KINDAI UNIVERSITY


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田口 善智タグチ ヨシトモ

プロフィール

所属部署名生物理工学部 遺伝子工学科 / 生物理工学研究科
職名講師
学位博士(農学)
専門分子生物学
ジャンル医療・健康/がん治療
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/779-taguchi-yoshitomo.html
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Last Updated :2017/09/14

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

コメント

    細胞がもつポンプのような機能をもつタンパク質(トランスポーター)の機能を解析しています。がん細胞に複数の抗がん剤に対する耐性(多剤耐性)を付与するトランスポーター等を研究対象としています。

学歴・経歴

学歴

  •  - 1997年, 京都大学, 農学研究科, 農芸化学
  •  - 1992年, 京都大学, 農学部, 農芸化学科

経歴

  •   1997年,  - 1998年, 日本学術振興会 研究員(リサーチアソシエイト)
  •   1998年,  - 2003年, 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科 助手
  •   2003年, - 近畿大学生物理工学部遺伝子工学科 講師

研究活動情報

研究分野

  • 生物科学, 分子生物学
  • 農芸化学, 応用生物化学

研究キーワード

  • 分子生物学, 応用微生物学・応用生物化学

論文

  • ウシα-TTPのクローニングおよびその発現解析, 田口 善智、小松(田中)真理、廣瀬孝江、佐伯和弘, Annual Research & Review in Biology, 12, 5, 1, 7,   2017年05月, 査読有り
  • 黒毛和種肥育牛の枝肉形質バイオマーカーの探索 Ⅲ:腎周囲白色脂肪組織プロテオーム解析結果に基づく肥育終了時の枝肉形質を推定するバイオマーカー候補タンパク質の同定, 池上 春香, 永井 宏平, 松橋 珠子, 小林 直彦, 武本 淳史, 吉廣 卓哉, 井上 悦子, 樋口 智香, 守田昂太郞, 内堀 翔, 天野 朋子, 田口 善智, 加藤 博己, 入谷 明, 松本 和也, 日本畜産学会報, 86, 141, 152,   2015年05月, 査読有り
  • 黒毛和種肥育牛の枝肉形質バイオマーカーの探索 II:個体の性差と種雄牛の遺伝的背景が白色脂肪組織のタンパク質発現に及ぼす影響, 池上 春香, 小林 直彦, 松橋 珠子, 武本 淳史, 吉廣 卓哉, 井上 悦子, 加藤 里恵, 加藤 博己, 田口 善智, 天野 朋子, 森本 康一, 中川 優, 入谷 明, 松本 和也, 日本畜産学会報, 83, 281, 290,   2012年08月, 査読有り
  • Application of laser-assisted zona drilling to in vitro fertilization of cryopreserved mouse oocytes with spermatozoa from a subfertile transgenic mouse, 安齋 政幸, 入谷 明, 三谷 匡, 加藤 博己, 松本 和也, 田口 善智, 西脇恵, 野老美紀子, 申 承旭, 中潟直己, 金子武人, 柳 美穂, 中島竜之, Journal of Reproduction and Development, 52, 5, 601, 606,   2006年10月
  • Functional expression of a delta 12 fatty acid desaturase gene from spinach in transgenic pigs「共著」, SAEKI K, MATSUMOTO K, KINOSHITA M, SUZUKI I, TASAKA Y, KANO K, TAGUCHI Y, MIKAMI K, HIRABAYASHI M, Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 101, 17, 6361, 6366,   2004年
  • Functional analysis of MRP1 cloned from bovine 「共著」, FEBS Letters, 521, 211-213,   2002年
  • Non-equivalent cooperation between the two nucleotide-binding folds of P-glycoprotein. 「(共著)」 , Biochimica et Biophysica Acta, 1373, 131, 136,   1998年
  • How dose P-glycoprotein recognize its substrate? 「共著」 , Seminars in Cancer Biology, 8, 151, 159,   1997年
  • Anti-cancer drugs and glutathione stimulate vanadate-induced trapping of nudeotide in multidrug resistance-associated protein(MRP)「共著」 , TAGUCHI Y, YOSHIDA A, TAKADA Y, KOMANO T, UEDA K, FEBS Letters, 401, 1, 11, 14,   1997年
  • Amio acid substitution in the first transmembrane domain(TM1)of P-glycoprotein that alter substrate specificity「共著」 , TAGUCHI Y, MORISHIMA M, KOMANO T, UEDA K, FEBS Letters, 413, 1, 142, 146,   1997年
  • Alteration of substrate specifcity by mutations at the His61 position in predicted transmembrane domain 1 of human MDR1/P-glycoprotein「共著」 , TAGUCHI Y, KINO K, MORISHIMA M, KOMANO T, KANE S E, UEDA K, Biochemistry, 36, 29, 8883, 8889,   1997年
  • Aureobasidin A, an antifungal cyclic depsipeptide antibiotic, is a substrate for both human MDR1 and MDR2/P-glycoproteins, Ueda, K., Taguchi, Y., Yamada, K., Kino, K., Komano, T., Proceedings of the American Association for Cancer Research Annual Meeting (Washington D.C., USA), 37, 327,   1996年04月, 査読有り
  • A dnaA box functionally substitute for the priming signals in the ┣DBoriV(/)-┫DB of the broad host-range plasmid RSF1010「共著」 FEBS Letters (Academic Journal,1996) 388/,169-172, TAGUCHI Y, TANAKA K, HONDA Y, MIAO D‐M, SAKAI H, KOMANO T, BAGDASARIAN M, FEBS Letters, 388, 2/3, 169, 172,   1996年
  • Aureobasidin A, an antifungal cyclic depsipeptide antibiotic, is a substrate for both MDR1 and MDR2/P-glycoprotein「共著」 , KINO K, TAGUCHI Y, YAMADA K, KOMANO T, UEDA K, FEBS Letters, 399, 1/2, 29, 32,   1996年
  • Functional features of ┣DBorivV(/)-┫DB of the broad host range plasmid RSF1010 in ┣DBPseudomonas(/)-┫DB ┣DBaeruginosa(/)-┫DB「共著」 , HIGASHI A, SAKAI H, HONDA Y, TANAKA K, MIAO D‐M, NAKAMURA T, TAGUCHI Y, KOMANO T, BAGDASARIAN M, PLASMID, 31, 2, 196, 200,   1994年
  • Functional difference between the two oppositely oriented priming signals essential for the initiation of the broad host-range plasmid RSF1010 DNA replication「共著」 , TANAKA K, KINO K, TAGUCHI Y, MIAO D‐M, HONDA Y, SAKAI H, KOMANO T, BAGDASARIAN M, Nucleic Acids Reseach, 22, 5, 767, 772,   1994年
  • Mutational analysis of specific priming signal essential for DNA replication of the broad host-range plasmid RSF1010「共著」 , HONDA Y, AKIOKA T, TAKEBE S, TANAKA K, MIAO D, HIGASHI A, NAKAMURA T, TAGUCHI Y, BAGDASARIAN M, FEBS Letters, 324, 1, 67, 70,   1993年
  • A base-paired hairpin structure essential for the functional priming signal for DNA replication of the broad host range plasmid RSF1010「共著」 , MIAO D‐M, HONDA Y, TANAKA K, HIGASHI A, NAKAMURA T, TAGUCHI Y, SAKAI H, KOMANO T, BAGDASARIAN M, Nucleic Acids Reseach, 21, 21, 4900, 4903,   1993年

書籍等出版物

  • How do P-glycoprotein and other ABC proteins recognize their substrates? (共著) , 「Control and diseases of sodium dependent transport Proteins and ion channels」Elsevier Science B.V.,   2000年
  • Multidurg resistance in cancer cells. (分担題名 : Role of P-glycoprotein in the transport of hormones and peptides. )「共著」 , John Wiley & Sons Ltd.,   1996年

講演・口頭発表等

  • アミノ酸変異導入による脂質トランスポーターABCA1とその機能調節タンパク質間の相互作用の解析, 梶 友里恵、藤林 果奈、谷口 詩保、佐伯 和弘、田口 善智, 第12回トランスポーター研究会,   2017年07月
  • 脂質輸送タンパク質ABCA1とその機能調節タンパク質間の相互作用機構の解析, 梶 友里恵、藤林 果奈、佐伯 和弘、田口 善智, 日本農芸化学会2017年度大会,   2017年03月
  • マウスES細胞において抗がん剤排出タンパク質BCRP1(ABCG2)と相互作用するタンパク質の探索, 岡迫 知弘、青木 隆之介、梶 友里恵、西垣内 佑香、桑山 萌、坂手 祐貴、甲田 美樹、有田 奈央、吉田 誠希、松井 豪志、奥田 宗広、佐伯 和弘、三谷 匡、田口 善智, 日本農芸化学会2017年度大会,   2017年03月
  • ortholog間のキメラを利用した抗ガン剤輸送タンパク質 MRP1(ABCC1)の膜貫通領域(TMD0,2)の機能解析, 梶 友里恵、杉浦 晶、戸木星菜、徳原 舞、南 美幸、磯脇 惠、佐伯和弘、田口 善智, 第89回日本生化学会大会,   2016年09月
  • ヒト-ウシ間のキメラを利用した 抗ガン剤輸送タンパク質MRP1(ABCC1)の基質認識部位の探索, 田口 善智、戸木 星菜、徳原 舞、梶 友里恵、南 美幸、磯脇 惠、佐伯 和弘, 日本農芸化学会2016年度大会,   2016年03月
  • 脂質輸送に関与するABCタンパク質とビタミンE結合タンパク質α-TTPの機能的相互作用, 田口善智、名越三千宏、田中真理、廣瀬孝江、小松圭介、永野雄大、小川竜平、岸 加奈子、白田達郎、佐伯和弘, 第5回FEBS (欧州生化学連合) Special Meeting 「ABCタンパク質:ガンの多剤耐性から遺伝病まで」,   2014年03月
  • ビタミンE結合タンパク質と脂質を輸送するABCタンパク質の共同機能の態様の検討, 名越三千宏、田中真理、永野雄大、小松圭介、田口善智、佐伯和弘, 第36回日本分子生物学会年会,   2013年12月
  • 脂溶性ビタミン結合タンパク質α-TTPと脂質を輸送するABCタンパク質が共同機能する可能性の検討, 田口善智.永野雄大、田中真理 、小松圭介、名越三千宏、佐伯和弘, 日本農芸化学会2013年度大会,   2013年03月
  • リン脂質結合タンパク質AnnexinA5の2つのアイソフォームの機能の差違に関する検討, 横山奈央子、磯脇恵、八野充子、武本淳史、池上春香、松本和也、田口善智, 日本農芸化学会2013年度大会,   2013年03月
  • Transcriptional regulation of Bcrp1 mRNA isoform A in mouse ES cells, 平野大起、本田瑞季、恵本哲矢、川口翔、中家雅隆、藤原洋子、湯野素啓、田口善智、細井美彦、三谷匡, 第35回日本分子生物学会年会,   2012年12月
  • Analysis for the differences between the two isoforms of Ca2+-dependent phoshatidylserine-binding protein annexinA5., 横山奈央子、八野充子、瀧本大毅、藤垣翔太、武本淳史、池上春香、田口善智、松本和也, 第35回日本分子生物学会年会,   2012年12月
  • ビタミンE結合タンパク質α-TTPが脂質を輸送するABCタンパク質と共同して機能する可能性の検討, 田中真理,廣瀬孝江,小松圭介、小川竜平、岸加奈子,自田達郎,田口善智,佐伯和弘, 第7回トランスポーター研究会年会,   2012年06月
  • Ca2+依存性ホスファチジルセリン結合タンパク質AnnexinA5のアイソフォームの機能解析, 横山奈央子、八野充子、武本淳史、池上春香、松本和也、田口善智, 日本農芸化学会2012年度大会,   2012年03月
  • Mutations of the amino acid residues which are different between two isoforms of bovine Annexin A5, 横山奈央子、八野充子、武本淳史、池上春香、田口善智、松本和也, 第34回日本分子生物学会年会,   2011年12月
  • Transcriptional regulation of Bcrp1 mRNA splice-variants in mouse embryonic stem cells, 平野大起、川村紘子、西村友位、佐伯慧太、安齋政幸、加藤博己、田口善智、細井美彦、入谷明、三谷匡, 第34回日本分子生物学会年会,   2011年12月
  • Expressional and functional analysis of bovine α-tocopherol transfer protein (α-TTP), 田中真理、廣瀬孝江、岸加奈子、白田達郎、田口善智、佐伯和弘, 第34回日本分子生物学会年会,   2011年12月
  • ビタミンE結合タンパク質α-TTPの発現および機能の解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2011年度大会,   2011年03月, 日本農芸化学会2011年度大会
    概要:α-tocopherol transfer protein(α-TTP)は、ビタミンEの一つであるα-tocopherol(α-toc)に特異的に結合する細胞質局在タンパク質である。ヒト、マウス、ラットでは、α-TTPは肝臓で最も強く発現して、食餌中より摂取されたビタミンEからα-tocを選抜し、体中に循環させることに機能する。本研究では、動物におけるビタミンEの供給源となる植物を主食とする草食動物のウシよりα-TTPのcDNAを単離し、その発現部位について検討を行った。また、α-TTPをHEK293細胞に発現させ、その機能の検討を行った。
  • 有害物質排出タンパク質MRP1(ABCC1)の基質特異性に影響を与える部位の解析, 田口 善智, 日本農芸化学会 関西支部例会(第449回講演会),   2011年, 日本農芸化学会 関西支部例会(第449回講演会)
    概要:ウシより新規に単離されたMRP1とヒトのMRP1とのアミノ酸レベルでの同一性は91%あるのにもかかわらず、両者の基質特異性は大きく異なることが明らかにされている。このようなウシMRP1とヒトMRP1の基質特異性の違いは、両者のアミノ酸の違いによって引き起こされると予想される。そこで、ウシMRP1のヒトMRP1とアミノ酸の種類が異なる部位に変異を導入することで数種類の変異型ウシMRP1cDNAを作製した。この変異型ウシMRP1cDNAをCMV(Cytomegalovirus)プロモーターの下流に連結し、さらにその下流にIRES(internal ribosome entry site)とG418耐性遺伝子を連結して、MRP1とG418耐性遺伝子をbicistronicに培養細胞内で発現するためのベクターを構築した。このように構築した発現ベクターをヒト由来の培養細胞へ導入し、変異型ウシMRP1発現細胞を得た。得られた変異型ウシMRP1発現細胞と、野生型ウシMRP1発現細胞の抗ガン剤に対する耐性度を測定、比較することを通じ、変異したアミノ酸がMRP1の基質認識
  • MRP1(ABCC1)のN末端側領域(MSD0、L0)における基質認識に関与するアミノ酸の同定, 田口 善智, 第3回トランスポーター研究会年会,   2011年, 第3回トランスポーター研究会年会
    概要:MRP1(ABCC1)は、17個の膜貫通へリックスと2個のATP結合ドメインをもつ膜タンパク質である。MRP1は、ガン細胞の細胞膜に発現すると、様々な抗ガン剤を細胞内から外へ排出することにより、細胞を複数の抗ガン剤に対して耐性化する。このタンパク質の大きな特徴は、様々な抗ガン剤をはじめ、重金属等の多様な物質を基質として認識して細胞内から外へ輸送できることである。しかし、MRP1による多様な基質の認識・輸送機構は明らかにされていない。我々は、ウシとヒトのMRP1のアミノ酸配列、及び基質特異性の違いを利用して、MRP1の基質の認識や輸送に関与するアミノ酸部位を同定しようと試みた。
  • マウス胚性幹細胞におけるABCトランスポーター・Bcrp1 mRNAアイソフォームAの転写調節領域の解析, 平野 大起, 三谷 匡, 安齋 政幸, 加藤 博己, 田口 善智, 細井 美彦, 入谷 明, 川村 紘子, 西村 友位, 佐伯 慧太, 第33回日本分子生物学会年会,   2010年12月, 第33回日本分子生物学会年会
    概要:マウス胚性幹細胞におけるABCトランスポーター・Bcrp1 mRNAアイソフォームAの転写調節領域の解析
  • ビタミンE結合タンパク質α-TTPのウシからの遺伝子クローニングとその機能の検討, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本分子生物学会,   2010年12月, 日本分子生物学会
    概要:ウシ肝臓よりα-TTPの全長のcDNAを単離した。単離したcDNAの塩基配列から、ウシα-TTPは282アミノ酸から構成されると予想された。ウシのα-TTPはラット、マウス、ヒトのα-TTPとアミノ酸レベルでそれぞれ83%、83%、88%の同一性を有していることがわかった。ウシにおけるα-TTPの組織ごとの発現量を検討した結果、マウスとは異なり、肝臓以外の組織においてもα-TTPが相当量発現していることが明らかになった。またウシでは、肝臓におけるα-tocopherolの蓄積量が、他の組織と比較して特異的に多くないことを示唆する結果を得た。以上の結果から、ウシにおけるα-TTPの機能は、マウスやヒトとは異なることが示唆された。
  • 抗ガン剤輸送タンパク質ABCC1(MRP1)のN末端側領域に存在するアミノ酸部位が基質輸送に関与する可能性の検討, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
    概要:これまでに我々は、抗がん剤輸送タンパク質ABCC1 (MRP1)のN末端側領域に含まれるウシ由来ABCC1の98番目のMet(Met98)をArgに、または309番目のArg(Arg309)をTrpに置換すると、基質特異性が大きく変化することを明らかにしてきた。そこで、これらの部位がABCC1の基質輸送にどのように関与するのかを検討するために、それぞれ部位を、側鎖の電荷の異なる他のアミノ酸に置換した変異体の活性を調べた。その結果、ウシABCC1のMet98をAspやLysに置換した変異体、およびArg309を、GluやPheに置換した変異体は、野生型とほぼ同様の耐性度のパターンを示した。以上の結果より、これらの部位におけるABCC1と基質との相互作用には、アミノ酸の側鎖の電荷よりも、側鎖の形状が重要であることが示唆された。
  • 抗がん剤輸送タンパク質MRP1 (ABCC1)のTMD0ドメインは基質特異性の決定に関与する, 田口 善智, 佐伯 和弘, 3rd FEBS Special Meeting “ATP-Binding Cassette Proteins" (ABC2010),   2010年03月, 3rd FEBS Special Meeting “ATP-Binding Cassette Proteins" (ABC2010)
  • ウシ由来の有害物質輸送タンパク質ABCC1(MRP1)のN末端領域に存在するMet98, Arg309の機能解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 第32回日本分子生物学会年会,   2009年12月, 第32回日本分子生物学会年会
    概要:ABCC1は、17個の膜貫通へリックスと2個のATP結合ドメインをもつ膜タンパク質である。ABCC1は、ガン細胞の細胞膜に発現すると、様々な抗ガン剤を細胞内から外へ排出することにより、細胞を複数の抗ガン剤に対して耐性化する。このタンパク質の大きな特徴は、様々な抗ガン剤をはじめ、重金属等の多様な有害物質を基質として認識して細胞内から外へ輸送できることである。しかし、ABCC1による多様な基質の認識・輸送機構は明らかにされていない。我々は、ウシとヒトのABCC1のアミノ酸配列、及び基質特異性の違いを利用して、ABCC1の基質の認識や輸送に関与するアミノ酸部位を同定しようと試みた。
  • マウスES細胞の未分化維持機構においてABCトランスポーターBcrp1が与える影響, 川村 紘子, 三谷 匡, 田口 善智, 安齋 政幸, 加藤 博己, 細井 美彦, 入谷 明, 川合 智子, 第102回日本繁殖生物学会大会,   2009年09月, 第102回日本繁殖生物学会大会
    概要:マウスES細胞の未分化維持機構においてABCトランスポーターBcrp1が与える影響について解析した。
  • ビタミンE結合タンパク質α-TTPのウシにおける発現および機能の検討, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2009年度大会,   2009年03月, 日本農芸化学会2009年度大会
    概要:ウシα-TTP mRNAは肝臓で強く発現している一方で、肺においても発現していることがわかった。ウシ肝臓より、ウシα-TTP cDNA(2740bp)を単離した。ウシα-TTPは282アミノ酸から構成され、ラット、ヒト、マウスのα-TTPとそれぞれ83%、88%、83%の同一性を有していた。
  • 抗がん剤輸送タンパク質ABCC1(MRP1)のMSD0が基質輸送に関与する可能性の検討, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2009年度大会,   2009年03月, 日本農芸化学会2009年度大会
    概要:MRP1(ABCC1)は、ATPの加水分解のエネルギー利用して抗がん剤等の有害物質を細胞内から外へ輸送するトランスポータータンパク質である。ウシ、およびヒトMRP1の機能とアミノ酸配列の差異を利用して、MRP1の基質認識に関与するアミノ酸を同定しようと試みた。その結果、ウシMRP1のN末端側に存在する膜貫通ドメイン(MSD0)に存在する98番目のMetをArg、またはLysに置換すると、MRP1のドキソルビシンに対する耐性度が特異的に上昇することがわかった。また、MSD0に続く細胞内ループドメイン(L0)に存在する309番目のArgをTrpに置換した場合も、ドキソルビシンに対する耐性度が上昇することが判明した。
  • マウスES細胞分化誘導過程におけるにABCトランスポーター Bcrp1 アイソフォームの発現様式およびRNAiによるアイソフォームAノックダウンES細胞樹立の試み, 川村 紘子, 三谷 匡, 田口 善智, 安齋 政幸, 加藤 博己, 細井 美彦, 入谷 明, 網本 直記, 第31回日本分子生物学会年会,   2008年12月, 第31回日本分子生物学会年会
    概要:マウスES細胞分化誘導過程におけるにABCトランスポーター Bcrp1 アイソフォームの発現様式およびRNAiによるアイソフォームAノックダウンES細胞樹立について試みた。
  • 抗ガン剤輸送タンパク質ABCC1(MRP1)のMSD0およびL0ドメインにおけるアミノ酸変異体の機能解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 第31回日本分子生物学会年会,   2008年12月, 第31回日本分子生物学会年会
  • マウスES細胞の分化誘導過程におけるにABCトランスポーター Bcrp1 アイソフォームの発現様式, 川村 紘子, 三谷 匡, 田口 善智, 安齋 政幸, 加藤 博己, 細井 美彦, 入谷 明, 網本 直記, 第26回日本受精着床学会総会,   2008年08月, 第26回日本受精着床学会総会
    概要:マウスES細胞の分化誘導過程におけるにABCトランスポーター Bcrp1 アイソフォームの発現様式について解析した。
  • 抗ガン剤排出タンパク質MRP1のN末端側領域における機能ドメインの解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2008年度大会,   2008年03月, 日本農芸化学会2008年度大会
  • 動物種差を利用したMRP1(ABCC1)の輸送機構に関与するアミノ酸の同定, 田口 善智, 佐伯 和弘, 第30回日本分子生物学会年会,   2007年12月, 第30回日本分子生物学会年会
  • 有害物質排出タンパク質MRP1の変異導入による機能ドメインの解析, 田口 善智, 山本茂隆, 篠田 桂, 道下真介, 山下竜太, 佐伯 和弘, 日本分子生物学会2006フォーラム,   2006年12月, 日本分子生物学会2006フォーラム
    概要:ウシMRP1cDNAに部位特異的変異を導入した5種類の変異体のcDNAを作製し、ヒト培養細胞KB3-1およびHEK293に導入、発現させた。変異体発現細胞の数種類の薬剤に対する耐性度を調べた。その結果、ドキソルビシンおよびVP16に対して耐性度の変化した変異体があることがわかった。
  • 抗がん剤生産微生物からの新規ABCタンパク質遺伝子群の単離とその機能解析, 田口 善智, 橋田恵介, 島本康介, 向井公朗, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会大会2006年度大会,   2006年03月, 日本農芸化学会大会2006年度大会
    概要:抗がん剤を生産する放線菌のゲノムDNA上より新規のABCタンパク質を含む約9kbpの断片を単離し、その全長の塩基配列を決定した結果、単離した断片上には、6つのORFが存在すると推定された。そのうちの4つは、ABCタンパク質に特有のATP結合ドメインサブユニットを含む、何らかの物質輸送タンパク質複合体を形成していると予測されました。また、残りの2つのORFは、細菌や植物において細胞内シグナル伝達を行っているtwo-component systemを構成するタンパク質をコードしていると推定された。
  • 抗癌剤排出タンパク質MRP1の動物種差を利用した機能解析, 田口 善智, 道下真介, 篠田 桂, 佐伯 和弘, 日本農芸化学会2006年度大会,   2006年03月, 日本農芸化学会2006年度大会
    概要:ウシより単離したMRP1の基質特異性を調べたところ、ウシMRP1とヒトMRP1は、アミノ酸レベルでの同一性が約90%もあるにもかかわらず、両者の基質特異性は明確に異なることがわかった。この結果は、ウシMRP1とヒトMRP1との間で異なっている全体の10%ほどアミノ酸のいずれかが、MRP1による基質の認識および輸送に直接関与しているアミノ酸であることを示唆している。そこで、両者の間で異なっているアミノ酸を分子生物学的手法によって別のアミノ酸に改変した変異MRP1を作製し、その変異体の基質特異性などの活性を調べた。
  • ホウレンソウ由来Δ12脂肪酸不飽和化酵素遺伝子導入マウスにおけるプロテオーム解析, 松本 和也, 天野 朋子, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 田口 善智, 安齋 政幸, 加藤 博己, 三谷 匡, 新海雄介, 鈴木石根 村田紀夫, 第28回日本分子生物学会,   2005年12月, 第28回日本分子生物学会
  • 有害物質排出タンパク質MRP1の機能ドメインの解析, 田口 善智, 篠田 桂, 道下真介, 佐伯 和弘, 第28回日本分子生物学会年会,   2005年12月, 第28回日本分子生物学会年会
    概要:ウシMRP1cDNAに部位特異的変異を導入し、4種類の変異体のcDNAを作製した 。これらの変異体および野生型のウシMRP1をヒト培養細胞KB3-1に導入し、G418で選抜して得られた細胞について、4種類の薬剤に対する耐性度を調べた。その結果、ウシMRP1の1088番目の変異体が導入された細胞では、耐性度のパターンが変化していることがわかった。
  • 抗ガン剤を生産する微生物からの新規ABCタンパク質遺伝子の単離, 田口 善智, 島本康介, 佐伯 和弘, 第28回日本分子生物学会,   2005年12月, 第28回日本分子生物学会
    概要:抗がん剤アクチノマイシンDを産生する放線菌ゲノムDNAより、新規のABCタンパク質をコードすると予想される遺伝子の部分断片を単離した 。単離した遺伝子断片のうちの1種類には、4つのORFが存在すると推定された。4つのORFは、ATP結合領域のみからなるABCタンパク質、2つの膜結合タンパク質、輸送基質結合タンパク質をそれぞれコードしていると推定された。
  • ビタミンEの代謝に関わる遺伝子の単離と機能解析, 田口 善智, 白田達郎, 森 英彰, 岸 加奈子, 佐伯 和弘, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005,   2005年08月, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005
    概要:RT‐PCR法によって、マウスの肝臓からビタミンEの代謝に関与すると予測されるタンパク質をコードするcDNAを得た。この遺伝子の機能解析を培養細胞を用いて行った。
  • 抗がん剤排出タンパク質MRP1の変異導入による機能ドメインの解析, 田口 善智, 篠田 桂, 道下真介, 水谷有希, 佐伯 和弘, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005,   2005年08月, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005
    概要:ウシMRP1cDNAに部位特異的変異を導入し、4種類の変異体のcDNAを作製した 。これらの変異体および野生型のウシMRP1をヒト培養細胞KB3-1に導入し、G418で選抜して得られた細胞について、4種類の薬剤に対する耐性度を調べた。
  • 抗ガン剤産生微生物からの新規ABCタンパク質遺伝子の単離, 田口 善智, 島本康介, 須波一樹, 中尾理恵子, 橋田恵介, 向井公朗, 佐伯 和弘, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005,   2005年08月, 連携大学院・近畿大学21世紀COEプログラム合同第1回サマーセミナー2005
    概要:放線菌Stretomyces sp. NRRL11395は、抗がん剤アクチノマイシンDを生産する能力をもつ微生物である。 この微生物は、細胞内で生産した転写阻害活性をもつ抗がん剤アクチノマイシンDをそのまま細胞内に蓄積すると自身を害するので、それを細胞外に輸送する機構を有すると予想される。この放線菌より、自らの生産するアクチノマイシンDを細胞外へ排出するのに関わるP-糖タンパク質に類似のABCタンパク質遺伝子の単離を行った。
  • 抗がん剤を生産する放線菌からの新規ABCタンパク質遺伝子断片の単離, 田口 善智, 島本康介, 須波一樹, 中尾理恵子, 篠田 桂, 佐伯 和弘, 近畿大学先端技術総合研究所公開シンポジウム,   2005年06月, 近畿大学先端技術総合研究所公開シンポジウム
    概要:抗がん剤アクチノマイシンDを産生する放線菌Streptomyces sp. NRRL11395のゲノムDNAより、新規のABCタンパク質をコードすると予想される遺伝子の部分断片を2種類を単離した
  • 植物由来Δ12脂肪酸不飽和化酵素遺伝子導入マウスにおける網羅的遺伝子発現解析, 松本 和也, 天野 朋子, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 田口 善智, 安齋 政幸, 加藤 博己, 三谷 匡, 第27回日本分子生物学会,   2004年12月, 第27回日本分子生物学会
    概要:脂肪酸不飽和化酵素FAD2を過剰発現するトランスジェニックマウスの表現型に対する遺伝子相互作用の解明を目的として、マイクロアレイを用いた網羅的遺伝子発現解析を行なった。
  • 有害物質排出タンパク質MRP1の機能ドメインの解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 平成16年度近畿大学先端技術総合研究所公開シンポジウム,   2004年10月, 平成16年度近畿大学先端技術総合研究所公開シンポジウム
    概要:このタンパク質は細胞膜に局在する膜タンパク質であり、構造に類似性のない様々な種類の抗がん剤を、細胞内から外へ排出することによって、がん細胞を多剤耐性化する。MRP1タンパク質の基質認識に関与するドメインを決定することを通じ、MRP1の基質認識および輸送機構を明らかにしようと考えた。
  • 植物由来脂肪酸不飽和化酵素を発現させたトランスジェニックマウスにおける遺伝子挿入部位の解析, 松本 和也, 天野 朋子, 田口 善智, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 安齋 政幸, 加藤 博己, 三谷 匡, 第97回日本繁殖生物学会,   2004年09月, 第97回日本繁殖生物学会
    概要:トランスジェニックマウスにおける導入遺伝子の染色体上挿入位置を、Inverse PCRを用いて同定した。
  • Functional analysis of xenobiotics transporter MRP1, 田口 善智, 佐伯 和弘, 近畿大学21世紀COEプログラム「食資源動物分子工学研究拠点」第4回国際シンポジウム,   2004年09月, 近畿大学21世紀COEプログラム「食資源動物分子工学研究拠点」第4回国際シンポジウム
    概要:Multidrug resistance protein 1 (MRP1), a member of the ATP-binding cassette (ABC) family of membrane transport proteins, functions as an energy-dependent efflux pump that extrudes many kinds of xenobiotics out of cells. In order to identify the domains involving recognition and transport of substrates of MRP1, we replace several non-conserved amino acids in bovine MRP1 by corresponding ones of the human ortholog by site-directed mutagenesis, and examine whether the amino acid substitutions alter the substrate specificity of bovine MRP1.
  • ダチョウ成長ホルモン遺伝子の構造解析, 田口 善智, 白井千寿子, 宮本貴広, 梶野孝行, 駒野 徹, 日本農芸化学会関西支部大会第426回講演会(奈良),   2002年10月, 日本農芸化学会関西支部大会第426回講演会(奈良)
    概要:ダチョウの成長ホルモン(GH)遺伝子は5つのエキソンから構成されていた。そのプロモーター領域には、ほ乳類においてGHの脳下垂体特異的な転写を誘導する転写因子Pit1の結合配列が3カ所見いだされた。
  • 脂肪組織特異的にホウレンソウ由来ω6脂肪酸不飽和化酵素(FAD2)を発現させたトランスジェニックマウスの解析, 松本 和也, 田口 善智, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 他5名, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡),   2002年09月, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡)
    概要:第93回本大会でオレイン酸をリノール酸に不飽和化するホウレンソウ由来ω6(Δ12)脂肪酸不飽和化酵素fad2 cDNAの上流に脂肪組織特異的プロモーターaP2遺伝子の転写調節領域をつなげた融合遺伝子を導入したトランスジェニックマウス(A系統)の作製について報告した。本実験では、脂肪組織でリノール酸合成能を獲得したトランスジェニックマウスに関して生理学的解析を行った。
  • 植物由来不飽和化酵素遺伝子を構成的に発現させたトランスジェニックマウスにおけるUCP遺伝子発現解析, 松本 和也, 田口 善智, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 他6名, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡),   2002年09月, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡)
    概要:本実験では、エネルギー代謝に着目してTgマウスにおける不飽和化酵素遺伝子の機能的発現による影響についてより詳細な分子的機構を明らかにすること目的に、エネルギー代謝に関係するタンパク質uncoupling protein(脱共役タンパク質、UCP)の発現量をNorthern blot及びWestern blot法により検討した。
  • 脂肪酸不飽和化酵素遺伝子を構成的に発現させたトランスジェニックマウスの生理学的解析, 松本 和也, 田口 善智, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明, 他6名, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡),   2002年09月, 第95回日本繁殖生物学会(盛岡)
    概要:本実験では、第91回本大会ですでに報告したfad2遺伝子を構成的に発現させたトランスジェニックマウス(B系統)について、より詳細な表現型を明らかにすることを目的に生理学的検討を加えたので報告した。
  • ウシ MRP1 のクローニングとその基質特異性, 田口 善智, 佐伯 和弘, 駒野 徹, The 1st JBS biofrontier symposium (由布院),   2002年06月, The 1st JBS biofrontier symposium (由布院)
    概要:MRP1 は抗がん剤などの有害物質排出タンパク質である。 ウシ MRP1 とヒト MRP1 のアミノ酸配列、 及び基質特異性の比較から、 MRP1 の分子内において有害物質の認識・輸送に重要な機能を果たす部位が示唆された。 (英文)
  • ウシ MRP1 の機能解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 駒野 徹, 日本農芸化学会 2002 年度大会 (仙台),   2002年03月, 日本農芸化学会 2002 年度大会 (仙台)
    概要:我々が単離したウシ MRP1 と、 ヒトより単離された MRP1 を抗がん剤に感受性の高いヒト由来の培養細胞で発現させ、 それぞれが細胞に付与する抗がん剤に対する耐性度を比較し、 ウシ MRP1 の機能の特色を調べた。
  • ウシ MRP1 の単離とその機能解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 駒野 徹, 第 24 回日本分子生物学会年会 (横浜),   2001年12月, 第 24 回日本分子生物学会年会 (横浜)
    概要:乳牛の乳腺より新たにウシ MRP1 の全長 (1530 アミノ酸) を含む cDNA を単離した。 ウシ MRP1 をヒト由来の培養細胞で発現させ、 その機能解析を行ったところ、 その基質特異性はヒト MRP1 の特異性とは大きく異なることがわかった。
  • がん細胞に抗がん剤耐性を付与するタンパク質 MRP1 が乳質の保全に関与する, 田口 善智, 駒野徹, 近畿大学先端技術■合研究所公開シンポジウム (和歌山),   2001年05月, 近畿大学先端技術■合研究所公開シンポジウム (和歌山)
    概要:MRP1 は、 ガン細胞の抗ガン剤耐性に関与するポンプタンパク質である。 マウスを用いて乳腺に発現する MRP1 の機能を調べた結果、 MRP1 が有害物質の母体から乳汁への移行阻止に機能することが示された。
  • 乳牛からの MRP1 cDNA のクローニング, 田口 善智, 佐伯 和弘, 駒野徹, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都),   2001年03月, 日本農芸化学会 2001 年度大会 (京都)
    概要:授乳中のウシ (ホルスタイン) の乳腺よりウシ MRP1 の全長 (1530 アミノ酸) を含む約 6.2 kb の cDNA を単離した。 ウシ MRP1 をヒト由来の培養細胞で発現させると、 細胞は抗ガン剤耐性を獲得した。

MISC

  • 抗ガン剤アクチノマイシンDを生産する放線菌からの新規ABCタンパク質遺伝子の単離, 田口 善智, 佐伯 和弘, 駒野 徹, 近畿大学生物理工学部紀要, 24, 19, 25,   2009年09月
    概要:抗ガン剤アクチノマイシンDを産生する放線菌(Streptomyces sp. NRRL11395)から、この抗ガン剤の排出能力をもつP-糖タンパク質と類似したABCタンパク質の遺伝子を単離しようと試みた。この菌株のゲノムライブラリーをスクリーニングした結果、プローブと特異的にハイブリダイズする約3kbのゲノムDNA断片を得た。得られたDNA断片の塩基配列を決定した結果、この断片には、4つのORFが含まれると予測された。相同性解析の結果、これらのORFの一つにはABCタンパク質特有のATP結合サブユニットをもつタンパク質がコードされていることが示唆された。また、2つのORFは、膜結合サブユニットを、残り一つは、輸送基質結合サブユニットをコードしていることが示唆された。RT-PCRによる解析の結果、単離した遺伝子群が転写されていることが確認された。これら4つのORFにコードされるタンパク質群は、全体で1つのタンパク質複合体を形成し、何らかの物質の輸送に機能していると予想された(英
  • 抗ガン剤排出タンパク質MRP1の基質特異性の決定に関与する部位の同定, 田口 善智, 佐伯 和弘, 近畿大学生物理工学部紀要, 20, 13, 20,   2007年09月
    概要:MRP1(ABCC1)は、ガンの化学療法の大きな障害であるガン細胞の多剤耐性化を引き起こすタンパク質の一つである。MRP1は細胞膜に発現すると、構造に類似性のない様々な抗ガン剤を基質として認識し、細胞内から細胞外へ排出する。しかし、MRP1による基質認識及び輸送機構は明らかにされていない。これまでの研究から、ウシより新規に単離されたMRP1とヒトのMRP1とのアミノ酸レベルでの同一性は91%あるのにもかかわらず、両者の基質特異性は大きく異なることが明らかにされている。このようなウシMRP1とヒトMRP1の基質特異性の違いは、両者のアミノ酸の違いによって引き起こされており、これら両者の間で異なっているアミノ酸の中には、MRP1の基質認識及び輸送機構に重要な働きをしているアミノ酸があるのではないかと考えた。今回、我々はウシMRP1の1088番目のアミノ酸(グルタミン)に注目した。ヒトMRP1において、このアミノ酸に相当するアミノ酸は、側鎖に負電荷持つアミノ酸であ
  • ウシより単離した有害物質排出タンパク質MRP1?ヒトおよびマウスMRP1との発現、構造および機能の比較解析, 田口 善智, 佐伯 和弘, 近畿大学生物理工学部紀要, 15, 21, 26,   2005年03月
    概要:MRP1 は、抗ガン剤や重金属などの有害物質を、細胞内から外へ排出するポンプタンパク質である。我々は、母体内の有害物質が乳汁中に移行することを防ぐことにより、牛乳の性質に影響を与える可能性のある遺伝子として、授乳中のウシ(ホルスタイン)乳腺よりMRP1のcDNAを単離した。本研究では、ウシの各組織におけるMRP1 mRNAの発現を解析すると同時に、ウシMRP1とヒトおよびマウスMRP1のアミノ酸配列と機能の比較を行った。その結果、MRP1は広い範囲のウシ組織において発現しており、特に、その発現量は、肺、腎臓、骨格筋で高く、脳、肝臓では比較的低いことがわかった。また、ウシMRP1の1088番目のアミノ酸残基が、この輸送タンパク質の抗ガン剤アドリアマイシンの輸送能力と関連しており、ウシMRP1のアドリアマイシンの輸送能力が低いのは、このアミノ酸が、アドリアマイシンの輸送能の高いヒトMRP1と同じグルタミン酸ではなく、その輸送能の低いマウスMRP1と同様にグルタミン

特許

  • ウシ由来の新規な有害物質排出タンパク質MRP1及び当該タンパク質をコードする遺伝子, 特開2003-144156

競争的資金

  • 母体から乳汁中への有害物質の移行に関わる分子機構の解明
  • 抗がん剤耐性に関与する膜輸送体P-糖タンパク質とMRP1の基質認識及び輸送機構の解析
  • 母体から乳汁中への有害物質の移行に関わる分子機構の解明
  • 抗がん剤耐性に関わる分子機構の解明