KINDAI UNIVERSITY


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中西 欣弥ナカニシ キンヤ

プロフィール

所属部署名奈良病院
職名講師
学位医学博士
専門脊椎脊髄外科
ジャンル医療・健康/医学
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/715-nakanishi-kinya.html
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Last Updated :2017/11/21

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

コメント

    脊椎脊髄疾患の治療を専門としています。特に、神経外科医が専門とする詳細な神経学的検査を基に手術適応を判断し、脊椎脊髄疾患に関する治療を行っています。

研究活動情報

研究分野

  • 外科系臨床医学, 脳神経外科学

論文

  • 側副血行路の発達により良好な経過を呈した前大脳動脈解離性動脈瘤の一例, 中西 欣弥, 内山 卓也, 赤井 文治, 山田 恭史, 湯上 春樹, 辻 潔, 種子田 護, 脳神経外科, 29, 8, 781, 785,   2001年01月
    概要:前大脳動脈解離性動脈瘤は比較的まれな疾患である。側副血行路の発達により良好な経過を呈した前大脳動脈解離性動脈瘤の症例を経験したので考察を加え報告した。
  • 高位腰椎椎間板ヘルニアの外科的治療, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 佐藤 宰 織田 雅 梶原 基弘 駒谷 英基, 脊髄外科, 17, 2, 113, 118,   2003年07月
    概要:高位腰椎椎間板ヘルニアの外科的治療を行った43例を検討し報告した。
  • 脊髄症を呈した脊椎血管腫の2例 ー術前の腫瘍栄養血管塞栓術の有効性についてー, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂 吉田 守 瀧花 寿樹 井水 秀栄 平井 達夫, 脳神経外科ジャーナル, 13, 10, 723, 729,   2004年10月
    概要:脊椎血管腫は脊椎腫瘍の中で最も多いが、脊髄症を呈することは非常にまれである。今回、脊髄症を呈した2症例について術前腫瘍血管塞栓術の有効性を含めた治療法を中心に報告した。
  • 腰椎椎間板ヘルニア再手術例の検討, 中西 欣弥, 花北順哉 田宮亜堂 吉田 守 瀧花寿樹 井水秀栄 平井達夫, 脳神経外科ジャーナル, 14, 8, 493, 498,   2005年08月
  • 下垂足を主訴とした脳脊髄疾患の検討, 中西 欣弥, 花北順哉 田宮亜堂 吉田 守 井水秀栄 平井達夫, 脊髄外科, 19, 4, 329, 335,   2005年12月
  • Cervical myelopathy caused by dropped head syndrome: Case report and review of the literature, 中西 欣弥, 種子田 護, 住井 利寿, 藪内 伴成, 岩倉 倫裕, J Neurosurg Spine,   2007年02月
  • 頸椎椎弓形成術における術中エコーを用いた脊髄除圧効果の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 中野 直樹, 加藤 天美, 種子田 護, Neurosonology 神経超音波医学, 20, 1, 13, 15,   2007年11月

書籍等出版物

  • 脳神経検査のグノーティ・セアウトン Part 1, MRIでは確認が難しい頸椎神経根の圧迫, 中西 欣弥, 加藤 天美, 共著,   2010年11月

講演・口頭発表等

  • 下肢単麻痺で発症した脳梗塞の3症例, 中西 欣弥, 山田 恭史, 寺本 佳史, 赤井 文治, 内山 卓也, 辻 潔, 種子田 護, 第48回近畿大学医学会,   2000年07月, 第48回近畿大学医学会
    概要:下肢単麻痺で発症した脳梗塞の3症例について文献的考察を加え報告した.
  • 院内フィルムレスシステム運用での現状報告, 中西 欣弥, 山田 恭史, 寺本 佳史, 種子田 護, 第59回日本脳神経外科学会総会,   2000年10月, 第59回日本脳神経外科学会総会
    概要:近畿大学奈良病院に導入された院内フィルムレスシステムについて,脳神経外科からの立場より従来のフィルムと比較して利点,欠点を検討し報告した.
  • 先天性色素性母斑に合併した頭蓋内原発悪性黒色腫の一例, 山田 公人, 片岡 和夫, 奥田 武司, 布川 知史, 中西 欣弥, 種子田 護, 近畿大学医学会学術講演会,   2001年06月, 近畿大学医学会学術講演会
    概要: 中枢神経系に原発する悪性黒色腫は極めて希な脳腫瘍である。今回、我々は先天性色素性母斑に合併したと考えられる頭蓋内原発悪性黒色腫の一例を経験した。
  • 治療困難であった外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻の一例, 寺本 佳史, 山田恭史, 中村英剛, 赤井 文治, 中西 欣弥, 種子田 護, 第42回日本脳神経外科学会近畿地方会,   2001年09月, 第42回日本脳神経外科学会近畿地方会
    概要:外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻に対するバルーンによる瘻孔の塞栓術は確立しているが、瘻孔への誘導の問題・離脱式バルーンの早期退縮・偽性動脈瘤の形成及びその治療方針など多くの問題を残していると考えられた。
  • 頭蓋内原発悪性黒色腫の治療経験, 奥田 武司, 片岡 和夫, 布川 知史, 中西 欣弥, 種子田 護, 第42回日本脳神経外科学会近畿地方会,   2001年09月, 第42回日本脳神経外科学会近畿地方会
    概要: 頭蓋内原発の悪性黒色腫は極めて希な脳腫瘍であり、このため、未だ確立した治療法はない。今回、我々はインターフェロン、ガンマナイフ治療を施行した一例を経験した。
  • 脳内出血に対する穿頭内視鏡下血腫除去術の手技的工夫 -高透明度硬性シース、持続的エコーの導入-, 中西 欣弥, 赤井 文治, 内山 卓也, 朝井 俊治, 中野 直樹, 北野 昌彦, 種子田 護, 第60回日本脳神経外科学会総会,   2001年10月, 第60回日本脳神経外科学会総会
    概要:脳内出血に対し当院では内視鏡を用い穿頭血腫除去術を行っているが、この手術手技には様々な工夫が必要とされる。我々の治療経験において、より効果的な方法を考案したので治療成績を含め報告した。
  • 頚部頚動脈狭窄病変に対する超音波検査( B- Flow )の有用性, 寺本 佳史, 山田恭史, 中村英剛, 片岡 和夫, 中西 欣弥, 種子田 護, 第60回日本脳神経外科学会総会,   2001年10月, 第60回日本脳神経外科学会総会
    概要:B-flowによる血流表示は従来の方法にくらべ、優れた空間分解能、時間分解能を有し、頚部頚動脈狭窄病変のより正確な評価を得ることができると思われた。
  • 脳内出血に対する穿頭内視鏡下血腫除去術の手技的工夫-高透明度硬性シース,持続的エコーの導入-, 内山 卓也, 赤井 文治, 中西 欣弥, 朝井 俊治, 中野 直樹, 北野 昌彦, 種子田 護, 第8回日本神経内視鏡学会,   2001年12月, 第8回日本神経内視鏡学会
    概要:脳内出血に対し当院では内視鏡を用い血腫除去術を行っているが、この手術手技には様々な工夫が必要とされる。我々の治療経験において、より効果的な方法を考案したので治療成績を含め報告した。
  • L-Dopa服薬困難パーキンソン病に対する視床下核刺激効果の1例, 中野 直樹, 内山 卓也, 中西 欣弥, 奥田 武司, 種子田 護, 第75回日本神経学会近畿地方会,   2001年12月, 第75回日本神経学会近畿地方会
    概要:パーキンソン病に対する視床下核刺激効果は、L-Dopa剤の反応あるものに有効である。今回、L-Dopa服薬困難パーキンソン病の1例を経験し、その有効性について述べた。
  • ClSS法による脊髄神経根描出の有用性, 織田 雅, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 佐藤 宰 梶原 基弘 駒谷 英基, 第25回日本脳神経CI学会総会,   2002年02月, 第25回日本脳神経CI学会総会
  • ClSS反転画像によるsurface anatomy scanningの脳腫瘍手術における有用性, 佐藤 宰, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 織田 雅 梶原 基弘 駒谷 英基, 第25回日本脳神経CI学会総会,   2002年02月, 第25回日本脳神経CI学会総会
  • 下錐体静脈洞経由の塞栓中に静脈洞壁の穿孔を来した海綿静脈洞部硬膜動静脈の一例 -画像所見の検討-, 駒谷 英基, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 佐藤 宰 織田 雅 梶原 基弘, 第25回日本脳神経CI学会総会,   2002年02月, 第25回日本脳神経CI学会総会
  • 内固定器具を用いた腰椎後側方固定術後に生じる周辺椎変化の検討., 佐藤 宰, 中西 欣弥, 花北 順哉 諏訪 英行 川原 功裕 織田 雅 梶原 基弘 駒谷 英基, 第17回日本脊髄外科学会,   2002年06月, 第17回日本脊髄外科学会
  • 腰部脊柱管狭窄症に対する術式の検討, 織田 雅, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 佐藤 宰 梶原 基弘 駒谷 英基, 第17回日本脊髄外科学会,   2002年06月, 第17回日本脊髄外科学会
  • 頚椎黄色靭帯石灰化症の臨床像・画像所見の検討, 川原 功裕, 中西 欣弥, 花北 順哉 佐藤 宰 織田 雅 梶原 基弘 駒谷 英基, 第17回日本脊髄外科学会,   2002年06月, 第17回日本脊髄外科学会
  • 胸椎に発生したクリプトコッカス肉芽腫の一例, 川原 功裕, 中西 欣弥, 花北 順哉 佐藤 宰 織田 雅 梶原 基弘 駒谷 英基, 第17回日本脊髄外科学会,   2002年06月, 第17回日本脊髄外科学会
  • MRl ClSS法を用いたmulti-slice surface anatomy scanning画像の脳腫瘍手術における有用性., 佐藤 宰, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 梶原 基弘 駒谷 英基 , 第61回日本脳神経外科学会総会,   2002年10月, 第61回日本脳神経外科学会総会
  • 眼角静脈経由で塞栓した海綿静脈洞部硬膜動静脈奇形の1例., 駒谷 英基, 中西 欣弥, 花北 順哉 川原 功裕 佐藤 宰 織田 雅 梶原 基弘, 第55回静岡県脳神経外科集談会,   2002年11月, 第55回静岡県脳神経外科集談会
  • 脊椎血管腫摘出術における術前腫瘍栄養血管塞栓術の重要性, 中西 欣弥, 花北 順哉 佐藤 宰 田宮 亜堂 梶原 基弘 駒谷 英基, 第26回日本脳神経CI学会総会,   2003年02月, 第26回日本脳神経CI学会総会
    概要:脊椎血管腫摘出術における術前腫瘍栄養血管塞栓術の重要性について報告した。
  • 椎椎間板ヘルニアにおけるMRI-CISS法と脊髄造影の比較, 梶原 基弘, 中西 欣弥, 花北 順哉 佐藤 宰 田宮 亜堂 駒谷 英基 , 第26回日本脳神経CI学会総会,   2003年02月, 第26回日本脳神経CI学会総会
  • 自然経過においてに縮小と増大をくり返した鞍上部腫瘍の一例, 駒谷 英基, 中西 欣弥, 花北 順哉 佐藤 宰 田宮 亜堂 梶原 基弘 , 第26回日本脳神経CI学会総会,   2003年02月, 第26回日本脳神経CI学会総会
  • 腰椎椎間板ヘルニア再手術例の検討, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂, 第18回日本脊髄外科学会,   2003年06月, 第18回日本脊髄外科学会
    概要:腰椎椎間板ヘルニア再手術例について検討し報告した。
  • Conus medullarisより発生した脊髄血管芽腫の1例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉, 第18回日本脊髄外科学会,   2003年06月, 第18回日本脊髄外科学会
  • 椎間孔開放を加えない頸部椎弓形成術例での術前後上肢症状(tethering effect)の検討, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉, 第18回日本脊髄外科学会,   2003年06月, 第18回日本脊髄外科学会
  • 歯突起後面のpseudotumorにより脊髄圧迫を来した1例, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂, 第38回日本脊髄障害医学会,   2003年11月, 第38回日本脊髄障害医学会
    概要:歯突起後面のpseudotumorにより脊髄圧迫を来した1例について報告した。
  • 腰部脊柱管狭窄症への一側アプローチによる両側黄靭帯切除, 花北 順哉, 中西 欣弥, 田宮 亜堂, 第38回日本脊髄障害医学会,   2003年11月, 第38回日本脊髄障害医学会
  • 硬膜外ガス貯留により神経根障害をくり返した1例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉, 第38回日本脊髄障害医学会,   2003年11月, 第38回日本脊髄障害医学会
  • Far-lateral typeの腰椎椎間板ヘルニアの画像診断, 花北 順哉, 中西 欣弥, 田宮 亜堂 吉田 守 井水 秀栄 平井 達夫, 第27回日本脳神経CI学会総会,   2004年04月, 第27回日本脳神経CI学会総会
  • 頸椎、視床下部に同時発生したPNET (Primitive neuroectdermal tumor) の1例, 井水 秀栄, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂 吉田 守 平井 達夫 , 中里 洋一, 第27回日本脳神経CI学会総会,   2004年04月, 第27回日本脳神経CI学会総会
  • 脊髄空洞症を合併した交通性胸髄くも膜嚢胞の1例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉 吉田 守 瀧花 寿樹 平井 達夫, 中里 洋一, 第27回日本脳神経CI学会総会,   2004年04月, 第27回日本脳神経CI学会総会
  • 下垂足を主訴とした脳脊髄疾患の検討, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂 吉田 守 井水 秀栄 平井 達夫, 第19回日本脊髄外科学会,   2004年06月, 第19回日本脊髄外科学会
    概要:下垂足を主訴とした脳脊髄疾患の8例について検討した。原因として脳腫瘍2例、胸椎黄色靱帯骨化症2例、腰椎椎間板ヘルニア3例、腰部脊柱管狭窄症1例であった。下垂足は腓骨神経麻痺に起因するものが最も多いが、脳脊髄疾患も原因として考慮する必要があると考えられた。
  • 高齢者の腰椎変性疾患に対する腰椎麻酔下での手術の有用性について, 花北 順哉, 中西 欣弥, 田宮 亜堂 吉田 守 井水 秀栄 平井 達夫, 第19回日本脊髄外科学会,   2004年06月, 第19回日本脊髄外科学会
  • 高度腰椎圧迫骨折に対して経椎弓根的にL4, L5を一塊として固定した例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉 吉田 守 井水 秀栄 平井 達夫, 第19回日本脊髄外科学会,   2004年06月, 第19回日本脊髄外科学会
  • 脊髄馬尾症状を呈した骨軟骨腫の1例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉 吉田 守 井水 秀栄 平井 達夫, 第19回日本脊髄外科学会,   2004年06月, 第19回日本脊髄外科学会
  • 高位腰椎椎間板ヘルニアの外科的治療, 中西 欣弥, 2005 AANS Annual Meeting,   2005年04月, 2005 AANS Annual Meeting
  • Cerebellar neuroblastoma/ medulloblastoma with neuronal differentiationの1例, 眞島 静, 赤井 文治, 中西 欣弥, 種子田 護, 第61回近畿脳腫瘍研究会,   2005年04月, 第61回近畿脳腫瘍研究会
    概要:Nodular enhancementを示しneuronal differentiationを来した小脳虫部腫瘍を経験した。
  • 首下がり症候群によりmyelopathyを来した1症例, 藪内 伴成, 中西 欣弥, 住井 利寿, 岩倉 倫裕, 種子田 護, 第49回日本脳神経外科学会近畿地方会,   2005年04月, 第49回日本脳神経外科学会近畿地方会
  • 下垂足を主訴とした脳脊髄疾患の検討, 中西 欣弥, 種子田 護, 花北順哉, 第46回神経学会総会,   2005年05月, 第46回神経学会総会
  • 脊髄症を呈した首下がりに対して頚椎固定術を行った1例, 中西 欣弥, 種子田 護, 住井 利寿, 岩倉 倫裕, 藪内 伴成, 第20回日本脊髄外科学会,   2005年06月, 第20回日本脊髄外科学会
  • 下垂足を主訴とした脳脊髄疾患の検討, 中西 欣弥, 種子田 護, 花北順哉, 第64回日本脳神経外科学会総会,   2005年10月, 第64回日本脳神経外科学会総会
  • 脊髄症を呈した首下がり症に対して頚椎固定術を行った1例, 中西 欣弥, 種子田 護, 住井 利寿, 岩倉 倫裕, 藪内 伴成,   2006年04月
    概要:【はじめに】首下がりは前頸筋の過剰な緊張あるいは後頸筋の筋力低下によって頸部が前屈位に垂れ下がる特徴的な臨床徴候を呈する疾患である。さまざまな神経、筋疾患の症候として生じるが、多くは首下がりと後頸部痛を主訴とし脊髄症を呈することは稀である。今回、首下がりで経過観察中に四肢麻痺を来たした症例を経験したので報告する。 【症例】68歳、女性。2003年、8月頃より後頸部痛、首下がり症状が出現した。その後も首下がりが徐々に進行したため2003年11月当院神経内科へ入院、筋生検等行いisolated neck extensor myopathyの診断となった。その後外来経過観察を行っていたが首下がり症状がさらに進行したため2004年9月18日神経内科へ再度入院となった。入院経過観察中の10月14日起床時に四肢麻痺に気づく、その後も麻痺の進行あり当科紹介となった。当科初診時、上肢(右3/5、左3/5)、下肢(右4/5、左4/5)の麻痺、巧緻運動障
  • 片側麻痺を来した特発性脊髄硬膜外血腫の2例, 中西 欣弥, 種子田 護, 内山 卓也, 寺本 佳史, 奥田 武司, 渡邉 啓, 第21回日本脊髄外科学会,   2006年06月, 第21回日本脊髄外科学会
    概要:【目的】特発性脊髄硬膜外血腫(spontaneous spinal epidural hematoma; SSED)は比較的稀な疾患である。今回、片側の麻痺を来したSSEDの2例を経験したので報告する。 【症例1】73歳、女性。突然の後頚部痛で発症、その後左肩に放散する痛みが出現した。翌日になり左不全麻痺が出現、近医で頸椎MRIを施行したところC3-5硬膜外血腫を認めたため当院へ治療目的で入院となった。来院時、左不全片麻痺(MMT上下肢2/5)、左深部腱反射低下、babinski反射-/+であった。頸椎MRIではC3-5レベルで脊髄の左背側に限局した硬膜外血腫を認めた。入院同日、緊急にて片側椎弓切除術を施行した。術翌日には左不全片麻痺は軽減し、MMT4/5でリハビリ病院へ転院となった。 【症例2】62歳、男性。腹筋運動後起きあがろうとした時に後頸部痛と右下肢の脱力が出現したため当院へ救急搬送された。来院時、右下肢単麻痺(MMT2/5)、両下肢しびれ及び膀胱直腸障害を認めた。深部腱反射は両下肢亢進、babinski反
  • 頸椎硬膜外転移を来した下咽頭癌の1例, 山田 公人, 中西 欣弥, 赤井 文治, 辻 潔, 種子田 護, 第54回近畿脊髄外科研究会,   2006年09月, 第54回近畿脊髄外科研究会
    概要: 下咽頭癌原発で頸椎硬膜外転移を来した稀な1例を経験したので報告する.  症例は64歳,男性.2003年,下咽頭癌の診断で当院耳鼻科にて手術,その後再発に対して放射線療法・化学療法が施行されていた.今回,2006年2月頃より歩行障害を自覚,4月初旬には右上肢のしびれ・両手巧緻運動障害も出現した.5月初旬には下肢麻痺が進行し歩行不可能となった.さらに両上肢の麻痺も進行してきたため当院を受診した.頸椎MRIでC5-7硬膜外病変が認められために5月24日当科紹介入院となった.入院時,運動機能はC6レベルで不完全麻痺,C7レベル以下完全麻痺,感覚はC7レベル以下の全知覚障害,深部腱反射は上肢下肢共に亢進,clonus +/+,babinski +/+の状態であった.MRI上,C5-7脊髄背側の硬膜外腔に嚢胞を伴う腫瘤性病変を認め,脊髄を強く圧迫していた.CTではC5棘突起に一部骨変化が認められた.入院時C7以下の完全麻痺を認めたことより同日に緊急
  • 二次性脊髄空洞症の2例, 中西 欣弥, 布川 知史, 種子田 護, 加藤 天美, 第22回日本脊髄外科学会,   2007年06月, 第22回日本脊髄外科学会
    概要:【目的】脊髄空洞症はキアリ奇形、脊髄損傷後、脊髄髄内腫瘍など種々の疾患に合併し発症する。今回、くも膜下出血発症2年後および脊髄腫瘍手術48年後に脊髄空洞症を合併した2症例を経験したので報告する。 【症例1】54歳、女性。平成14年3月くも膜下出血を発症した。脳動脈瘤に対してクリッピング術を行い、脳血管攣縮による軽度の失語症残存で退院した。平成15年11月頃より体幹以下の感覚障害、歩行障害が出現、MRIでC2-Th10にかけての脊髄空洞症を認めた。S-Sシャント術を行い空洞は一時縮小したが、空洞の再拡大を認めたため再度S-Sシャント術を行った。その後数年間は症状の悪化なく外来経過観察中である。 【症例2】62歳、男性。他院で48年前に胸髄腫瘍手術(詳細不明)が行われた。7-8年前に両下肢のしびれ感を自覚、1年ほど前より歩行障害、右上肢の冷感が出現した。胸椎MRIで腫瘍の再発は認めなかったがC7-Th10にかけて脊髄空洞症を
  • 脊椎手術における術中超音波を用いた脊髄除圧効果の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 加藤 天美, 種子田 護, 第26回日本脳神経超音波学会,   2007年07月, 第26回日本脳神経超音波学会
    概要:【目的】近年、脊髄・脊椎手術において術中に脊髄の状態を把握する目的で脊髄術中エコー法が行われるようになった。これを用いた椎弓形成術中の脊髄除圧および髄液動態の評価を行ったので報告する。【方法】後方到達法(椎弓形成術)の手術手技は、棘突起縦割法(黒川式)で行った。超音波装置はToshiba Aplio を使用し、セクタ式電子スキャンプローベ(PST-65AT, 6.5Mhz 先端9×17mm)を用いて水浸法で行った。脊髄水平断、脊髄矢状断で脊髄、くも膜下腔、骨棘を描出し除圧効果を評価した。さらにdynamic flowを用い髄液・脊髄硬膜外静脈叢の動態的な流れを測定し除圧効果について検討した。【結果】頸椎椎弓形成術を行った5例に脊髄術中エコー法を施行した。全例で除圧後に腹側・背側のくも膜下腔が観察できた。また除圧部の脊髄が腹背側方向へ拍動していたことより除圧がなされていると判断した。脊髄前方の骨化巣は全例で膨隆し脊髄へ接触していたが、脊髄の拍動が認められて
  • 不全片麻痺の原因としての頚椎特発性脊髄硬膜外血腫, 中西 欣弥, 中野 直樹, 寺本 佳史, 奥田 武司, 渡邉 啓, 藪内 伴成, 加藤 天美, 種子田 護, 第66回日本脳神経外科学会総会,   2007年10月, 第66回日本脳神経外科学会総会
    概要:【目的】頚椎特発性脊髄硬膜外血腫(spontaneous spinal epidural hematoma; SSED)は、通常、後頸部痛、四肢麻痺で発症することが多く、不全片麻痺を呈することは一般的に知られていない。今回、頚椎SSEDと診断した全例が、不全片麻痺を呈したので、その症状・臨床的特徴について報告する。【対象】対象は頚椎SSEDと診断した男性1例、女性2例の3例である。【結果】初発症状は、全例、後頸部痛であった。1例は腹筋直後に発症、残る2例は明かな誘因を認めなかった。後頸部痛後麻痺出現までの時間は、それぞれ1日間、直後、20分後であった。2例は不全片麻痺の形式で麻痺が出現、1例は右下肢単麻痺出現後、右上肢麻痺が出現し、不全片麻痺に至った。麻痺の程度は、3例ともMMT2/5であった。脊椎MRIにおいて、それぞれC3-5、 C6-T1、 C2-4レベルに片側優位の背外側に硬膜外血腫が認められた。1例は、発症後約20分で麻痺が軽減したため保存的治療、残る2例は外科的治療を行った。外科的治
  • 出血発症の頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈奇形, 中澤 憲, 中野 直樹, 中西 欣弥, 布川 知史, 中川 修宏, 渡邉 啓, 加藤 天美, 第66回日本脳神経外科学会総会,   2007年10月, 第66回日本脳神経外科学会総会
    概要:【目的】頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈奇形は脊髄症状を呈することが多いが,出血発症例も稀ではない。今回,くも膜下出血発症2例、脳出血発症1例の計3例を経験したのでそれぞれの経過について報告する。 【対象】症例1.54歳男性。急な頭痛,くも膜下出血で発症。WFNS(国際脳神経外科連合)分類gradeII。MRI,脳血管撮影で頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈奇形と判断した。ガンマナイフ照射にて,病変は消失した。片麻痺を残し独歩退院した。 症例2.64歳男性。急な頭痛,くも膜下出血で発症。WFNS分類gradeIV。意識障害が続き,視床出血も発症したため,積極的加療に至らなかった。症例3.48歳女性。脳幹出血で発症。MRIにて頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈奇形と診断。脳血管内治療を行った。合併症として片麻痺,感覚異常をみたが,独歩退院した。 【結語】出血発症の頭蓋頸椎移行部硬膜動静脈奇形を3例経験した。くも膜下血腫や脳幹出血発症する場合があり頭蓋頸椎移行部硬膜
  • 不全片麻痺を呈して発症した特発性脊椎硬膜外血腫の3症例, 藪内 伴成, 中西 欣弥, 中野 直樹, 寺本 佳史, 奥田 武司, 加藤 天美, 第56回近畿脊髄外科研究会,   2007年, 第56回近畿脊髄外科研究会
  • 言語課題賦活皮質脳波リズム変調による機能マッピングが有効であった海綿状血管腫に伴う難治てんかんの1例, 中野 直樹, 岩倉 倫裕, 渡邉 啓, 中西 欣弥, 加藤 天美, 平田 雅之, 後藤 哲, 貴島 晴彦, 第31回日本てんかん外科学会,   2008年01月, 第31回日本てんかん外科学会
    概要: 左頭頂葉言語優位側の海綿状血管腫に伴う難治性てんかん症例を言語課題賦活皮質脳波リズム変調による機能マッピング下に焦点摘出術を行い良好な結果を得た。 症例は、41歳女性。24歳ごろから、右手の感覚障害、発語停止に引続き全般化する発作を発症した。抗けいれん剤服薬にても、3か月に1度程度発作を生じ難治に経過していた。最近、頭部MRIで左頭頂葉に10mmほどの海綿状血管腫を発見され、当科に紹介された。 アミタールテストでは左優位半球と判断された。発作間欠期脳血流SPECTでは、海綿状血管腫の存在する左頭頂葉の部分的な血流低下を認めた。慢性記録電極を海綿状血管腫中心に頭頂葉から前頭葉に留置し、言語野マッピングならびに発作時皮質脳波を記録した。言語課題により生じた皮質脳波リズム変調をBESAによって解析したところ血管腫の上方・前方に同定できた。脳波異常ならびに発作域は、海綿状血管腫直上の頭頂葉皮質から記録され、前方下方へ進展し
  • 視床下核刺激パラメーター変更の効果発現から考察した進行性パーキンソン病における刺激のメカニズム, 中野 直樹, 渡邉 啓, 中西 欣弥, 加藤 天美, 第47回日本定位機能外科学会,   2008年01月, 第47回日本定位機能外科学会
    概要:【目的】進行性パーキンソン病(PD)に対する視床下核電極留置例では,歩行障害,振戦,ジスキネジア,オンオフ現象の憎悪により刺激のパラメーターを変更させて,症状の緩和をはかっている。我々は刺激パラメーターの変更と症状の変化を検討し、刺激のメカニズムについて検討した。 【方法】両側視床下核刺激電極留置術28例のPDについて検討した。刺激は単極刺激を基本に調節を図った。 【結果】双極刺激例(bipolar)は4例で,1つのみの陰極設定の単極刺激例(single-Mono)は8例,2つの陰極設定とした単極刺激例(double-Mono)は14例であった。double-Mono刺激は視床下核内と周辺構造物にある電極の刺激となっている。オンオフ現象は28例全例で軽減した。術前ジスキネジアの9例では,double-Mono 5例,bipolar3例,single-Mono1例であり,術後の改善があったが,bipolar3例ではdouble-Monoへの変更によりジスキネジアの増悪があった。 【結語】歩行障害改善はdouble-Mono刺激により期待できるが,
  • 脊髄術中エコー法を用いた脊柱管内髄液動態および硬膜外静脈叢の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 中野 直樹, 岩倉 倫裕, 加藤 天美, 種子田 護, 第31回日本脳神経CI学会総会,   2008年02月, 第31回日本脳神経CI学会総会
    概要:【目的】脊髄術中エコー法を用いた椎弓形成術中の脊髄除圧効果,特に脊柱管内髄液動態および脊髄硬膜外静脈叢の評価を行ったので報告する.【方法】超音波装置はToshiba Aplioを使用し,脊髄水平断,脊髄矢状断で脊髄,くも膜下腔,骨棘を描出し除圧効果を評価した.脊柱管内髄液動態および硬膜外静脈叢の血流は,pulse doppler法で動態的な流れを測定し,除圧効果について検討した.【結果】頸椎椎弓形成術を行った7例に脊髄術中エコー法を施行した.6例で除圧後に腹側・背側のくも膜下腔が観察でき,脊髄が腹背側方向へ拍動が確認できた. pulse doppler法を用いた除圧後の髄液動態は,3例で1.5-3.2cm/Secの流速が測定できた.硬膜外静脈叢の流速は3例で5-10cm/Secの流速が確認できた.術前認められた症状は手術後全例で軽減した.【結語】脊髄術中エコー法による除圧効果の評価は以前より行われているが,脊柱管内の髄液動態および脊髄硬膜外静脈叢についての報告はない.脊髄
  • Hemichorea-hemiballisumの2例の画像所見, 中野 直樹, 中西 欣弥, 渡邉 啓, 奥田 武司, 加藤 天美, 内山 卓也, 第31回日本脳神経CI学会総会,   2008年02月, 第31回日本脳神経CI学会総会
    概要:Hemichorea-hemiballisum(HC-HB)は,一側の上下肢の多動,舞踏病的な不随意運動である特異な症状を呈し,特に糖尿病の関連が報告されている。画像所見は,不随意運動疾患の中でも,特異的で,頭部CTでの基底核の高信号を示し,症状との相関が示唆されている。今回,2例のHC-HBを経験したので報告する。症例1.60歳男性。59歳時に糖尿病を指摘されていたが,自己にて治療を中断していた。60歳になった時から,左上下肢のHC-HBが出現した。HbA1cが15台と高値で,糖尿病は重篤であった。右基底 核の頭部CTで高吸収域,頭部MRIで高信号域を呈した。糖尿病の加療と抗精神病薬等によって, 2か月後にはHC-HBの症状は消失したが,高信号域は残存した。症例2.65歳男性。3年前から糖尿病を指摘されていたが,治療を受けていなかった。当科受診の3か月前から,左上下肢HC-HBが出現した。HbA1cが10台と高値で,糖尿病の加療と抗精神病薬等による2か月後でもHC-HB症状が存在し,画像でも症例1と同じ
  • SAH後に,孤立性第4脳室および脊髄癒着性くも膜炎を来した1例, 山田 公人, 中西 欣弥, 中野 直樹, 木本 敦史, 中澤 憲, 岩倉 倫裕, 藪内 伴成, 加藤 天美, 第23回日本脊髄外科学会,   2008年06月, 第23回日本脊髄外科学会
    概要:【はじめに】くも膜下出血後に,Isolated forth ventricle,癒着性くも膜炎および脊髄空洞症を合併した稀な症例を経験したので報告する.【症例】49才,男性.2006年7月,椎骨動脈解離性動脈瘤破裂によるくも膜下出血を発症し,血管内手術で母血管閉塞術を施行した.その後,水頭症を合併し,V-Pシャント術を施行,神経学的欠損症状なく独歩退院した.2006年12月,頭痛,複視,嗄声,嚥下障害が出現,第4脳室の拡大を認め,シャントシステムを変更し症状は一時改善した.しかし,その後,症状が徐々に悪化してきたため,2008年1月,精査加療目的で入院となった.画像上,側脳室の拡大は認めなかったが,第4脳室のみの拡大,いわゆるIsolated forth ventricleの所見であった.さらに,後頭蓋窩から脊髄にかけてくも膜嚢胞を伴う癒着性くも膜炎の所見,小脳扁桃の下垂,および脊髄空洞症を認めた.第4脳室の開放を目的とし,FMD + 第4脳室-脊髄くも膜下腔シャント術を施行した.術中所見は
  • 頸椎後方手術における術中エコー法を用いた脊髄除圧効果の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 中野 直樹, 山田 公人, 藪内 伴成, 加藤 天美, 第23回日本脊髄外科学会,   2008年06月, 第23回日本脊髄外科学会
    概要:【目的】近年,脊髄・脊椎手術において術中に脊髄の状態を把握する目的で脊髄術中エコー法が行われるようになった.これを用いた頸椎後方手術時の脊髄除圧,脊柱管内髄液動態および脊髄硬膜外静脈叢の評価を行ったので報告する. 【方法】超音波装置はToshiba Aplioを使用し,脊髄水平断,脊髄矢状断で脊髄,くも膜下腔,骨棘を描出し除圧効果を評価した.脊柱管内髄液動態および硬膜外静脈叢の血流は,pulse doppler法で動態的な流れを測定し,除圧効果について検討した. 【結果】頸椎後方手術を行った11例に脊髄術中エコー法を施行した.10例で除圧後に脊髄腹側・背側のくも膜下腔が観察でき,9例で脊髄の腹背側方向への拍動が確認できた. pulse doppler法を用いた除圧後の髄液動態は,7例で1.5-4.0cm/Secの流速が測定できた.硬膜外静脈叢の流速は6例で3.4-10.0cm/Secの流速が確認できた.術前認められた症状は手術後全例で軽減した. 【結語】脊髄術中エコー法はリアルタイ
  • SAH後に,孤立性第4脳室および脊髄癒着性くも膜炎を来した1例, 山田 公人, 中西 欣弥, 中野 直樹, 木本 敦史, 中澤 憲, 藪内 伴成, 加藤 天美, 第58回近畿脊髄外科研究会,   2008年09月, 第58回近畿脊髄外科研究会
    概要:【はじめに】くも膜下出血後に,Isolated forth ventricle,癒着性くも膜炎および脊髄空洞症を合併した稀な症例を経験したので報告する.【症例】49才,男性.2006年7月,椎骨動脈解離性動脈瘤破裂によるくも膜下出血を発症し,血管内手術で母血管閉塞術を施行した.その後,水頭症を合併し,V-Pシャント術を施行,神経学的欠損症状なく独歩退院した.2006年12月,頭痛,複視,嗄声,嚥下障害が出現,第4脳室の拡大を認め,シャントシステムを変更し症状は一時改善した.しかし,その後,症状が徐々に悪化してきたため,2008年1月,精査加療目的で入院となった.画像上,側脳室の拡大は認めなかったが,第4脳室のみの拡大,いわゆるIsolated forth ventricleの所見であった.さらに,後頭蓋窩から脊髄にかけてくも膜嚢胞を伴う癒着性くも膜炎の所見,小脳扁桃の下垂,および脊髄空洞症を認めた.第4脳室の開放を目的とし,FMD + 第4脳室 脊髄くも膜下腔シャント術を施行した.術中所見は
  • 術中エコー法による脊髄除圧効果の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 中野 直樹, 山田 公人, 加藤 天美, 第67回日本脳神経外科学会総会,   2008年10月, 第67回日本脳神経外科学会総会
    概要:【目的】脊髄術中エコー法を用いた頸椎手術時の脊髄除圧,脊柱管内髄液動態および脊髄硬膜外静脈叢の評価を行ったので報告する. 【対象および方法】頸椎後方手術を行った11例(頸椎症性脊髄症6例,頸椎OPLL4例,AAD1例),および前方手術を行った4例(頸椎症性脊髄症3例,頸椎椎間板ヘルニア1例)の計15例に脊髄術中エコー法を施行した.超音波装置はToshiba Aplio を使用し、セクタ式電子スキャンプローベ(PST-65AT, 6.5Mhz 先端9×17mm)を用いて水浸法で行った。脊髄水平断、脊髄矢状断で脊髄、くも膜下腔、骨棘を描出し除圧効果を評価した。さらに脊柱管内髄液動態および硬膜外静脈叢の血流は,pulse doppler法で動態的な流速を測定し,除圧効果について検討した. 【結果】14例(後方10例,前方4例)で除圧後に脊髄腹側・背側のくも膜下腔が観察できた.13例(後方9例,前方4例)で脊髄の腹背側方向への拍動が確認できた.なお,前方手術の1例において術中エコー
  • 視床下核刺激における単極刺激の効果の多様性について, 中野 直樹, 中西 欣弥, 林 淑文, 加藤 天美, 第67回日本脳神経外科学会総会,   2008年10月, 第67回日本脳神経外科学会総会
    概要:【目的】進行性パーキンソン病(PD)に対する視床下核深部刺激術(STN-DBS)による効果は術直後高いが,病気の進行により,歩行障害,振戦,ジスキネジア,オンオフ現象が再燃し,刺激のパラメーターを変更する必要がある。このうち,調節に苦慮するのは,ジスキネジア,歩行障害についてである。刺激パラメーターには,各々の組み合わせがあるが,単極刺激を2つの陰極設定(double-Mono)とした報告はすくない。そこで,double-Mono刺激の有効性について検討した。 【方法】術後2年以上当院外来で経過観察をしているSTN-DBS 28例を対象とした。刺激パラメーターの変更と症状の変化を検討した。刺激パラメーターの条件として,術直後の刺激は1つの陰極の単極刺激(single-Mono)を行い,症状の変動に応じて,double-Monoにて調節を図った。 【結果】術後2年では,双極刺激例(bipolar)は4例で,1つのみの陰極設定の単極刺激例(single-Mono)は6例,2つの陰極設定とした単極刺激例(double-Mono)は18例で
  • 抗てんかん剤によってPisa症候群を呈した1例, 中野 直樹, 林 淑文, 中西 欣弥, 加藤 天美, 朝井俊治, 第42回日本てんかん学会,   2008年10月, 第42回日本てんかん学会
    概要:【はじめに】Pisa症候群は,躯幹が左右に傾く,特異な姿勢を呈する病態である.抗精神病薬での報告が多いが,抗てんかん剤でも認められる.今回,抗てんかん剤にてPisa症候群をきたした症例を経験したので報告する。 【症例】60歳女性。右利き。 1年前に右前頭葉皮質下出血をきたし,救急病院にて保存的加療をうけた。四肢麻痺なく,歩行などに問題はなかった.その後,左手からはじまる部分発作から意識消失,全身けいれんをきたした.脳出血後の症候性てんかんと診断され,カルバマゼピン(CBZ)200mgを服用した. 2週間後皮膚アレルギーと,躯幹が右に傾く症状が出現した.副作用と判断し,バルブロ酸ナトリウム(VPA)400mg/日へと抗てんかん剤を変更した.躯幹の傾きは解消した.1週間後,800mg/日へと増量され,その2週間後,再び躯幹が右に傾くようになった.このため,VPAを400mg/日に減量すると,躯幹の傾きは軽減した.しかし,全身けいれんを生じた.VPAでは,治療域と
  • 大後頭孔部髄膜腫に対するtranscondylar fossa approach, 中西 欣弥, 中野 直樹, 辻 潔, 山田 公人, 眞田 寧皓, 湯上 春樹, 片岡 和夫, 加藤 天美, 第13回関西脳神経外科手術研究会,   2008年12月, 第13回関西脳神経外科手術研究会
    概要:大後頭孔部髄膜腫は,症状出現時には腫瘍がかなり大きくなっていること,腫瘍が前方に存在すること,発生頻度が少ないことより手術の難易度が高い.今回行った大後頭孔部髄膜腫に対するtranscondylar fossa approachの手術手技について報告する. 症例;40歳,女性.画像上,大後頭孔を中心に斜台からC1にかけて22×28×29mm大の腫瘍を認め,延髄・脊髄は左背外側に圧排されていた. 手術;体位は左下側臥位.C1椎弓上縁で椎骨動脈を露出後,大後頭孔までの右後頭蓋窩の開頭,右C1片側椎弓切除,condylar fossaの切除を行い,硬膜を開いた.さらに椎骨動脈を硬膜内から硬膜外まで連続して露出し,椎骨動脈の外側および内側より腫瘍をpiecemealに全摘出した. 大後頭孔部には,延髄,下位脳神経,椎骨動脈などの重要な構造物が存在し慎重な手術操作を要するが,解剖学的構造を把握し手術操作を行えば安全な治療が可能である.
  • 胸部大動脈解離により生し?た脳梗塞の一例, 藪内 伴成, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 布川 知史, 中川 修宏, 眞田 寧皓, 辻 潔, 岩倉 倫裕,   2008年
  • パーキンソン病に対する全身麻酔下一期的の視床下核電極留置術, 中野 直樹, 中西 欣弥, 林 淑文, 加藤 天美, 第48回日本定位機能外科学会,   2009年01月, 第48回日本定位機能外科学会
    概要:【目的】パーキンソン病(PD)に対する視床下核電極留置例(STN-DBS)は,試験刺激を二期的に行うのが通例である。しかし,試験刺激期間では,電極留置に伴うsubthalamotomy効果により刺激効果判定は困難である。さらに, CT,MRIのフュージョン画像から電極留置が確認できるので,胸部電池を別日に行う必要はないと考えられる。当院では,全身麻酔下で一期的に電極留置から胸部皮下電池まで行っている。この方法による問題点,管理について検討した。 【方法】一期的に手術した5例の周術期の問題点と,局所麻酔例の67例とを検討した。 【結果】電極留置の確認は,術後のCTとMRIとのフュージョン画像で問題なく確かめられた。電極留置には,電気生理学モニタリングによる自発放電の確認を優先しているが,全身麻酔下でのモニタリングは支障なく,体動,呼吸状態を気にせず行えた。術後刺激に伴う感覚障害などの副作用は認めなかった。問題点は,気管内挿管時に,定位
  • 視床下部過誤腫に対するMRI-CT fusion立体画像シュミレーションによる定位的焼却術, 中野 直樹, 林 淑文, 中西 欣弥, 加藤 天美, 第32回日本てんかん外科学会,   2009年01月, 第32回日本てんかん外科学会
    概要:【はじめに】視床下部過誤腫に対しては,内視鏡を用いる摘出術やガンマナイフ照射,定位脳手術的凝固術がある。中でも定位脳手術は,凝固の確実性が高いと考えられる。しかし,凝固巣は小さいので,数カ所のターゲットが必要である。近年は,CT,MRIを用いたfusion画像によって,過誤腫の形状を詳細に検討できるようになった。当院で行ったnavigation誘導下の定位脳手術的温熱凝固術の方法について報告する。 【方法】Brain LAB社製の定位脳手術用のNavigation (i Stereotaxy)を用いて,3D-MRIと手術当日に撮影したCTとfusionさせて,ターゲットを決定した。ターゲットは,過誤腫の形状を勘案して多点を決定した。凝固巣は1mmの先端の凝固針を用い70度60秒で約2mm大のものができる。この2mmの大きさをNavigation上で作成し,過誤腫内に凝固巣がまんべんなく配置できるようにシュミレーションした。このシュミレーションどおり,実際の凝固を行った。結果は,術後のMRIを撮影して,術前MRIとfusion
  • C2前根発生の硬膜内神経鞘腫に対する1手術例, 中西 欣弥, 中野 直樹, 渡邉 啓, 林淑文, 加藤 天美, 第59回近畿脊髄外科研究会,   2009年03月, 第59回近畿脊髄外科研究会
    概要:【はじめに】脊髄神経鞘腫は,多くの場合後根より発生し前根より発生することは稀である.頭蓋頸椎移行部において,前根発生の神経鞘腫に対する腫瘍摘出術は後根(後根糸,硬膜内吻合糸),副神経が術野の妨げとなり,腫瘍の摘出が困難となる.そこで前根より発生した神経鞘腫に対する手術手技の工夫について報告する. 【症例】32歳,女性.主訴;歩行障害,巧緻運動障害,全身の冷感.約2年前より左上肢にしびれが出現,1年半前頃より,右手にもしびれが出現した.1年ほど前より排尿障害,6ヶ月ほど前より歩行障害も出現し,脊髄腫瘍の診断で当院を受診した.初診時;上肢(右4/5,左3/5),下肢(右4/5,左3/5)の四肢麻痺,頸部以下の全感覚低下を認めた.深部腱反射は上肢・下肢共に亢進していた.画像上,C1-2レベルの脊髄腹側から左外側にかけての硬膜内髄外腫瘍,脊髄は右背外側に圧排されていた.手術;腹臥位でC1-2左片側椎弓切除後に硬膜を切開,後
  • パーキンソン病の視床下核刺激例の単極刺激の多点選択による効果, 中野 直樹, 中西 欣弥, 林 淑文, 加藤 天美, 第11回和歌山・泉南地区パーキンソン病治療研究会,   2009年03月, 第11回和歌山・泉南地区パーキンソン病治療研究会
    概要:【目的】進行性パーキンソン病(PD)に対する視床下核電極留置例では,歩行障害,振戦,ジスキネジア,オンオフ現象の増悪により,おおむね刺激の強度を増加させねばならない。刺激効率を改善するため,我々は,単極刺激を多点選択(2つの陰極設定とした単極刺激)し,その効果を観察した。 【方法】術後1年以上経過した両側視床下核刺激電極留置術28例のPDについて検討した。 【結果】双極刺激例(bipolar)は4例で,1つのみの陰極設定の単極刺激例(single-Mono)は8例,2つの陰極設定とした単極刺激例(double-Mono)は14例であった。double-Mono刺激は視床下核内と周辺構造物にある電極の刺激となっている。オンオフ現象は28例全例で軽減した。術前ジスキネジアの9例では,double-Mono 5例,bipolar3例,single-Mono1例であり,術後の改善があったが,bipolar3例ではdouble-Monoへの変更によりジスキネジアの増悪があった。 【結語】多点刺激の利点は,視床下核とその周辺構造を刺激できるこ
  • 舌咽神経痛に対するマイクロカテーテルでのprovocation testの2例 , 中野 直樹, 布川 知史, 中西 欣弥, 森田 淑文, 藪内 伴成, 岩倉 倫裕, 加藤 天美, 第57回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会,   2009年04月, 第57回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会
    概要:【はじめに】舌咽神経痛は、神経痛の客観性兆候をとらえにくく,さらにMRI画像でも圧迫血管の同定は困難であり,手術適応の決定が難しい。そこで、マイクロカテーテルによる責任血管の誘発テストが行われている。最近2例経験したので報告する。 【症例】症例1 59歳女性、耳鼻咽喉科から舌咽神経痛で当科に紹介。右舌から咽頭への痛みがあった。抗てんかん薬を使用し除痛効果があったが、皮疹などから中止。頭部MRIで後下小脳動脈(PICA)と舌咽神経の接触が考えられPICAへのマイクロカテーテル留置を行った。カテーテル留置によるPICAの移動があり、その際、痛みの消失が観察された。神経血管減圧術を施行し,舌咽神経痛の消失を得ることができた。 症例2 60歳女性、神経内科より舌咽神経痛で当科に紹介。右舌から咽頭への痛みであった。PICAへのマイクロカテーテル留置を行った。カテーテル留置によるPICAの移動があり、その際、痛みが強く誘発された。この例では、今
  • くも膜下出血が原因による脊髄癒着性くも膜炎および脊髄空洞症の検討, 中西 欣弥, 中野 直樹, 布川 知史, 木本 敦史, 山田 公人, 藪内 伴成, 岩倉 倫裕, 加藤 天美, 第24回日本脊髄外科学会,   2009年05月, 第24回日本脊髄外科学会
    概要:【はじめに】くも膜下出血(SAH)後の稀な合併症の一つに脊髄癒着性くも膜炎とそれに伴う脊髄空洞症があるが,その発生頻度,病態,治療法については明らかでない.SAH後に癒着性くも膜炎と脊髄空洞症を合併した症例について検討した. 【結果】1999年から2008年までの10年間に,当院で治療を行ったくも膜下出血(脳動脈瘤破裂)は209例であった.そのうち癒着性くも膜炎,脊髄空洞症を合併したのは2例で,くも膜下出血全体の0.96%であった. 症例1;54歳,女性.中大脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血20ヶ月後に,体幹以下の感覚障害、歩行障害が出現,C2-Th10にかけての脊髄空洞症を認めた.S-Sシャント術を計2回施行したが空洞は軽度縮小のみで,感覚障害,歩行障害は残存した. 症例2;49才,男性.椎骨動脈解離性動脈瘤破裂によるくも膜下出血5ヶ月後に頭痛,複視,嗄声,嚥下障害,小脳失調症状が出現,延髄からC6にかけての脊髄空洞症および第4脳室拡大を認め
  • 四肢痙性麻痺に対する髄腔内バクロフェン療法, 中野 直樹, 中西 欣弥, 湯上 春樹, 加藤 天美, 森田 淑文, 内山 卓也, 第24回日本脊髄外科学会,   2009年05月, 第24回日本脊髄外科学会
    概要:髄腔内バクロフェン療法(ITB)は,脳脊髄疾患による痙性麻痺例の痙縮の軽減を図ることができる。この改善部位は,脊椎くも膜下腔内へのカテーテル長が規定のものしかなく,カテーテル留置部位が下部胸椎にとどまるため,下肢に最も認められる。 我々は,四肢麻痺に対するITBを行い軽快した2例を報告した。
  • 脳深部刺激術の電線断裂の1例, 中野 直樹, 林 淑文, 中西 欣弥, 内山 卓也, 加藤 天美, 第23回日本ニューロモデュレーション学会,   2009年06月, 第23回日本ニューロモデュレーション学会
    概要:【はじめに】脳深部刺激術療法の合併症としては、周術期では脳出血、電極の不適切な留置、感覚障害などがある。長期経過中には、感染や電池の不具合などがあげられる。 この療法中に、片側の電線の断裂例を経験したので報告する。 【症例】43歳女性。若年性パーキンソン病。主婦。 3年前にオンオフ現象、歩行障害の悪化から、当院にて両側脳深部刺激療法(視床下核)を行った。術後、オンオフ現象の消失、歩行改善を刺激により得た。その3年後、急に左手の巧緻障害、ジスキネジア、歩行障害が出現した。右胸部の皮下電池の刺激パラメーターでは、抵抗値が2000オーム以上(それまでは800オーム台)であり、頭部X-Pで右頭蓋内電線の断線が確認された。外傷など外表上の異常は全くなかった。再手術を施行し,頭蓋内電極を含む全ての右側のシステムを交換し,術後の刺激効果も確認した。摘出した右側の電気刺激システムではX-Pで確認された部位の電線の伸展をみた
  • 胸椎黄色靱帯肥厚による脊髄症の1例, 中西 欣弥, 内山 卓也, 中野 直樹, 湯上 春樹, 加藤 天美, 第60回近畿脊髄外科研究会,   2009年09月, 第60回近畿脊髄外科研究会
    概要:【はじめに】胸椎では,黄色靱帯の肥厚が原因で脊髄圧迫を来すことは稀である.今回,Th11/12レベルで黄色靱帯肥厚より脊髄症を呈した症例を経験したので報告する. 【症例】83歳,男性.既往歴;心筋梗塞,慢性腎不全(5年前より血液透析).現病歴;2008年12月9日,突然の両下肢麻痺が出現した.約半年間,前医で経過観察されていたが,両下肢麻痺が進行してきたため当院へ紹介となった.来院時,両下肢麻痺(右3/5,左2/5)で歩行不可能,また鼠径部以下の感覚低下を認めた.下肢腱反射亢進は認めなかった.画像上,Th11/12レベルで後方要素による脊髄圧迫および椎間板の軽度の膨隆,またTh12椎体の楔状変形が認められた.黄色靱帯肥厚による脊髄圧迫と考え2009年6月1日に手術を施行した.Th11 laminectomyを施行したところ肥厚した黄色靱帯が認められ,これが脊髄を高度に圧迫していた.黄色靱帯は硬膜と高度な癒着を認めたが,靱帯内に出血,嚢胞などの所見は認めなかった
  • 硬膜内髄外に発生した脊髄血管芽腫の1例, 中西 欣弥, 内山 卓也, 中野 直樹, 湯上 春樹, 加藤 天美, 第58回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会,   2009年09月, 第58回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会
    概要:【はじめに】脊髄血管芽腫の多くは髄内に発生する.今回,硬膜内髄外に発生した脊髄血管芽腫を経験したので報告する. 【症例】59歳,男性.既往歴;小脳血管芽腫.26年前,12年前,11年前に小脳血管芽腫に対して開頭腫瘍摘出術施行.Von Hippel-Lindau syndorome(網膜血管腫,腎,膵,副腎,精巣上体腫瘍)は認めず. 現病歴;2年前より腰部から殿部の痛みが出現したが,自制内であったため放置していた.1年程前より腰部から殿部の痛みが悪化し,特に臥位になると痛みが増悪した.その後も症状が徐々に進行したため,腰椎MRIを施行したところ脊髄腫瘍が認められたため当院へ入院となった.入院時,腰部から殿部にかけて自制不可能な痛みを認めたが,下肢筋力低下,感覚障害はみられなかった.胸椎MRIでTh11レベルの脊髄背側に腫瘍を認め,腫瘍の上方,下方にflow voidを認めた.既往歴および画像所見より硬膜内髄外の血管芽腫と診断し手術を施行した.手術はTh10-12 osteoplastic l
  • 髄腔内カテーテルを頸椎レベルに留置したITB療法の一例, 住井 利寿, 内山 卓也, 中西 欣弥, 中野 直樹, 加藤 天美, 第3回近畿ITB治療研究会,   2009年09月, 第3回近畿ITB治療研究会
  • パーキンソン病の脳深部刺激における前頭葉の脳波解析, 中野 直樹, 住井 利寿, 内山 卓也, 森田 淑文, 中西 欣弥, 岡田 理恵子, 加藤 天美, 柴田 智広 , 第17回九州・山口機能神経外科セミナー,   2009年09月, 第17回九州・山口機能神経外科セミナー
    概要:【はじめに】パーキンソン病に対しての脳深部刺激術(DBS)による刺激メカニズムは十分に解明されていない。 DBS術中に前頭葉大脳皮質に留置した脳表電極から,皮質脳波リズム変調をBrain electrical source analysis(BESA)によって解析した。 【対象と結果】全身麻酔下で視床下核へ電極留置術を施行中,Barr hole からシート電極を挿入した。視床下核に留置した電極(Medtronic社model.3387)を外部刺激装置から刺激をおこない,シート電極から皮質脳波を測定した。 この予備的検討によると10Hz以下の低頻度刺激の場合,皮質脳波にリズム変調をきたさなかった。一方,100Hz以上の高頻度刺激により20Hz付近のsteady-state response(SSR)が誘発された。 また,刺激部位が電極番号0陰性1陽性の場合よりも,2陰性3陽性の場合の方がSSRの誘発が高かった。 【考察】最適刺激とされる高頻度刺激では,前頭葉に影響を与えた。一方,低頻度ではその傾向はなかった。 また,皮質リズム変調から,至適刺激頻度
  • くも膜下出血を原因とする脊髄空洞症の検討, 中西 欣弥, 内山 卓也, 中野 直樹, 布川 知史, 木本 敦史, 山田 公人, 藪内 伴成, 岩倉 倫裕, 加藤 天美, 第68回日本脳神経外科学会総会,   2009年10月, 第68回日本脳神経外科学会総会
    概要:【はじめに】くも膜下出血(SAH)後の稀な合併症の一つに脊髄癒着性くも膜炎とそれに伴う脊髄空洞症があるが,その発生頻度,病態,治療法については明らかでない.SAH後に癒着性くも膜炎と脊髄空洞症を合併した症例について検討した. 【結果】1999年から2008年までの10年間に,当院で治療を行ったくも膜下出血(脳動脈瘤破裂)は209例であった.そのうち癒着性くも膜炎,脊髄空洞症を合併したのは2例で,くも膜下出血全体の0.96%であった. 症例1;54歳,女性.中大脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血20ヶ月後に,体幹以下の感覚障害、歩行障害が出現,C2-Th10にかけての脊髄空洞症を認めた.S-Sシャント術を計2回施行したが空洞は軽度縮小のみで,感覚障害,歩行障害は残存した. 症例2;49才,男性.椎骨動脈解離性動脈瘤破裂によるくも膜下出血5ヶ月後に頭痛,複視,嗄声,嚥下障害,小脳失調症状が出現,延髄からC6にかけての脊髄空洞症および第4脳室拡大を認め
  • 成人痙縮に対する外科的治療戦略, 内山 卓也, 中野 直樹, 中西 欣弥, 湯上 春樹, 住井 利寿, 森田 淑文, 加藤 天美, 第68回日本脳神経外科学会総会,   2009年10月, 第68回日本脳神経外科学会総会
    概要:【目的】難治性痙縮は,薬物治療・リハビリテーションに抵抗し常生活に支障を来す.成人の痙縮に私どもは選択的末梢神経縮小術を積極的に施行しておりさらに近年バクロフェン髄腔内投与療法(ITB療法)を導入した.これらの治療成績から成人の痙縮に対する治療戦略を提言する. 【対象および方法】成人の痙縮計,70手術のうち60例を対象に.選択的末梢神経縮小術を下肢に50手術と上肢に20手術施行した.11例にはITB療法を施行した. 内訳は脳血管障害6例,頭部外傷2例,脊髄多発性硬化症1例,脊髄損傷1例,痙性対麻痺1例である . 【結果】選択的末梢神経縮小術の71%は尖足・内反痙縮に対する脛骨神経縮小術であり.95%の寛解を得た.肘関節屈曲痙縮に対する筋皮神経縮小術では100%の寛解を見たが,手関節・手指屈曲痙縮に対する正中・尺骨神経縮小術では機能的改善は得られなかった. ITB療法では全例において.下肢痙縮は著明に改善した.特に.脳卒中後の片側痙縮で
  • パーキンソン病の腰痛に対する脊椎硬膜外電気刺激療法, 中野 直樹, 中西 欣弥, 内山 卓也, 住井 利寿, 鈴木 雄介, 澤田 優子, 岡田 理恵子, 福田 寛二, 加藤 天美, 第44回南大阪神経カンファレンス,   2009年10月, 第44回南大阪神経カンファレンス
    概要:【はじめに】パーキンソン病は、腰痛をきたす例が少なくない。腰痛は日常生活動作の制限をきたす原因でもあり,痛みのコントロールは重要な課題である。我々は,腰痛をともなったパーキンソン病に対して,脊椎硬膜外刺激を行い,良好な結果を得たので報告する。 【症例】68歳男性。8年前から、右手の安静時振戦、歩行困難、姿勢異常が出現した。オンオフ現象、ジスキネジアは認めず、円背があった。腰部痛は、第4腰椎部位を中心としたものであり、痛みの程度が強い際には寝返り困難や歩行困難を訴えた。脊椎MRI、X-Pでは脊椎圧迫骨折・脊柱管狭窄等は認めなかった。すくみ足はなく、歩行は可能であったが、方向転換での困難さがあった。ドーパテストでは、振戦以外の変化を認めなかった。 脳深部刺激での効果が期待される現象に乏しく、腰痛に対して脊椎硬膜外刺激療法を計画した。局所麻酔下で、第8胸椎レベルに硬膜外刺激電極を左右に挿入し、10日間の
  • 痙縮に対する外科的治療戦略, 内山 卓也, 中野 直樹, 中西 欣弥, 住井 利寿, 湯上 春樹, 森田 淑文, 加藤 天美, 第49回日本定位機能神経外科学会,   2010年01月, 第49回日本定位機能神経外科学会
    概要:【目的】難治性痙縮は,薬物治療・リハビリテーションに抵抗性で日常生活に支障を来す.当施設では痙縮患者に対し積極的に神経外科的治療を行ってきた.さらにバクロフェン髄腔内投与療法(ITB療法)、ボトックス毒素療法(BTX療法)も導入,痙縮治療の選択肢が広がった.これまで行ってきた痙縮例に対する治療成績と外科的治療戦略ついて考察する. 【対象および方法】選択的末梢神経縮小術60例、SDR療法3例、ITB療法13例、BTX療法3例を対象とした. 【結果】選択的末梢神経縮小術の71%は尖足・内反痙縮に対する脛骨神経縮小術で95%の寛解を得た.肘関節屈曲痙縮に対する筋皮神経縮小術では100%の寛解を見たが,手関節・手指屈曲痙縮に対する正中・尺骨神経縮小術では機能的改善は得られなかった.一方ITB療法では全例下肢痙縮の著明な改善を認めたが,上肢に関しては症例により痙縮の改善にばらつきを認めた. 【考察】痙縮が限局した症例に対して,手術成績,安全
  • パーキンソン病に対する脊椎硬膜外電気刺激療法, 中野 直樹, 中西 欣弥, 内山 卓也, 住井 利寿, 鈴木 雄介, 澤田 優子, 岡田 理恵子, 福田 寛二, 加藤 天美, 第49回日本定位機能神経外科学会,   2010年01月, 第49回日本定位機能神経外科学会
    概要:【はじめに】パーキンソン病は、腰痛をきたす例が少なくない。腰痛は日常生活動作の制限をきたす原因でもあり,痛みのコントロールは重要な課題である。我々は,腰痛をともなったパーキンソン病に対して,脊椎硬膜外刺激を行い,良好な結果を得たので報告する。 【症例】68歳男性。8年前から、右手の安静時振戦、歩行困難、姿勢異常が出現した。オンオフ現象、ジスキネジアは認めず、円背があった。腰部痛は、第4腰椎部位を中心としたものであり、痛みの程度が強い際には寝返り困難や歩行困難を訴えた。脊椎MRI、X-Pでは脊椎圧迫骨折・脊柱管狭窄等は認めなかった。すくみ足はなく、歩行は可能であったが、方向転換での困難さがあった。ドーパテストでは、振戦以外の変化を認めなかった。 脳深部刺激での効果が期待される現象に乏しく、脊椎硬膜外刺激療法を計画した。局所麻酔下で、第8胸椎レベルに硬膜外刺激電極を左右に挿入し、10日間のテスト刺激で
  • 特発性髄液鼻漏の画像診断, 中西 欣弥, 湯上 春樹, 内山 卓也, 中野 直樹, 住井 利寿, 加藤 天美,   2010年02月
  • 歯突起骨折を来した慢性関節リウマチの1例, 中西 欣弥, 内山 卓也, 中野 直樹, 湯上 春樹, 藪内 伴成, 森田 淑文, 加藤 天美, 第61回近畿脊髄外科研究会,   2010年03月, 第61回近畿脊髄外科研究会
  • パーキンソン病における脳深部刺激に呼応する脳波の解析, 中野 直樹, 住井 利寿, 内山 卓也, 森田 淑文, 中西 欣弥, 岡田 理恵子, 加藤 天美, 柴田 智弘, 第6回南大阪PDフォーラム,   2010年03月, 第6回南大阪PDフォーラム
    概要:【はじめに】パーキンソン病に対しての脳深部刺激術(DBS)による刺激メカニズムは十分に解明されていない。DBS術中に前頭葉脳表に留置した電極から,皮質脳波リズム変調をBrain electrical source analysis(BESA)によって解析した。 【対象と結果】全身麻酔下で視床下核へ電極留置術を施行中,Barr hole からシート電極を挿入した。視床下核に留置した電極(Medtronic社model.3387)を外部刺激装置から刺激をおこない,シート電極から皮質脳波を測定した。 10Hz以下の低頻度刺激の場合,皮質脳波にリズム変調をきたさなかった。一方,100Hz以上の高頻度刺激により20Hz付近のsteady-state response(SSR)が誘発された。また,刺激部位が電極番号0陰性1陽性の場合よりも,2陰性3陽性の場合の方がSSRの誘発が高かった。 【考察】最適刺激とされる高頻度刺激では,前頭葉に影響を与えた。一方,低頻度ではその傾向はなかった。視床下核の腹側よりも背側、視床下核周辺構造物での刺激の方が前頭葉に20Hzの刺激
  • 両側被殻出血後にdystonic stormを呈した一例, 内山 卓也, 湯上 春樹, 住井 利寿, 中西 欣弥, 中野 直樹, 加藤 天美, 第35回日本脳卒中学会総会,   2010年04月, 第35回日本脳卒中学会総会
    概要:41歳女性、1年前に左被殻出血を発症、保存的加療され軽度の右半身不全片麻痺を来していたか、生活は自立していた。今回右被殻出血を発症し、血腫除去術後に右上下肢に間代性の不随意運動を認め徐々に四肢体幹に筋緊張増強し、全身性のジストニアを認めた。発症14日目に発熱を期にCPK 3000台と高値を示し、ジストニア症状が増悪した。術後は高血圧治療薬のみで、特に向精神薬や、抗パーキンソン病薬などの薬剤は使用しておらず、神経遮断性悪性症候群や悪性高熱も否定的でありdystonic stormと診断した。Dystonic stormはmovement disorder emergencyの範疇にあり、集中治療が必要となる。治療としてダントロレンの点滴を使用し、呼吸管理を行いCPKの改善を図った。最終的には全身性ジストニアが継続するためにバクロフェン髄腔内投与療法(ITB療法)を行い良好な結果が得られた。全身性ジストニアは様々な原因で生ずるが、両側被殻出血を期に生じた報告は少なくdystonic stormも非常に
  • 頭部振戦に対する脳深部刺激術の効果, 中野 直樹, 中西 欣弥, 内山 卓也, 加藤 天美, 西郷 和真, 第59回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会,   2010年04月, 第59回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会
    概要:【はじめに】頭部振戦は,パーキンソン病としての一症状である場合やジストニア例や小脳萎縮例,本態性振戦例で認められることもある。診断の定義が明確でなく,治療にも難渋することが多い。当院で頭部振戦に対する脳深部刺激例を経験したので報告する。 【症例】71歳女性。63歳時から頭部が前後に揺れるような症状が出現。坐位,立位で著明でふらつきを生じるようになり,頚椎カラーを装着して日中を過ごすようになった。発症から8年経過し,脳深部刺激術を希望され,両側視床腹側中間核に脳深部電極(Model 3387, Medtronic,USA)を留置,1週間の試験刺激ののち,両側胸部皮下電池を埋めこんだ。術後6か月,頭部の振戦は軽減している。頚椎カラーは必要なく,日常生活を送れるようになった。刺激パラメーターは,両側,電極番号2,3を陰極,電池本体を陽極,刺激幅120micro sec,刺激頻度160Hzで,構語障害などは生じていない。 【結語】頭部が前後に揺れる振
  • SF-36を用いた腰部捻挫に対する柔整治療効果の検討, 中西 欣弥, 岡田理恵子, 加藤 天美, 筧健史, 橋本貫次郎, 藤田潤, 第25回日本脊髄外科学会,   2010年06月, 第25回日本脊髄外科学会
  • 環軸椎亜脱臼に対する環軸椎固定術の工夫, 中西 欣弥, 中野 直樹, 内山 卓也, 加藤 天美, 第25回日本脊髄外科学会,   2010年06月, 第25回日本脊髄外科学会
  • 脊髄症状で発症した頭蓋内硬膜動静脈瘻の1例, 中西 欣弥, 眞田 寧皓, 布川 知史, 中野 直樹, 内山 卓也, 藪内 伴成, 吉岡宏真, 加藤 天美, Summer Forum Practical Spinal Surgery 2010 in Nara,   2010年08月, Summer Forum Practical Spinal Surgery 2010 in Nara
  • 脊髄血管奇形の画像診断・治療, 中西 欣弥, 布川 知史, 中野 直樹, 内山 卓也, 眞田 寧皓, 藪内 伴成, 辻 潔, 吉岡宏真, 加藤 天美, 第1回沖縄脳神経外科手術研究会,   2010年09月, 第1回沖縄脳神経外科手術研究会
  • 腰椎―腹腔シャント抜去のみで症状が改善した腰部脊柱管狭窄症の1例, 中西 欣弥, 布川 知史, 内山 卓也, 中野 直樹, 加藤 天美, 第60回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会,   2010年09月, 第60回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会
  • 環軸関節亜脱臼と頸椎後縦靭帯骨化症を合併した関節リウマチの1例, 中西 欣弥, 中野 直樹, 内山 卓也, 加藤 天美, 第62回近畿脊髄外科研究会,   2010年10月, 第62回近畿脊髄外科研究会
  • 脊髄血管奇形におけるMDCTAを用いた流入血管の評価, 中西 欣弥, 布川 知史, 中野 直樹, 内山 卓也, 眞田 寧皓, 辻 潔, 加藤 天美, 第69回日本脳神経外科学会学術総会,   2010年10月, 第69回日本脳神経外科学会学術総会
  • 機能外科におけるneuromodulation -バクロフェン髄腔内投与療法-, 内山 卓也, 中西 欣弥, 中野 直樹, 湯上 春樹, 加藤 天美, 第69回日本脳神経外科学会学術総会,   2010年10月, 第69回日本脳神経外科学会学術総会
    概要:【目的】バクロフェン髄腔内投与療法(ITB療法)は非破壊的であり可変性,調節性に優れておりneuromodulationをもたらす治療として注目され,様々な原因で生じる難治性痙縮や全身性ジストニアにその有効性が示されている.当施設におけるITB療法の手術適応・手術方法・治療効果・合併症について報告する. 【対象および方法】対象はITB療法を行った14例で,その内訳は難治性痙縮13例,全身性ジストニア1例である.原因疾患は脳血管障害7例,頭部外傷3例,脊髄多発性硬化症1例,脊髄損傷1例,痙性対麻痺1例,延髄変性疾患1例である.髄腔内カテーテルの留置位置は下肢症状には下部胸椎レベルに,体幹および上肢の症状を呈する場合には経胸椎法により頸椎および上部胸椎レベルに留置した. 【結果】ITB療法では全例において.下肢痙縮は著明に改善した.特に.脳卒中後の片側痙縮でも健常肢の脱力等の副作用は生じなかった.上肢・体幹痙縮には経胸椎法による頸椎および上
  • パーキンソン病に対する刺激療法, 中野 直樹, 加藤 天美, 中西 欣弥, 内山 卓也, 岡田 理恵子, 第69回日本脳神経外科学会学術総会,   2010年10月, 第69回日本脳神経外科学会学術総会
    概要:脳深部刺激療法(DBS)は,パーキンソン病に対して進行する運動症状を改善し,その調節機能から最適刺激条件で日常生活動作を高める治療法である。つまり、視床下核刺激によりオンオフ現象の軽快、淡蒼球刺激により姿勢異常やジスキネジアの軽快や腹側中間核刺激による振戦の軽快が得られる。しかし、オン時のすくみ足や歩行障害、姿勢反射障害が最も日常生活を阻害する因子であり、これらはDBSでは術直後効果がよいが、経年とともに刺激効果が低下する。一方、脊髄刺激療法(SCS)は脊髄手術後腰痛症などの難治性疼痛に対して除痛効果がある治療法である。近年、SCSは,パーキンソン病の腰痛に対しても除痛効果があり、歩容に対する改善も得られるとの報告がある。当施設でも脊髄刺激をおこなったパーキンソン病例を経験した。 オンオフのない症例に対してSCSを施行すると,つぎ足歩行の改善効果を得た。 DBS後の進行する歩行障害例では,バランススケールで術後平衡感

MISC

  • 硬膜外腔のガス貯留の再発に対して椎間腔および後方固定術を施行した1例, 田宮 亜堂, 中西 欣弥, 花北 順哉, 日本脊髄障害医学会雑誌, 17, 1, 80, 81,   2004年01月
  • 歯状突起後面のpseudotumorにより脊髄圧迫を来した1例, 中西 欣弥, 花北 順哉 田宮 亜堂 吉田 守 平井 達夫, 日本脊髄障害医学会雑誌, 17, 1, 42, 43,   2004年04月
    概要:環軸椎亜脱臼を伴わずに歯状突起後面にpseudotumorが出現し著明な脊髄症状を呈した一例を経験したので、治療法、発生機序などにつき報告した。
  • 腰部脊柱管狭窄症への一側アプローチによる両側黄色靱帯切除およびこの術式を応用した腰椎固定術の検討, 花北 順哉, 中西 欣弥, 田宮 亜堂, 日本脊髄障害医学会雑誌, 17, 1, 66, 67,   2004年04月
  • 学会報告記 2005 AANS Annual Meatingに参加して, 中西 欣弥, 脊髄外科, 19, 2, 188, 189,   2005年06月
  • 脊髄神経症候,変性疾患, 中西 欣弥,   2008年06月
  • 視床下核刺激パラメーター変更の効果発現から考察した進行性パーキンソン病における刺激のメカニズム, 中野 直樹, 渡邉 啓, 中西 欣弥, 加藤 天美, 機能的脳神経外科, 47, 1, 14, 15,   2008年06月
    概要:【目的】進行性パーキンソン病(PD)に対する視床下核電極留置例では,歩行障害,振戦,ジスキネジア,オンオフ現象の憎悪により刺激のパラメーターを変更させて,症状の緩和をはかっている。我々は刺激パラメーターの変更と症状の変化を検討し、刺激のメカニズムについて検討した。 【方法】両側視床下核刺激電極留置術28例のPDについて検討した。刺激は単極刺激を基本に調節を図った。 【結果】双極刺激例(bipolar)は4例で,1つのみの陰極設定の単極刺激例(single-Mono)は8例,2つの陰極設定とした単極刺激例(double-Mono)は14例であった。double-Mono刺激は視床下核内と周辺構造物にある電極の刺激となっている。オンオフ現象は28例全例で軽減した。術前ジスキネジアの9例では,double-Mono 5例,bipolar3例,single-Mono1例であり,術後の改善があったが,bipolar3例ではdouble-Monoへの変更によりジスキネジアの増悪があった。 【結語】歩行障害改善はdouble-Mono刺激により期待できるが,
  • 頸椎後縦靭帯骨化症手術における術中超音波を用いた除圧効果の評価, 中西 欣弥, 寺本 佳史, 種子田 護, 大阪難病研究財団研究報告集(H16~H18),   2008年08月
  • 脊髄脊椎疾患 -症状から治療まで-, 中西 欣弥,   2009年02月
  • パーキンソン病における全身麻酔下一期的視床下核刺激電極留置術の周術期の管理, 中野 直樹, 中西 欣弥, 森田 淑文, 加藤 天美, 機能的脳神経外科, 48, 1, 52, 53,   2009年06月
    概要:進行性パーキンソン病(PD)に対する視床下核刺激術(STN-DBS)は,一般的に局所麻酔下に電極留置が行われている。局所麻酔下で、視床下核の電気活動や、刺激による反応をみることが多いためである。また、電極留置後から胸部皮下電池の埋め込みまでの期間は、電極と接続した体外電源の刺激を行い、効果と副作用の発現を確認している。また、電池がまだ体内に埋めこまれていないため、頭部MRIの撮影は、電池が埋めこまれた場合より容易く、電極の位置確認を行っている。最近、 当施設ではこれらの電極留置後から胸部皮下電池の埋め込みまでの期間を設けることをせず、全身麻酔下に深部電極留置から胸部皮下電池の埋め込み術を一期的に施行している。この方法についての問題点につき、報告した。
  • 脊椎脊髄疾患の診断と治療, 中西 欣弥,   2009年08月
  • パーキンソン病の脳深部刺激における前頭葉の脳波解析, 中野 直樹, 住井 利寿, 内山 卓也, 森田 淑文, 中西 欣弥, 岡田 理恵子, 加藤 天美, 柴田 智広, 機能的脳神経外科, 49, 1, 18, 19,   2010年06月
    概要:パーキンソン病に対しての脳深部刺激術(DBS)では,刺激条件により,症状が変化する。よりよい刺激条件は,症状の変化をみて刺激条件を変更する。すなわち,最適刺激の指標は症状の変化でしかない。 また,刺激による症状改善の機序も未だ不明である。これまでの報告から,パーキンソン病の神経回路の障害は,大脳基底核から皮質も含めた異常と考えられている。DBSは,その異常となった基底核に刺激を加えることにより,神経回路を正常な状態へ導いている。 我々は,脳波から脳深部刺激での効果を解明するため,脳深部刺激のパラメーターを変化させて,皮質脳波の時間周波数解析を試みた。皮質脳波は全6電極から測定された。刺激別に, 刺激前1000 msec から刺激後15000 msec 間を,1-50 Hz 帯域のパワー値を算出して解析した 10Hz以下の低頻度刺激の場合,皮質脳波にリズム変調をきたさなかった。一方,100Hz以上の高頻度刺激により20Hz付近のsteady-state response(SSR)が誘発され
  • パーキンソン病に対する脊椎硬膜外電気刺激療法, 中野 直樹, 中西 欣弥, 内山 卓也, 住井 利寿, 鈴木 雄介, 澤田 優子, 岡田 理恵子, 福田 寛二, 加藤 天美, 機能的脳神経外科, 49, 1, 84, 85,   2010年06月
    概要:パーキンソン病は,腰痛をきたす例が少なくない。腰痛は日常生活動作(ADL)の制限をきたす原因でもあるため,腰痛のコントロールは重要な課題である。一方,歩行困難も同様にADLの不良の要因である。 我々は,腰痛をともなったパーキンソン病に対して,脊椎硬膜外刺激を行い,痛みのコントロールおよび歩行困難症状の軽快を得たので報告する

受賞

  • 第5回脊髄外科学会優秀論文賞