KINDAI UNIVERSITY


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武田 徹タケダ トオル

プロフィール

所属部署名農学部 バイオサイエンス学科 / 農学研究科
職名准教授
学位博士(農学)
専門植物栄養学
ジャンル医療・健康/薬と社会
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/812-takeda-tooru.html
ホームページURLhttp://nara-kindai.unv.jp/02gakka/interview-staff/ivs06-07.html
メールアドレス
Last Updated :2017/09/14

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

コメント

    植物の微量金属元素の代謝と機能解明に取り組んでいます。特に、抗癌活性や解毒作用を有する微量金属元素(セレンなど)を含む物質についてです。新規植物サプリメントの創成を目指しています。

学歴・経歴

学歴

  •  - 1991年, 近畿大学, 農学研究科, 農芸化学
  •  - 1989年, 近畿大学, 農学部, 食品栄養

研究活動情報

研究分野

  • 農芸化学, 植物栄養学・土壌学

研究キーワード

  • グルタチオン, テルル, 微量元素, 環境修復, 活性酸素種, セレン, レアアース

論文

  • Selenium is involved in the detoxification of methylglyoxal in Arabidopsis seedlings. , 武田 徹, Biomedical Research on Trace Elements, 27, 1, 125, 131,   2016年06月, 査読有り
  • Antioxidant responses of selenium- enriched broccoli sprout (Brassica oleracea) to paraquat exposure., 武田 徹、近藤 健、上田和典、飯田 彰, Biomedical Research on Trace Elements, 27, 1, 8, 14,   2016年04月, 査読有り
  • Post-translational activation of non-selenium glutathione peroxidase of Chlamydomonas reinhardtii by specific incorporation of selenium. , 武田 徹, Biochemistry and Biophysics Reports, 4, 39, 43,   2015年09月, 査読有り
  • Possible role of NAD-dependent glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase in growth promotion of Arabidopsis seedlings by low levels of selenium. , 武田 徹、福井由記, Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, 79, 10, 1579, 1586,   2015年05月, 査読有り
  • Comparison of three Chlamydomonas strains which show distinctive oxidative stress tolerance. , J. Biosci. Bioeng., 112, 462, 468,   2011年02月, 査読有り
  • Contribution of Arabidopsis homologs of L-gulono-1,4-lactone oxidase to the biosynthesis of ascorbic acid., Biosci.Biotech. Biochem., 74, 1494, 1497,   2010年06月, 査読有り
  • Hydroperoxide reduction by thioredoxin-specific glutathione peroxidase isoenzymes of Arabidopsis thaliana, 武田 徹, 薮田行哲, 重岡 成, 大阪府立大学生命環境科学部, 大阪府立大学生命環境科学部, FEBS J., 273, 5589, 5597,   2006年12月, 査読有り
    概要:シロイヌナズナに存在するグルタチオンペルオキシダーゼアイソザイムの組換えタンパク質を作出し、それらの酵素学的性質を調べた。その結果、何れもチオレドキシンを特異電気供与体とすることが判明した。
  • Glutathione peroxidase-like protein of Synechocystis PCC6803 confers tolerance to oxidative and environmental stresses in transgenic Arabidopsis., 武田 徹, 吉村和也, 山本貴史, 薮田行哲, 重岡 成, 大阪府立大学生命環境科学部, 関西電力株式会社, 大阪府立大学生命環境科学部, Physiol. Plant., 128, 251, 262,   2006年09月, 査読有り
    概要:ラン藻Synechocystis PCC6803のグルタチオンペルオキシダーゼ様タンパク質をコードする遺伝子(Gpx-1、2)を導入したシロイヌナズナは酸化的ストレスに耐性を示した。(英文)

講演・口頭発表等

  • ソルガムにおける亜テルル酸依存酸化的障害, 武田 徹、大津真太朗、高貝俊生、渡部翔太, 第28回日本微量元素学会,   2017年07月30日
  • ソルガムにおける亜テルル酸還元系, 高貝俊生、中條滉叡、渡部翔太、武田 徹, 第28回日本微量元素学会,   2017年07月30日
  • 光合成生物におけるセレンの生理機能の多様性, 武田 徹, 第28回日本微量元素学会,   2017年07月29日
  • 植物におけるセレン・テルルの生理的意義について, 武田 徹, 第3回セレン研究会,   2017年05月27日
  • セレン蓄積植物ブロッコリースプラウトにおける亜テルル酸還元系, 武田 徹、中馬康輔, 日本農芸化学会2017年度大会,   2017年03月
  • 植物のヒ素代謝におけるチオールおよびセレン化合物の役割, 川村眞子、武田 徹, 第15回近畿大学環境科学研究会,   2016年08月
  • 植物にとってレアアースは有効に機能するか? , 弓戸晃司、波多野慧悟、武田 徹, 第15回近畿大学環境科学研究会,   2016年08月
  • セレン非蓄積および蓄積植物のグルコシノレート代謝に及ぼすセレンの影響, 武田 徹, 第27回日本微量元素学会,   2016年07月
  • 植物におけるセレンの有用性はグルタチオン依存の系により発揮される, 武田 徹、田畑翔太郎, 第14回近畿大学環境科学研究会,   2015年08月
  • セレン蓄積植物における亜セレン酸および亜テルル酸の取り込みと代謝, 武田 徹、宇賀 司, 第26回日本微量元素学会,   2015年07月
  • セレン蓄積植物における亜テルル酸取り込みと代謝, 武田 徹、宇賀 司、田畑翔太郎、阪口利文, 日本農芸化学会2015年度大会,   2015年03月
  • 植物における16属元素セレンおよびテルルの代謝機構, 宇賀 司、武田 徹, 第13回近畿大学環境科学研究会,   2014年08月
  • セレン蓄積植物の細胞質における活性アルデヒド毒防御系, 武田 徹、伊藤 茜、関根康平、三宅さつき, 第12回近畿大学環境科学研究会,   2013年08月
  • 植物におけるメチルグリオキサール解毒系へのセレンの関与, 武田 徹、伊藤 茜、松井孝拓、関根康平、藤原知也, 第24回日本微量元素学会,   2013年06月
  • ブロッコリー実生におけるセレン化合物の酸化ストレス感受性に及ぼす影響, 武田 徹、藤原知也、関根康平, 日本農芸化学会2013年度大会,   2013年04月
  • シロイヌナズナへのセレン付与はメチルグリオキサール解毒系の活性化を導く, 武田 徹、三宅さつき、関根康平, 第11回近畿大学環境科学研究会,   2012年08月
  • セレン強化ブロッコリーの酸化ストレス感受性, 武田 徹、三宅さつき、北澤奈穂, 第23回日本微量元素学会,   2012年07月
  • メチルグリオキサール生成系および解毒系に及ぼすセレンの影響, 武田 徹、三宅さつき、北澤奈穂, 日本農芸化学会2012年度大会,   2012年03月
  • シロイヌナズナにおけるセレン化酵素の存在と生理機能, 武田 徹、福井由記、中水元樹、近藤 健, 近畿大学環境科学研究会,   2011年08月
  • カラミダイコン実生の抗酸化機能に及ぼすセレンの影響, 武田 徹, 微量元素学会第22回大会,   2011年07月, 微量元素学会第22回大会
    概要:ヒトや動物は必須微量元素のセレン(Se)を主に作物から摂取し、細胞内に取り込んだSeをグルタチオンペルオキシダーゼなどの重要な含セレンタンパク質の構成要素として利用する。一方、植物はSeを根から吸収し、セレンアミノ酸を合成するが、ヒトや動物のようにそれらを積極的に利用できない。しかし最近、Seによる重金属解毒作用や抗酸化作用など、植物におけるSeの積極的利用が示唆された。そこで本研究では、カラミダイコン実生の抗酸化機能に及ぼすSeの影響を、定常状態ならびに酸化ストレス条件下で検討した。播種後6日目のカラミダイコン実生におけるアスコルビン酸-グルタチオンサイクル関連酵素およびカタラーゼ活性に及ぼすSeの影響を調べたところ、グルタチオンレダクターゼ(GR)活性のみがSe付与植物で1.5倍上昇していたが、その他の酵素活性に有意な差は認められなかった。PQ処理後、コントロール植物において過酸化脂質およびスーパーオキシドラジカル(O2
  • セレンによるシロイヌナズナ細胞質型トリオースリン酸イソメラーゼの調節, 武田 徹, 農芸化学会2011年大会,   2011年03月, 農芸化学会2011年大会
    概要:セレン(Se)はヒトや動物にとって必須微量元素であるが、植物における生理機能の詳細は明らかになっていない。これまでに、我々はシロイヌナズナを微量のSeを含む培地で栽培すると、解糖系酵素のNAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼが活性化し、それに伴い、生育が増加傾向を示すことを明らかにしている。そこで今回、植物におけるSeの有効性を明らかにするために、細胞質型トリオースリン酸イソメラーゼ(TPI)の発現調節に及ぼすSeの影響について検討した。播種後9日から17日目まで、+Se(1 μMセレン酸ナトリウムを含むMS培地で生育) のTPI活性は-Se(通常のMS培地で生育)のそれに比べて有意に増加した。特異抗体を用いてTPIタンパク質の変動を調べたところ、-Seに比べて+SeのTPIタンパク質は14~37%増加していた。しかし、SeによるTPI mRNAの有意な増加は認められなかった。
  • 光合成生物におけるセレン化酵素の存在と生理的意義, 武田 徹, 日本微量元素学会,   2010年07月, 日本微量元素学会
    概要:緑藻Chlamydomonasをセレン存在下で培養すると、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)活性が新たに発現する。しかし、本酵素は動物GPXと異なり、活性中心にシステイン(Cys38)を有するセレン非依存GPXであった。Cys38をセリンに変換した変異酵素を大腸菌内で発現させたところ、変異酵素はGPX活性を示さなかった。また、シロイヌナズナを微量のセレンを含む培地で生育させると、細胞質型NAD依存グリセルアルデヒド-3リン酸デヒドロゲナーゼの活性中心に相当するシステイン残基にセレンが取り込まれ、活性化することが明らかになった。
  • Beneficial effects of selenium as a micronutrient in Arabidopsis seedlings, 武田 徹, セレン国際会議2010,   2010年06月, セレン国際会議2010
    概要:セレン非集積植物であるシロイヌナズナにおけるセレンの有用性について、解糖系酵素に及ぼす影響、ATP生成および呼吸活性に及ぼすセレン栄養の影響より解説した。(英文)
  • カラミダイコンの細胞質局在NAD依存グリセルアルデヒド-3リン酸デヒドロゲナーゼに及ぼすセレンの影響, 武田 徹, 村田朋久, 福井由記, 日本農芸化学会,   2010年03月, 日本農芸化学会
    概要:カラミダイコンの細胞質型NAD依存グリセルアルデヒド-3リン酸デヒドロゲナーゼの活性と細胞内セレン濃度、および実生新鮮重量との相関性について報告した。
  • NAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼのセレン酸塩による翻訳後チオール基修飾, 武田 徹, 福井由記, 村田朋久, 日本植物学会,   2009年09月, 日本植物学会
    概要:シロイヌナズナ細胞質局在NAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼに翻訳後セレンがグルタチオンを介して取り込まれることを、質量分析の手法を用いて明らかにした。
  • シロイヌナズナにおける微量セレン栄養の有効性, 武田 徹, 日本微量元素学会,   2009年07月, 日本微量元素学会
    概要:セレン(Se)はヒトや動物にとって必須微量元素であるが、植物における生理機能は不明である。最近、植物においても微量のSeが生長を促進する可能性が報告されたが、維管束植物にとってSeが生存のために必要であるという証明はなされていない。本研究では、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana cv. Columbia)実生を用いて、硫黄栄養との関連において、微量のセレン栄養が生育に及ぼす影響について検討した。また、微量セレン栄養が示した、細胞質局在のNADH依存グリセルアルデヒド-3リン酸デヒドロゲナーゼ(NADH-GAPDH)の活性化機構についても検討した。  シロイヌナズナを種々のセレン酸ナトリウムを含むMS培地に播種し、14~20日目の実生の新鮮重量および乾燥重量を測定した。その結果、0.5~5 ?Mセレン酸ナトリウムを含むMS培地で生育させた実生の新鮮重量および乾燥重量は、播種後16~19日目の間で明らかに増加傾向を示した。播種後17日目で比較したところ、1 ?Mセレン酸ナトリ
  • シロイヌナズナにおけるグルタチオンを介したNADH依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼへのセレンの取り込み, 武田 徹, 石川美穂, 浦恵利香, 日本農芸化学会,   2009年03月, 日本農芸化学会
    概要:シロイヌナズナの細胞質局在のNADH依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼタンパク質へのセレンの取り込みが、in vivoで生じていることを明らかにした。
  • Enhanced susceptibility of Arabidopsis glutathione peroxidase AtGPX3 and 6 deficient mutants to abiotic stress., 武田 徹, 平松 智, 薮田行哲, 重岡 成, 大阪府立大学生命環境科学部, 大阪府立大学生命環境科学部, 日本農芸化学会,   2007年03月, 日本農芸化学会
    概要:シロイヌナズナのグルタチオンペルオキシダーゼアイソザイム(GPX3、GPX6)を抑制させた変異株を作出し、それら変異株のストレス感受性が高まったことを明らかにした。
  • シロイヌナズナのNADH依存GAPDHに及ぼすセレンの影響, 武田 徹, 井上京子, 重岡 成, 日本農芸化学会,   2006年09月, 日本農芸化学会
    概要:シロイヌナズナの細胞質局在のNADH依存GAPDHはセレンを酵素タンパク質中に取り込み、その結果、活性化されることを明らかにした。
  • シロイヌナズナのNAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ活性に及ぼすセレンの影響, 武田 徹, 平沼沙織, 重岡 成, 日本農芸化学会,   2006年03月, 日本農芸化学会
    概要:シロイヌナズナを微量のセレン酸塩を含む培地で培養すると、細胞内にセレンを取り込み、解糖系酵素であるNAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼを活性化することを明らかにした。
  • Molecular characterization of glutathione peroxidase isozymes from Arabidopsis thaliana., 武田 徹, 中西一希, 村本 彩, 重岡 成, 大阪府立大学生命環境科学部, 大阪府立大学生命環境科学部, 日本農芸化学会,   2006年03月, 日本農芸化学会
    概要:シロイヌナズナのチオレドキシン特異的グルタチオンペルオキシダーゼの分子特性を分子生物学的および酵素化学的手法を用いて明らかにした。
  • 高等植物のグルタチオンペルオキシダーゼの分子特性 ~光合成生物のグルタチオンペルオキシダーゼの多様性~, 武田 徹, 日本農芸化学会(シンポジウム),   2006年03月, 日本農芸化学会(シンポジウム)
    概要:藻類を含めた光合成生物において見出されているグルタチオンペルオキシダーゼアイソザイムの発現調節機構、分子特性および生理的意義について考察した。
  • 環境ストレス耐性植物の作出と利用, 武田 徹, 水産学会(シンポジウム),   2005年06月, 水産学会(シンポジウム)
    概要:活性酸素消去系を強化した形質転換植物の作出と、それら形質転換植物のストレス感受性について述べるとともに、食糧増産への応用などについて展望した。
  • 好塩性クラミドモナスの活性酸素消去系の特性およびそれを利用した形質転換植物の作出, 武田 徹, 第40 回好塩微生物研究会(奈良),   2003年12月, 第40 回好塩微生物研究会(奈良)
    概要:好塩性クラミドモナス(Chlamydomonas W80)のグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)は高等植物で見出されているGPX 樣タンパク質と異なり、高度不飽和脂肪酸ヒドロペルオキシドを分解した。また、本酵素遺伝子を細胞質あるいは葉緑体に導入した形質転換タバコは、パラコートストレス、塩および低温ストレスなどの膜障害を伴うストレスに対して耐性を示した。
  • 淡水性および好塩性クラミドモナスにおけるグルタチオン酸化還元系の比較, 武田 徹, ユーグレナ研究会(大阪),   2003年11月, ユーグレナ研究会(大阪)
    概要:淡水性クラミドモナス(Chlmydomonas reinhardtii C9 : C. C9)および好塩性クラミドモナス(Chlamydomonas W80)におけるグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)を含めたグルタチオン酸化還元系のセレン(Se)応答を比較検討し、C. C9GPX に特異的なSe 取込機構を考察した。その結果、C. C9GPX のSe 依存性は、ATP sulfurylaseによるSe 取込機構の活性化と翻訳後のSe 取込に関するGSH が有効に関与することが示唆された。
  • 藻類におけるグルタチオンペルオキシダーゼのセレン依存性の違い, 武田 徹, 重岡 成, 日本栄養・食糧学会大会(福岡),   2003年05月, 日本栄養・食糧学会大会(福岡)
    概要:真核藻類のクラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii C9株、137c株、好塩性Chlamydomonas W80株)および原核ラン藻のSynechocystis PCC6803に存在するグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)のセレン依存性について検討した。Chlamydomonas reinhardtii C9株以外の藻類では、GPXタンパク質へのセレンの取込みと、それに伴う酵素活性の発現が認められなかった。
  • 水溶性ビタミンの食事摂取基準の妥当性の検討。X.ビタミンC, 村上 恵, 武田 徹, 重岡 成, 日本ビタミン学会第55回大会(島根),   2003年05月, 日本ビタミン学会第55回大会(島根)
    概要:被験者(男女共)には100mgのビタミンCを与えた。血漿中の総アスコルビン酸(AsA)量はHPLC.UV法により、尿中のAsA量はジニトロフェニルヒドラジン法により測定した。実験開始1日目の血漿中AsA量は男女とも、基準値39.7nmol/mL(0.70mg/dL)を下回っていたが、実験開始8日目には男女ともに基準値を上回った。すなわち、ビタミンCを毎日100mg摂取することにより、血漿中のAsA濃度は基準値に達することが明らかとなった。ビタミンC摂取量に対する尿中へのAsA排泄量の割合は、実験期間を通して男子で24~43%、女子で12~36%を推移した。尿中AsA排泄量は男女共に、9時から13時までが最も高いという日内変動を示した。従って、アスコルビン酸の尿中への排泄は投与(摂取時期?)に関係なく一定のリズムで行われていることが確認された。
  • 藻類グルタチオンペルオキシダーゼタンパク質へのセレンの関与, 武田 徹, 山本久美子, 重岡 成, 日本農芸化学会2003年度年会(東京),   2003年04月, 日本農芸化学会2003年度年会(東京)
    概要:緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhadtii C9)において明らかになったグルタチオンペルオキシダーゼタンパク質への翻訳後のセレン(Se)の取込みは、高等植物や他の真核および原核藻類では認められない特有の機構であることが判明した。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼタンパク質へのセレンの取込みによる活性発現, 武田 徹, 重岡 成, ユーグレナ研究会第18回研究集会(大阪),   2002年11月, ユーグレナ研究会第18回研究集会(大阪)
    概要:緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii)のグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)はセレン(Se)含有タンパク質であるが、タンパク質へのSeの取込み機構と活性発現の関係については不明瞭である。その詳細について検討したところ、SeはクラミドモナスGPXの38番目のCys残基にセレニルジグルタチオン(GSSeSG)存在下、特異的に取込まれ、それにより生成したセレノール基により活性が発現することが明らかになった。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼタンパク質へのセレンの取込みによる活性発現, 武田 徹, 重岡 成, 日本農芸化学会関西支部大会(奈良),   2002年10月, 日本農芸化学会関西支部大会(奈良)
    概要:緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii)のグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)はセレン(Se)含有タンパク質であるが、タンパク質へのSeの取込みは動物GPXの場合と異なり、翻訳後に取込まれることが推測された。その詳細について検討したところ、SeはクラミドモナスGPXの38番目のCys残基に特異的に取込まれること、また、その際還元型グルタチオンと亜セレン酸塩により非酵素的に生成するセレニルジグルタチオン(GSSeSG)が必須であることが明らかになった。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼへのセレンの取込み機構, 武田 徹, 重岡 成, 第56回日本栄養・食糧学会大会(札幌),   2002年07月, 第56回日本栄養・食糧学会大会(札幌)
    概要:微量元素のセレン(Se)は生体の健康保持・増進、疾病予防に重要な役割を担っている。その生理生化学的作用はグルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)を主とするSe含有タンパク質の機能に依存している。緑藻クラミドモナスは生育の際に培地中から細胞内へSeを取込み、さらに特有の機構でGPXタンパク質のCys残基のチオール基に置換され、GPX活性を発現することが明らかになった。
  • 藻類グルタチオンペルオキシダーゼタンパク質へのセレンの取込みによる活性発現, 武田 徹, 重岡 成, 第 8 回関西光合成研究会 (奈良),   2002年06月, 第 8 回関西光合成研究会 (奈良)
    概要:緑藻クラミドモナス (Chlamydomonas reinhardtii) で認められるセレン (Se) に依存したグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) 活性の発現について検討した。 GPX への Se の取込みと活性発現は、 ネイティブおよびリコンビナント酵素で認められた。 いずれの場合も、 Se は翻訳後 GPX タンパク質の 38 番目の Cys 残基に特異的に取込まれていた。 GPX 様タンパク質を有するラン藻 Synechocystis PCC6803 では、 この機構による Se の取込みは認められなかった。
  • セレンのグルタチオンペルオキシダーゼタンパク質への取り込みによる活性発現, 武田 徹, 辻本優子, 重岡 成, 日本植物生理学会 2002 年度年会および第 42 回シンポジウム (岡山),   2002年03月, 日本植物生理学会 2002 年度年会および第 42 回シンポジウム (岡山)
    概要:緑藻クラミドモナス (Chlamydomonas reinhardtii) のグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) へのセレン (Se) の翻訳後の取り込みによる活性発現について検討した。 GPX への Se の取込みは酵素反応によるものではなく、 亜セレン酸塩とグルタチオン存在下で生成するセレニルジグルタチオン (GSSeSG) を介して、 翻訳後、 38 番目の Cys 残基に特異的に取込まれることが推測された。 また、 それにより 38 番目の Cys 残基に生成した S SeH 基により酵素活性が発現することが明らかになった。
  • クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼは活性発現にセレンを必要とする, 武田 徹, ユーグレ研究会第 17 回研究集会 (奈良),   2001年11月, ユーグレ研究会第 17 回研究集会 (奈良)
    概要:緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) タンパク質への翻訳後の Se の取込みと、 それに伴う GPX 活性の発現について、 リコンビナント酵素を用いて検討した。 クラミドモナス GPX タンパク質への Se の取込みは酵素的にではなく非酵素的に生じていることが推測された。 また、 Se の取込みは 38 番目のシステイン残基にのみ認められ、 Se 取込み後生成したセレノール基 ( Se H) が活性発現に必要であることが明らかになった。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼの活性発現におけるセレンの取込み機構, 武田 徹, 宮尾和洋, 重岡 成, 日本農芸化学会 2001 年度関西・西日本・中四国合同大会 (岡山),   2001年10月, 日本農芸化学会 2001 年度関西・西日本・中四国合同大会 (岡山)
    概要:緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) タンパク質への翻訳後の Se の取込みと、 それに伴う GPX 活性の発現について検討した。 クラミドモナス GPX タンパク質への Se の取込みは非酵素的に生じていることが推測された。 また、 Se の取込みは 38 番目のシステイン残基にのみ認められ、 Se 取込み後生成したセレノール基 ( Se H) が活性発現に必要であることが明らかになった。
  • Chlamydomonas reinhardtii のグルタチオンペルオキシダーゼの活性中心はセレンを必要とする, 武田 徹, 12th International Congress on Photosynthesis (ブリスベン),   2001年08月, 12th International Congress on Photosynthesis (ブリスベン)
    概要:緑藻クラミドモナス (Chlamydomonas reinhardtii) においてセレン (Se) により活性が発現するグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) タンパク質への Se の取込み機構についてリコンビナント酵素、 システイン残基をセリン残基に変異したリコンビナント変異酵素を用いて検討した。 その結果、 Se は Chlamydomonas reinhardtii GPX タンパク質の活性中心と推測される 38 番目のシステイン残基に、 翻訳後特異的に取込まれることが推測された。
  • クラミドモナスにおけるカルビンサイクル構成酵素の光活性化の欠損および過酸化水素耐性の分子機構, 田茂井 政宏, 武田 徹, 深溝 慶, 重岡 成, 金星春夫 宮坂均, 日本農芸化学会関西支部第 420 回例会・ミニシンポジウム (大阪),   2001年07月, 日本農芸化学会関西支部第 420 回例会・ミニシンポジウム (大阪)
    概要:真核藻類のクラミドモナスよりグリセルアルデヒド 3 リン酸デヒドロゲナーゼとセドヘプツロース 1, 7 ビスホスファターゼ遺伝子の単離および立体構造の推定を行い、 それら酵素の光活性化の欠損および過酸化水素耐性の分子機構を考察した。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼの活性発現へのセレンの関与, 武田 徹, 宮尾和洋, 重岡 成, 第 55 回日本栄養・食糧学会大会 (京都),   2001年05月, 第 55 回日本栄養・食糧学会大会 (京都)
    概要:Chlamydomonas reinhardtii グルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) の活性発現における Se の関与を明らかにするために、 活性中心と推測される 38 番目の Cys 、 および 67 番目、 84 番目の Cys をそれぞれ Ser に変換した点突然変異リコンビナント酵素 (C38S、 C67S、 C84S) を作成した。 精製した C38S には Se は含まれず、 Se に依存した酵素活性も検出されなかった。 C67S および C84S にはコントロール (非変異酵素) と同様に Se 依存の GPX 活性が認められ、 カイネティクスも変化なかった。
  • 複合環境ストレス耐性/多収量植物の創製, 重岡 成, 宮川佳子, 武田 徹, 田茂井 政宏, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都),   2001年03月, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都)
    概要:日本農芸化学会 2001 年度大会シンポジウム 多重遺伝子導入と工業原料植物の創成 において、 最近の研究成果を中心に発表した。
  • 好塩性クラミドモナス W80 株のグルタチオンペルオキシダーゼの分子特性と生理的意義, 武田 徹, 米津彰人, 宮尾和洋, 重岡 成, 金星春夫 宮坂均一, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都),   2001年03月, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都)
    概要:好塩性クラミドモナス (Chlamydomonas W80: C. W80 株) のグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) の分子特性を検討するとともに、 本酵素の生理的意義について考察した。 C. W80 株 GPXcDNA から推測されるアミノ酸配列中には、 活性中心以外の動物 GPX に保存されている触媒反応に必須の部位 (63 FPCDQFG HQ 71、 125 WNF 127) が高度に保存されていた。 ネイティブおよびリコンビナント酵素のリノール酸ヒドロペルオキシド、 α およびγ リノレイン酸ヒドロペルオキシドに対する Km 値はそれぞれ 82μM、 91μM および 132μM であった。 C. W80 株 GPX を発現させた大腸菌は 5 % NaCl による塩ストレスおよび 0.2mM パラコートによる酸化的ストレスに対して有意に耐性を示した。
  • 緑藻クラミドモナスのグルタチオンペルオキシダーゼの活性発現機構におけるセレンの役割, 武田 徹, 田茂井 政宏, 重岡 成, 日本植物生理学会 2001 年度年会 (福岡),   2001年03月, 日本植物生理学会 2001 年度年会 (福岡)
    概要:緑藻 Chlamydomonas reinhardtii C9 (C. C9) のグルタチオンペルオキシダーゼ (GPX) の活性中心と予想される部位は Cys であるにも関わらず、 ネイティブおよびリコンビナント酵素において、 Se に依存した酵素活性の発現が認められた。 そこで今回、 点突然変異させたリコンビナント酵素を作成し、 C. C9 GPX の活性発現におけるセレンの役割について検討した。 活性中心と推測される 38 番目の Cys を Ser に変換した点突然変異リコンビナント酵素には Se に依存した酵素活性は認められなかった。 一方、 他の 2 つの Cys 残基を変異させたそれぞれのリコンビナント酵素には、 Se 依存の GPX 活性が認められた。 以上のことから、 C. C9 GPX の Se 依存の活性発現は 38 番目の Cys 残基に生成したセレノール基に依存することが推測された。

MISC

  • Values of water-soluble vitamins in blood and urine of Japanese young men and women consuming a semi-purified diet based on the Japanese dietary reference intakes., 武田 徹, 重岡 成, 村上 恵, School of Human Cultures, The University of Shiga Prefecture, School of Human Cultures, The University of Shiga Prefecture, School of Human Cultures, The University of Shiga Prefecture, School of Human Cultures, The University of Shiga Prefecture, School of Humanities for Environmental Policy and Technology, University of Hyogo, Byotai Seiri Laboratory, Division of Human Nutrition, The Incorporated Administrative Agency of Health and Nutrition, Graduate School of Life Science, Showa Women's University, Takeda Research Institute of Life Science and Preventive Medicine, Institute of Applied Biochemistry, Institute of Applied Biochemistry, Department of Health Science, Kochi Women's University, Department of Health Science, Kochi Women's University, Department of Laboratory Medicine, Ohashi Hospital, Toho University School of Medicine, Department of Laboratory Medicine, Ohashi Hospital, Toho University School of Medicine, J. Nutri. Sci. Vitaminol., 51, 319, 328,   2005年05月
    概要:成人女子と男子の水溶性ビタミンの所要量について、1週間の制限食および一定生活条件下で、血液中および尿中の各種水溶性ビタミンを測定することにより考察した。
  • Feedback inhibition of spinach L-galactose dehydrogenase by L-ascorbate., 武田 徹, 三枝尚洋, 薮田行哲, Madhusudhan, R, 元木隆志, 吉村和也, 重岡 成, 島根大学, Plant Cell Physiol., 45, 1271, 1279,   2004年09月
    概要:ホウレンソウのアスコルビン酸合成に関与するL-ガラクトースデヒドロゲナーゼは、アスコルビン酸によりフィードバック阻害を受けることを明らかにした。
  • アンティ・オキシダントの基礎と臨床―ビタミンC-, 重岡 成, 武田 徹, 村上恵, 栄養, 19, 305, 310,   2002年
  • クラミドモナスにおけるセレン誘導性グルタチオンペルオキシダーゼの精製と免疫学的性質, 275,623-627,   1991年
  • クラミドモナスにおける亜セレン酸によるグルタチオンペルオキシダーゼの誘導とその生理機能, 67,439-444,   1992年
  • クラミドモナスにおけるグルタチオンおよび酸素代謝に関与する酵素の存在, 66,1662-1663,   1992年
  • 緑藻の光合成に及ぼす過酸化水素の影響, 3,741-744,   1992年
  • クラミドモナスにおける過酸化水素消去機構, 257-262,   1993年
  • ユーグレナのオルガネラにおける過酸化水素の生成, 33, 6, 1297, 1299,   1993年
  • クラミドモナスにおけるグルタチオンレダクターゼの精製と性質, 139,2233-2238,   1993年
  • クラミドモナスにおけるセレン依存性グルタチオンペルオキシダーゼの誘導に及ぼす亜セレン酸,二酸化炭素および光の影響, 94,81-88,   1993年
  • 植物の過酸化水素代謝の比較生化学, 化学と生物, 31, 12, 775, 777,   1993年
  • 光合成生物における光・酸素毒防御系の分子機構-光・酸素毒耐性植物の創製は可能か-, 蛋白質 核酸 酵素, 43, 634, 648,   1998年
  • 植物バイオテクノロジー, 重岡 成, 武田 徹, 吉村和也, 宮川佳子, 薮田行哲,   2001年11月
    概要:高等植物や藻類の光・酸素毒に対する防御系の分子機構および劣悪な環境下 (強光、 乾燥、 塩など) でも生育可能な耐性植物、 光合成能の改善による生産性 (収量) の高い植物の作出に関する最近の成果について講義を行った。
  • 水溶性ビタミンCについて, 武田 徹, 村上 恵,   2002年07月
    概要:「日本人の水溶性ビタミン必要量に関する基礎的研究」 (水溶性ビタミン班)のプロジェクトの今年度3月の研究結果の報告を行った。
  • 環境ストレス(低温、光・酸素毒)耐性植物の分子育種 ~ 関連遺伝子の探索と活用 ~, 重岡 成, 吉村和也, 小川貴央, 田茂井 政宏, 武田 徹,   2002年09月
    概要:低温、乾燥などの種々のストレスに由来する光・酸素毒に対する耐性すなわち極限的な環境下でも生存できる耐性植物の開発を目指して、アクティベーションタギング法によるストレス耐性に関与する遺伝子の探索、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)様タンパク質の導入、現有および新規の耐乾燥/酸素毒に関与する遺伝子群による多重遺伝子導入の現状を報告した。
  • Beneficial effects of selenium as a micronutrient in Arabidopsis seedlings, 武田 徹, Selenium 2010, P095,   2010年06月
    概要:セレン非蓄積植物であるシロイヌナズナを微量のセレン(1 ?Mセレン酸ナトリウム)を含む培地で生育させると、播種後17日目までの実生の段階で、生育の有意な促進効果が認められた。この植物における解糖系酵素のNAD依存グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(NAD-GAPDH)の活性、ATP生成、および呼吸活性が有意に増加していた。セレン存在下で生育させた植物体より精製したNAD-GAPDHを質量分析したところ、活性中心に相当する155番目のシステイン残基にセレンが結合していることが明らかになった。

競争的資金

  • 日本学術振興会, 科学研究費 基盤研究(C), 環境浄化をめざした植物におけるセレン・テルルの代謝および集積機構の解明, 武田 徹
  • 藻類における活性酸素代謝

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 環境生物学, 近畿大学農学部バイオサイエンス学科
  • 細胞生物学, 近畿大学農学部バイオサイエンス学科
  • 植物生理学, 近畿大学農学部バイオサイエンス学科
  • 免疫化学, 近畿大学農学部バイオサイエンス学科, 水産学科, 応用生命化学科
  • 遺伝子工学, 近畿大学農学部食品栄養学科食品科学専攻
  • 分子生物学, 近畿大学農学部食品栄養学科食品科学専攻
  • 生命現象論, 近畿大学農学部