 | 井出 文紀 （イデ フミノリ）
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Last Updated :2024/04/18
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（１）東南アジアにおける工業化政策、裾野産業育成（２）アジア諸国におけるITの導入、サービス産業の動向（３）知財をめぐるビジネスの動向、経済開発や工業化における「知識」の役割
研究者情報
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研究キーワード
- まち歩き アルコールツーリズム 日本酒 町名表示板 森下仁丹 オフショアリング サポーティングインダストリー 工業化 アジア マレーシア SMEs manufacturing supporting industry Malaysia
現在の研究分野（キーワード）
- （１）東南アジアにおける工業化政策、裾野産業育成（２）アジア諸国におけるITの導入、サービス産業の動向（３）知財をめぐるビジネスの動向、経済開発や工業化における「知識」の役割
研究分野
経歴
- 2011年04月 - 近畿大学経営学部商学科 専任講師
- 2009年04月 - 2011年03月 九州産業大学商学部商学科 専任講師
- 2007年04月 - 2009年03月 国際日本文化研究センター 機関研究員
- 2005年 - 2006年 立命館大学国際関係学部非常勤講師College of International Relations
- 2006年 - 立命館大学、神戸市外国語大学 非常勤講師
- 2005年 - 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
- 2000年 - 2003年 立命館大学国際関係学部 助手College of International Relations
- 2003年 立命館大学経済学部 非常勤講師College of Economics
- （情報処理、特殊講義、多国籍企業論、途上国政治論）
- （開発経済論）
- 国際日本文化研究センター 研究部 技術補佐員International Research Center for Japanese Studies
- （経済戦略論、国際経済協力論）
学歴
- - 2003年 立命館大学 国際関係研究科 国際関係学
- - 2000年 立命館大学 国際関係研究科 国際関係学
- - 2000年 立命館大学 Graduate School, Division of International Studies
- - 1998年 立命館大学 産業社会学部 産業社会学科
- - 1998年 立命館大学 Faculty of Social Science
所属学協会
研究活動情報
論文
- 誌上シンポ グローバル資本主義を問う所康弘; 長田華子; 井出文紀; 山中達也経済 2024年 01 月号 340 31 - 53 2024年01月 [招待有り]
- コロナ危機と東南アジア経済井出文紀経済 316 63 - 69 2022年01月 [招待有り]
- 髙橋 愛典; 井出 文紀; 四宮 由紀子商経学叢 68 1 353 - 381 近畿大学商経学会 2021年09月[概要]コロナ禍に伴い，国内観光事業は内需拡大を主眼としてターゲットとコンテンツを再検討することが急務となった。その際に有意義とみられるのが，21世紀初頭からブームとなった着地型観光の考え方である。わけてもアルコールツーリズム，つまり酒類の生産現場（酒蔵やワイナリーなど）の見学・体験を主軸とする観光を着地型で振興することは，全国各地での展開が可能と考えられる。その事例として本稿では，長野県佐久地域における「中棚荘」（小諸市）と「KURABITO STAY」（佐久市）の事例を検討する。両事例とも，宿泊業と旅行業の兼業を通じて魅力的な旅行商品を造成することで，観光客の招致のみならず地域経済の再興をも視野に入れている。[Abstract] Because of COVID-19 crisis since the beginning of 2020, the tourist markets all over the world have mostly disappeared. Inbound tourists mainly from Asia have little chance to visit Japan, as of May 2021. The Japanese market needs to pay attention again, like in the first decade of the 21st century, to "Community-based Tourism" or Chakuchigata Kanko in order to attract domestic tourists. This paper analyzes two cases in Saku Region, Nagano Prefecture, where the hotels are permitted as travel agencies and collaborating with breweries and wineries nearby.
- 「仁丹町名表示板」と「まち歩き」 : 京都仁丹樂會の活動から井出文紀同志社商学 73 2 285 - 303 2021年09月
- 日本酒蔵元の集積と販路拡大、海外展開―飛騨・信州の事例から―井出 文紀立命館国際地域研究 49 69 - 92 2019年03月
- 日本酒蔵元の輸出増加と販路拡大に向けた挑戦ー飛騨、信州の事例から―（北陸地域政策研究フォーラム2017年度報告）井出 文紀地域公共政策研究 27 73 - 78 2018年10月 [招待有り]
- 「仁丹のある風景――戦前における仁丹町名表示板の設置状況をめぐって」井出 文紀『大正イマジュリィ』 13 6 - 34 2018年06月 [査読有り]
- 「森下仁丹の町名表示板広告と「広告益世」」井出 文紀『商経学叢』 64 2 247 - 276 2017年12月
- 井出 文紀『商経学叢』 63 1 133 - 151 近畿大学商経学会 2016年07月[概要] 2015年10月， TPP 交渉の大筋合意が発表された。World Bank [2016]によるとマレーシアとベトナムの両国は TPP 参加により最も利益を受ける国であるとされている。しかしながら，両国は，井出[2014b]でも指摘したように，国有もしくは公企業の役割と位置づけの大きさ，政府調達における国内企業ヘの優先的な配分，市場開放が十分にされていない分野の存在など， TPP参加に伴う国内制度ヘの影響も大きい。本稿では， TPP交渉ヘの参加とその大筋合意を受け，両国国内でどのような影響が予想されているのか，またそれに対してどのような反応が起きているのか，メディア等の報道状況ならびに現地の反対運動の状況，政府の影響分析調査などを基に考察する。[Abstract] The Trans-Pacific Partnership (TPP) is a comprehensive regional free trade agreement (FTA) among 12 countries: Australia, Brunei, Canada, Chile, Japan, Malaysia, Mexico, New Zealand, Peru, Singapore, the United States, and Vietnam. According to World Bank [2016], Malaysia and Vietnam would be among the TPP member countries benefiting most. However, TPP has also significant impact to the local industries or development policies in Malaysia and Vietnam. This paper examines the conclusion of TPP Negotiations and reactions in both countries from local media, government studies, and "Anti-TPPA" movement.
- 「日米中の対ASEAN貿易の動向」井出 文紀『立命館国際地域研究』 39 69 - 87 2013年03月
- 井出 文紀; 森原 康仁『立命館国際地域研究』 36 36 51 - 78 立命館大学 2012年10月
- 井出文紀『立命館国際関係論集』 4号、pp.1-26 4 1 - 25 立命館大学国際関係学会 2004年
- 井出文紀『立命館国際研究』 17巻1号、pp.119-145 1 119 - 145 立命館大学国際関係学会 2004年
- 『マレーシアにおけるサポーティングインダストリー育成政策の考察――政府主導の工業化戦略の成果と課題――』井出文紀立命館大学博士（国際関係学）学位取得論文 2004年
- 井出文紀『立命館国際地域研究』 21 217 - 220 立命館大学国際地域研究所 2003年
- 「サポーティングインダストリー育成政策への視座-マレーシアを事例に-」井出文紀『立命館国際関係論集』 創刊 1 - 23 2001年
書籍
- 『新自由主義の呪縛と深層暴力 グローナルな市民社会の構想に向けて』松下冽; 山根健至 (担当:分担執筆範囲:第2章「新自由主義型グローバル化と『放逐』される人々」(pp.37-55))ミネルヴァ書房 2023年03月
- 前田, 啓一; 池田, 潔; 和田, 聡子 (担当:分担執筆範囲:第7章「『裾野産業』概念のアジアでの論じられ方」（pp.125-145）)御茶の水書房 2023年03月 ISBN: 9784275021731 xii, 232p
- 佐藤, 史郎; 石坂, 晋哉 (担当:分担執筆範囲:「12章 経済成長 アジアの経済成長プロセスとその行方」、pp.151-164)明石書店 2022年03月 ISBN: 9784750353210 viii, 500p
- 中本, 悟; 松村, 博行 (担当:分担執筆範囲:第10章「『一帯一路』と受け入れ途上国―援助か『債務の罠』か」pp.199-221)晃洋書房 2022年03月 ISBN: 9784771035317 7,249p
- 重田, 康博; 太田, 和宏; 福島, 浩治; 藤田; 和子編; 日本の国際協力; アジア編 経済成長から持続可能な社会の実現へ (担当:範囲:pp. 140-145)ミネルヴァ書房 2021年06月 ISBN: 9784623091911 xv, 291, 3p
- 重田, 康博; 太田, 和宏; 福島, 浩治; 藤田, 和子編『日本の国際協力 アジア編:経済成長から「持続可能な社会」の実現へ』 (担当:分担執筆範囲:、pp.134-139)ミネルヴァ書房 2021年06月 ISBN: 9784623091911 xv, 291, 3p
- (担当:分担執筆範囲:前田, 啓一;塩地, 洋;上田, 曜子編『ASEANにおける日系企業のダイナミクス』第10章、pp.193-211)晃洋書房 2020年10月 ISBN: 9784771033887 ix, 252p
- (担当:分担執筆範囲:前田, 啓一;塩地, 洋;上田, 曜子編『ASEANにおける日系企業のダイナミクス』第9章、pp.175-192)晃洋書房 2020年10月 ISBN: 9784771033887 ix, 252p
- 「マレーシア 多民族国家の成長の行方」井出 文紀 (担当:分担執筆範囲:松下冽、藤田和子監修『グローバル・サウスはいま 第2巻 新自由主義下のアジア』)ミネルヴァ書房 2016年10月
- 「『極悪非道地主』真島桂次郎の公と私」猪木武徳; マルクス・リュッターマン編; 近代日本の公と私; 官と民 NTT出版 2014年
- 「知識資本主義の諸潮流と世界経済」関下稔; 中川涼司; 知識資本の国際政治経済学 同友館 2010年
- 「アジアにおける国家―企業関係：産業政策の変容と国家の役割をめぐって」松下冽(編)『途上国社会の現在』法律文化社 2006年
- 「サービスのオフショアリングとアジア」関下稔; 板木雅彦; 中川涼司; サービス多国籍企業とアジア経済 ナカニシヤ出版 2006年
- 「マレーシアにみるIT産業育成戦略の模索――工業化戦略におけるK-economy」関下稔、中川涼司(編)『ITの国際政治経済学――交錯する先進国・途上国関係』晃洋書房 2004年
講演・口頭発表等
- 「日本酒の国際化と地方蔵元の挑戦〜長野県、岐阜県の事例を中心に〜」 [招待講演]井出文紀第13回多国籍企業学会全国大会（2021年7月3日・4日 於：弘前大学（オンライン）） 2021年07月 口頭発表（招待・特別）
- 「着地型観光としてのアルコールツーリズム－長野県佐久地域における二つの展開事例－」 [通常講演]井出文紀; 髙橋愛典第11回北陸地域政策研究フォーラム （地域デザイン学会関西・北陸地域部会第12回研究会） 2020年11月 口頭発表（一般）
- 日本酒蔵元の集積と海外展開―飛騨・信州の事例から― [通常講演]井出 文紀日本国際経済学会第77回全国大会 2018年10月 口頭発表（一般）
- 「森下仁丹の町名表示板広告の設置状況とその背景」 [通常講演]井出 文紀立命館大学国際地域研究所プロジェクト 第62回日米中政治経済研究会 2018年05月 口頭発表（一般）
- 「日本酒蔵元の輸出増加と販路拡大に向けた挑戦：飛騨、信州の事例から」 [通常講演]井出 文紀北陸地域政策研究フォーラム 兼 地域デザイン学会関西・北陸地域部会研究会 2018年03月 口頭発表（一般）
- 「日本酒蔵元の輸出増加と販路拡大に向けた挑戦と課題：飛騨、信州の事例を中心に」 [招待講演]井出 文紀宮崎大学テニュアトラック推進機構・立命館大国地研共催セミナー 「グローバル化と産業発展」 2018年03月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 「トランプ就任とアジア太平洋経済への影響」 [招待講演]井出 文紀「産学金ビジネス大交流会 近畿大学研究シーズ発表会（大阪）」 2017年08月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 「トランプ就任とアジア太平洋経済への影響」 [招待講演]井出 文紀「近畿大学研究シーズ発表会（東京）」 2017年08月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 「仁丹のある風景：戦前における仁丹町名表示板の設置状況とその経緯」 [通常講演]井出 文紀大正イマジュリィ学会第14回全国大会 2017年03月 口頭発表（一般）
- 「TPP大筋合意とマレーシア・ベトナム国内の反応―現地報道、政府の影響調査分析、反対運動などからみえるもの―」 [通常講演]井出 文紀アジア市場経済学会第20回全国大会 2016年06月 口頭発表（一般）
- 「マレーシア、ベトナムのTPP参加をめぐる議論とその反応――「グローバル化と暴力」の視点から」 [通常講演]井出 文紀立命館大学国際地域研究所プロジェクト「途上国研究会」シンポジウム「グローバル・サウスと暴力」 2016年03月 シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
- 「ベトナム・マレーシアのTPP参加と日本 ～大筋合意を受けて～」 [通常講演]井出 文紀島根大学法文学部山陰研究センター、立命館大学国際地域研究所共催、現代世界経済セミナー「TPPの衝撃と日本経済再建の課題」 2016年02月 シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
- 「TPP交渉をめぐるマレーシアとベトナムの課題」 [通常講演]井出 文紀アジア・アフリカ研究所11-12月例研究会 2015年12月 口頭発表（一般）
- 「まち歩きの実践 －京都仁丹樂會の取り組みから－」 [通常講演]井出 文紀地域デザイン学会 関西・北陸地域部会 第2回研究会 2015年09月 口頭発表（一般）
- 「戦前における仁丹の町名表示板広告： 京都、東京の設置状況とその経緯」 [通常講演]井出 文紀日本広告学会2014学会年度第6回関西部会 2015年09月 口頭発表（一般）
- 「TPP交渉とアジア参加国の課題―マレーシア、ベトナムを中心に」 [招待講演]井出 文紀宮崎大テニュアトラック推進機構、立命館大国際地域研究所共催シンポジウム「日米中3か国貿易の変貌とアジア経済の新局面」 2015年03月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
- 「マレーシア、ベトナムの裾野産業育成政策をめぐって」 [通常講演]井出 文紀大阪商業大学「アジアにおける企業家群像の抽出と企業家ネットワークによる経済統合の深化に関する研究会」 2015年02月 口頭発表（一般）
- 「仁丹町名表示板をめぐるまち歩きについて」 [招待講演]井出 文紀関西鉄道協会 都市交通研究所第４回「都市観光とまち歩き委員会」 2014年03月 口頭発表（招待・特別）
- 「ベトナム直接投資の動向と日系中小企業の経営戦略」 [通常講演]井出 文紀多国籍企業学会第34回西部部会例会 2014年03月 口頭発表（一般）
- 「東アジア地域包括的経済連携（RCEP）の概要と論点」 [通常講演]井出 文紀立命館大学国際地域研究所プロジェクト「日米中経済関係の変化と国際経済秩序に関する研究」 2013年12月 口頭発表（一般）
- 金融危機前後の対ASEAN貿易・投資の予備的考察 [通常講演]井出 文紀命館大学国際地域研究所プロジェクト「日米中経済関係の変化と国際経済秩序に関する研究」 2013年06月 口頭発表（一般）
- 「対ベトナム直接投資の動向と日系中小企業の活動－現地調査をもとに」 [通常講演]井出 文紀; 森原 康仁日本国際経済学会関西支部2012年度第2回研究会 2012年07月 口頭発表（一般）
- 「マレーシアにおけるサポーティングインダストリー育成政策と企業間リンケージ――ベンダー育成計画、産業リンケージ計画を中心に」 [通常講演]日本国際経済学会第62回全国大会報告（京都大学） 2003年
MISC
- 地主側から見た木崎村小作争議—眞島桂次郎の言説から―新潟市北区・新潟市北区郷土博物館編『生活の向上を求めた小作農民と地主眞嶋桂次郎展 史料でさぐる小作と地主それぞれの思い』（2022木崎村小作争議100周年事業）図録 22 -23 2022年03月 [招待有り]
- 『変容する民主主義 グローバル化の中で』（A．マッグルー編、松下冽監訳）日本経済評論社 2003年
- Development Policy of Supporting Industries in MalaysiaThe Ritsumeikan Journal of International Studies : Special Edition for Postgraduate Students (創刊) 1 -23 2001年