回大会 2019年03月 口頭発表(一般)
- 英語による議論コミュニケーションに見られる主導権獲得や放棄について -日本語母語話者と非日本語話者との比較- [通常講演]春木茂宏社会言語科学会 第40回研究大会 2017年09月 口頭発表(一般)
- 嫌みを導く要因:周辺的アイロニーからの考察 [通常講演]春木茂宏日本語用論学会 第9回大会 2006年12月 口頭発表(一般)
共同研究・競争的資金等の研究課題
- グローバルリーダー育成のための、英語による協同および交渉能力、情報 発信能力、国際問題理解の向上を実現する英語による模擬国連プログラム近畿大学:教育改革・学生支援プロジェクト助成金研究期間 : 2018年04月 -2020年03月代表者 : 春木茂宏
- 日本学術振興会:科学研究費助成事業研究期間 : 2016年04月 -2019年03月代表者 : M・D Sheehan; 春木 茂宏; ソープ トッド; Smith Craig研究者であるSheehanとThorpeはレゴ・シリアスプレイ(LSP)ファシリテーターの免許を獲得。実地経験を積むことにより、LSPメソッド全般、およびグループ単位での問題解決に特化したLSPメソッドをより深く理解することができた。その結果、LSPメソッドを使用した問題解決ワークショップに学習者を関与させる様々な手法を数多く編み出した。これらの手法は、模擬国連会議だけでなく、協調と創造性を要する多くの教育現場で生かすことができるであろう。
その他
- 2015年04月 - 2015年04月 模擬国連プログラムを活用した高度な英語運用能力の育成: 近畿大学のグローバル化を担う学生の育成に向けて近畿大学学内研究助成金 21世紀研究開発奨励金(共同研究助成金) KD02 研究内容: 英語による模擬国連組織(日本大学英語模擬国連)では、学生が国代表役を模して決議案の採択に向け、英語で議論し合意形成を行う。しかし、議論のようなコミュニケーション・スタイルの習得が未熟な日本人学生にとっては、外国語である英語による壁と議論コミュニケーションの壁とが大きな困難となる。本研究では、議論場面を録画し会話分析の手法と用いて、(1)議論コミュニケーションや合意形成プロセスにおいて、議論が得意が外国人学生のコミュニケーション・スタイルを見つけ出すこと、(2)日本人学生の弱点を見つけ出すことの2点を発見することを目的とし、さらに、その知見を今後の日本人学生に対する英語による議論コミュニケーション教育に応用することを目指す。