谷口 智彦 (タニグチ トモヒコ)

  • 経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授/学部長補佐・教務委員会委員長
Last Updated :2023/09/23

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

  • コメント

    企業の中のリーダーがどのような経験を積んで、学習し、成長しているかについて研究しています。次世代リーダー育成、若手の人材育成、キャリア開発についてが主です。

研究者情報

学位

  • 博士(経営学)(神戸大学)

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J-Global ID

研究キーワード

  • 人材育成   キャリア   人事管理   人材開発   組織行動   キャリアデザイン   キャリア心理学   経験学習   

現在の研究分野(キーワード)

    企業の中のリーダーがどのような経験を積んで、学習し、成長しているかについて研究しています。次世代リーダー育成、若手の人材育成、キャリア開発についてが主です。

研究分野

  • 人文・社会 / 社会心理学
  • 人文・社会 / 経営学

経歴

  • 2022年10月 - 現在  近畿大学経営学部 学部長補佐・教務委員長
  • 2018年04月 - 現在  近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科教授
  • 2020年04月 - 2022年09月  近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科長
  • 2010年04月 - 2018年03月  近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科准教授

研究活動情報

論文

書籍

  • 鈴木 竜太; 西尾 久美子; 谷口 智彦 (担当:共編者(共編著者)範囲:)中央経済グループパブリッシング 2023年04月 ISBN: 450245771X 256
  • ビジネスをデザインする-経営学入門-
    谷口 智彦 (担当:共著範囲:産学連携ビジネスで地域を活性化させる(第12章))ミネルヴァ書房 2016年03月 191-208頁
  • 日本のキャリア研究-組織人のキャリア・ダイナミクス, 仕事による経験学習とキャリア開発
    谷口 智彦 (担当:共著範囲:)2013年08月
  • 実践知 - エキスパートの知性 -, 管理職
    元山年弘; 谷口 智彦; 金井壽宏 (担当:共著範囲:)有斐閣 2012年03月
  • 実践知 - エキスパートの知性 -, 実践知の組織的継承とリーダーシップ
    金井壽宏; 谷口 智彦 (担当:共著範囲:)有斐閣 2012年03月
  • 経営行動科学ハンドブック, キャリア
    谷口 智彦 (担当:共著範囲:)中央経済社 2011年10月
  • 谷口, 智彦 プレジデント社 2009年04月 ISBN: 9784833419093 170p
  • 谷口, 智彦 白桃書房 2006年10月 ISBN: 4561264515 xii, 357p

講演・口頭発表等

  • 日系ブラジル人労働者のキャリア形成-企業での定着と成長を促す要因-
    谷口智彦
    「ともに夢見る未来-ブラジル人住民のキャリア形成と職業アスピレーション」愛知県立大学外国語学部ポルトガル語圏コース新設キックオフ公開講座 2023年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 日系ブラジル人労働者のキャリア成功と定着に関する影響要因  [通常講演]
    谷口 智彦
    経営行動科学学会第22回年次大会(立命館大学) 2019年11月 口頭発表(一般)
  • 企業戦略および文化と外国人労働者のエンパワーメント  [通常講演]
    荒川一彦; 東郷寛; 谷口 智彦
    ヨーロッパ組織学会 2017年第33回大会(デンマーク コペンハーゲン) 2017年07月 口頭発表(一般)
  • グローバルな移民時代における外国人労働者の組織社会化とキャリア開発  [通常講演]
    荒川 一彦; 東郷 寛; 谷口 智彦
    ヨーロッパ組織学会 2016年第32回大会(イタリア・ナポリ) 2016年07月 口頭発表(一般)
  • 社会的包摂と自律的キャリア開発による日系ブラジル人労働者のエンパワーメント  [通常講演]
    荒川 一彦; 東郷 寛; 谷口 智彦
    ヨーロッパ組織学会 2015年第31回大会(ギリシャ・アテネ) 2015年07月 口頭発表(一般)
  • 若手従業員の就業意識に関する考察―テキストマイニング分析  [通常講演]
    八木良紀; 鴻池亜矢; 寺畑正英; 浦部洋一; 山下勝; 谷口 智彦
    経営行動科学学会 2009年11月 東京工業大学(第12回経営行動科学学会年次大会) 経営行動科学学会
  • コンテクストに焦点を当てたマネジャーの仕事経験による学習  [通常講演]
    谷口 智彦
    経営行動科学学会 2005年11月 慶應義塾大学日吉キャンパス(第8回経営行動科学学会年次大会) 経営行動科学学会

受賞

  • 2019年11月 経営行動科学学会 第22回年次大会優秀論文賞
     日系ブラジル人労働者のキャリア成功と定着に関する影響要因 
    受賞者: 谷口 智彦

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 医療技術専門人材の現場学習を通じた専門性の醸成過程と育成支援要因の考察
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 谷口 智彦
  • 外国人労働者の高度人材化に向けた長期的キャリア発達に関する影響要因の考察
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 谷口 智彦
     
    本研究は、外国人労働者が、単純労働者から高度人材(管理者などマネジメント層)に成長するとき、どのような要因がキャリア発達に影響するかを明らかにすることを目的としている。前年度にあたる平成30年度では、まず、研究目的を実現すべく、文献レビューなどの先行研究の整理と、いくつかの理論的課題を検証するためのアンケート調査項目を作成し、主に東海・関東地方にある複数事業所を対象におよそ100名の日系ブラジル人労働者に対し調査を実施した。 令和元年度では、前年度の調査結果およびそれ以前の日系ブラジル人労働者への調査結果をもとにSPSSなどの統計ソフトを用いた分析を行い、所属学会である経営行動科学学会での発表を行った。 具体的には、日系ブラジル人労働者の企業および職務の適合状況(企業価値観、また自分が担当している職務)と個人のキャリア成功および企業への定着との関連性について、ポジティブな有意な関係がある旨の発表を行った。 【谷口智彦(2019)「日系ブラジル人労働者のキャリア成功と定着に関する影響要因」経営行動科学学会第22回年次大会(立命館大学:2019年11月16日)発表論文集,88-95頁。(大会優秀論文賞受賞)】
  • 産業構造転換期における外国人労働者の社会包摂とエンパワメントに関する調査研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 荒川 一彦; 東郷 寛; 谷口 智彦
     
    本研究の目的は、外国人労働者の社会包摂とエンパワメント(自律・活性化)、それを促進する組織構造・人事施策、企業・団体の成長可能性を明らかにすることにある。 本研究第2期(2018-2020)では、外国人労働者の企業現場、特に生産プロセスにおける組織社会化、自律的キャリア形成、促進する人事・教育の方策を検討している。同時に、産官学体制・施策の現状と方策について,送出国と受入国の間を往来する“循環的移民”に注目しつつ、明らかにする。こうした検討を通じて,外国人労働者が自身の置かれた現状に対する認識の変化(「意識化」)(Freire, 1982)を達成し、自律的キャリア形成を遂げる状況と、エンパワメントを通じて、受け入れ側の組織、さらには送出国・受入国の社会・産業が活性化する方途を検討している。 2019年度は、初年度で収集したデータの検討・研究、さらに、地域の非営利団体への拡充、外国人労働者の送出国・受入国における教育実践を通じた知見・研究の深化させた。 具体的には、東郷は、「エンパワメント」概念研究を、理論研究を進展させつつ、地域における非営利組織の経営・人事・組織戦略の検討へと拡大し、複数の視点から実態調査を行い、研究を進展させた。谷口は、派遣・委託会社との継続的関係を活用し、前年度までの日系ブラジル人労働者へのアンケート調査をもとに統計分析を行い、その組織適合(キャリアの成功と定着率)に関する量的検討を行った。その内容は、第22回組織行動科学学会大会で報告され、大会優秀論文賞を受賞している。荒川は、「循環的移民」研究に注目し、2020年初に行った在ベトナムの日系企業・機関への現地調査の検討、企業との連携、現地大学との教育交流通じて、(潜在的/顕在的)外国人労働者の研究を進展させている。こうした成果は2回の研究会で共有され、一部は中間報告として学会で報告された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 荒川 一彦; 東郷 寛; 吉田 忠彦; 谷口 智彦
     
    私たちは、日本における外国人労働者、特に日系ブラジル人を中心に、2013年から研究と調査を行ってきました。彼らの社会包摂を把握するため、東海・美濃加茂地域でのインタビュー調査を行い、さらに大阪、東海地域の多様な分野と対象に現在もフィールド調査を続けています。本研究を通して、社会理論の様々な概念を適用し、外国人労働者の社会包摂プロセスモデルを提出しました。本研究は、 1)日本の製造業現場で安定した地位を獲得した日系ブラジル人労働者のキャリア・パスと理念モデル。 2)彼らの長期キャリアへの影響要因。3)彼らのエンパワーメント(効力化・活性化・自律化)、特に組織的社会化の要因・諸条件の抽出しました。

担当経験のある科目

  • 職業選択理論近畿大学
  • キャリア心理学近畿大学
  • キャリアデザイン近畿大学

その他のリンク

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