KINDAI UNIVERSITY


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加藤 恒雄カトウ ツネオ

プロフィール

所属部署名生物理工学部 生物工学科 / 生物理工学研究科
職名教授
学位農学博士
専門植物育種学
ジャンル経営・産業/農林
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/143-katou-tsuneo.html
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Last Updated :2017/09/17

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    農作物の品種改良に関する諸問題について、特にイネの収量およびそれに関連する形質、穂の大きさ、形、コメツブの大きさや数、その他の農業的に重要な形質、の遺伝について研究しています。

学歴・経歴

学歴

  •  - 1979年, 京都大学, 農学研究科, 農学
  •  - 1974年, 北海道大学, 農学部, 農学科

経歴

  •   1981年,  - 1985年,  広島農業短期大学 助手
  •   1985年,  - 1989年,  広島農業短期大学 講師
  •   1989年,  - 1990年,  広島農業短期大学 助教授
  •   1990年,  - 2002年,  広島県立大学生物資源学部 助教授
  •   2002年, -  近畿大学生物理工学部 教授

研究活動情報

研究分野

  • 基礎生物学, 遺伝・ゲノム動態
  • 農学, 育種学
  • 農学, 作物学・雑草学

研究キーワード

  • 収量, シンク能力, 量的形質遺伝子座, イネ

論文

  • イネ日本型品種とインド型品種間の玄米中γ-オリザノール含量の差異に関する量的形質遺伝子座, 加藤 恒雄・松川 哲也・堀端 章, Plant Production Science,   2017年09月, 査読有り
  • エンドウにおいて環境要因により誘発された種子発育低下およびその要因, 堀端章・伊東卓爾・小谷真主・川西孝秀・神藤宏・辻圭索・楠茂樹・加藤恒雄, Agricultural Sciences, 7, 439, 446,   2016年07月, 査読有り
  • イネ極穂重型品種における良登熟型アレルとそれらの品種間分布, 加藤 恒雄・堀端 章, Proceedings of 8th Asian Cropn Science Association Conference, 51, 61,   2015年12月, 査読有り
  • イネ第12染色体長腕に挿入されたトランスポゾンmPingに関する遺伝的分離の歪み, 堀端 章・柿窪 善浩・加藤 恒雄, Breeding Science, 65, 4, 340, 344,   2015年09月, 査読有り
  • イネ組換え近交系の出穂後の稈におけるデンプン含量およびデンプン代謝関連遺伝子発現量の推移, 久保 竜一・堀端 章・加藤 恒雄, 作物研究, 59, 17, 22,   2014年07月, 査読有り
  • イネにおける株開張性の発生に関する組織学的観察, 加藤 恒雄, 近畿大学生物理工学部紀要, 33, 1, 7,   2014年03月, 査読有り
  • 登熟良好な新規極穂重型イネ遺伝子型を開発する試み, 加藤 恒雄, 作物研究, 58, 15, 20,   2013年07月, 査読有り
  • イネの穂構造に関わる新規フレームシフト突然変異遺伝子, fzp-10, 加藤 恒雄・堀端章, Euphytica, 184, 1, 65, 72,   2012年03月, 査読有り
  • 広範囲のイネ品種におけるOsAGPS2およびOsSUT1上の良登熟型対立遺伝子の分布の歪み, 加藤 恒雄・堀端章, Breeding Science, 61, 2, 217, 220,   2011年06月, 査読有り
  • イネ極穂重型における登熟に対するOsAGPS2およびOsSUT1上の対立遺伝子の効果, 加藤 恒雄・谷口綾乃・堀端章, Crop Science, 50, 6, 2448, 2456,   2010年11月, 査読有り
  • イネの粒長に関するQTLの主効果および2QTL間相互作用に関する準同質遺伝子系統を用いた解析, 加藤 恒雄, 作物研究, 55, 33, 38,   2010年09月, 査読有り
  • 異なる環境下での数種のイネ極穂重型における登熟関連形質の変異と相関, 加藤 恒雄, Plant Production Science, 13, 2, 185, 192,   2010年04月, 査読有り
  • イネの発育胚乳におけるショ糖・デンプン代謝酵素活性および極穂重型における登熟との関係, 加藤 恒雄・新村大・谷口綾乃, Plant Production Science, 10, 4, 442, 450,   2007年10月, 査読有り
  • 13Cでラベルされた光合成産物は多収イネ品種の生育時期と穂サイズによって変化する (jointly worked), Functional Plant Biology, 31, 2, 131, 139,   2004年02月, 査読有り
  • 穂当たり穎花数およびその構成要素を制御する量的形質遺伝子座:それらの主効果と年次との相互作用, 加藤 恒雄, Breeding Science, 54, 2, 125, 132,   2004年06月, 査読有り
  • イネ極穂重型品種アケノホシの登熟に対する穎花除去の効果, 加藤 恒雄, Journal of Agricultural Science, 142, 2, 177, 180,   2004年09月, 査読有り
  • イネ挿入突然変異誘発のためのiAc/Ds遺伝しおよびエンハンサートラッピングシステム (jointly worked), Functional Plant Biology, 29, 5, 547, 559,   2002年05月, 査読有り
  • ダマスクローズの3親的起源, 岩田 光・加藤 恒雄・大野 晋, Gene, 259, 1/2, 53, 59,   2000年12月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)組換え近交系における分げつ特性と穂数との関係, 加藤 恒雄, SABRAO Journal of Breeding and Genetics, 31, 2, 63, 68,   1999年12月, 査読有り
  • イネ品種における粒重増加過程関連形質に関する遺伝および環境変異と相関, 加藤 恒雄, Plant Production Science, 2, 1, 32, 36,   1999年03月, 査読有り
  • イネの粒長を支配する個々の量的形質遺伝子座の単離, 加藤 恒雄, Japan Agricultural Research Quarterly, 32, 4, 233, 238,   1998年, 査読有り
  • イネの穂型を表す一指標としての穂重心指数, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究, 51, 31, 36,   2006年05月
    概要:極穂重型イネ品種の登熟能力向上に向けた穂型の改良に資するために,穂軸に沿った穎花着生分布の様相を表す新たな指標として穂重心指数(PCI)と穎花散布度(DSD)を提案し,実際のデータに摘用した.その結果,PCIが高いものは登熟能力も高いが例外も存在すること,PCIが低いものは2次枝梗上穎花歩合が高いこと,等が明らかになった(英文).
  • イネ極穂重型品種間にみられる穂内の維管束分枝体系に関する変異, 加藤 恒雄, 近畿大学生物理工学部紀要, 21, 1, 6,   2008年03月
    概要:極穂重型イネ品種間における登熟程度と穂内の維管束分枝体系との関係を検討するため,登熟程度の異なる極穂重型品種を用いて,穂軸から1次枝梗,2次枝梗への分岐点における大維管束の分枝を観察した.その結果,登熟の比較的高い品種は,より多数の大維管束を穂軸基部に確保し,穂基部においてより多くの大維管束を分枝して1次枝梗へとより多く走向させていることが明らかになった.これらの品種は,1次枝梗内の大維管束数を増加して,穎花への転流および登熟を向上させていることが示唆された.(英文)
  • イネ組換え型自殖系統における登熟程度と穂型関連形質間の経路分析, 加藤 恒雄, 作物研究, 53, 19, 23,   2008年08月
    概要:イネ極穂重型を含む組換え型自殖系統を用いて,登熟程度と穂内の穎花数と分布に関する穂型関連形質との間の関係を,経路分析によって検討した.その結果,2次枝梗上穎花数関連形質は登熟程度に対して負の大きな直接効果,および関連形質内の他形質を経由した同じく負の間接効果を示し,互いに連動しつつ登熟を低下させることが確認された.それに対して,1次枝梗数は,大きな正の直接効果によって登熟程度に専ら影響していた.一方,1次枝梗数は2次枝梗上穎花関連形質と有意ではないものの正の相関を示した.したがって,1次枝梗数を増加させるとともに2次枝梗数や2次枝梗上穎花数が過多にならないように選抜を加える必要がある(英文).
  • 発酵粗飼料としての稲籾の消化性に及ぼす割れ籾性の効果, 加藤 恒雄, 城田圭子,新出昭吾,番匠宏行, 近畿大学生物理工学部紀要, 24, 1, 5,   2009年09月
    概要:発酵粗飼料としての稲籾の消化性を向上させるため,遺伝的に内外穎間に隙間を生じる割れ籾性が消化率に及ぼす効果を,サイレージとして調整した割れ籾等を乾牛の第1胃内に挿入することで検討した.その結果,割れ籾となっても消化率の向上は認められなかった.玄米の場合にも消化率は大きく向上しなかったので,玄米表層に存在する消化阻害物質の影響が推察された.稲籾サイレージの消化率を向上させるよりも,栄養器官の大きな飼料用イネを開発する等が望まれる(英文).
  • イネのシンク容量関連形質に関する選抜反応, 加藤 恒雄, Crop Science, 37, 5, 1472, 1475,   1997年10月, 査読有り
  • イネにおける収量シンク容量関連形質間の相関, 加藤 恒雄・武田 和義, Crop Science, 36, 5, 1135, 1139,   1996年10月, 査読有り
  • イネ品種BG 1における香り米遺伝子の農業形質に対する効果, 加藤 恒雄・猪谷 富雄, SABRAO Journal, 28, 1, 1, 9,   1996年06月, 査読有り
  • イネ品種の発育胚乳におけるショ糖合成酵素活性の変化, 加藤 恒雄, Crop Science, 35, 3, 827, 831,   1995年06月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)の1次および2次枝梗上の発育粒における内生アブシシン酸, 加藤 恒雄・武田 和義, 日本作物学会紀事, 62, 4, 636, 637,   1993年12月, 査読有り
  • 粒大の異なるイネ2品種の発育粒における内生アブシシン酸の変化, 加藤 恒雄・櫻井 直樹・倉石 晋, 日本作物学会紀事, 62, 3, 456, 461,   1993年09月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)の穂内の異なる粒着生位置の間の粒重増加過程に関する変異, 加藤 恒雄, SABRAO Journal, 25, 1, 1, 10,   1993年06月, 査読有り
  • イネ品種銀坊主において誘発された長粒型突然変異アレルに関する遺伝分析, 加藤 恒雄, SABRAO Journal, 22, 2, 123, 129,   1990年12月, 査読有り
  • 親子相関および選抜反応から推定したイネ(Oryza sativa L.)の粒大に関する遺伝率, 加藤 恒雄, 育種学雑誌, 40, 3, 313, 320,   1990年09月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)における粒重増加過程とシンク容量との関係, 加藤 恒雄, 育種学雑誌, 39, 4, 431, 438,   1989年12月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)の粒大に関するダイアレル分析, 加藤 恒雄, 育種学雑誌, 39, 1, 39, 45,   1989年03月, 査読有り
  • 粒大の異なるイネ品種の粒重増加過程に対する遮光および枝梗切除処理の効果, 加藤 恒雄, 日本作物学会紀事, 55, 2, 252, 260,   1986年03月, 査読有り
  • 普通系コムギの相同染色体対合に対する3B染色体の作用の解析, 加藤 恒雄・山縣 弘忠, 第6回国際コムギ遺伝学シンポジウム紀要, 321, 325,   1983年11月, 査読有り
  • 普通系コムギにおける同腕染色体の腕間対合に対する3B染色体欠失の効果, 加藤 恒雄・山縣 弘忠, 遺伝学雑誌, 57, 4, 403, 406,   1982年08月, 査読有り
  • コムギ-ライムギF1個体における同祖染色体対合に対する高温効果のステージ依存性, 加藤 恒雄・山縣 弘忠, 遺伝学雑誌, 57, 2, 155, 162,   1982年04月, 査読有り
  • 普通系コムギにおける相同染色体対合の高温による減少, 加藤 恒雄・山縣 弘忠, 遺伝学雑誌, 55, 5, 337, 348,   1980年10月, 査読有り
  • コムギ-ライムギF1個体における5B染色体による同祖染色体対合制御機構に対する高温効果, 加藤 恒雄・山縣 弘忠, 遺伝学雑誌, 54, 1, 21, 26,   1979年02月, 査読有り
  • イネ(Oryza sativa L.)における個体当り穎花数およびその構成要素に対するダイアレル分析, 加藤 恒雄, SABRAO Journal, 28, 2, 1, 6,   1996年12月, 査読有り

講演・口頭発表等

  • イネ品種「房吉」の大粒性を制御するLKF座はOsPPKL1座と同一である, 加藤 恒雄, 日本育種学会第131回講演会,   2017年03月30日
  • イネ品種銀坊主が示す「先端短縮穂」の遺伝様式, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究会第182回例会,   2016年11月26日
  • 玄米中のγ-オリザノール含量に関する量的形質遺伝子座, 加藤 恒雄, 第3回国際こめ油会議,   2016年10月24日
  • 近畿大学柑橘遺伝資源保存園に保存されているカンキツ類のレトロトランスポゾンCIRE1をマーカーとする分類, 堀端 章・加藤 恒雄, 日本育種学会第130回講演会,   2016年09月25日
  • イネにおける株開張性と分げつ期での茎の重力屈性との関係, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究会第181回例会,   2016年05月28日
  • イネOsAGPS2,OsAGPL2およびOsSUT1座上アレルの登熟に及ぼす主効果と相互作用, 加藤 恒雄, 日本作物学会第241回講演会,   2016年03月28日
  • 準同質遺伝子系統を用いたイネ大粒品種の粒長に関するQTL x QTL x 環境相互作用, 加藤 恒雄, 第3回穀物バイオテクノロジー・育種会議,   2015年11月02日
  • イネ極穂重型品種の登熟に対するOsAGPS2, OsAGPL2およびOsSUT1上アレルの効果, 加藤 恒雄, 日本作物学会第239回講演会,   2015年03月28日
  • イネ極穂重型品種における良登熟型アレルとそれらの品種間分布, 加藤 恒雄, 第8回アジア作物学会議,   2014年09月23日
  • イネ極穂重型品種の登熟向上に寄与するADPグルコースピロホスホリラーゼ遺伝子, 加藤 恒雄, 第14回食品酵素化学研究会学術講演会,   2014年08月30日, 招待有り
  • 香り米遺伝子座BADH2内多型と玄米中総γ-オリザノール含量との関係, 加藤 恒雄, 日本作物学会第238回講演会,   2014年09月10日
  • イネ組換え近交系における高位節からの分げつの出現およびその遺伝, 加藤 恒雄, 日本作物学会第237回講演会,   2014年03月29日
  • 切り穂培養における極穂重型イネ品種のショ糖転流速度, 加藤 恒雄, 新村大, 日本作物学会第214回講演会,   2002年08月, 日本作物学会第214回講演会
    概要:極穂重型イネ品種間にみられる穂シンク活性の変異を検討するため、24時間の切り穂培養によって、一定のショ糖濃度に調整した培養液の切り穂による吸収速度等を測定した。
  • イネ極穂重型品種の穂内頴花着生位置間に見られる切り穂培養でのショ糖転流速度の変異, 加藤 恒雄, 新村大, 日本作物学会第215回講演会,   2003年04月, 日本作物学会第215回講演会
    概要:イネ極穂重型品種における穂・頴花のシンク活性の変異を検討するため、24時間の切り穂培養によって穂全体のショ糖転流速度、および穂内着生位置ごとの頴花へのショ糖転流速度を測定・解析した。
  • イネのslg 座に挿入されたMITE 型トランスポゾンmPing の末端逆向き反復配列におけるメチル化, 堀端 章, 大森良弘, 加藤 恒雄, 奥本裕 中﨑鉄也 谷坂隆俊, 21 世紀COE プログラム国際シンポジウム(泉佐野),   2003年09月, 21 世紀COE プログラム国際シンポジウム(泉佐野)
    概要:イネのトランスポゾンmPing の端部にあるGGCC 配列中のシトシンのメチル化の有無についてPCR による調査を行った。その結果、葉組織では、この配列がメチル化されており、このことがmPing の可動性を制御する要因の一つではないかと考えられた。
  • トランスポゾンディスプレイによるイネのMITE 型トランスポゾンmPing の転移のモニタリング, 堀端 章, 松井和幸, 加藤 恒雄, 奥本裕 中﨑鉄也 谷坂隆俊, 21 世紀COE プログラム国際シンポジウム(泉佐野),   2003年09月, 21 世紀COE プログラム国際シンポジウム(泉佐野)
    概要:イネのトランスポゾンmPing の転移を全ゲノムに渡ってモニタリングするためのトランスポゾンディスプレイの実施条件について最適化を行った。その結果、この方法を用いれば、供試サンプル間で複数コピーのmPing の転移を検出できることが明らかになった。
  • イネ極穂重型品種の登熟特性に関する遺伝子型×環境交互作用, 加藤 恒雄, 日本作物学会第216回講演会,   2003年09月, 日本作物学会第216回講演会
    概要:イネ極穂重型3品種を含む5品種を栽培年次と場所が異なる6環境下で栽培し,それらの登熟特性を測定して,遺伝子型×環境交互作用をFinley and Wilkinsonの回帰によって解析した.その結果,極穂重型の間でも,登熟能力自体とともに登熟能力の環境に対する反応性に違いが認められることが分かった.
  • 発酵粗飼料としての稲籾の消化率に及ぼす割れ籾性の効果, 加藤 恒雄, 城田圭子 新出昭吾 番匠宏行, 日本作物学会第217回講演会,   2004年03月, 日本作物学会第217回講演会
    概要:発酵粗飼料としてイネを供用する場合,穎果が籾殻に覆われているため消化率が劣ることが問題となっている.この点を解決するため,割れ籾を発生させるような遺伝子型の利用を試みた.割れ籾と正常籾をフィスティル装着乾乳牛の第1胃内へ挿入して消化率を測定したところ,割れ籾による消化率向上は認められなかった.
  • 登熟能力を異にする極穂重型イネ品種間にみられるショ糖代謝関連酵素遺伝子の塩基配列多型, 谷口綾乃, 加藤 恒雄, 堀端 章, 近畿大学21世紀COEプログラム「食資源動物分子工学研究拠点」第4回国際シンポジウム,   2004年09月, 近畿大学21世紀COEプログラム「食資源動物分子工学研究拠点」第4回国際シンポジウム
    概要:登熟能力に関して変異を呈するような極穂重型イネ品種間の発育胚乳中で発現するショ糖代謝関連酵素遺伝子,特にADPグルコースピロホスホリラーゼ遺伝子の5'側上流域について塩基配列の多型を解析した.その結果,登熟が比較的良好な品種南京11号のみが他の品種とは異なる配列を数カ所において示すことが明らかとなった(英文).
  • イネの発育胚乳におけるショ糖代謝関連酵素:極穂重型イネ品種の登熟能力との関係, 加藤 恒雄, 谷口綾乃, 堀端 章, 新村大, 4th International Crop Science Congress,   2004年09月, 4th International Crop Science Congress
    概要:極穂重型イネ品種間でみられる登熟能力の変異をもたらす一要因として,発育胚乳中のショ糖代謝関連酵素に注目した.これら酵素中,発育胚乳でのショ糖合成酵素とADPグルコースピロホスホリラーゼ活性は,登熟良好な品種の方が登熟不良な品種に比べて高いこと,後者の酵素遺伝子に関しては登熟程度の異なる品種間で塩基配列の多型が認められること,等が示された.これによって,登熟能力を遺伝的に改良していく可能性が示唆された(英文).
  • japonica型水稲の幼苗期耐冷性を支配する遺伝子に関する比較QTL(Quantitative trait Loci:量的形質遺伝子座)解析, 柿窪 善浩, 堀端 章, 加藤 恒雄, 近畿大学先端技術総合研究所シンポジウム,   2004年10月, 近畿大学先端技術総合研究所シンポジウム
    概要:耐冷性遺伝子の集積による高度耐冷性水稲品種の育成を目的として、japonica型イネ2品種(中生新千本およびアケノホシ)の幼苗期耐冷性を支配するQTLの連鎖分析を行った。一般に、近縁品種間では連鎖分析に必要な分子マーカーが十分に得られないため、ここでは、indica型品種密陽23号を共通親とする2組の分離集団を作成し、両集団内で個別にQTL解析を行ってその結果を総合する、比較QTL解析を試みた。実験に用いたjaponica型2品種の幼苗期耐冷性はindica型品種密陽23号に比べて極めて強いものである。両分離集団の各々について各個体からDNAを抽出し、SSRマーカーを用いて連鎖地図を作成した。また、上記各個体の個体別次代系統に対して低温障害程度を指標とした耐冷性調査を行い、その平均値を各個体の耐冷性評価値とした。連鎖分析の結果、幼苗期耐冷性に関連すると見られるいくつかの遺伝子座を見出した。
  • ジャポニカイネの幼苗期における低温耐性を支配する遺伝子の比較QTL解析, 柿窪 善浩, 堀端 章, 加藤 恒雄, World Rice Research Conference 2004,   2004年11月, World Rice Research Conference 2004
    概要:低温耐性を持つイネ品種の開発は、低温の被害を回避する最も効果的な手段の一つである。本研究では、ジャポニカイネの幼苗期の低温耐性に関して、これに関連するQTLを検出し、新品種に高度耐性遺伝子を集積するため、中程度から高い低温耐性を持つ2品種、中生新千本とアケノホシを供試して、その低温耐性に関与する遺伝子を低温耐性の弱いインディカイネ品種密陽23号を共通親とする比較QTL解析によって明らかにした。
  • 登熟能力を異にする極穂重型イネ品種における発育胚乳中のショ糖代謝関連酵素活性, 加藤 恒雄, 谷口綾乃, 新村大, 日本作物学会第219回講演会,   2005年03月, 日本作物学会第219回講演会
    概要:極穂重型品種間でみられる登熟能力の遺伝変異の要因を解析するため,発育胚乳中で機能するショ糖代謝関連酵素の活性に関する変化および品種間差異を検討した.その結果,登熟能力の高い南京11号は登熟能力の低いアケノホシに比べて,測定した2カ年ともに2次枝梗上穎花におけるADPグルコースピロホスホリラーゼ活性が高いことがわかった.
  • 数種のイネ雑種集団における穎花数関連形質の遺伝, 加藤 恒雄, 日本育種学会第107・108回講演会,   2005年08月, 日本育種学会第107・108回講演会
    概要:イネ極穂重型品種を親とする6種類の交雑後代集団において,穎花数に関連する形質に関する親子相関係数を求めた.その結果,日本型×インド型の後代では日本型×日本型の後代よりも高い親子相関が得られた.また,1次枝梗数/穂のような穂の形成過程中初期に決定される形質ほど親子相関係数が高くなる傾向にあった.これらのことから,穎花数の選抜は,1次枝梗数/穂や2次枝梗数/1次枝梗のような形質の選抜を経ることで実施する方が有効であることが示唆された.
  • 準同質遺伝子系統内の単一メンデル性因子として単離したイネ粒長を制御する量的遺伝子座, 加藤 恒雄, 10th International Congress of SABRAO,   2005年08月, 10th International Congress of SABRAO
    概要:イネの粒長を制御する複数の量的遺伝子座(QTL)を,個別に準同質遺伝子系統において単一メンデル性因子として分離するような形で単離した.イネ大粒品種BG 1とコシヒカリの交雑後代で様々な長粒を示す系統を短粒の品種銀坊主によって連続戻し交雑し,上記のような特性を持つBC5F2系統を5種類作製した.これらの系統は,互いに異なる長粒を示し,またそれを制御する対立遺伝子はすべて異なるQTL上に存在する.今後は,これら系統の相互交雑により,QTL間の相互作用を検討する(英文).
  • 登熟能力を異にする極穂重型イネ品種にみられるADPグルコースピロホスホリラーゼ遺伝子の塩基配列多型, 加藤 恒雄, 谷口綾乃, 堀端 章, 日本作物学会第221回講演会,   2006年03月, 日本作物学会第221回講演会
    概要:極穂重型イネ品種間にみられる登熟能力の変異と関連するADPグルコースピロホスホリラーゼ活性の変異をもたらす要因として,本酵素遺伝子の塩基配列多型を極穂重型品種間で検討した.その結果,特にOsAGPS2の翻訳開始点直前の欠失等,登熟良好な品種で特異的にみられる多型を検出した.
  • トランスポゾンディスプレイによるmPingタグラインの解析, 堀端 章, 松井 和幸, 加藤 恒雄, 近畿大学21世紀COEプログラム国際シンポジウム,   2006年12月, 近畿大学21世紀COEプログラム国際シンポジウム
    概要:イネのDNA型トランスポゾンmPingは、通常栽培条件下において転移可能であり、その後代において突然変異が誘発されることから、トランスポゾンタギングを行うことが可能である。本研究では、トランスポゾンディスプレイを行い、転移したmPingの検出と転移先の遺伝子の塩基配列決定を行った。
  • イネ組換え型自殖系統における登熟程度と穂型関連形質間の経路分析, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究会第163回例会,   2007年07月, 近畿作物・育種研究会第163回例会
    概要:大きな遺伝変異を示すイネ組換え型自殖系統を用いて,その登熟程度と穂型関連形質間の関係を経路分析によって解析した.その結果,登熟程度に対して,穂当たり1次枝梗数は正の直接効果を持つが,2次枝梗数関連形質を介した負の間接効果も伴うことが分かった.従って,登熟程度の良好な穎花を着生させる1次枝梗数を増加させ,かつ登熟程度が不良な2次枝梗上穎花数の過剰生産を抑えるように選抜すれば,登熟が良好で穎花数が非常に多い遺伝子型を構築できることが示唆された.
  • OsAGPS2における塩基配列多型がイネ極穂重型遺伝子型の登熟に及ぼす影響, 加藤 恒雄, 堀端 章, 日本作物学会第224回講演会,   2007年09月, 日本作物学会第224回講演会
    概要:発育胚乳中で機能するADPグルコースピロホスホリラーゼ(AGPase)の活性は,極穂重型イネ品種における登熟程度と正の相関を示し,かつ,本酵素遺伝子OsAGPS2の翻訳開始点直前に存在する2個のシトシンは,登熟程度の高い極穂重型品種で欠失していることが明らかになっている.本研究は,このようなシトシンが欠失しているもの(CC-)を簡便に識別できるマーカーを開発し,CC-とCCをもつもの(CC+)の間で,登熟特性を2種類の集団で比較した.その結果,CC-はCC+に比べて登熟程度が高く,粒重増加速度が速く,かつ登熟初期のAGPase活性が高いことが分かった.今回開発したマーカーによって,分離集団の幼苗期でも登熟程度を予備的に選抜できると思われる.
  • イネ極穂重型遺伝子型間に見られるOsSUT1とOsAGPL2に関する塩基配列多型および登熟との関係, 加藤 恒雄, 堀端 章, 日本作物学会第225回講演会,   2008年03月, 日本作物学会第225回講演会
    概要:登熟程度を異にするイネ極穂重型品種間で,登熟関連遺伝子であるOsSUT1とOsAGPL2の塩基配列に関する多型を探索した.その結果,OsSUT1において登熟良好な品種が共通してもつ多型が認められ,これらの品種はこの遺伝子座において良登熟型対立遺伝子をもつと考えられた.この遺伝子を識別できるCAPsマーカーを開発し,組換え型自殖系統を用いて良登熟型対立遺伝子の登熟に及ぼす効果を圃場栽培した材料で検討した.その結果,良登熟型遺伝子をもつ系統は,もたないものに比べて比重1.00以上の籾の割合が有意に高くなっていた.これより,良登熟型遺伝子は確かに登熟を向上させることが分かった.
  • 登熟能力の改良による超多収イネ品種の開発を目指して, 加藤 恒雄, 堀端 章, わかやま産業振興財団, 第7回 国際バイオEXPO,   2008年07月, 第7回 国際バイオEXPO
  • イネOsAGPS2およびOsSUT1における良登熟型対立遺伝子の品種間分布, 加藤 恒雄, 日本育種学会第114回講演会,   2008年10月, 日本育種学会第114回講演会
    概要:これまでの研究でイネ極穂重型遺伝子型の登熟を向上させると考えられたOsAGPS2およびOsSUT1それぞれにおける良登熟型対立遺伝子がイネ321品種間でどのように分布しているのかを検討した.その結果,両遺伝子座ともに良登熟型遺伝子はインド型品種に専ら存在し,さらに両遺伝子座ともに良登熟型遺伝子であるものが,独立な分布から予想される値よりも高くなっていた.このことから,良登熟型遺伝子をともにもつものが,インド型品種の中では無意識的に選抜された可能性があると考えられた.
  • 極穂重型イネの登熟を向上させる遺伝子, 加藤 恒雄, 堀端 章, 2nd International Symposium "Rice and Disease Prevention",   2008年10月, 2nd International Symposium "Rice and Disease Prevention"
    概要:極穂重型のイネの低登熟性を改良する遺伝資源として,ADPグルコースピロホスホリラーゼ遺伝子(OsAGPS2)およびショ糖トランスポーター遺伝子(OsSUT1)において良登熟型対立遺伝子を検出し,それらの登熟に及ぼす効果を組換え型自殖系統を用いて検証した(英文).
  • トランスポゾンによる新規有用遺伝子の創成とタギング, 堀端 章, 加藤 恒雄, わかやま産業振興財団, Second International Symposium on Rice and Disease Prevention,   2008年10月, Second International Symposium on Rice and Disease Prevention
  • イネにおける出穂後の茎非構造性炭水化物含有率の動態に関する組換え近交系間変異, 加藤 恒雄, 日本作物学会第228回講演会,   2009年09月, 日本作物学会第228回講演会
    概要:イネの収量に大きく寄与する茎の非構造性炭水化物(NSC%)の出穂後における動態を解析するため,組換え近交系を用いてそれらの間の遺伝的な変異を2ヶ年にわたって検討した.得られた結果を主成分分析によって要約したとこと,全期間を通じてのNSC%の高低に関するもの,成熟につれての直線的変化をあらわすもの,および成熟後期でのNSC再蓄積に関するものが得られ,年次間相関が高いことから,NSC%動態は遺伝的な支配が強いことが推察された.
  • OsAGPS2およびOsSUT1におけるイネ極穂重型の登熟を向上させる遺伝子, 加藤 恒雄, 堀端 章, 6th International Rice Genetics Symposium,   2009年11月, 6th International Rice Genetics Symposium
    概要:イネ極穂重型の登熟程度の向上を目的とし,登熟程度に変異を示す品種間のOsAGPS2およびOsSUT1にける塩基配列多型から,登熟を向上させることが示唆される対立遺伝子を見いだした.これらを識別する分子マーカーを開発し,この対立遺伝子は発育胚乳中のADPグルコースピロホスホリラーゼ活性を増加させ,登熟程度を向上させることが確認された(英文).
  • 赤色光および遠赤色光による長日処理が実エンドウの開花に及ぼす影響, 堀端 章, 伊東 卓爾, 加藤 恒雄, 和歌山県農林水産総合技術センター, 日本医化器械株式会社, 園芸学会,   2010年03月, 園芸学会
  • 赤色LEDによる暗期中断が実エンドウ2品種の花成に及ぼす効果, 堀端 章, 伊東 卓爾, 加藤 恒雄, 和歌山県農林水産総合技術センター, 日本医化器械株式会社, 園芸学会近畿支部,   2010年08月, 園芸学会近畿支部
  • 玄米中のγ-オリザノール含量に関する品種間変異, 加藤 恒雄, 日本作物学会第230回講演会,   2010年09月, 日本作物学会第230回講演会
    概要:玄米中に含まれる新規機能性物質であるγ-オリザノール含量の遺伝変異を,インド型,日本型を含む27品種において検討した.その結果,インド型の総γ-オリザノール含量は日本型にくらべ低いこと,また日本型の中の香り米品種は普通粒品種に比べてやはり総γ-オリザノール含量が低いこと等が明らかになった.
  • イネFZP (FRIZZY PANICLE) 座における新規フレームシフト突然変異遺伝子, fzp-10, 加藤 恒雄, 堀端 章, 日本育種学会第118回講演会,   2010年09月, 日本育種学会第118回講演会
    概要:イネ第7染色体上のFZP座における変異とみられる,品種銀坊主のガンマ線種子照射に由来する新たなfzp変異体の特性を解析した.その結果,このfzpは既知のFZP座と同座であり,遺伝子内ERFドメインと酸性ドメインの間のシトシンが1個欠失したことによる新規のフレームシフト突然変異遺伝子であることが明らかになった.この遺伝子をfzp-10と名付けた.
  • イネにおける粒大の遺伝, 加藤 恒雄, 第34回酒米懇談会,   2010年09月, 第34回酒米懇談会
    概要:イネにおける粒大の遺伝変異,遺伝率,遺伝子の単離とピラミディング,遺伝子の構造,他の形質との関係等を総説した.
  • 実エンドウの生育ステージおよび葉位別の光合成産物の分配, 堀端 章, 加藤 恒雄, 伊東 卓爾, 和歌山県農林水産総合技術センター, 園芸学会,   2011年03月, 園芸学会
  • イネ第12染色体長腕に存在するトランスポゾンmPingによる分離の歪み, 加藤 恒雄, 堀端 章, 柿窪 善浩, 日本育種学会第120回講演会,   2011年09月, 日本育種学会第120回講演会
    概要:イネ第12染色体長腕にトランスポゾンmPingがヘテロ型で挿入された個体の自殖次世代での分離でmPing挿入ホモ型が減少している原因を解析したところ,受精から受粉にいたる過程で,mPingをもつ雄性配偶体がもたない配偶体との競合に敗れたことによって分離がゆがむことが推察された.
  • 登熟良好な新規極穂重型イネ遺伝子型を開発する試み, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究会第173回例会,   2012年07月, 近畿作物・育種研究会第173回例会
    概要:共に良登熟型対立遺伝子をもつイネ極穂重型品種密陽23号/南京11号の交雑後代に対して,穂型関連形質および穎花数/穂に対して定方向選抜を毎世代加え,登熟良好な新規の極穂重型の開発を試みた.その結果,F4世代で選抜効率は最大に達し,それ以降の選抜は無効と考えられた.このようにして,両親の穎花数/穂を大きく上回り,かつ登熟程度が低下しないような遺伝子型を得ることに成功した.
  • イネ香り米品種は非香り米品種よりも玄米中の総γ-オリザノール含量が高い, 加藤 恒雄, 日本作物学会第234講演会,   2012年09月, 日本作物学会第234講演会
    概要:玄米中の総γ-オリザノール含量に関するイネ品種間変異を探索したところ,香り米品種は非香り米品種に比べて高い総γ-オリザノール含量を示すこと,この傾向は日本型内,インド型内でも見られること,日本型品種はインド型品種よりも高い総γ-オリザノール含量を示すこと,そして,群内での変動も有意に大きいことが明らかになった.この結果は,香り米品種がもつ付加価値をさらに高めるものと考えられる.
  • イネ組換え近交系の出穂後の稈におけるデンプン含量およびデンプン代謝関連遺伝子発現量の推移, 久保竜一, 堀端 章, 加藤 恒雄, 近畿作物・育種研究会第175回例会,   2013年07月, 近畿作物・育種研究会第175回例会
    概要:イネの稈におけるデンプン含量およびデンプン代謝関連遺伝子の発現量の推移を,組換え近交系を用いて解析し,稲体のデンプン含量の制御に関する育種の基礎としての知見を得ることを試みた.その結果,登熟後期で稈のデンプン含量が再増加するものとしないものを比較すると,デンプン合成酵素,ショ糖合成酵素に関連する遺伝子の発現量が前者では後者よりも増加していることがあきらかになった.
  • イネ日本型品種とインド型品種の玄米中総γ-オリザノール含量の差異に関する量的形質遺伝子座, 加藤 恒雄, 日本作物学会第236回講演会,   2013年09月, 日本作物学会第236回講演会
    概要:日本型イネ品種はインド型品種よりも玄米中総γ-オリザノール含量が高いが,この差異に関するQTLsを複数の分離集団を用いて同定した.その結果,第5染色体上のマーカーG1458座では日本型品種由来対立遺伝子で,第9染色体上のC1263座ではインド型品種由来対立遺伝子で総γ-オリザノール含量が増加することが明らかになった.

作品

  • ハイブリットライスの育種,   1989年 - 1995年

MISC

  • 稲のもつ新たな可能性    飼料イネについて, 加藤 恒雄,   2002年08月
    概要:自給飼料確保と水田生産調整の一環として展開している、ホールクロップサイレージとしてのイネ品種開発および栽培について解説した。
  • 緑の革命をもう一度, 加藤 恒雄, 公開講座講演資料, 1, 6,   2004年05月
    概要:将来の食料増産に向けた作物の多収性に関する品種改良について,過去の「緑の革命」と対比させつつ,新たな観点からの多収性育種戦略について概説した.
  • 緑の革命をもう一度 -食糧増産のための作物品種改良-, 加藤 恒雄, 公開講座講演資料, 1, 6,   2005年06月
    概要:将来の食料増産に向けた作物の多収性に関する品種改良について,過去の「緑の革命」と対比させつつ,新たな観点からの多収性育種戦略について概説した.
  • イネ極穂重型品種の登熟能力に関する遺伝変異および遺伝的改良, 加藤 恒雄, 堀端 章, (財)サッポロ生物科学振興財団第20回助成研究報告書, 13, 18,   2006年05月
    概要:イネ極穂重型品種の多収達成上問題となっている登熟能力の育種的向上にむけて,品種間にみられる登熟能力の遺伝変異の探索,登熟能力の変異をもたらす生理学的,生化学的要因の解明,および東宿能力の遺伝変異に大きく関連する遺伝子の多型解析,等について報告した.
  • ゲノムのなかに道しるべ -分子マーカーを使った作物品種改良-, 加藤 恒雄, 近畿大学生物理工学部公開講座資料, 1, 10,   2006年10月
    概要:ゲノム科学の発展を概観するとともに,その中から開発された,量的形質の育種において効力を発揮する分子マーカーの原理と実際について解説した.
  • コシヒカリはどのようにして生まれたか ~イネの品種改良について~, 加藤 恒雄, 平成19年度第13回近畿大学生物理工学部公開講座資料, 1, 8,   2007年10月
    概要:イネ品種コシヒカリの育成経過を題材として,イネを始めとする自殖性作物の品種改良に関する,遺伝的原理等を解説し,特に食味に関する品種改良の実際を述べた.あわせて,今後のイネの品種改良における展望をおこなった.
  • 作物生産における太陽エネルギーの分割利用―単色光照射がエンドウの生産性に及ぼす影響―, 堀端 章, 加藤 恒雄, 伊東 卓爾, 渡辺 俊明, 松本 俊郎, 和歌山県農林水産総合技術センター, 日本医化器械株式会社, 太陽/風力エネルギー講演論文集2010, 509, 512,   2010年11月
    概要:栽培施設上に設置した透光性太陽電池からの電力を利用してLEDを点灯させ、得られた単色光を施設内の作物に短時間照射することで、その作物の生産性と品質の向上を図ろうとしている。和歌山県で特産のエンドウに、未明の1時間、青色光を照射したところ、その生長量は増加したが、落花が著しく、収量は減少した。一方、深夜に3時間、赤色光を照射したところ、花芽の形成が促進され、収穫時期を早めることができた。

競争的資金

  • 独立行政法人日本学術振興会, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), イネ良登熟型遺伝子の準同質遺伝子系統および新規超極穂重型系統を用いた機能検証, 加藤 恒雄
  • 独立行政法人日本学術振興会, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 極穂重型イネ品種の登熟能力向上に寄与する良登熟型遺伝子の機能解析, 加藤 恒雄
  • 財団法人 サッポロ生物科学振興財団, 助成研究, イネ極穂重型品種の登熟能力に関する遺伝変異および遺伝的改良, 加藤 恒雄
  • 独立行政法人日本学術振興会, 科学研究費補助金(一般研究(C)), 内生アブサイシン酸含量およびショ糖合成酵素活性からみた米粒のシンク活性の遺伝変異, 加藤 恒雄

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 遺伝学, 近畿大学生物理工学部
  • 植物育種学, 近畿大学生物理工学部