上西 聡子 (ウエニシ サトコ)

  • 経営学部 経営学科 准教授
Last Updated :2024/04/25

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

  • コメント

    経営学だけでなく、その基盤となる社会学や哲学をもとに、自明視されがちな経営現象を検討しています。近年は、科学と価値の関連について問う価値評価(valuation)の研究を行っています。

研究者情報

学位

  • 博士(経営学)(神戸大学)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 70632842

J-Global ID

研究キーワード

  • 制度派組織論   価値評価   

現在の研究分野(キーワード)

    経営学だけでなく、その基盤となる社会学や哲学をもとに、自明視されがちな経営現象を検討しています。近年は、科学と価値の関連について問う価値評価(valuation)の研究を行っています。

研究分野

  • 人文・社会 / 経営学 / 経営組織論

経歴

  • 2018年04月 - 現在  近畿大学経営学部経営学科准教授
  • 2015年04月 - 2017年03月  九州産業大学経営学部産業経営学科准教授
  • 2012年04月 - 2015年03月  九州産業大学経営学部産業経営学科専任講師
  • 2002年08月 - 2004年02月  税理士法人トーマツ移転価格チームコンサルタント

学歴

  • 2008年04月 - 2015年03月   神戸大学大学院   経営学研究科   マネジメント・システム専攻 博士課程後期課程
  • 2005年04月 - 2007年03月   日本福祉大学大学院   情報・経営開発研究科   情報・経営開発専攻博士前期課程
  • 1998年09月 - 2002年05月   米国メリーランド州立タウソン大学   経済学部   経済学科

研究活動情報

論文

MISC

受賞

  • 2011年09月 経営哲学学会 研究奨励賞
     
    受賞者: 上西聡子

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 科学研究費:若手研究
    研究期間 : 2018年04月 -2024年03月 
    代表者 : 上西聡子
     
    本研究の目的は、価値評価(valuation)や評価(evaluation)に関する研究を手掛かりに、価値が混在する異業種間の戦略的提携において、いかに多元的価値が組織化されるのかを捉えていくことにある。そのため、初年度である平成30年度は、研究実施計画に記した通りに、Sociology of Valuation and Evaluation(以下、価値評価研究)のレビューを行い、その成果は、2018年10月に行われた国際シンポジウムで発表した(神戸大学松嶋登教授と共同)。平成31年度は、国際シンポジウムで発表した内容を論文として提出することを試みたが、現在さらにレビューを行いつつ、大幅な改訂中である。理論フレームを構築するための、こうしたレビューも進めつつ、社会情勢が回復した以降でフィールドワークも再開する予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 國部 克彦; 澤邉 紀生; 松嶋 登; 宮地 晃輔; 柊 紫乃; 東田 明; 矢寺 顕行; 上西 聡子; 北田 皓嗣; 吉川 晃史; 天王寺谷 達将; 中原 翔; ミラー ピーター
     
    本研究では,計算は現代社会を構成している主要な実践であることを,会計理論と組織理論の接合を通して明らかにした。具体的には,金融業,企業経営,地球環境保護の3つの領域を設定して, それぞれの領域での計算実践の意義を分析した。その結果,計算は中立的な実践ではなく,社会や組織を構成する能動的な実践であることが明らかになった。このような実践を制御するためには,これまでの経済学的なアプローチは有効ではなく,倫理の構築が重要であることを指摘した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 上西 聡子
     
    本研究は、効率性概念に対する理論的深耕を通じて、効率性を追求する企業間で形成される戦略的な提携関係の動態的なプロセスを探求することにあった。 理論的研究では、経済学で取られてきた市場と効率性の関係を批判的に検討し、実際に存在する市場(いちば)における効率性の計算が道具やルールを利用して行われていることに注目した。経験的研究では、金属切削加工業を営む、株式会社山本金属製作所が、様々な企業との取引における効率性を計算するための装置として、どのような道具やルールをデザインし、そうした装置を通じて変遷した企業間取引を分析した。これらの成果は、学会での口頭発表や論文として発信した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2009年 -2012年 
    代表者 : 桑田 耕太郎; 松嶋 登; 高橋 勅徳; 水越 康介; 宇田 忠司; 高木 俊雄; 江夏 幾太郎; 吉田 満梨; 上西 聡子; 小江 茂徳; 矢寺 顕行; 浦野 充洋; 今井 希; 山口 みどり; 入江 信一郎; 木佐森 健司; 稲垣 京輔; 山田 仁一郎
     
    本研究課題に対して我々は、近年の経営学における各研究領域で検討がなされている実践的転回を検討してきた。組織、戦略、企業家、マーケティング、技術、管理など、様々な研究領域に現れている実践アプローチは、共通して従来の認知的アプローチが陥った理論的・方法論的困難を乗り越えようとする目的がある。我々は、この研究テーマを理論的検討と経験的調査の両面から探求してきた。

委員歴

  • 2015年08月 - 2019年06月   一般財団法人 飯田財団   評議員

その他のリンク

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