KINDAI UNIVERSITY


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後藤 敏一ゴトウ トシカズ

プロフィール

所属部署名医学科 / 医学研究科
職名准教授
学位博士(水産学)
専門珪藻類の分類・生態
ジャンル環境/生物・動植物
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/891-gotou-toshikazu.html
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Last Updated :2017/11/21

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

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    珪藻類(藻類の仲間)の分類と生態について研究しています。汽水域を中心に淡水域から陸域まで、幅広いフィールドの珪藻を対象としています。珪藻を指標生物とした古環境解析も行っています。

学歴・経歴

学歴

  •  - 1976年, 近畿大学, 農学部, 水産学科淡水増殖学専攻

研究活動情報

研究分野

  • 基礎生物学, 生物多様性・分類

研究キーワード

  • 分類, 珪藻

論文

  • 宍道湖・中海水系の微細珪藻1.Chaetoceros minimus (Levander) D.Marino et al.の形態と分布, 廣瀬 孝太郎・後藤 敏一・大谷 修司, Diatom, 30, 179, 189,   2014年12月, 査読有り
  • 超音波印加による珪藻分析のための簡便な堆積物処理法, 廣瀬孝太郎・後藤 敏一・吉岡 薫・入月俊明・岩井雅夫, 第四紀研究, 52, 5, 213, 224,   2013年10月, 査読有り
    概要:堆積物中の遺骸から、珪藻群集をできるだけ忠実に再現するために、超音波印加による簡便な処理法を考案した。動物の糞粒が主体である集塊が容易に泥化し、かつ珪藻殻の破壊による消失が認められないことから、超音波印加が珪藻分析において有効な処理法であることを示した。
  • 湖沼の堆積物コアから読み取る人間活動の影響:佐鳴湖を例にして, 谷 幸則・後藤 敏一・森田陽光・坂田昌弘・大橋典男・加(槻木)玲美, 日本海水学会誌, 65, 5, 264, 271,   2011年10月, 査読有り
    概要:佐鳴湖(浜松市)から採取した堆積物コア中のリン、重金属、光合成色素、珪藻殻を分析し、湖への人間活動の影響を評価した。堆積物コア中の複数の指標を分析することで、佐鳴湖の水環境と生態系に与えてきた人為的な影響を示すことができた。
  • 金鱗湖(大分県湯布院町)の珪藻, 後藤 敏一・窪田英夫, Diatom, 26, 17, 39,   2010年12月, 査読有り
    概要:湖底の湧水口からの冷水と、流入河川からの温泉水の供給を受ける淡水の湖沼から、46属147分類群を記録した。本湖沼を特徴づける珪藻群集、および分類群について考察した。
  • 大阪湾北東部における珪藻遺骸群集の水平分布, 廣瀬孝太郎・後藤 敏一, Diatom, 25, 21, 36,   2009年12月, 査読有り
    概要:大阪湾北東部30地点における海底表層堆積物の珪藻遺骸を分析し、各地点の珪藻の種類組成と産出量のデータ、および塩分耐性に関する生態を元にして、大阪湾において優占的に産出する種類の水平分布の現状とそれらの分布の傾向を明らかにした。
  • 大阪府下の狭山池・畑大池・小寺池の過去数百年間の堆積物中に出現した珪藻の分類リストと生態, 槻木(加)玲美・後藤 敏一・内山 高・吉川周作, Diatom, 22, 35, 47,   2006年12月, 査読有り
    概要:溜池の珪藻相・珪藻群集の歴史的な変化を明らかにするために、大阪府下の3つの溜池の、過去数百年間の堆積物コアに含まれる珪藻遺骸を調べた。出現した46属176分類群の中で、Aulacoseira subborealis, Cyclotella stelligera, C. pseudostelligeraが3つの溜池に共通して出現し、とくに狭山池、畑大池では、これらが1950年代以降増加し優占種となったことが明らかになった。(英文)
  • 大阪湾北東部の海底表層堆積物中の珪藻, 廣瀬孝太郎・後藤 敏一・佐藤裕司・吉川周作, Diatom, 20, 229, 240,   2004年12月, 査読有り
    概要:大阪湾北東部の30地点において採集した海底表層堆積物中から、56属(115分類群(種、亜種、変種、品種))の珪藻を同定し記載した。(英文)
  • 「生物学」リメディアル教育の効果, 後藤 敏一・松尾 理・伊藤浩行・安富正幸, 医学教育, 34, 5, 303, 309,   2003年10月, 査読有り
    概要:本学医学部において、平成5年度より導入した「生物学」リメディアル教育の効果と問題点について、入学時と学年末における生物学総合試験の結果とアンケートによって検討した。
  • 鳥羽市相差の湿地堆積物に見出されたイベント堆積物と環境変遷, 廣瀬孝太郎・後藤 敏一・三田村宗樹・岡橋久世・吉川周作, 月刊地球, 24, 10, 692, 697,   2002年10月
    概要:地震の被害が多数報告されている当地の、柱状試料の岩相、14C年代測定、珪藻群集の変化から体積環境の変遷を検討した。湿地への海水の影響が認められ、それらが津波などのイベントに起因する可能性が示された。
  • 溜池堆積物に記録された過去200年間の水域環境変遷史-大阪府高槻市小寺池の例-, 槻木玲美・後藤 敏一・吉川周作, 第四紀研究, 41, 3, 161, 170,   2002年06月, 査読有り
    概要:溜池堆積物は数年単位の分解能で解析可能であること。1955年頃からの珪藻遺骸群集の変化は水質悪化と対応し、ここ数十年における群集変化は下水道の整備などによる汚濁負荷の減少と対応することを明らかにした。
  • Stephanodiscus vestibulis Håk., E.C.Ther. & Stoermer-微細構造と生態-, 後藤敏一・李 正鎬・槻木玲美, Diatom, 14, 35, 40,   1998年12月, 査読有り
  • 大阪府泉南市双子池堆積物の珪藻群集, 森川美幸・吉川周作・後藤敏一, 第四紀, 30, 47, 56,   1998年, 査読有り
  • 狭山池堆積物に紀録されている1950年以降の水環境変化, 槻木玲美・後藤敏一・吉川周作, 第四紀, 30, 37, 46,   1998年, 査読有り
  • 大韓民国の新種珪藻Cyclotella orientalis sp. nov., 李正鎬・鄭濬・後藤敏一, Phycological Research, 43, 145, 149,   1995年, 査読有り
  • 光川(大韓民国)の珪藻 Ⅰ.円心目、羽状目(Navicula科を除く), 李 正鎬・鄭 濬・後藤敏一, Diatom, 9, 17, 27,   1994年01月, 査読有り
  • 光川(大韓民国)の珪藻 Ⅱ.Navicula科, 李 正鎬・鄭 濬・後藤敏一, Diatom, 9, 29, 40,   1994年01月, 査読有り
  • 光川(大韓民国)における2種の珪藻Achnanthes japonica H.Kob.とA. convergens H.Kob.の分布パターン, 李 正鎬・後藤敏一, 自然環境科学研究, 7, 23, 28,   1994年, 査読有り
  • 極東地域の淡水珪藻の新種Cymbella orientalis, 李正鎬・後藤敏一・鄭濬, Diatom Research, 8, 1, 99, 108,   1993年05月, 査読有り
  • 珪藻の1種Gomphonema vibrio Ehr. var. subcapitatum (Mayer) Lee の新組み合わせの研究, 李 正鎬・後藤 敏一・鄭 濬, 韓国藻類学会誌, 7, 1, 79, 87,   1992年11月, 査読有り
  • 永川ダム湖とその支流(慶尚北道,大韓民国)の珪藻, 李正鎬・後藤敏一・鄭濬, Diatom, 7, 45, 70,   1992年01月, 査読有り
  • 光学顕微鏡による珪藻の写真撮影のコツ, 後藤 敏一, Diatom, 5, 111, 114,   1990年01月, 査読有り
  • 汽水湖沼,宍道湖・中海の珪藻1.Mastogloia属, 後藤 敏一, 植物分類,地理, 41, 4-6, 143, 154,   1990年, 査読有り
  • 細胞核染色法による珪藻群落の解析, 後藤 敏一, Diatom, 4, 67, 72,   1988年12月, 査読有り
  • 珪藻試料の死細胞含有率, 後藤 敏一, 日本水処理生物学会誌, 24, 1, 132, 134,   1988年, 査読有り
  • Mastogloia exigua Lewis: 3産地の試料の比較, 後藤 敏一, Diatom, 3, 99, 108,   1987年12月, 査読有り
  • 熊野川河口の珪藻群集, 後藤 敏一, Diatom, 2, 103, 115,   1986年12月, 査読有り
  • 十津川・熊野川水系の珪藻植生, 後藤 敏一・根来 健一郎, 陸水学雑誌, 47, 2, 143, 153,   1986年04月, 査読有り
  • 清澄な河川,宇川(京都府)の珪藻植生, 後藤 敏一・根来 健一郎, 陸水学雑誌, 47, 1, 77, 86,   1986年01月, 査読有り
  • 珪藻Denticula tenuis Kuetz. var. crassula (Naeg. ex Kuetz.) W. & G.S.Westの殻帯構造, 後藤 敏一, Diatom, 1, 9, 17,   1985年12月, 査読有り
  • 珪藻 Navicula johanrossii Giffen について, 後藤 敏一, 植物分類地理, 36, 1-3, 14, 21,   1985年06月, 査読有り
  • 珪藻の隔壁とその類似構造, 後藤 敏一, 日本藻類学会誌, 32, 2, 109, 112,   1984年06月, 査読有り
  • 京都府の由良川より得られたNavicula属の1新種と1新変種, 根来健一郎・後藤敏一, 植物分類地理, 34, 1-3, 91, 93,   1983年04月, 査読有り
  • 日本から得られた汽水性珪藻の一新種Gyrosigma exoticumoides, 根来健一郎・後藤敏一, 植物分類地理, 34, 1-3, 87, 89,   1983年04月, 査読有り
  • 由良川の珪藻植生, 根来健一郎・後藤 敏一, 近畿大学農学部研究紀要, 16, 67, 118,   1983年03月
  • 珪藻Amphora属の殻帯の観察, 後藤 敏一, 日本藻類学会誌, 28, 151, 155,   1980年09月, 査読有り
  • 淀川汽水域の付着珪藻類 Ⅱ, 後藤 敏一, 陸水学雑誌, 40, 4, 191, 200,   1979年10月, 査読有り
  • 淀川汽水産 Achnanthes 属の数種に就いて, 後藤 敏一, 日本藻類学会誌, 27, 31, 33,   1979年03月, 査読有り
  • 淀川汽水域の付着硅藻類 Ⅰ, 後藤 敏一, 近畿大学教養部研究紀要, 9, 3, 15, 47,   1978年03月
  • 珪藻植生の研究に際しての生細胞と死細胞を判定する一方法, 後藤 敏一, 日本藻類学会誌, 26, 2, 67, 67,   1978年, 査読有り

講演・口頭発表等

  • 環境の変化は堆積物にどのように記録されるか-猪苗代湖における過去約100年間の記録(水質と現生・化石珪藻群集)-, 廣瀬孝太郎,後藤敏一,山崎秀夫,長橋良隆,   2015年05月09日
    概要:湖心部のボーリングコア(INW2012)の深度200~0cmの分析により、珪藻群集の変化を明らかにした。この変化と現生珪藻群集、水質記録等を相互に検討し、過去100年程度のシステムの変化と、それらが珪藻化石群集としてどのように堆積物に記録されているのかを議論した。
  • 猪苗代湖の湖底堆積物中のAulacoseira属珪藻-とくにpH適応能について, 後藤 敏一,廣瀬孝太郎, 日本珪藻学会第36回大会(東京大学),   2015年05月09日
    概要:湖心部で掘削されたコア(INW2012)に出現したAulacoseira属珪藻の10分類群について、古環境(湖水のpH)復元の基礎資料とする目的から、pH適応能を整理した。
  • 理系科目と英語の「連携テスト」に生じる効果について, 武知 薫子・後藤 敏一, ESP関西 第4回研究会(近畿大学東大阪キャンパス),   2014年12月20日
    概要:近畿大学医学部1学年では、「英語」と「生命科学」の双方への効果を狙い、2012年度の前期に、それまで実施していた生命科学のESP教本を用いた指導に加え、外国語科目の「英語」と学部基礎科目の「生命科学1」と科目間連携を図り、「英語」の講義時間の中で「生命科学1」に登場した英語の語彙を中心とする「連携テスト」を8回にわたり実施した。この発表では、「連携テスト」が英語のみならず、生命科学への学生の注意喚起と学習への取り組みに正の影響を及ぼしたことを、学生の意識調査と成績の推移から論じ、残された課題と共に、大学でのESP教育の新しい可能性を論じる。
  • 中海産Chaetoceros minimus (Levander) D.Marino et al. の形態・分布および水域環境評価における意義, 廣瀬孝太郎・後藤敏一・大谷修司・瀬戸浩二, 島根大学汽水域研究センター第21回新春恒例汽水域研究発表会 汽水域研究会 第2回例会 合同研究発表会,   2014年01月12日
    概要:微細で脆弱な殻(細胞壁)をもつ単細胞性の珪藻の1種について、形態的特徴を明らかにし、世界的な分布から得られた生態から、環境評価における本分類群の意義を検討した。
  • 生命科学1の学習支援として平成24年度 1学年に試みた英語講義内の「連携テスト」の効果, 武知 薫子, 後藤 敏一, 第45回 日本医学教育学会総会,   2013年07月, 日本医学教育学会
    概要:【目的】本学「英語(1年)」では平成24年度に「生命科学1(1年基礎教育科目)」の学習支援を試み、両担当者が協力して「連携テスト」を作成・実施した。その教育効果を「生命科学1」の学期末試験の成績と学生の意識調査により評価した。【方法】「生命科学1」の講義に登場した英語表記の専門用語を、1~2週間後の「英語」の講義内で予告無しに「連携テスト」として出題した〔1回10問(所要時間10分)を合計8回(4月~9月)〕。平成24年度(114名)の「生命科学1」の成績(9月実施の学期末試験の平均値)を平成22年度、23年度(116名、111名)と比較した。「生命科学1」の成績と相関を示す生物既習者数の推移と、「連携テスト」に対する学生の意識調査〔24年5月実施、無記名、5段階(1-5)評価、学習の動機付けに関する7項目〕を参照して、その効果を検証した。【結果と考察】生物既習者の割合は3年続けて減少し(48.3%、33.3%、30.4%)、22年度、23年度の「生命科学1」の学期末
  • 裏磐梯五色沼湖沼群における珪藻群集, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 長橋良隆, 日本珪藻学会第34回大会(埼玉2013),   2013年05月, 日本珪藻学会第34回大会(埼玉2013)
    概要:五色沼湖沼群の珪藻群集および底質の化学組成を明らかにした。中心型珪藻3分類群、有縦溝羽状型珪藻14分類群、無縦溝羽状型珪藻23分類群の、合計40分類群を同定した。各湖沼の珪藻群集組成と底質の化学組成、および水質との関係を考察した。
  • 猪苗代湖の堆積物から見い出された珪藻の奇形, 後藤 敏一, 廣瀬孝太郎 長橋良隆, 日本珪藻学会第34回大会(埼玉2013),   2013年05月, 日本珪藻学会第34回大会(埼玉2013)
    概要:猪苗代湖の最深部近傍で掘削されたボーリングコア(INW2012)の深度647.3-648.3cmには、Eunotia sp. (aff. E. paludosa Grunow)が多産する。これには栄養細胞に混じって、いくつかのタイプの奇形が含まれる。これらの奇形を分類し、あるものは初生殻あるいはその直後に形成される栄養殻であり、他はpreauxospore valveに相当すると推定した。
  • 中海産Chaetoceros minimus (Levander) D.Marino et al. の形態的特徴とタフォノミー, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 大谷修司, 日本珪藻学会 第33回大会,   2012年05月, 日本珪藻学会 第33回大会
    概要:本邦において宍道湖・中海水系以外では未記載のC. minimus について、形態・生態的な特徴の検討を行った。また、珪藻遺骸群集から沿岸域の環境動態を解析するための手法やその課題について議論した。
  • 堆積物中の糞粒(fecal pellet)に含まれる珪藻遺骸群集とその解析方法, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 吉岡 薫, 入月俊明, 日本珪藻学会 第32回大会,   2011年05月, 日本珪藻学会 第32回大会
    概要:団粒状構造体を含む堆積物において、超音波処理により資料を泥化させる簡便な処理法を考案し、その有効性を検討した。
  • 日本のLuticola属の珪藻 4. Luticola inserata (Hust.) D.G.Mann var. elliptica (Choln.), L. intermedia (Hust.), L. aff. mutica (Kuetz.) D.G.Mann, 後藤 敏一, 日本珪藻学会 第31回大会,   2010年05月, 日本珪藻学会 第31回大会
    概要:日本に分布するLuticola属の3分類群について、細胞の形態、分類を検討し、これらの生態を明らかにした。
  • 内湾域の人為的富栄養かに対する珪藻群集の応答とタフォノミー-プランクトンデータおよび堆積物中の遺骸群集から-, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 大谷修司, 瀬戸浩二, 日本珪藻学会 第31回大会,   2010年05月, 日本珪藻学会 第31回大会
    概要:大阪湾における海底堆積物中の珪藻遺骸群集から、完新世の珪藻群集の時空間変化と人為的環境改変の関係、およびタフォノミーを検討した。
  • 中海における過去100年間の藻類群集の変化-プランクトンデータおよび堆積物中の遺骸群集から-, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 大谷修司, 香月興太, 瀬戸浩二, 日本藻類学会 第34回大会,   2010年03月, 日本藻類学会 第34回大会
    概要:中海から過去に報告された生体プランクトン群集と、堆積物中の珪藻遺骸群集の時系列変化とを比較検討した。
  • 大阪湾における人為的改変の現状と課題-珪藻からみた一次生産者の応答とそれが環境に与える影響-, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 山崎秀夫, 辻本 彰, 安原盛明, 吉川周作, 汽水域研究会2010年大会・汽水域センター第17回新春恒例汽水域研究発表会合同研究発表会,   2010年01月, 汽水域研究会2010年大会・汽水域センター第17回新春恒例汽水域研究発表会合同研究発表会
    概要:典型的な人為改変・汚染が進行した沿岸域である大阪湾において、珪藻遺骸群集の時空間分布を明らかにし、その変化の要因を検討した。
  • 中海における珪藻群集の動態とタフォノミー, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 大谷修司, 香月興太, 瀬戸浩二, 汽水域研究会2010年大会・汽水域研究センター第17回新春恒例汽水域研究発表会合同研究発表会,   2010年01月, 汽水域研究会2010年大会・汽水域研究センター第17回新春恒例汽水域研究発表会合同研究発表会
    概要:1998年以降現在まで、中海の定点において毎月採取した水中からプランクトンを抽出し、珪藻の産出傾向を明らかにした。あわせて、珪藻群集の化石化について考察した。
  • 大阪湾の完新世堆積物からみた珪藻群集の時空変化と人為環境改変・汚染との関係, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 山崎秀夫, 安原盛明, 辻本 彰, 吉田広人, 吉川周作, 日本地質学会第116年学術大会,   2009年09月, 日本地質学会第116年学術大会
    概要:大阪湾における完新世の珪藻遺骸群集の時空間変化を明らかにし、主に人為環境改変・汚染とそれに対する珪藻群集の応答様式を検討した。
  • 大阪湾内湾域の人為改変・汚染に対する珪藻群集の応答, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 安原盛明, 吉田広人, 吉川周作, 第30回日本珪藻学会大会,   2009年05月, 第30回日本珪藻学会大会
    概要:大阪湾の表層堆積物と柱状堆積物から珪藻群集の時空的変化を明らかにし、大阪平野における人間活動との関係を検討した。
  • Sexual reproduction, auxospore structure and taxonomy of Hydrosera triquetra G.C.Wall., 出井雅彦, 後藤 敏一, 南雲 保, 20th International Diatom Symposium,   2008年09月, 20th International Diatom Symposium
    概要:Hydrosera triquetra(珪藻)の増大胞子の微細構造、有性生殖、細胞のサイズ・形態の変化を明らかにした。Hydroseraの分類を検討した。(英文)
  • Distribution of recent diatoms and indicator species of anthropogenic impacts in Osaka Bay, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 安原盛明, 吉川周作, Asia Oceania Geosciences Society AOGS 5th Annual General Meeting,   2008年06月, Asia Oceania Geosciences Society AOGS 5th Annual General Meeting
    概要:大阪湾北東部30地点における表層堆積物の珪藻遺骸群集組成を明らかにし、現在の水域環境および出現種の生態との関係を考察した。
  • 大阪湾北東部における珪藻遺骸群集の平面分布, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 安原盛明, 吉川周作, 第29回日本珪藻学会大会,   2008年05月, 第29回日本珪藻学会大会
    概要:大阪湾北東部30地点における表層堆積物の珪藻遺骸群集組成を明らかにし、現在の水域環境および出現種の生態との関係を考察した。
  • 有明海干潟からのNavicula属珪藻2新種, 後藤 敏一, 槻木玲美, 第29回日本珪藻学会大会,   2008年05月, 第29回日本珪藻学会大会
    概要:有明海湾奥部の干潟域で確認された、2分類群を新種として発表した。
  • Coscinodiscus属珪藻の永久プレパラートを用いて顕微鏡観察実習, 後藤 敏一, 第28回日本珪藻学会大会,   2007年05月, 第28回日本珪藻学会大会
    概要:近畿大学医学部1学年の生命科学実習で行われている、珪藻殻を用いた顕微鏡観察のトレーニングについて紹介し、教材としての珪藻の有用性を論じた。
  • Hydrosera triquetra G.C.Wall. の微細構造と変異, 鈴木香名, 後藤 敏一, 出井雅彦, 第28回日本珪藻学会大会,   2007年05月, 第28回日本珪藻学会大会
    概要:淡水から汽水にかけて分布する本種の殻の微細構造を、電顕観察により明らかにし、個体変異を確認した。また、これまで知られていなかった鱗片状の構造について報告した。
  • 有明海湾奥部干潟域の微細藻類に関する研究, 槻木(加)玲美, 後藤 敏一, 谷 幸則, 吉野健児, 速水祐一, 第28回日本珪藻学会大会,   2007年05月, 第28回日本珪藻学会大会
    概要:干潟域の底生微細藻類の現存量とその組成の季節変化を明らかにした。底生藻類の現存量の季節変化とそれに影響を及ぼす要因、すなわち底生動物による捕食効果と底泥面の地形変化(侵食と堆積)との関係を考察した。
  • 有明海湾奥部干潟-浅海域で確認された小型のThalassiosiraceae珪藻3種(Miniciscus chilensis Rivera, Thalassiosira curviseriata Takano, T. laevis Y.H.Gao & Z.D.Cheng, 後藤 敏一, 槻木(加)玲美, 速水祐一, 吉野健児, 第28回日本珪藻学会大会,   2007年05月, 第28回日本珪藻学会大会
    概要:3種のいずれもが微細な細胞(直径3-15μm)からなる。電顕観察により確認された殻の特徴と、地理的分布について報告した。
  • 有明海湾奥部干潟域の珪藻, 加(槻木)玲美, 後藤 敏一, , 吉野健児 , 速水祐一, 平成17年度佐賀大学有明海総合研究プロジェクト成果公開シンポジウム,   2006年07月, 平成17年度佐賀大学有明海総合研究プロジェクト成果公開シンポジウム
    概要:有明海の干潟域の一次生産者として重要な底生珪藻類について研究し、42属186分類群(種・変種)の分布を確認した。調査地点間で、底生珪藻類の生産性や群集構造が大きく異なることが明らかになった。
  • Achnanthes undata F.Meister の形態変異, 後藤 敏一, 飯島敏雄,   2004年05月
    概要:Achnanthes undata(吉野川水系高見川支流産)とA. crenulata Grunow(ケアンズ、オーストラリア産)の各個体群について、殻の微細構造と形態変異の比較を行った。
  • 日本のLuticola属の珪藻 3. Luticola ventriconfusa Lange-Bert., L. undulata (Hilse) D.G.Mann, L. terrestris sp. nov., L. aeria sp. nov., 後藤 敏一,   2003年11月
    概要:日本における4種の出現を報告した。Luticola ventricosaとして汽水から報告されてきた分類群が、Luticola ventriconfusa Lange-Bert.であることを明らかにした。2種の珪藻を新種として発表した。
  • 日本のLuticola属の珪藻 2.Luticola ventricosa (Kuetz.) D.G.Mann, L. saxophila (Bock ex Hust. D.G.Mann, L. aequatorialis (Heiden) Lange-Bert. et Ohtsuka in Ohtsuka, L. pseudokotschyi (Lange-Bert.) Gotoh comb. nov., 後藤 敏一,   2003年05月
    概要:日本における4種の出現を報告した。Luticola ventricosaとして汽水から報告されている分類群は、それとは別種であることを指摘した。新組み合わせ、L. pseudokotschyiを提案した。
  • 畑の珪藻, 後藤 敏一,   2002年05月
    概要:水環境という点でひじょうに多様性に富むという特徴をもつ畑を対象に研究を行った。その結果、試料の死細胞含有率が高いこと、種々の珪藻群集が形成されていることなどを明らかにした。
  • 学名の著者名の標準的な略号について, 後藤 敏一,   2001年10月
    概要:国際植物命名規約(東京規約1994年)によって採用された、著者名の標準的な略号を紹介し、特に慣用と異なる表記について注意を促した。新たに24名の略号を提案した。
  • 遺跡調査における珪藻分析の有効性の検討-既存分析結果の総合的検討の一例-, 撫養健至, 後藤 敏一, 山口誠治,   2000年05月
    概要:近畿道南遺跡群(7遺跡)の215試料に関する既存の珪藻分析データを用いて、珪藻遺骸群集の情報の利用について検討した。出現総数473分類群の中で、群集の特徴を表す30分類群を抽出し、それを基に地層(縄文~中世)を9つの分帯に区分した。
  • Achnanthes undata F.Meister 1934 (1935) と A. crenulata Grunov in Cleve & Grunov 1880-地理的分布と生息環境について-, 後藤 敏一, 撫養健至,   2000年05月
    概要:現在まで、A. crenulataとして記載されたものの多くはA. undataであることを指摘した。世界的な分布についてまとめた結果、A. undataの分布は南緯21°~北緯38°、東経77°~180°の範囲にあることを見出した。アルカリ性の泉、小川、滝の標徴種。

作品

  • 極東地域河川の生物多様性に関する生態学的研究,   1994年 - 1996年

MISC

  • 鳥羽市相差沿岸低湿地堆積物中の珪藻遺骸群集に記録された完新世の環境変遷-イベント堆積物に関連して-, 廣瀬孝太郎, 後藤 敏一, 吉川周作・三田村宗樹, 岡橋久世, 第11回環境地質学シンポジウム論文集, 327, 332,   2001年12月
    概要:3本の柱状試料の珪藻分析を行い古環境変遷について検討した結果、対比される分帯での岩相、年代、珪藻群集組成に類似性を認めた。砂層を境に環境の急激な変化が認められ、砂を堆積したイベントが地震に伴う津波である可能性を示唆した。
  • 珪藻分析(瓜破遺跡UR00-8 次調査畠状遺構), 後藤 敏一, 大阪市平野区瓜破遺跡発掘調査報告Ⅱ市営瓜破東第2住宅建設高次に伴う発掘調査報告書(財団法人 大阪市文化財協会), 79, 93,   2002年03月
    概要:分析を行った28試料中に合計67種類の珪藻を認めた。珪藻遺骸群集の分析によって、水深が浅く、時に干出するような沼沢湿地か、あるいは沼沢湿地の遷移に伴って陸生種(淡水~陸生種)の生育が可能となるような堆積環境が推定された。
  • 生物未履修者対策, 後藤 敏一, 第22回国内医科大学視察と討論の会報告書, 33, 36,   2002年09月
    概要:医学部への入学者のほぼ半数が、高校「生物」未履修の状態にある。本学医学部では平成5年度に、高校理科3科目のリメディアル教育を目的とする科目を開設した。その教育の現状と効果、問題点について述べた。
  • 学名の著者名の標準的な略号, 後藤 敏一, Diatom, 19, 71, 74,   2003年12月
    概要:国際植物命名規約で推奨されている標準的な略号を、338名の著者についてまとめた。この内の45名については、本報文において標準的な略号の表記を新たに提案したものである。
  • 有明海湾奥部干潟域の珪藻, 加(槻木)玲美, 後藤 敏一, 吉野健児, 速水祐一, 佐賀大学有明海総合研究プロジェクト成果報告集, 2, 55, 58,   2006年07月
    概要:有明海の干潟域の一次生産者として重要な底生珪藻類について研究し、42属186分類群(種・変種)の分布を確認した。調査地点間で、底生珪藻類の生産性や群集構造が大きく異なることが明らかになった。

受賞

  •   2016年05月, 日本珪藻学会, 功労賞

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 生命科学, 近畿大学 医学部