森島 真幸 (モリシマ マサキ)

  • 農学部 食品栄養学科 准教授
Last Updated :2023/05/28

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

  • コメント

    心臓の正常な機能を維持するための食事パターンを探索するために、日々の食生活が心臓のミトコンドリア機能や心機能に及ぼす影響についての研究に取り組んでいます。

研究者情報

学位

  • 博士(栄養学)(徳島大学)

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J-Global ID

プロフィール

  • 平成14年 管理栄養士免許取得

研究キーワード

  • 公衆栄養学   病態生理学   循環器学   応用栄養学   運動習慣   

現在の研究分野(キーワード)

    心臓の正常な機能を維持するための食事パターンを探索するために、日々の食生活が心臓のミトコンドリア機能や心機能に及ぼす影響についての研究に取り組んでいます。

研究分野

  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 公衆栄養学、食環境整備
  • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学 / 疫学調査、食物摂取頻度調査
  • ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 生活習慣、運動意欲
  • ライフサイエンス / 医療薬学 / microRNA, イオンチャネル, 不整脈
  • ライフサイエンス / 生理学 / microRNA, イオンチャネル, 不整脈

経歴

  • 2022年04月 - 現在  近畿大学農学部食品栄養学科准教授
  • 2019年04月 - 2021年03月  近畿大学農学部食品栄養学科講師
  • 2016年04月 - 2019年03月  徳島大学病院糖尿病対策センター特任講師
  • 2017年09月 - 2018年12月  米国・Drexel大学Dept. Pharmacology and Physiology客員研究員
  • 2007年04月 - 2016年03月  大分大学医学部病態生理学講座(旧循環病態制御講座)助教
  • 2006年10月 - 2007年04月  大分大学医学部循環病態制御講座研究支援者
  • 2006年04月 - 2006年09月  大分大学医学部循環病態制御講座(現病態生理学講座)技術補佐員

学歴

  • 2003年04月 - 2006年03月   徳島大学大学院   栄養学研究科   博士後期課程
  • 2001年04月 - 2003年03月   徳島大学大学院   栄養学研究科   博士前期課程

所属学協会

  • 日本栄養改善学会   日本栄養・食糧学会   日本不整脈心電学会   日本病態生理学会   日本神経科学会   日本生理学会   日本糖尿病学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 「近大ふりかけ」で自然と健康になれる食環境の実現へ
    森島 真幸
    近畿大学農学部公開講座2023 2023年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 食生活と心機能 ー多価不飽和脂肪酸の栄養機能性ー  [招待講演]
    森島 真幸
    日本生理学会100回記念大会 2023年03月 口頭発表(招待・特別)
  • コロナ禍に負けない身体づくりと食環境整備  [招待講演]
    森島 真幸
    はりま産学交流会 2022年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 未利用食材の活用によるポストコロナ時代の食環境整備  [招待講演]
    森島 真幸
    近畿大学研究シーズ発表会 2022年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

MISC

産業財産権

受賞

  • 2022年08月 日本病態生理学会 学部学生・修士課程大学院生セッション 優秀賞
     妊娠・授乳期のヘスペリジンの摂取が母子の免疫機能に及ぼす影響 
    受賞者: 松永華奈;山本こはる;堀井鴻佑;森島真幸
  • 2021年03月 日本循環器学会 Circulation Journal誌 年間優秀論文賞(Experimental Investigation)
     
    受賞者: 嶋岡徹*、王岩*、森島真幸*、宮本伸二、小野克重
  • 2014年07月 日本不整脈心電学会 第29回日本不整脈学会学術大会・第31回日本心電学会学術集会合同学術大会 Young Investigator's Award
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2013年08月 日本病態生理学会 第23回日本病態生理学会大会 特別表彰
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2013年07月 第12回九州脳・高血圧・循環制御研究会 最優秀演題賞
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2008年07月 第7回九州脳と高血圧研究会 最優秀賞
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2007年11月 日本心臓財団 第5回日本心臓財団若年研究者研究奨励(藤基金)
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2007年06月 International Society for Heart Research Young Investigator's Award
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2006年02月 徳島大学 康楽賞
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2005年08月 徳島大学, 徳島県医師会 第232回徳島医学会 最優秀演題賞
     
    受賞者: 森島 真幸
  • 2001年03月 四国大学 芳藍賞
     
    受賞者: 森島 真幸

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 森島 真幸
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 森島 真幸
  • microRNA過剰発現ラットの作製とそれを用いた新しい不整脈発症機序の解明
    日本学術振興会:平成27年度科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 森島 真幸
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 森島 真幸; 小野 克重
     
    本研究では個体レベルでmicroRNA(miR-30d)が心房細動の病態形成にどのように関わるかを解析する目的で、心筋特異的miR-30d過剰発現ラットを作製した。陽性個体が数匹得られたが、miR-30d陽性のオスはより脆弱で短命であるため継代及び系の樹立に時間を要することがわかった。このため、ラットの作製に並行して細胞内カルシウム過負荷病態モデルを作製し、病態心におけるmiR-30dの発現増加メカニズムの解析と病態形成過程における血漿中miR-30d発現量の定量を行った。その結果、miR-30d発現量は血漿中並びに心房筋において病態の悪化に伴い増加することがわかった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
    研究期間 : 2016年 -2018年 
    代表者 : 森島 真幸; シン ハープリート
     
    我々は、ヒト持続性心房細動患者の心房筋でmicroRNA-30d(miR-30d)が過剰発現することを発見しその発現は細胞内Ca2+過負荷により亢進されることを報告した。しかし、miR-30dの生体内における発現動態は明らかにされていない。そこで本研究では、心筋特異的miR-30d過剰発現ラット、並びに細胞内Ca2+過負荷モデルラットを作成し心臓組織(心房・心室)と循環血中(血漿)のmiR-30d発現量を解析することで、病態心におけるmiR-30dの発現増加メカニズムを明らかにすることを目的とした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 森島 真幸
     
    我々が構築した世界初の高自発運動モデル動物SPORTSを実験のツールとして用い、運動習慣の制御機構だけでなく、心筋肥大の形成機構を同時に解析することを本事業の目的とした。SPORTSラットにおいては、運動による血圧増加を伴わず生理的な刺激による心筋の成熟機構とは異なる機序で心筋肥大が形成されていることが判明した。さらに、脳内モノアミンは運動習慣の制御のみならず、心拍数制御や心筋の肥大形成に関与することで、自発運動に適応する心臓循環機能を獲得することに貢献する可能性が示唆された。
  • 運動意欲促進の分子メカニズムの解明
    日本学術振興会:平成21年度科学研究費補助金 若手研究(B)
    研究期間 : 2009年04月 -2012年03月 
    代表者 : 森島 真幸
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 岩田 英理子; 小野 克重; 森島 真幸
     
    心房細動は最も罹患率が多いにもかかわらず治療戦略がいまだ確立されていない不整脈である。我々は、心臓大血管の手術で体外循環を使用する患者より得られたヒト心房筋(右心耳等)を用いて、慢性心房細動を有する患者の心房筋において発現の変化を認める特定のイオンチャネルと microRNA を同定し、イオンチャネルリモデリングにおけるmicroRNA の関連と治療への応用の可能性を示唆した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 森島 真幸; 中屋 豊
     
    本研究は、生まれつき自発運動への欲求が正常Wistarラットよりも強い自然発症の高運動性モデルラットSPORTS(Spontaneousy Running Tokushjma-Shikoku ; Wistar系)を実験のツールとして用いて、運動意欲の制御に関わる脳内分子基盤の解明を目指すと同時に、心臓自律神経活動への影響を解析することにより、神経性因子を介した自発運動の制御と心機能の連関作用を生理学的に実証することを目的とした。申請者は、これまで脳内モノアミン酸化酵素A(MAOA)の活性低下がラットの自発運動を誘発していることを明らかにしてきた(Morishima et al., Neuropsychopharmacology 2006)。本研究では、安全で有益な運動不足解消法の開発の為に、運動負荷を行う上で心機能の重要なパラメータである心臓自律神経活動の評価を縦列して行う実験系を確立し、脳内モノアミンと心機能解析を同時に行った。その結果、SPORTSラットは安静時において早い心拍を示すが自発運動時には心臓交感神経活動(L/H比)を極度に高めないことを見出した。さらに、対照ラットにモノアミン酸化酵素A(MAOA)阻害薬を投与し脳海馬モノアミン量を定量したところ、SPORTSラットと同程度に海馬ノルエピネフリン放出量が増加し、自発運動量や心拍数の増加が認められた。また、心拍変動解析の結果、MAOA阻害薬投与ラットでは、SPORTSラットと同様に心拍数の増加の認められた夜間活動時間帯で交感神経活動指標であるL/H比が有意に上昇していたが、自発運動により是正されることが判明した。本事業により、自発運動を引き起こす因子(脳内ノルエピネフリン)が生体にとって質的良好な運動基盤分子である可能性が示唆された。本研究の成果は、運動療法を必要とする心疾患患者だけでなく健康な個人に対しても、運動の効果を最大限に発揮できるシステムの開発に貢献することが期待される。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2007年 -2008年 
    代表者 : 小野 克重; 小野 克重; 李 泰成; 鄭 明奇; 森島 真幸
     
    心筋細胞におけるT型Ca^(2+)チャネルは自動能の形成作用の他はその機能が知られていなかった。本研究は、僅かな細胞膜電位の変化が窓電流形成膜電位に達することでT型Ca^(2+)チャネルを通過するCa^(2+)電流が細胞内Ca^(2+)過負荷を引き起こし、T型Ca^(2+)チャネルが細胞のアポトーシスの引き金として機能することを初めて明らかにした。
  • アンジオテンシンII受容体を介する心筋イオンチャネルremodelingの分子機序の解明
    日本心臓財団:平成19年度日本心臓財団研究奨励第5回日本心臓財団若年研究者研究奨励(藤基金)
    代表者 : 森島 真幸

委員歴

  • 2022年09月 - 現在   日本病態生理学会   理事
  • 2020年04月 - 現在   日本生理学会   男女共同参画推進委員
  • 2015年07月 - 現在   日本不整脈心電学会   評議員
  • 2015年03月 - 現在   日本生理学会   評議員
  • 2014年08月 - 現在   日本病態生理学会   評議員
  • 2019年03月 - 2022年09月   生理学女性研究者の会   運営委員
  • 2017年03月 - 2019年03月   生理学女性研究者の会   総務企画委員

担当経験のある科目

  • 食品機能学実験I, II (大学院応用生命化学専攻)近畿大学
  • 食品機能学演習(大学院応用生命化学専攻)近畿大学
  • 卒業研究近畿大学
  • 専門演習I, II近畿大学
  • 臨地実習IV(公衆栄養学)近畿大学
  • 微生物学実験近畿大学
  • 公衆栄養学実習近畿大学
  • 公衆栄養学I近畿大学
  • 公衆栄養学II近畿大学
  • 応用栄養学大分大学,徳島大学
  • 生理学大分大学
  • 生理学実習大分大学

社会貢献活動

  • コロナ禍がもたらした健康への新たなアプローチ ~身近な食材に存在する天然酵母を観察してみよう~
    期間 : 2022年10月28日
    役割 : 出演
    種別 : 出前授業
    主催者・発行元 : 近畿大学農学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 近畿大学農学部キャンパス見学会(附属東広島中学校)

その他

  • 2021年08月 - 2022年03月  令和3年度”オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト 研究提案代表者 
    規格外食材を利用したポストコロナ時代の食環境整備
  • 2020年06月 - 2021年03月  令和2年度”オール近大”新型コロナウイルス感染症支援プロジェクト 研究提案代表者 
    「近大ふりかけ」の開発~ウイルスに負けない身体づくり・やる気をアップさせる「ふりかけ」を全国の食卓に~

その他のリンク

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