KINDAI UNIVERSITY


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岸本 憲明キシモト ノリアキ

プロフィール

所属部署名農学部 応用生命化学科 / 農学研究科
職名教授
学位博士(農学)
専門応用微生物学
ジャンル経営・産業/農林
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/145-kishimoto-noriaki.html
ホームページURLhttp://nara-kindai.unv.jp/02gakka/03ouyou/oubi_hp/index.htm
メールアドレス
Last Updated :2017/09/14

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

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    微生物や微生物がつくる酵素を用いて有用物質を生産しています。発酵法による生理活性の高い稀少な脂肪酸やフラボノイドの生産。また、イオン液体中で酵素を用いて桂皮酸類を合成しています。

学歴・経歴

学歴

  •  - 1976年, 京都大学, 農学研究科, 農芸化学
  •  - 1974年, 岡山大学, 農学部, 農芸化学

経歴

  •   1977年,  - 1978年, 美作短期大学 助手
  •   1978年,  - 1983年, 美作女子大学短期大学部 講師
  •   1983年,  - 1996年, 美作女子大学短期大学部 助教授
  •   1996年,  - 1997年, 作陽短期大学 助教授
  •   1997年,  - 2000年, くらしき作陽大学 助教授

研究活動情報

研究分野

  • 農芸化学, 応用微生物学
  • 農芸化学, 食品科学

研究キーワード

  • 応用微生物学, 微生物変換, 食品化学

論文

  • Improvement of a process for purification of tocopherols and sterols from soybean oil deodorizer distillate, Nagao Toshihiro, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, Kobayashi Takashi, Hirota Yoshihiro, Kitano Motohiro, Watanabe Yomi, Shimada Yuji, Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic, 37, 56, 62,   2005年10月
    概要:大豆油脱臭留出物にはトコフェロールと植物ステロールが豊富に含まれているが、両者を分離する有効な方法が確立されていない。そこで、リパーゼを用いてステロールをステリルエステルに変換するとトコフェロールと沸点が異なるため、精密分留によって容易に分けることができる。本研究ではステロールのエステル化に最適なリパーゼの選択と変換最適条件を確立した。
  • 芳香族炭化水素分解能の高い微生物群集No.22の分離と系統解析, 岸本 憲明, 尾崎信源, 藤田 藤樹夫, Microbes and Environments, 21, 1, 44, 52,   2006年03月
    概要:石油汚染土壌から重油中の芳香族炭化水素を唯一のエネルギー源、炭素源として生育できる微生物群集No.22を単離した。No.22群は重油から分画した芳香族炭化水素画分(4g/l)を7日間で66%分解した。No.22群培養液からDNAを抽出し、PCR-DGGE解析で14本のDNAバンドを検出し、3株の分離株を得た。3株はPandoraeae Y1,Burkholderia maultivorans Y4とHyphomicrobium facile Y3と同定された。Y1とY4株が飽和および芳香族炭化水素を資化し分解することができた。
  • Mortierella singlecell oil から dihomo-γ-linolenic acidの酵素精製, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, Journal of Molecular Catalysis B:Enzymatic, 44, 14, 19,   2007年01月
    概要:Mortierella が生産する油からリパーゼを用いてジホモγリノレン酸を高純度に精製する方法を確立した。
  • Change in the predominant bacteria in a microbial consortium cultured on media containing aromatic and saturated hydrocarbons as the sole carbon source., 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, Microbes and Environments., 22, 128, 135,   2007年
  • RAPD analysis of salt-tolerant yeasts from contamineated seasoned pickled plums and their growth inhibition using food additives., 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, Biocontrol Science, 13, 4, 125, 130,   2008年
  • Microbial conversion of vegetable oil to rare unsaturated fatty acids and fatty alcohols by an Aeromonas hydrophila isolate., Nagao T., Watanabe Y., Shimada Y., 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, J Am Oil Chem, 86, 12, 1189, 1197,   2009年
  • 乳酸休止菌体を用いた味噌におけるγ-アミノ酪酸の生成, 岸本 憲明, 日本醸造協会誌, 104, 1, 19, 24,   2009年
  • Enzymatic Synthesis of Caffeic Acid Phenethyl Ester Analogues in Ionic Liquid., 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 岩井 和也 古澤 実菜, 北村 友紀 入江 志織 竹本 慎太郎 赤井 嘉明 廣田 理高, Journal of Biotechnology, 148, 133, 138,   2010年05月
    概要:イオン液体を反応溶媒に用いて、カフェ酸フェネチルエステル類縁体の酵素合成系を構築した。
  • Synthesis of 3-cyclohexylpropyl caffeate from 5-caffeoylquinic acid with consecutive enzymatic conversions in ionic liquid., 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 農学部応用生命化学科, UCC 上島珈琲, UCC 上島珈琲, Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic, 69, 3-4, 161, 167,   2011年03月
    概要:5-Caffeoylquinic acid was converted to 3-cyclohexylpropyl caffeate. The procedure was comprised of consecutive enzymatic conversions in [BMIM][NTf2]. Chlorogenate hydrolase from A. japonicus acted on 5-caffeoylquinic acid. C. antarctica lipase B acted on methyl caffeate.

書籍等出版物

  • 納豆の機能成分、及び治療、予防に関する研究, 社団法人 日本工業技術振興協会発行,   1995年
  • 重要用語300の基礎知識10.家庭・技術科, 明治図書,   2000年
  • Aroma Active Compounds in Foods, Antimicrobial Activities of Isothiocyanates. In Aromatic Active Compounds in Foods, 増田秀樹, 岸本 憲明, 原田靖裕, 田野達男, 共著, American Chemical Society, Washington, DC,   2001年
    概要:ワサビ、ホースラディッシュ,マスタードに含まれるアリルイソチオシアネートと関連化合物の抗菌活性を11種類の被検菌に対して明らかにした。その結果benzyl isothiocyanateに高い活性が認められた。
  • Ionic Liquid/Book 2, Biotransformation of underutilized natural resource to valuable compounds in ionic liquid: Enzymatic synthesis of caffeic acid phenethyl ester analogues from immature coffee beans, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 共著, Intech, Croatia,   2011年07月

講演・口頭発表等

  • Yallowia lipolytica によるオレイン酸からγ-ドデカラクトンへの微生物変換, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 日本農芸化学会2001年度大会,   2001年03月, 日本農芸化学会2001年度大会
    概要:ラクトン類は食品の主要な香気物質で、加工食品や飲料の香料素材として広く利用されている。オリーブ油を炭素源とした培地で培養したY. lipolytica を脂肪酸と緩衝液を含む溶液で振とうしたところ、オレイン酸からはγ-ドデカラクトンが、リシノール酸からはγ-デカラクトンが生産されることを明らかにした。
  • コルクを固定化剤とした炭化水素分解菌のスクリーニング, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 小菅喜昭, 日本防菌防黴学会第28回年次大会,   2001年05月, 日本防菌防黴学会第28回年次大会
    概要:いつ発生するかわからない石油流出事故に備えて、石油分解能力の高い微生物を事前に培養し保存しておくと、事故に迅速に対応することができる。芽胞形成菌は長期保存が可能であることから、重油汚染土壌から炭化水素分解能力の高い芽胞形成菌を単離し、Bacillus sp. と同定した。また、コルクへの芽胞の固定化を試みた。
  • エステル置換反応によるカフェー酸エステル類の酵素合成, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 日本食品科学工学会第48回大会,   2001年09月, 日本食品科学工学会第48回大会
    概要:ヒドロキシシンナミック酸加水分解酵素をエタノール水溶液中でクロロゲン酸に作用させると、エステル置換反応を触媒して、カフェ酸エチルエステルを生成した。アルコールの種類を変えると、それに対応したカフェ酸エステル類が生成することを明らかにした。
  • 固定化ヒドロキシシンナミック酸加水分解酵素を用いたカフェー酸エチルエステルの酵素合成, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 日本生物工学会平成13年度大会,   2001年09月, 日本生物工学会平成13年度大会
    概要:ヒドロキシシンアミック酸加水分解酵素の固定化を検討した。キトサンビーズに固定化した酵素が最も高い活性を示し、10回繰り返し反応させても80%以上の活性が残存していた。固定化酵素を使ったエステル置換反応の最適変換条件と生成物の生理活性を調べた。
  • 重油汚染土壌から単離したGordonia B-3-1株の炭化水素分解について, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 小菅喜昭, 日本生物工学会平成13年度大会,   2001年09月, 日本生物工学会平成13年度大会
    概要:重油汚染土壌から炭化水素分解能力の高い細菌 G. alkanivorans B-3-1株を単離した。本菌は細胞壁成分としてミコール酸を含み、このミコール酸を介して菌体表面に重油を付着させて重油の分散を行っていることを明らかにした。
  • バイオサーファクタント生産菌のスクリーニング, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会2001年度合同大会,   2001年11月, 日本防菌防黴学会2001年度合同大会
    概要:静岡県相良油田跡からバイオサーファクタント生産菌を単離した。16S rDNA塩基配列と生理・生化学的性状から、本菌はPseudomonas aeruginosaと同定した。培養液をクロロホルム-メタノールに分配すると、バイオサーファクタントはクロロフォルム層に移動した。
  • S. putrefaciens B-3-1株によるアゾ染料の分解機構, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会2001年度合同大会,   2001年11月, 日本防菌防黴学会2001年度合同大会
    概要:通性嫌気性細菌 S. putrefaciens B-3-1株は、嫌気条件下でNADHを電子供与体として細胞膜にある電子伝達系を介してアゾ染料に電子を渡す嫌気呼吸によりアゾ染料を脱色していることを明らかにした。
  • エステル置換反応によるカフェー酸エステル類の酵素合成, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 持田恭, 増田秀樹, 戸川真, 日本農芸化学会2002年度大会,   2002年03月, 日本農芸化学会2002年度大会
    概要:フェネチルアルコールを含む水溶液中でクロロゲン酸にクロロゲン酸エステラーゼを作用させると、酵素は新たにエステル置換反応を触媒してカフェー酸フェネチルエステルを生成した。この生成物には高いインフルエンザウイルス増殖阻害活性が認められた。
  • Gordonia alkanivorans B-3-1 株の炭化水素分解と重油の分散について, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2002年度大会,   2002年03月, 日本農芸化学会2002年度大会
    概要:G. alkanivorans B-3-1 株は1% n-オクタデカンを60%、0.1%フェナントレンを12%分解した。また、本菌は細胞壁画分にあるミコール酸を介して重油を細菌表層に付着させ、溶液中の重油を均一に分散させていることを明らかにした。
  • Pseudomonas aeruginosa O-1 株による炭化水素分解とバイオサーファクタント生, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2002年度大会,   2002年03月, 日本農芸化学会2002年度大会
    概要:相良油田から単離したP. aeruginosa O-1 株は培養液中にバイオサーファクタントを生成し、重油を培養液中に均一に分散させた。このバイオサーファクタントを精製しマススペクトルからラムノリピッドと同定した。
  • ラクトン類の抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会第29回年次大会,   2002年05月, 日本防菌防黴学会第29回年次大会
    概要:炭素数10個で構造の異なる3種類のラクトンの抗菌活性を測定した。ラクトン類はバクテリアより真菌類に、また溶液中より気相中で高い抗菌活性を示した。検討したラクトンの中では環内に2重結合をもつマッソイアラクトンにもっとも高い活性が認められた。
  • フェルラ酸からバニリンへの微生物変換, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本食品科学工学会第49回大会,   2002年08月, 日本食品科学工学会第49回大会
    概要:フェルラ酸をバニリン、バニリン酸へ変換できる微生物をスクリーニングして、変換率の高いAspergillus nigerを選抜した。最適変換条件を検討した結果、1500ppmのフェルラ酸から350ppmのバニリンと900ppmのバニリン酸が生成する条件を確立した。
  • 乳酸菌を用いたリノール酸のヒドロキシル化, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本食品科学工学会第49回大会,   2002年08月, 日本食品科学工学会第49回大会
    概要:リノール酸を添加したスキムミルク培地に乳酸菌を培養すると、ハイドロキシ脂肪酸が生成した。生成したハイドロキシ脂肪酸を単離し機器分析で同定したところ、スクリーニングした乳酸菌はヒドロキシル基の位置と数が異なる3種類のハイドロキシ脂肪酸に変換していた。
  • Shewanella putrefaciens B-3-1株の呼吸鎖が関与するアゾ染料脱色系, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会関西支部大会,   2002年10月, 日本農芸化学会関西支部大会
    概要:S. putrefaciens の膜画分はNADHを電子供与体としたとき、アゾ染料を脱色し、この脱色は呼吸阻害剤で阻害された。膜画分の酸化還元スペクトルからCyt.Cの存在を確認した。膜画分のCyt.Cは好気培養菌体では細胞膜に、嫌気培養菌体では外膜に局在していた。
  • 大腸菌増殖阻害活性の高い納豆菌について, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会関西支部大会,   2002年10月, 日本農芸化学会関西支部大会
    概要:稲わらから単離した枯草菌C22株は、培養液上清に熱(121℃,20分)に安定な大腸菌増殖阻害物質を生産した。またC22株の培養液上清はpH 4.9に低下していたことから、酸性物質の生産を確認した。
  • γ-およびδ-ラクトン類の抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会若手の会,   2002年11月, 日本防菌防黴学会若手の会
    概要:ラクトン類の抗菌活性を測定したところ、γ型がδ型より活性が高く、側鎖の炭素数が長いほど活性が高く、側鎖とラクトン環の立体配置の違いにより活性が異なること、バクテリアより真菌類に高い活性を示すことを明らかにした。
  • 大腸菌増殖阻害活性の高い納豆菌の単離, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会若手の会,   2002年11月, 日本防菌防黴学会若手の会
    概要:大腸菌の増殖を阻害する芽胞形成菌C22株を稲わらから単離した。C22株の形態学的、生理・生化学的性状からB. subtilisと同定した。また、蒸煮大豆に培養すると糸を引く粘質物が生産されたことから納豆菌の可能性を示した。
  • カフェ酸フェネチルエステルのヒト腫瘍細胞増殖抑制活性と抗インフルエンザウイルス活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2003年度大会,   2003年04月, 日本農芸化学会2003年度大会
    概要:2-カフェー酸フェネチルエステルは10ppmで正常ヒト由来肺線維芽細胞の増殖を14.2%促進したが、SV40ウイルス形質転換ガン細胞の増殖を48.3%阻止した。また、インフルエンザウイルスソ連A型の増殖を98.5%阻止した。
  • 重油飽和分と芳香族分を生分解できる複雑微生物系の確立, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2003年度大会,   2003年04月, 日本農芸化学会2003年度大会
    概要:国内の油田跡から採集した土壌を17代集積培養した培養液の中から、7日間で重油中の飽和分と芳香族分を60%分解できるK-3培養液を得ることができた。この培養液は凍結あるいは凍結乾燥法で3ヶ月保存できることを見いだした。
  • 乳酸菌を用いたリノール酸からハイドロキシ脂肪酸への変換と生成したハイドロキシ脂肪酸の抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 米虫節夫, 日本防菌防黴学会第30回年次大会,   2003年05月, 日本防菌防黴学会第30回年次大会
    概要:リノール酸をヒドロキシ脂肪酸に変換する乳酸菌をスクリーニングし、生成されたヒドロキシ脂肪酸から2つの異なるヒドロキシル化経路を見いだした。基質とて用いた不飽和脂肪酸と生成物であるヒドロキシ脂肪酸の抗菌活性を明らかにした。
  • リノール酸から光学活性ラクトンへの微生物変換と生成ラクトンの抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 澤邊 昭義, 米虫節夫, 日本防菌防黴学会第30回年次大会,   2003年05月, 日本防菌防黴学会第30回年次大会
    概要:乳酸菌を用いてリノール酸をヒドロキシ脂肪酸に、ついでパン酵母を用いてγラクトンに変換できる条件を確立した。得られた側鎖の長さやラクトン環の大きさ、光学活性の異なるラクトン類について抗菌活性を明らかにした。
  • フェルラ酸からバニリンに変換、蓄積する能力の高い微生物のスクリーニングと変換条件の検討, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会第30回年次大会,   2003年05月, 日本防菌防黴学会第30回年次大会
    概要:A. niger KU114株はフェルラ酸を4-ビニルグアイアコールを経てバニリン、バニリン酸に代謝する。ジチオスレイトール共存下でKU114株にフェルラ酸を作用させると、反応液中にバニリンが蓄積した(変換率35%)。
  • Shewanella putrefaciens B-3-1株の呼吸鎖が関与するアゾ染料脱色系, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本防菌防黴学会第30回年次大会,   2003年05月, 日本防菌防黴学会第30回年次大会
    概要:嫌気培養したB-3-1株の菌体は濃赤色を呈した。吸収スペクトルから色素はシトクロムCと同定した。嫌気培養菌体は好気菌体に比べて10倍多いシトクロムCを、また嫌気培養菌体の外膜には内膜より6倍多いシトクロムCが検出された。
  • 重油分解能力の高い複雑微生物系のスクリーニング, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 第2回近畿大学環境科学研究会,   2003年08月, 第2回近畿大学環境科学研究会
    概要:秋田と新潟県の油田から採集した土壌を集積培養した培養液の中から、重油中の飽和炭化水素と芳香族炭化水素を60%分解できる微生物群K-3を分離した。このK-3群は凍結あるいは凍結乾燥すると3ヶ月間分解活性を保持したまま保存することができた。
  • 確立した重油分解能の高いK-3群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 第2回 近畿大学環境科学研究会,   2003年09月, 第2回 近畿大学環境科学研究会
    概要:K-3群培養液からDNAを抽出し16S rDNAを増幅した後DGGE解析したところ、4本のバンドが検出された。4本のDNA部分塩基配列からPseudomonas,αおよびγ-proteobacteria,Rhizobiales 目と同定した。
  • 酵素法によるトコフェロール回収残査からのステリルエステルの合成, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 永尾寿浩, 渡辺嘉, 島田祐司, 日本生物工学会2003年度大会,   2003年09月, 日本生物工学会2003年度大会
    概要:植物油脱臭留出物からトコフェロールを回収した残留物には75%のステロールが含まれている。そこで、リパーゼを用いてステロールをステリルエステルに変換後、分子蒸留することによって純度95%のステリルエステルを収率72%で得ることができた。
  • 脂肪酸の二重結合とハイドロキシル基の数、位置が抗菌活性に与える効果, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会,   2003年11月, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会
    概要:細菌に対する高級脂肪酸のMIC値は、二重結合3個までニ重結合の数に依存して小さくなり、二重結合が4~6個に増えてもMIC値は3個と変わらなかった。また、二重結合の位置はMIC値に影響を与えず、ヒドロキシ脂肪酸のMIC値は大きくなった。
  • 微粉末樹脂を生分解できる微生物の探索, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会 ,   2003年11月, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会 
    概要:ポリエステルおよびスチレンアクリル樹脂微粉末を生分解できる微生物群を自然界から分離した。15代植継いだ(7日間/代)微生物群AとFは、10 g/Lのポリエステル樹脂を7日間で80%分解した。また、微生物群Aは15 g/Lのスチレンアクリル樹脂を7日間で20~70%分解したが継代培養したときの安定性にまだ課題が残されている。
  • 重油分解能力の高い複雑微生物系のスクリーニング, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会,   2003年11月, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会
    概要:先に確立した微生物群K-3は、7日間で単独添加した芳香族炭化水素を2~3%しか分解しなかった。そこで、芳香族炭化水素を生分解できる新たな菌群を探索し、7日間で20%以上分解できる菌群を得た。
  • 確立した重油分解能の高いK-3群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会,   2003年11月, 2003年度日本防菌防黴学会若手の会
    概要:重油分解力の高い微生物群K-3は4種類の菌で構成されていて、その中の1種をP. aeruginosaと同定した。今回もう1種のコロニーを単離し Ochrobactrum anthropi と同定した。この株は重油成分をほとんど分解できなかった。
  • リノール酸からγ-およびδ-ラクトンへの微生物変換, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 脂質工学研究部会講演会,   2003年12月, 脂質工学研究部会講演会
    概要:リノール酸を基質とし乳酸菌と酵母の種類を選択することにより環構造の異なるラクトンに微生物変換できることを明らかにした。L. acidophilusを用いてリノール酸をまず13-ヒドロキシ9-オクタデセン酸に変換し、次いでPichia jadiniiで(S)-δ-デカラクトン(e.e. 60%)に変換した。一方、L. paracaseiを用いて10-ヒドロキシ12-オクタデセン酸に変換し、次いでパン酵母を用いて(S)-γ-cis-6-dodecenolactone (e.e. 88%)に変換した。
  • 不飽和およびヒドロキシ脂肪酸の抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫,   2003年12月
    概要:バクテリアに対するリノール酸の抗菌活性は高くMIC値は8ppmであった。しかし、メチルエステル化物のMIC値は500ppmと抗菌力が低下した。そこでプロトンポンプ阻害剤とリノール酸との間に抗菌活性相乗効果が認められるか検討した結果、 これらの結果から、リノール酸は細胞質内に入り解離してプロトンを遊離する。バクテリアはプロトンポンプを使ってこの余剰プロトンを菌体外に排泄して細胞質内のpHを維持している。リノール酸とプロトンポンプ阻害剤が共存すると、単独添加より細胞質内の遊離プロトン濃度が高くなりやすいため、抗菌活性が高まったと考えられる。
  • 確立した重油生分解能の高い微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2004年度大会,   2004年03月, 日本農芸化学会2004年度大会
    概要:7日で重油中の飽和分と芳香族分を60%生分解できる微生物群と芳香族分を30%生分解できる微生物群の構成微生物種をPCR-DGGE法で解析した。前者からは4本、後者からは8-9本のDNAバンドを検出した。
  • ポリエステル樹脂を生分解できる微生物群の確立と群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 佐伯誠, 山根文夫, 日本農芸化学会2004年度大会,   2004年03月, 日本農芸化学会2004年度大会
    概要:ポリエステル樹脂を7日で70~80%生分解できる微生物群集AとFを単離した。群集Aからは3種類のコロニーを群集Bからは2種類のコロニーを単離した。PCR-DGGE法で解析したところ、分離株以外のDNAバンドが検出されたころから、分離株以外にまだ菌株が存在することが示唆された。
  • 不飽和およびヒドロキシ脂肪酸の抗菌活性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会第31回年次大会,   2004年05月, 日本防菌防黴学会第31回年次大会
    概要:C18脂肪酸のバクテリアに対する抗菌活性は、二重結合の数と二重結合の立体配置に依存し、二重結合の位置や二重結合間の距離は活性に影響を与えなかった。シス型高度不飽和脂肪酸はグラム陽性菌の細胞膜に損傷を与えATPを漏出させていることを示した。
  • スチレンアクリル樹脂を生分解できる複雑系微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本生物工学会2004年度大会,   2004年09月, 日本生物工学会2004年度大会
    概要:スチレンアクリル樹脂を部分分解できる微生物群Aが培養液中に蓄積した分解物を資化できる微生物群を新たにスクリーニングして、微生物群Mを確立した。この微生物群Mから6種類のコロニーとPCR-DGGE解析で13本のDNAバンドを検出した。
  • リパーゼを用いたステロールとの選択的エステル化による共役リノール酸異性体の分画, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 永尾寿浩, 小林敬, 島田祐司, 日本生物工学会2004年度大会,   2004年09月, 日本生物工学会2004年度大会
    概要:c9, t11-共役リノール酸(CLA)を選択的にエステル化するC. rugosa由来リパーゼを用いて、c9, t11- CLAとt10, c12-CLA混液をステロールとエステル化後、蒸留により純度70%でエステルと遊離脂肪酸に分画した。得られたエステルは同酵素で加水分解することにより純度を89%にまで上昇させることに成功した。
  • C18不飽和脂肪酸の抗菌活性と作用機構, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム,   2004年10月, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム
    概要:リノール酸がグラム陽性好気性菌に高い抗菌活性を示した。リノール酸処理した菌体からはATPの漏出を確認することができず、酸素消費が急速に消失したことから、リノール酸は呼吸系を阻害することを明らかにした。
  • 化学合成樹脂生分解能を持つ微生物群集の解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム,   2004年10月, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム
    概要:ポリエステル樹脂を生分解できる微生物群Aとスチレンアクリル樹脂を生分解できる微生物群Mをコンポストから確立することができた。PCR-DGGE解析で両群を構成する微生物種を同定した。
  • 確立した重油分解能の高い微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム,   2004年10月, 日本防菌防黴学会2004年度秋季合同シンポジウム
    概要:重油中の芳香族画分を生分解する能力の高い微生物群No.22を確立するとともに、PCR-DGGE解析で構成微生物種を同定した。また、22群から単離したコロニーの同定もおこなった。
  • 微生物群集を用いた化学合成樹脂の生分解, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 近畿大学環境科学研究会,   2004年11月, 近畿大学環境科学研究会
    概要:ポリエステルとスチレンアクリル樹脂を生分解できるA群とM群から単離した微生物の同定と分解率、分離菌の組み合わせによる分解率の向上を検討した。
  • 確立した重油分解能の高い微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 第3回 近畿大学環境科学研究会,   2004年11月, 第3回 近畿大学環境科学研究会
    概要:重油中の芳香族画分を生分解する能力の高いNo.22群から分離した菌の同定と芳香族画分の生分解能力、分離菌の組み合わせが生分解能力に与える効果を検討した。
  • 不飽和脂肪酸の抗菌活性および作用機構解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 脂質工学研究会講演,   2004年12月, 脂質工学研究会講演
    概要:リノール酸処理した細菌の表層構造を走査型電子顕微鏡で観察したところ、細胞内容積の減少に伴う細胞表層に長軸に沿ってシワが形成されていた。また、リノール酸処理によりK+の漏出が確認されたことから、リノール酸は呼吸系を阻害するとともに、細胞膜にも損傷を与えていることを明らかにした。
  • スチレンアクリル樹脂を生分解できる微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 佐伯誠, 山根文夫, 日本農芸化学会2005年度大会,   2005年03月, 日本農芸化学会2005年度大会
    概要:微生物群集Aはポリエステル樹脂を生分解できるが、スチレンアクリル樹脂を生分解できない。一方、微生物群集Mは2種類の樹脂を生分解できる。そこで、M群から分離した菌をA群に接種してスチレンアクリル樹脂の生分解を検討した結果、スチレンアクリル樹脂の生分解に何ら影響を与えない菌と、生分解能力を付与する株に分けることができた。
  • 芳香族炭化水素分解能の高い微生物群の群集解析, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 吉岡 佐知子, 日本農芸化学会2005年度大会,   2005年03月, 日本農芸化学会2005年度大会
    概要:重油から分画した芳香族炭化水素を生分解する能力の高いNo.22群の構成微生物種をPCR-DGGE解析で同定するとともに、分離株の同定と生分解能力を検討した。また、No.22群は単独添加したピレン、アントラセン、フェナントレンなどの多環芳香族化合物を生分解する能力は低かったが、芳香族化合物を共存させると、生分解能力が上昇した。
  • 芳香族炭化水素分解能の高いNo.22群分離菌の特性と相互作用, 岸本 憲明, 尾崎 信源, 奥田 美沙子, 山下 宜容, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会,   2006年03月, 日本農芸化学会
    概要:重油の芳香族画分を7日で1.2g/l 生分解できる微生物群集No.22から3株(Pandorea sp. Y1,Hyphomicrobium facilis Y3,Burkholderia multivorans Y4)単離した。3株を混合培養するとNo.22群と近い芳香族分生分解率が得られた。
  • 固定化菌体を用いたビスフェノールAの分解処理, 岸本 憲明, 垣内 将邦, 藤田 藤樹夫, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 日本農芸化学会,   2006年03月, 日本農芸化学会
    概要:ビスフェノールA分解菌Sphingomonas yanoikuyae BP-7株とBP-11R株をアルギン酸カルシウム,カラギーナン,寒天で包括固定化した。50mg/lのビスフェノールAを含む溶液を固定化菌体で処理したところ、いずれも分解した。アルギン酸カルシウムゲルのゲル強度が高く、24時間ごとの繰り返し反応で1ヶ月以上安定して分解した。
  • 芳香族炭化水素分解能の高いNo.22群から分離した細菌の特性, 岸本 憲明, 尾崎 信源, 奥田 美沙子, 山下 宣容, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会,   2006年05月, 日本防菌防黴学会
    概要:芳香族培地で継代培養した群集No.22を飽和分培地に移植すると、飽和分の生分解率にlag timeが認められたことと、PCR-DGGE解析でDNAバンドパターンが変わることを見いだした。そこで、クローンライブラリー法で優勢種を解析したところ、飽和分ではY4株が、芳香族分ではY1株が優勢種であった。
  • 走査型電子顕微鏡を用いた微生物群集Mによるスチレンアクリル樹脂生分解の確認, 岸本 憲明, 上林 直樹, 蚊谷 保崇, 矢野 歩, 斉藤 卓也, 柴野 三智子, 藤田 藤樹夫, 株式会社 三笠産業, 株式会社 三笠産業, 日本防菌防黴学会,   2006年05月, 日本防菌防黴学会
    概要:コンポストから単離した微生物群集Mをスチレンアクリル樹脂プレートと一緒に培養し、培養液から取り出したプレートをグルタルアルデヒドで固定化して走査型電子顕微鏡で観察した。樹脂表面には多数の細菌が付着し、細菌周辺の樹脂が溶かされ多数の穴や亀裂が観察できていた。
  • 芳香族炭化水素分解能の高いNo.22群と単離菌の特性, 岸本 憲明, 尾崎信源, 川邊純, 西尾宣峰, 藤田 藤樹夫, 日本生物工学会第58回年次大会,   2006年09月, 日本生物工学会第58回年次大会
    概要:クローンライブラリー法でNo.22群の優勢種を解析した。飽和分培地でNo.22群を培養すると、Burkholderia属が72%を占めて優勢種となったが、芳香族培地で培養するとBurkholderia属は減少し、Pandorea属の割合が5%から40%に大きく増加した。単離株Burkholderia Y4株とPandorea Y1株はともに芳香族分分解能を示したが、Y1株は無機塩培地で飽和分を資化できなかった。
  • リパーゼ反応を用いた選択的エステル化によるジホモ-γ-リノレン酸の精製, 岸本 憲明, 平岡 圭司, 藤田 藤樹夫, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 日本生物工学会第58回年次大会,   2006年09月, 日本生物工学会第58回年次大会
    概要:Mortierellaの変異株が生産する油脂には、39 wt%のジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)と 2.4 wt%のγ-リノール酸が含まれている。両脂肪酸は類似の生理活性をもつため、高純度のDGLAを得る方法を確立した。油脂をCandida rugosaリパーゼで処理して遊離脂肪酸を得た。尿素付加で飽和脂肪酸を除去した後、ラウリルアルコールと選択的エステル化を行ってγ-リノレン酸を除去した。
  • 酵素法による大豆油脱臭留出物からのトコフェロール・ステロール精製工程の効率化, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 大阪市立工業研究所, 第58回日本生物工学会大会,   2006年09月, 第58回日本生物工学会大会
    概要:製油工程の副産物である脱臭留出物にはトコフェロールと植物ステロールが含まれている。トコフェロールと植物ステロールを酵素反応と蒸留を1回ずつ行うことにより純度72%と97%に精製できる方法を確立した。
  • 芳香族炭化水素分解能の高いNo.22群から単離したY1,Y4株の飽和炭化水素分解能の比較, 岸本 憲明, 園井健太, 尾崎信源, 上林直樹, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会,   2006年10月, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会
    概要:芳香族炭化水素分解能の高い微生物群集No.22から単離したY1株は飽和炭化水素画分をほとんど分解できなかったのに対して、Y4株はNo.22群と同程度分解でき、菌数の増加を確認した。また、MATHテストを行った結果、Y1とY4株はキシレンに高い親和性を示したが、飽和炭化水素にはY4株しか親和性を示さなかった。
  • 芳香族炭化水素分解能の高いNo.22群の解析, 岸本 憲明, 川邊純, 尾崎信源, 河合ゆずか, 西尾宜峰, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会,   2006年10月, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会
    概要:No.22群を飽和画分培地で培養するとY4株が優勢種となり、芳香族画分培地で 培養するとY1とY4株が優勢種となった。そこで両株のフェナントレン代謝経路を調べたところ、Y1株はフタル酸経路とゲンチジン酸経路を、Y4株はゲンチジン酸経路とカテコールのオルト開裂経路をもっており、両株は異なったフェナントレン分解経路をもっていることが示唆された。
  • 固体培養法でスチレンアクリル樹脂を分解する微生物群の探索, 岸本 憲明, 大西絢子, 矢野歩, 佐々木淳匡, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会,   2006年10月, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会
    概要:スチレンアクリル樹脂乳化液添加培地に、土壌を集積培養したところ、培養液を透明化する群集を得た。この群集から樹脂乳化液を透明化する糸状菌を単離し同定した。生産する樹脂乳化液を透明化する酵素は、菌体外に生産されているのではなく、菌糸体表層に生産され、蒸留水で抽出された。
  • 梅干しから分離した酵母のRAPD解析, 岸本 憲明, 福田 聖子, 尾崎 信源, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会,   2006年10月, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会
    概要:酵母に汚染された減塩梅干しや調味梅干しから単離した酵母8株は、RAPD法で4つのグループに分けられることを明らかにし、各グループの代表株を同定した。塩漬け梅からは酵母は検出されず、梅干し製造ラインからふき取り検査で多数の酵母が分離できた。代表的な酵母28株をRAPD解析したが、梅干しから単離した8株とはいずれも異なる株であった。
  • 芳香族炭化水素分解能が高い微生物群集による飽和炭化水素の分解, 岸本 憲明, 上林 直樹, 尾崎 信源, 園井 健太, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会2007年度大会,   2007年03月, 日本農芸化学会2007年度大会
  • 微生物を用いた中佐脂肪酸類のωヒドロキシル化, 岸本 憲明, 愛水 哲史, 松田 靖史, 赤澤 加奈子, 西村 謙一, 柳澤 隆良, 米澤 幸泰, 藤田 藤樹夫, 二本農芸化学会2007年度大会,   2007年03月, 二本農芸化学会2007年度大会
  • 発酵食品から抗真菌物質を生産する微生物の探索, 岸本 憲明, 北口 佳枝, 有本 隆人, 村上 澄恵, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会2007年度大会,   2007年03月, 日本農芸化学会2007年度大会
  • K型γ-PGA(ポリグルタミン酸)の血圧上昇抑制作用, 岸本 憲明, 森島 宏樹, 田坂 郁美, 田淵 正樹, 大島 佳奈, 石塚 俊晶, 東野 英明, 藤田 藤樹夫, 魚谷 和道, 日本栄養・食糧学会,   2007年05月, 日本栄養・食糧学会
  • RAPD法を用いた調味梅干し汚染酵母の分析と対策, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 井上 富博, 福田 聖子, 日本防菌防黴学会,   2007年08月, 日本防菌防黴学会
  • 芳香族炭化水素画分分解能力の高い群集から単離したY1とY4株の飽和炭化水素分解能力の違い, 岸本 憲明, 上林 直樹, 尾崎 信源, 宮川 和志, 畑中 正雄, 藤田 藤樹夫, 日本生物工学会,   2007年09月, 日本生物工学会
  • 芳香族炭化水素分解能の高い微生物群集における炭化水素非分解菌の役割, 岸本 憲明, 西尾 宜峰, 尾崎 信源, 藤田 藤樹夫, 日本微生物生態学会,   2007年09月, 日本微生物生態学会
  • 高い炭化水素分解能をもつNo.22群から単離したPandoraea sp. Y1株とBurkholderia multivorans Y4株の菌体表層の疎水性の違い, 岸本 憲明, 宮川 和志, 上林 直樹, 畑中 正雄, 尾崎 信源, 藤田 藤樹夫, 日本微生物生態学会,   2007年09月, 日本微生物生態学会
  • カフェ酸誘導体の酵素合成, 岸本 憲明, 廣田 理高, 田中 絵理香, 松井 友香, 香川 保子, 北村 友紀, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会2008年度大会,   2008年03月, 日本農芸化学会2008年度大会
  • チーズ由来微生物群集から抗真菌物質生産菌の単離, 岸本 憲明, 岡本 昌也, 北口 佳枝, 塚本 帆史, 伊藤 恵美, 有本 隆人, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会2008年度大会,   2008年03月, 日本農芸化学会2008年度大会
  • trans-2-decenoic acid ethyl ester から 10-hydroxy-trans-2-decenoic acidへの微生物変換, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 松田 靖史, 三輪 和哉, 森本 悠介, 栗谷 有香, 日本農芸化学会2008年度大会,   2008年03月, 日本農芸化学会2008年度大会
  • 市販チーズから単離した酵母による糸状菌制御(1), 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 井上 富博, 北口 佳枝, 喜多川 雄介, 伊藤 恵美, 畑中 浩志, 日本防菌防黴学会,   2008年09月, 日本防菌防黴学会
  • 市販チーズから単離した細菌による糸状菌制御(2), 岸本 憲明, 岡本 昌也, 北口 佳枝, 塚本 帆史, 有本 隆人, 伊藤 恵美, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会,   2008年09月, 日本防菌防黴学会
  • イオン液体を溶媒に用いたカフェ酸メチルエステルからカフェ酸誘導体の酵素合成, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 北村 友紀, 赤井 嘉明, 入江 志織, 阪口 直子, 竹本 慎太郎, 日本農芸化学会2009年度大会,   2009年03月, 日本農芸化学会2009年度大会
  • ポリマー分解酵素を用いたポリマーフィルムの微細加工, 酒井 清文,山中 勇人,駒 大輔,森芳 邦彦,大本 貴志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本農芸化学会2009年度大会,   2009年03月, 日本農芸化学会2009年度大会
  • 細菌による直鎖炭化水素の生産, 石邨 浩二, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 安藤 仁, 第8回近畿大学環境科学研究会,   2009年08月, 第8回近畿大学環境科学研究会
  • Shewanella 属細菌による直鎖炭化水素の生産, 安藤 仁, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 石邨 浩二, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー,   2009年10月, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー
  • 深海底泥由来Bacillus sp. F8のコンドロイチン硫酸分解酵素遺伝子の探索, 松本 水緒子, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 小林 徹, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー,   2009年10月, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー
  • 親水性イオン液体を用いた酵素反応の可能性, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー,   2009年10月, 第5回広島大学・海洋研究開発機構・近畿大学 合同セミナー
  • 重油資化能の高い微生物群集における炭化水素非資化性細菌の役割, 岸本 憲明, 安藤 仁, 西尾 宜峰, 桶谷 孝太郎, 大前 拓也, 倉田 淳志, 藤田 藤樹夫, 第25回日本微生物生態学会,   2009年11月, 第25回日本微生物生態学会
  • イオン液体を反応溶媒に用いた3-Cyclohexyl caffeateの連続的な酵素合成, 竹本 慎太郎, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 北村 友紀 赤井 嘉明 樽井 惇, 岩井 和也, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
  • イオン液体を反応溶媒に用いたカフェ酸誘導体の酵素合成と腫瘍細胞増殖阻害活性, 北村 友紀, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 森山 達哉, 河村 幸雄, 竹本 慎太郎 赤井 嘉明 丸山 裕平 西村 倫栄 山本 寛子 鵜澤 有希 , 岩井 和也, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
  • 10-hydroxy-2(E)-decenoic acid高生産変異株の取得と変換条件の最適化, 宮川 和志, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 吉本 一裕 冨永 祐希 信田 晃佑 岩崎 麻美 川崎 健児 倉田 淳志 岸本 憲明, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
  • 酢酸イソアミル類縁体による糸状菌胞子発芽阻害活性の評価, 小俣 地洋, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 岡本 昌也 畑中 浩志 北口 佳栄, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
  • 市販チーズから単離したBurkholderia sp.が生産する抗真菌ペプチド, 岡本 昌也, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 原 一浩 森山 亮 北口 佳栄, 日本農芸化学会2010年度大会,   2010年03月, 日本農芸化学会2010年度大会
  • イオン液体を用いた酵素反応の開発, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 竹本 慎太郎 妹尾 文哉, 特殊環境微生物セミナー,   2010年07月, 特殊環境微生物セミナー
  • アルカン資化性酵母Candida maltosaによる10-hydroxy-2(E)-decenoic acid の生産と関連酵素遺伝子のクローニング, 冨永 祐希, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 斎藤 駿 本田 康博 , 特殊環境微生物セミナー,   2010年07月, 特殊環境微生物セミナー
  • 市販チーズから単離したBurkholderia sp. T-34が生産する抗真菌ペプチド, 原 一浩, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 中村 瞳 倉田 淳志 岸本 憲明, 第9回近畿大学環境科学研究会,   2010年08月, 第9回近畿大学環境科学研究会
  • イオン液体存在下で生育する微生物の探索及び酵素活性の検出, 妹尾文哉, 倉田 淳志, 岸本 憲明, , 第9回近畿大学環境科学研究会,   2010年08月, 第9回近畿大学環境科学研究会
  • 揮発性酢酸イソアミルに曝露した Aspergillus niger 胞子の微細構造と抗菌抗真菌スペクトル, 伊藤 久美子, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 柴田 有香 安藤 仁,   2010年08月
  • イオン液体を用いたCaffeic acid phenethyl ester 類縁体の酵素合成, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 北村 友紀 赤井 嘉明 竹本 慎太郎, 岩井 和也, 第14回生体触媒化学シンポジウムin 静岡,   2010年09月, 第14回生体触媒化学シンポジウムin 静岡
  • イオン液体を用いた3-Cyclohexylpropyl caffeate の連続的酵素合成, 竹本 慎太郎, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 岩井 和也, 第14回生体触媒化学シンポジウムin 静岡,   2010年09月, 第14回生体触媒化学シンポジウムin 静岡
  • 市販チーズから単離したBurkholderia sp. T-34が生産する抗真菌ペプチド, 原 一浩, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 中村 瞳, 日本農芸化学会2010年度関西支部会,   2010年10月, 日本農芸化学会2010年度関西支部会
  • 揮発性酢酸イソアミルに曝露したAspergillus niger 胞子の微細構造と抗菌抗真菌スペクトル, 安藤 仁, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 伊藤 久美子 柴田 有香,   2010年10月
  • Candida maltosa による10-hydroxy-2(E)-decenoic acid の生産と関連酵素遺伝子のクローニング, 冨永 祐希, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 斎藤 駿 本田 康博, 日本農芸化学会2010年度関西支部会,   2010年10月, 日本農芸化学会2010年度関西支部会
  • アルカン資化性酵母Candida maltosa による10-Hydroxy-2(E)-decenoic acid の生産と関連酵素の同定, 斎藤 駿, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 冨永 祐希 本田 康博, 第62回日本生物工学会大会(2010年),   2010年10月, 第62回日本生物工学会大会(2010年)
  • n-Decanoic acid を水酸化して3-Hydroxydecanoic acid を生産する細菌の探索, 冨永 祐希, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 斎藤 駿 本田 康博, 第62回日本生物工学会大会(2010年),   2010年10月, 第62回日本生物工学会大会(2010年)
  • 揮発性抗真菌物質による食品汚染微生物の制御, 安藤 仁, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 伊藤 久美子 柴田 有香, 第33回日本分子生物学会年会・第83回日本生化学会大会合同大会,   2010年12月, 第33回日本分子生物学会年会・第83回日本生化学会大会合同大会
  • イオン液体と水溶液を用いたエチルガレートからオクチルガレート配糖体の2段階酵素合成, 岸本 憲明, 倉田 淳志, 宇野 喜晴, 竹本 慎太郎, イオン液体研究会,   2011年01月, イオン液体研究会
    概要:sucrose phosphorylase を用いて ethyl gallate を ethyl gallate-4-O-α-glucopyranosideに変換した。次にイオン液体中でethyl gallate-4-O-α-glucopyranosideと1-octanolからLipozyme RMIMを用いて octyl gallate-4-O-α-glucopyranosideに変換できた。octyl gallate-4-O-α-glucopyranosideをα-glucosidaseで処理すると、octyl gallateが生成し、広い抗菌スぺクトルを示した。
  • イオン液体中でのMethyl Dicaffeoyl Qunateの酵素合成, 岸本 憲明, 倉田 淳志, 塩見 成哉, 森田 裕子, 岩井 和也, イオン液体研究会,   2011年01月, イオン液体研究会
    概要:5-カフェオイルキナ酸をイオン液体中で酵素を用いてキナ酸のカルボキシ基をメチルエステル化した。得られたカフェオイルキナ酸メチルエステルトカフェ酸ビニルエステルからイオン液体中で酵素を用いて4,5-ジカフェオイルキナ酸メチルエステルを酵素合成することに成功した。
  • イオン液体存在下で生育する微生物の探索, 岸本 憲明, 妹尾 文哉, 倉田 淳志, イオン液体研究会,   2011年01月, イオン液体研究会
    概要:くさや漬け汁とキムチから10%[EMIM]{CF3SO3]存在下で生育する微生物3株とキムチから5~40%[BMIM][PF6]存在下で生育する微生物5株を分離することに成功した。
  • 揮発性酢酸イソアミルの Escherichia coli K-12 に対する生育阻害機構の解析, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科, 日本農芸化学会2011年度大会,   2011年03月, 日本農芸化学会2011年度大会
    概要:【目的】本研究室では市販チーズから単離した酵母 Candida maltosa NP9 が揮発性酢酸イソアミル(IA)を生産し、Aspergillus niger 胞子の発芽を阻害することを報告した1)。本研究では、揮発性 IA の抗菌抗真菌スペクトルを評価するとともに、IA 曝露で生じた E.coli 細胞の構造変化を電子顕微鏡で観察し、2D-DIGEを用いたプロテオーム解析をおこなった。 【方法・結果】vapor-agar contact 法で抗菌スペクトルを試験した結果、IA は供試糸状菌 15 種、酵母 5 種、グラム陽性菌 7 種、陰性菌 2 種全ての生育を阻害した。また、IA は A.niger 胞子の発芽を静菌的に阻害したが、 E.coli と Saccharomyces cerevisiae の生育は殺菌的に阻害した。IA に曝露した菌体を TEM 観察すると、E.coli では細胞内の構造に変化が認められ、S.cerevisiae では細胞内小器官の崩壊が観察された。また、E.coli 抽出タンパク質の 2D-DIGE では、発現の異なるタンパク質スポットが複数確認できた。 1)小俣ら:日本農芸化学会 2010 年度大会講演要
  • イオン液体を用いたCaffeoyl quinic acidからMethyl Dicaffeoyl Quinateへの酵素変換, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科, UCC上島珈琲, 日本農芸化学会2011年度大会,   2011年03月, 日本農芸化学会2011年度大会
    概要:【目的】Methyl dicaffeoyl quinate (DCQA-Me) は、プロポリスなどに微量含まれ、DPPHラジカル消去作用、抗がん活性など多様な生理活性をもっている。そこで、コーヒー生豆から抽出した 5-Caffeoyl quinic acid(5-CQA)を出発物質とし、イオン液体(IL)中で二段階の酵素反応でDCQA-Meに変換する方法を開発した。 【方法および結果】まず、5-CQAとメタノールから5-CQA-Meを合成する IL と酵素を探索した。その結果、[Bmim] [NTf2]に5-CQAとメタノールを溶解し、Novozyme 435を40℃で 96 h 反応させると、5-CQA-Meを得ることができた(モル変換率93%)。次に、5-CQA-Meとvinyl caffeateからDCQA-Meに変換できる酵素を探索した結果、Lipozyme TLIM反応液から新規ピークを検出した。単離した生成物は、機器分析から4,5-DCQA-Meと同定した。本酵素は疎水性 IL中ではDCQA-Meを合成したが、親水性ILやt-butyl methyl etherやdioxaneなどの有機溶媒中では合成しなかった。また、疎水性ILに溶解した5-CQA-Meは基質として利用したが、溶解しなかった5-CQA
  • イオン液体と水溶液を用いたエチルガレートからオクチルガレート配糖体の2段階酵素合成, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科,   2011年03月
    概要:【目的】 Octyl gallateは高い抗菌、抗ウイルス活性を有するが、不溶性であるため扱いにくい。そこで、Octyl gallateの溶解度を高めるため、Ethyl gallateから2段階の酵素反応でOctyl gallate配糖体を酵素合成する方法を開発した。 【方法および結果】 Octyl gallateを直接配糖化する糖転移酵素を探索したが、見つけることができなかった。そこで、基質をEthyl gallate に変えて配糖化酵素を探索した結果、Sucrose phosphorylaseがEthyl gallate-4-O-α-glucopyranosideに変換することを見出した。得られたEthyl gallate-4-O-α-glucopyranosideと1-Octanolから、イオン液体中でOctyl gallate配糖体に変換できるリパーゼを探索したところ、Lipozyme RMIM反応液から新規ピークを検出した。この生成物を単離し、機器分析からOctyl gallate-4-O-α-glucopyranosideと同定した。供試イオン液体中では、[BMIM][NTf2]が最適(変換率40%)で、親水性イオン液体より疎水性イオン液体中で高い活性を示した。Octyl gallate配糖体はPseudomonas aeruginosaとBacillus subtilis
  • 親水性・疎水性イオン液体存在下で生育する微生物の探索, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 農学部応用生命化学科,   2011年03月
    概要:【目的】イオン液体はアニオンとカチオンから構成され、常温常圧で液体の塩である。アニオンとカチオンの組み合わせにより疎水性や親水性を示すイオン液体を調製可能であり、疎水性や親水性を示す化合物を溶解できる。さらに不揮発性や難燃性、熱安定性を示す。イオン液体は優れた反応溶媒であり、イオン液体中で利用可能な酵素の取得が期待される。本研究では親水性・疎水性イオン液体存在下で生育する微生物を探索し、酵素活性の検出を試みた。 【方法・結果】まず天日塩や岩塩、醤油もろみ、キムチ、くさや漬け汁から、耐塩性細菌の獲得を試みた結果、20% NaClを含む培地で生育する6種類の細菌群集を得た。続いてイオン液体を含む培地で生育を検討した結果、くさや漬け汁とキムチ由来の細菌群集はそれぞれ疎水性イオン液体[BMIM][PF6]と親水性イオン液体[EMIM][CF3SO3]を含む培地で生育した。[EMIM][CF3SO3]を含む培養液上清からアルカリフォスファターゼとエステラーゼ活
  • Enzymatic Synthesis of Caffeic Acid Phenethyl Ester Analogues from Underutilized Natural Resource in Ionic Liquid, 倉田 淳志, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 農学部応用生命化学科, 農学部応用生命化学科, UCC 上島珈琲, 4TH CONGRESS ON IONIC LIQUIDS,   2011年06月, 4TH CONGRESS ON IONIC LIQUIDS
    概要:A novel consecutive enzymatic conversion was developed for production of caffeic acid phenethyl ester analogues from unused coffee beans. The procedure was comprised of chlorogenate hydrolase and Novozyme435 with [BMIM][NTf2] as the solvent. The analogues exhibited strong antiproliferative activities toward various human tumor cells.

作品

  • 高単位血栓溶解酵素を生産する納豆菌の育種に関する共同研究,   1998年 - 2000年
  • イソチオシアナート化合物の抗菌機構に関する共同研究,   1998年 - 2000年
  • リノール酸からr-ラクトン類への微生物変換,   2000年 - 2002年

MISC

  • In Vitro Antifungal and Antiviral Activities of γ- and δ-Lactone Analogs Utilized as Food Flavoring., Biocontol Science, 10巻, 32-36頁,   2005年
  • Chlorogenate Hydrolase-catalyzed Synthesis of Hydroxycinnamic Acid Ester Derivatives by Transesterification, Substitution of Bromine, and Condensation Reactions., Applied Microbiology and Biotechnology., 68巻 2号, 198-202頁,   2005年
  • In Vitro Antioxidative Effects and Tyrosinase Inhibitory Activities of Seven Hydroxycinnamoyl Derivatives in Green Coffee Beans., Jouranl of Agricultural and Food Chemistry, 52巻 15号, 4893-4898頁,   2004年
  • Recovery of sterols as fatty acid steryl esters from waste material after purification of tocopherols., Lipids, 39巻 8号, 789-794頁,   2004年
  • Isolation and Characterization of an β-(1→3)-D-Galactanase from the Strain Apergillus fumigatus No. 232., Japan Journal of Food Microbiology, 21巻 1頁, 52-61頁,   2004年
  • Two Distinct Pathways for the Formation of Hydroxyl Fatty Acids from Linoleic Acid by Lactic Acid Bacteria., Lipids, 38巻 12号, 1269-1274頁,   2003年
  • A New Carotenoid glycosyl ester isolated from a marine microorganism, Fusarium strain T-1., Jouranl of Natural Products, 65巻, 1683-1684頁,   2002年
  • 好酸性細菌の特徴と活用(単著), バイオサイエンスとインダストリー, 50,34-36,   1992年
  • 鉄イオンによるAcidiphilium属細菌のCo2+耐性の増加(共著), 資源・素材学会誌, 105,559-563,   1989年
  • 納豆の効能成分--血栓溶解酵素ナットウキナーゼ--, 33, 2, 215, 216,   1996年
  • 納豆中のプロウロキナーゼ活性化酸素と血栓溶解能, 須見洋行, 馬場健史, 岸本憲明, 日本食品科学工学会誌, 43, 10, 1124, 1127,   1996年, 10.3136/nskkk.43.1124
  • 各種納豆商品中のナットウキナーゼ活性(単著), ディリーフード, 18, 4, 63, 68,   1998年
  • 沢わさび、ホースラディシュに含まれるイソチオシアナート類の抗菌活性(共同発表), 日本農芸化学会誌 講演要旨集, 72, 305,   1998年
  • ビタミンK(MK-7)剤としての納豆及び納豆菌の研究(共同発表), 日本食品科学工学会 第45回大会講演集, 90,   1998年
  • クロロゲン酸からキナ酸とカフェ酸への酵素を用いた変換(共同発表), 日本食品科学工学会 第45回大会講演集, 185,   1998年
  • イソチオシアナート化合物の抗菌活性, 日本食品保蔵科学会誌, 25, 1, 7, 13,   1999年
  • オカラ発酵による水溶性ビタミンKの生産, 須見 洋行, 柳沢 泰任, 岸本 憲明, 日本農芸化学会誌, 73, 6, 599, 604,   1999年, 10.1271/nogeikagaku1924.73.599
  • 海洋性微生物 由来のカロテノイドの探索, 第14回 カロテノイド研究談話会 講演要旨集, 108,   2000年
  • 納豆菌を用いたRAPD法の改良, 日本農芸化学会誌 講演要旨集, 74, 294,   2000年
  • RAPD法を用いた乳酸菌の新規分類法, 日本食品科学工学会 第47回大会講演集, 53,   2000年
  • アゾ化合物分解菌の分離・同定と分解酵素に関する研究, 日本農芸化学会誌 講演要旨集, 75, 254,   2001年
  • ┣DBYallowia(/)-┫DB ┣DBlipolytica(/)-┫DBによるオレイン酸からr-ドデカラクトンへの微生物変換, 日本農芸化学会誌 講演要旨集, 75, 372,   2001年
  • Biodegradation of the Sulfonated Azo Dye Direct red 81 by shewanella putrefaciens strain B-3-1 Isolated from River Water (共著), J. Environ. Biotech. , 1, 49-56,   2001年
  • リノール酸から(Z)-6-dodecen-4-olideへの微生物変換, 日本生物工学会平成14年度大会講演要旨集, 127,   2002年
  • カフェ-酸フェネチルエステルのヒト腫瘍細胞増殖制御活性と抗インフルエンザウイルス活性, 日本農芸化学会 大会講演要旨集, 58,   2003年
  • コーヒー生豆に含まれるクロロゲン酸類の単離とその生理活性, 日本農芸化学会 大会講演要旨集, 78,   2003年
  • 短鎖脂肪酸に特異性の高いリパーゼ生産菌のスクリーニングと酵素精製, 日本食品科学工学会誌 講演要旨集, 78,   2003年
  • リノール酸からδ-decalactoneへの微生物変換, 日本生物工学会誌 講演要旨集, 109,   2003年
  • クロロゲン酸エステラーゼを用いたカフェ酸フェネチルエステルの酵素合成, 日本生物工学会誌 講演要旨集, 69,   2003年
  • 重油生分解能の高い複雑微生物系の解析, 日本生物工学会誌 講演要旨集, 204,   2003年
  • クロロゲン酸エステラーゼとタンナーゼを用いたカフェ酸フェネチルエステルの酵素合成, 日本生物工学会平成14年度大会, 88,   2002年
  • 重油分解菌スクリーニングとその有用性, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 日本防菌防黴学会誌, 33, 1, 37, 45,   2005年01月
    概要:自然環境下から重油生分解能力の高いGordonia alkanivorans B-3-1株と Baciilus subtilis 3M-3株を単離し、両株の重油乳化機構が異なることを報告した。つまりG. alkanovorans B-3-1株は菌表層から外側に突きだしたミコール酸の炭化水素鎖に重油を付着させて乳化させているのに対して、B. subtilis 3M-3株は乳化物質を生産することにより重油を乳化させていた。
  • 未利用コーヒー生豆資源からクロロゲン酸類の単離, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 近畿大学資源再生研究所報告, 4, 29, 39,   2006年03月
    概要:未熟なコーヒー生豆はコーヒー飲料の風味をそこなうため、コーヒー市場に出荷されていない。プランテーションで働く人たちに飲まれるくらいでバイオマス資源として有効活用されていない。コーヒー生豆には6g/100gのクロロゲン酸類が含まれており、アルコールで簡単に抽出することできる。HPLCで7種類のクロロゲン酸類を単離することに成功した。

特許

  • ヒアルロニダーゼ阻害剤, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 岩井和也, 特願2005-358513, 桂皮酸誘導体に強力なヒアルロニダーゼ阻害作用があることを見いだした。皮膚の保水などに寄与するヒアルロン酸を分解するヒアルロニダーゼ活性を阻害する桂皮酸誘導体をアカネ科、キク科、ヒルガオ科、バラ科、タケ科、モチノキ科植物から抽出する。
  • 桂皮酸配糖体の製造方法, 岸本 憲明, 楯 裕美子, 藤田 藤樹夫, ユーシーシー上島珈琲株式会社, 特願2006-041254, 桂皮酸を配糖体化する酵素活性が野生株に比べてBaciilus amylopiquefaciens変異株が生産する経費酸配糖体化酵素を用いて、桂皮酸、カフェ酸、フェルラ酸、クマル酸、3,4-ジヒドロフェニルプロピオン酸、3-フェニルプロピオン酸、シナピン酸などを配糖化する。
  • 食塩含有食品へのγ-アミノ酪酸の富化方法, 岸本 憲明, 上武 誠, 藤田 藤樹夫, 三笠産業株式会社, 三笠産業株式会社, 特願2006-193773, グルタミン酸またはその塩の存在下に、乳酸菌の休止菌体と食塩含有食品とを接触させることを特徴とする、食塩含有食品へのγ-アミノ酪酸の富化方法
  • 不飽和脂肪酸誘導体の製造方法, 岸本 憲明, 愛水 哲史, 松田 靖史, 藤田 藤樹夫, 特願2006-304516, trans-2-不飽和脂肪酸誘導体からω位にヒドロキシル基あるいはケト基を有するtrans-2-不飽和脂肪酸誘導体へ、Candida属もしくはYallowia属に属する微生物、該微生物の細胞破砕物または該微生物の無細胞抽出物と接触させることを特徴とするω-ヒドロキシtrans-2-不飽和脂肪酸あるいはω-オキシtrans-2-不飽和脂肪酸の製造方法
  • 血圧上昇抑制作用を有する組成物, 岸本 憲明, 魚谷 和道, 出願番号なし
  • スチレン-(メタ)アクリル樹脂の分解方法, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 山根文夫 佐伯誠, 出願番号なし
  • 抗菌性物質, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 山口 文秀, 出願番号なし
  • 菌糸の伸長を阻害する抗真菌性物質, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 山口 文秀 , 出願番号なし
  • 桂皮酸誘導体の酵素合成法, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 福永 泰司,岩井 和也,紙谷 雄志,堀 牧恵, 出願番号なし
  • 抗がん剤, 岸本 憲明, 藤田 藤樹夫, 福永 泰司,岩井 和也,後藤田 奈々香,紙谷 雄志,北浦 佳奈, 出願番号なし
  • 酵母変異株, 岸本 憲明, 倉田 淳志, 出願番号なし
  • キナ酸ジエステルおよびキナ酸ジエステル誘導体の酵素合成法, 岸本 憲明, 竹本 慎太郎, 塩見 成哉, 森田 裕子, 倉田 淳志, 岩井 和也, 成田 優作, 特願2011-6528, 疎水性イオン液体に溶解しないカフェオイルキナ酸を、イオン液体中で酵素を用いて疎水性イオン液体に溶解できるカフェオイルキナ酸メチルエステルに変換した。得られたカフェオイルキナ酸メチルエステルとカフェ酸ビニルエステルから、イオン液体中で酵素を用いて4,5-ジカフェオイルキナ酸メチルエステルに変換した。4,5-ジカフェオイルキナ酸メチルエステルは水溶液中で酵素で加水分解され、4,5-ジカフェオイルキナ酸を生成した。

競争的資金

  • 酵素を用いた機能性素材の開発
  • 発酵食品由来機能性物質の検索と解析
  • 生理活性物質の検索と解析に関する研究
  • 酵素を用いた機能性素材にの開発に関する研究
  • JST地域イノベーション創出総合支援事業, 発酵食品から単離した微生物による抗真菌物質の生産
  • JST地域イノベーション創出総合支援事業, 微生物変換法による稀少ヒドロキシ脂肪酸の生産