SAKAI Mai

    Department of Fisheries Lecturer
Last Updated :2022/10/04

Researcher Information

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Research Interests

  • 分布   個体群   社会行動   鯨類   認知科学   海洋動物   イルカ   動物行動学   ハクジラ亜目   コミュニケーション   左右性   Tursiops   ミナミハンドウイルカ   

Research Areas

  • Life sciences / Marine/Aquatic life sciences
  • Life sciences / Animals: biochemistry, physiology, behavioral science
  • Humanities & social sciences / Cognitive sciences
  • Life sciences / Aquaculture

Academic & Professional Experience

  • 2015/04 - Today  Kindai UniversityDepartment of Fisheries, Faculty of AgricultureLecturer
  • 2013/12 - 2015/03  Tokai University創造科学技術研究機構日本学術振興会特別研究員(RPD)
  • 2012/04 - 2013/11  Kyoto UniversityKyoto University日本学術振興会特別研究員(RPD)
  • 2009/07 - 2012/03  The University of TokyoLife Science Network特任助教
  • 2008/04 - 2009/06  東京大学海洋研究所海洋科学国際共同研究センター特任研究員
  • 2008/01 - 2008/03  University of PretoriaCetacean Unit, Mammal Research Institute, Department of Zoology and EntomologyPost-Doctoral Fellow
  • 2005/10 - 2008/03  The University of TokyoOcean Research InstituteJSPS research fellow (PD)
  • 2005/04 - 2006/09  東京工業大学 日本学術振興会特別研究員(DC)

Education

  • 2002/04 - 2006/09  東京工業大学大学院  生命理工学研究科  生体システム専攻
  • 2000/04 - 2002/03  Tokyo University of Agriculture and Technology  農学研究科  共生持続社会学専攻
  • 1996/04 - 2000/03  Tokyo University of Agriculture and Technology  Faculty of Agriculture  Department of Ecoregion Science

Association Memberships

  • 日本バイオロギング研究会   勇魚会   THE MAMMAL SOCIETY OF JAPAN   THE JAPANESE SOCIETY OF FISHERIES SCIENCE   JAPAN ETHOLOGICAL SOCIETY   

Published Papers

Books etc

MISC

Awards & Honors

  • 2017/01 近畿大学 近大メディアアワード2016特別賞
     
    受賞者: 酒井 麻衣
  • 2016/09 日本哺乳類学会 日本哺乳類学会奨励賞
     
    受賞者: 酒井麻衣
  • 2013/11 Editor's Choice Award 2013, Journal of Ethology
     
    受賞者: 酒井麻衣

Research Grants & Projects

  • 複雑な社会を有するハンドウイルカ属における長いコドモ期の適応的意義の解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2020/04 -2023/03 
    Author : 酒井 麻衣
     
    ミナミハンドウイルカにおいては、母親に大きく依存する期間(コドモ期)が出生から3年間以上あり、かなり長い。本研究は「母親や他個体との相互作用・社会関係が、独立した後の社会関係の基盤となり、母親から受けた養育行動が自らが産んだ子への適切な養育行動につながることが、長いコドモ期の適応的意義である。」との仮説を検証する。そのため、25年にわたる個体識別情報のある伊豆諸島御蔵島のミナミハンドウイルカを主な対象とする。オスのコドモ期の社会経験は、独立後の社会関係に影響するかを検討する。また、メスのコドモが母から受けた養育行動の特徴が、母から娘へ受け継がれるかを検証する。そして、繁殖成功した個体とそうでない個体のコドモ期を比較し、コドモ期の社会経験の適応的意義を明らかにする。 R2年度は、1994年から2019年の個体識別データより、出産履歴と母子関係、出産間隔を確認し、繁殖成功例と不成功例のリストアップを行った。2015年から2017年までのデータから採餌行動の分析を行い、また、御蔵島でイルカウォッチングに参加した観光客とガイド業者を対象に,採餌行動に関する情報収集を行った。その結果、昼間の採餌はオスよりメスが多く行っていることが明らかになった。今後、子連れのメスのコドモを同伴した採餌について詳しく分析し母子間の相互作用を確認する。また、母子が並んで泳ぐ時に、母親がコドモよりも尾ビレを多く振っている事例を観察し、野生環境下においてもハクジラの母子において遊泳サポートが起きることを確認した。今後、量的な分析を行う。同じマイルカ科のイロワケイルカの飼育個体において、遊泳サポートが子の生後1か月に頻繁に起き、1か月以降は頻度と効果がともに減少することを明らかにした。野生ミナミハンドウイルカでも同様にコドモの成長による遊泳サポートの頻度や効果の大きさに違いがあるか、分析を行う予定である。
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
    Date (from‐to) : 2016/04 -2019/03 
    Author : SAKAI Mai; SUZUKI Miwa; KOGI Kazunobu; KASHIWAGI Nobuyuki; FURUTA Keisuke; SHIOYU Kazuki; KIRIHATA Tetsuo; RYONO Masahiro; NITTO Hiroshi; KATSUMATA Hiroshi; ARAI Kazutoshi
     
    In order to clarify the relationship between hormone levels and behavior and stress and psychological happiness of odontocetes, we conducted behavioral observation and measured hormone concentrations in the old skin and serum. The subjects have not gotten a heavy disease during the period. This suggests that these behavioral frequencies and the hormone levels were obtained when dolphins were healthy. In the period when a dolphin rubbed its face against the wall frequently, old skin and serum cortisol concentration were relatively higher. This suggests that this behavior is a sign of stress. The serum β-endorphin concentration tended to be lower when static behavior was longer. This suggests that serum β-endorphin concentration has a relationship with the momentum. Further, the serum cortisol concentration tended be higher when the static time at the middle layer was longer. It suggests that prolonged static behavior in middle layer is a manifestation of stress.
  • イルカはなぜ左利きか? その要因の探究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    Date (from‐to) : 2012 -2014 
    Author : 酒井 麻衣
     
    「並泳の左右性の分析・接触行動の左偏向の個体発達の分析・母子間の接触行動の左右性の比較・接触行動の個体群間比較」のために、2014年6月、7月、9月に伊豆諸島御蔵島にて野生ミナミハンドウイルカを対象に接触を伴う社会行動・同調行動を水中ビデオ撮影し、データ収集を行った。 「並泳・接触行動の左右性の種間比較」のために、バハマ諸島にて撮影された野生マダライルカの接触行動の分析を行った。2003年から2011年に撮影されたビデオのデータを分析した結果、532例のflipper rubbing(ラビング、胸ビレで相手をこする行動)のうち251例が右ヒレで、281例が左ヒレで行われていた。6例以上のラビングが観察された18個体のうち、2個体において有意に左ヒレを多く使用していた。一方、有意に右ヒレを多く使用する個体はいなかった。一方、flipper touching(タッチ、胸ビレで相手に触る行動)は、119例中、65例が右ヒレ、54例が左ヒレで行われた。6例以上のタッチが観察された1個体においては有意な偏向は見られなかった。 野生マダライルカにおけるラビングの分析結果(集団のうちの一部に左偏向の個体がいること、右偏向の個体がいないこと)は、これまで調べてきた飼育ハンドウイルカ(12頭中6頭が左偏向)、野生ミナミハンドウイルカ(20頭中9頭が左偏向)、飼育マダライルカ(4頭中3頭が左偏向)と同様であり、ラビングにおける左偏向はハクジラ亜目の中で共通している可能性が高まった。また、飼育イロワケイルカでは4頭中4頭すべてが左偏向を示し、ハクジラ亜目の中でも偏向の強さに種差がある可能性が考えられた。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    Date (from‐to) : 2011 -2012 
    Author : 酒井 麻衣
     
    伊豆諸島御蔵島のミナミハンドウイルカは、胸ビレで相手をこする社会行動(ラビング)を、左ヒレで行う傾向がある。この現象が、イルカに共通して現れる行動形式なのか、後天的に獲得された行動が伝播した個体群特有の行動形式(文化)であるのかを明らかにする。そのために、ラビングの左右性の発達・個体群間比較・種間比較を行う。本年度は、御蔵島に約40日間滞在しミナミハンドウイルカの水中行動のビデオデータを収集した。また、能登島に定住する本種8個体に対し予備調査を行い、水中観察可能であることを確認した。篠原正典氏より本種の小笠原個体群の水中ビデオデータを借用し、ラビングの左右性を解析中である。鳥羽水族館のイロワケイルカ4個体(オトナオス1、ワカオス1、オトナメス2)を対象に、ラビングのビデオ撮影及び目視観察を行った。その結果、オトナオスは154例のうち97%、ワカオスは74例中81%で左ヒレを使用することがわかった。オトナメスは12例中42%、11例中82%で左ヒレを使用した。今後、メスのデータを増やす予定である。Kathleen Dudzinski氏より、野外の生簀に蓄養されているハンドウイルカ27個体の水中ビデオデータを借用し、ラビングの左右性を分析した。その結果、左ヒレを使用した例は735例中54%で大きな偏りはなかった。23個体の使用ヒレの偏りを検定したところ、1個体のみ有意に左ヒレを多く使用していたが、有意に右ヒレを多く使用する個体はいなかった。Kathleen Dudzinski氏より、バハマの野生マダライルカの水中ビデオデータを借用し、ラビングの左右性を分析した。その結果、左ヒレを使用した例は499例中53%で大きな偏りはなかった。18個体において使用ヒレの偏りを検定したところ、2個体のみ有意に左ヒレを多く使用していたが、有意に右ヒレを多く使用する個体はいなかった。今年度の解析で、使用ヒレの左右性は、種によって違いがあることが示唆された。
  • Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology:Grants-in-Aid for Scientific Research(若手研究(スタートアップ), 研究活動スタート支援)
    Date (from‐to) : 2008 -2010 
    Author : Mai SAKAI
     
    Two social behaviors, physical contact and synchrony of odontocetes were studied by using underwater observation of wild dolphins, observation of captive dolphins and biologging system. The results suggest that synchronous breathing is a component of an affiliative social behaviour in Indo-Pacific bottlenose dolphins. The results also show the differences in social contact with flipper of Delphinidae and that of Phocaenidae. Finless porpoises seemed to have undeveloped social structure in previous study, however, our results suggest that they form associations with particular individuals.
  • Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology:Grants-in-Aid for Scientific Research(基盤研究(B))
    Date (from‐to) : 2007 -2010 
    Author : Motoi YOSHIOKA; 天野 雅男; Shiro KOHSHIMA; Masao AMANO; Kazutoshi ARAI; Senzo UCHIDA; Seiji OTANI; Kazunobu KOGI; Mai SAKAI; Miki SHIRAKIHARA; Yusuke SEKIGUCHI; Azusa HAYANO; Kyoichi MORI; Tadamichi MORISAKA
     
    Distribution, genetic relationship among local populations, behavior and reproductive physiology were studied for the conservation of Indo-Pacific bottlenose dolphins around Japan. In Amami Is.area where the species was first reported in Japan, more than 50 dolphins were photo-identified by boat-based surveys. A population was found around Torishima Is., Tokyo for the first time and it is genetically related to Mikura and Ogasawara populations. Frequency of social behaviors of the wild dolphins around Mikura Is.varied with sex and developmental stage. Male reproductive activity was higher in spring to fall seasons.
  • 小型ハクジラ亜目における社会行動に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    Date (from‐to) : 2005 -2007 
    Author : 森阪 麻衣
     
    伊豆諸島御蔵島に生息するミナミハンドウイルカを撮影したビデオデータ(2000,01,02年撮影分)から、社会行動の分析を行った。胸ビレで相手をこする行動であるラビングを分析し、受け手がこの行動を求めることが多いことを明らかにした。これは、体表面のケアといった何らかの利益を得ていることを示唆した。同性・同成長段階の個体が最も多くラビングを行った。この結果は、イルカがラビングの相手を選択しており、ラビングには何らかの社会的機能があることを示唆した。得られた知見を4th Young psychologist workshop、日本哺乳類学会自由集会にて発表し、雑誌Marine Mammal Scienceに投稿し、受理された。さらに、ラビング行動は、個体群レベルで左ヒレで行われることが多いことを明らかにし、それは左目で相手を見る傾向が強いことに起因すると考察した。この知見を日本動物心理学会自由集会にて発表した。 1999,02,03年に御蔵島で撮影されたデータから、社会行動の量的分析を行った。また、10月に御蔵島にてフィールド調査を行い、本年度のイルカの接触行動の分析のためのビデオデータを収集した。 7月〜3月に飼育イロワケイルカ新生仔2頭とその母親を観察し、社会行動の発達を分析した。その結果、母子間の接触は、生後直後は体と体の接触の割合が多いが、時間的経過とともに胸ビレと体の接触の割合が多くなることを明らかにした。この知見を日本動物行動学会、2006年度勇魚会シンポジウムにて発表した。 揚子江スナメリ6個体に取り付けた速度・深度・加速度記録計のデータから、社会関係の指標にできると考えられる呼吸同調の分析を行った。その結果、3ペアにおいて有意に多く同調することを明らかにした。この結果は、スナメリが特定の個体と一緒に行動している可能性を示唆した。この知見を、日本水産学会にて発表した。
  • 小型ハクジラ亜目における社会行動に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業
    Date (from‐to) : 2005 -2007 
    Author : 森阪 麻衣
     
    伊豆諸島御蔵島にて、ミナミハンドウイルカのオトナメスが、死児を運搬されている様子を観察・撮影した。このメスは死児を運搬しつつも、1歳児を同伴していた。また、運搬している個体の周囲を十数頭のオスが取り巻いており、音声や泡が通常時に比べて多く記録された。運搬個体は死児を海底に置いて、取巻個体のうちの1個体に噛みつき、また死児を拾い上げて運搬していった。これらの観察から、死児を運搬したのは母親ではない可能性、取巻個体が通常とは異なる状態を認知していた可能性、運搬個体は取巻個体と敵対的な関係にあった可能性が考えられた。ミナミハンドウイルカにおいて、母親以外の個体によるサポートや、オスによる仔殺しが存在する可能性が示唆された。 飼育イロワケイルカの母子2組を観察し、接触行動の発達の分析をした。母子間の身体的接触は次第に減少すること、生後直後は体と体の接触の割合が多いが、時間的経過とともに胸ビレと体の接触の割合が多くなること、また、年長のコドモの方から年少のコドモや母親以外の個体に接近する頻度が増えることを明らかにした。 揚子江スナメリ6個体から得られた遊泳速度・深度・加速度の情報から、水底での採餌行動、呼吸行動、活発/非活発な時間帯、同調遊泳の抽出を試みた。その結果、スナメリば水深約5mで採餌すること、採餌や非活発な時間帯は日和見的であること、オトナオスとワカオスが有意に多く同調遊泳を行っている可能性を示した。 アフリカ大陸南東岸沿岸に生息するコシャチイルカを対象に、群れメンバーの流動性と社会行動の観察を行った。頻繁に群れサイズが変化すること、ラビング(胸ビレで相手をこする行動)、複数個体による同調ジャンプ、追いかけあいなど、様々な社会行動を行うことを明らかにした。また、動物搭載型記録計の取り付けを試みた際のイルカへの影響評価を行い、イルカは異常な反応を見せないことを示した。

Teaching Experience

  • Fisheries Practical MathematicsFisheries Practical Mathematics Kindai University

Social Contribution

  • イルカの水中社会性ほか
    Date (from-to) : 2017/04/01-2019/03/31
    Role : Lecturer
    Category : Others
    Sponser, Organizer, Publisher  : 川西市
    Event, Program, Title : 生涯学習短期大学水産学科
  • イルカのはなし
    Date (from-to) : 2018/07/13
    Role : Lecturer
    Category : Visiting lecture
    Sponser, Organizer, Publisher  : 御蔵島小学校
    Event, Program, Title : よみきかせスペシャル
  • イルカの水中での暮らし方
    Date (from-to) : 2018/06/09
    Role : Lecturer
    Category : Visiting lecture
    Sponser, Organizer, Publisher  : 近畿大学付属小学校
    Event, Program, Title : 大近小博 5年生向け出張講義
  • イルカのおはなし・ほねのおはなし
    Date (from-to) : 2018/03/26
    Role : Lecturer
    Category : Visiting lecture
    Sponser, Organizer, Publisher  : 近小キッズクラブ
    Event, Program, Title : 出前授業
  • イルカのおはなし
    Date (from-to) : 2018/03/05
    Role : Lecturer
    Category : Visiting lecture
    Sponser, Organizer, Publisher  : こだま保育園
    Event, Program, Title : さいえんす@ほいくえん
  • 生物の不思議講座 ~イルカの不思議~
    Date (from-to) : 2016/12
    Role : Lecturer
    Category : Lecture
    Sponser, Organizer, Publisher  : 宇治市
    Event, Program, Title : 生涯学習センター講座

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