家戸 敬太郎(カト ケイタロウ)

水産研究所教授/所長/富山実験場長

Last Updated :2026/09/10

■教員コメント

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海水魚の養殖および種苗生産に関係するいろいろな実用的な研究を、遺伝子解析などの手法を用いて行っています。

報道関連出演・掲載一覧

<報道関連出演・掲載一覧> ●2026/1/5,12,19,26  FM TANABE「お昼ですよ!」  水産研究所の取り組み、研究・事業内容について ●2026/2/5  テレビ朝日「報道ステーション」  TBS「Nスタ」  テレビ東京「WBS」  ABEMA「会見」生配信  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/2/6  NHK「NHK NEWSおはよう日本」  NHK「おはよう関西」  TBS「TBS NEWS」  TBS「THE TIME'」  朝日放送「おはよう朝日です」  テレビ朝日「モーニングショー」  フジテレビ「めざましテレビ」  テレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/2/7  テレビ朝日「ワイド!スクランブル サタデー」  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/2/9  TBS「ひるおび」  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/2/12  NHKラジオ「Nらじ」  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/2/16  朝日放送「newsおかえり」  ノドグロの完全養殖成功について ●2026/1/8,15,22,29  FM TANABE「Morning from TANABE」  水産研究所の取り組み、研究・事業内容について ●2025/6/16  日刊工業新聞  産業学問の追及について ●2025/5/9  J-WAVE「INNOVATION WORLD」  水産研究所で行われている研究内容などについて ●2023/5/26  原子力産業新聞  ALPS処理水添加の水槽での海洋生物の育成状況について ●2022/9/9  NHK Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」  「マダイ」に関するコーナーの監修 ●2021/9/4  富山テレビ「フルサタ!」  近大サクラマスについて ●2021/6/24  読売テレビ「かんさい情報ネットten.」  「泉南アナゴ」の復活に関して、その元となった稚魚の養殖技術及び完全養殖の進捗状況・展望について ●2020/11/11  NHK富山「ニュース富山人」  入善漁協との協力で大型なサクラマスの養殖に成功したことについて ●2020/9/18  北日本放送「ワンエフ」  酒粕を活用したエサをアナゴに与えることで期待されることなどについて ●2020/2/18  和歌山放送「ラジオでお届け!県政最前線」  和歌山県主催のシンポジウムでの講演した様子 ●2020/2/16  テレビ和歌山「きのくに21」  和歌山県主催のシンポジウムでの講演した様子 ●2020/2/13  テレビ和歌山「6時のわかやま」  ゲノム編集マダイの育成技術と市販の目標について ●2019/10/1  読売新聞  ゲノム編集 マダイの価格について ●2019/9/14  読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」  ゲノム編集食品を利用した養殖の将来について ●2019/9/6  東海テレビ「ニュースOne」  ゲノム編集技術について ●2019/7/17  朝日新聞  「高級魚 遺伝子操作から世話まで」について ●2019/5/9  NHK京都「ニュース630 京いちにち」  ゲノム技術の可能性や課題について ●2019/4/9  テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」  ゲノム編集について現在の技術や効果、課題について ●2019/3/23  TBS「報道特集」  ゲノム編集について ●2019/3/21  関西テレビ「報道ランナー」  ゲノム編集について ●2019/3/18  NHK「ニュースウオッチ9」  肉厚マダイについて ●2019/2/1  日本テレビ「news every」  肉厚マダイ、サツキマスの養殖について ●2018/12/11  富山テレビ「BBTチャンネル8」  アナゴの研究について ●2018/12/7  テレビ朝日「キャスト」  肉厚マダイについて ●2018/11/14  TBS「あさチャン!」  肉厚マダイについて ●2018/8/20  NHK総合 「NEWS 7」 「NEWS WATCH 9」 「ニュースチェック 11」  肉厚マダイについて ●2018/8/17  毎日放送「VOICE」  肉厚マダイについて ●2018/4/28  朝日放送「勝手に表彰!関西うまいもんアワード」  各地域のマダイと近大マダイを食べ比べる ●2018/4/24  NHK総合「ニュース シブ5時」  肉厚マダイについて ●2018/01/05  朝日新聞  ゲノム編集で養殖「肉厚マダイ」について ●2018/01/05  読売新聞  瀬戸内アナゴの大不漁について ●2017/11/3  産経新聞  「堺もん」のアナゴについて ●2017/9/27  日本経済新聞  アナゴの完全養殖について ●2017/7/4  日本経済新聞  アナゴの水揚げの減少について ●2017/5/2  産経新聞  ご当地サーモン加速「国産で安心」養殖ブームについて ●2016/10/27  朝日新聞  魚の品種改良について ●2016/2/14  朝日新聞  マダイについて ●2015/07/29  NHK総合「ニュースほっと関西」  大きなマダイを育てる「ゲノム編集」技術について ●2015/07/29  NHK総合「ニュース7」  大きなマダイを育てる「ゲノム編集」技術について

■研究者基本情報

学位

  • 農学博士(近畿大学)

研究キーワード

  • 水産増殖学   Science of Aquaculture   

現在の研究分野(キーワード)

海水魚の養殖および種苗生産に関係するいろいろな実用的な研究を、遺伝子解析などの手法を用いて行っています。

研究分野

  • ライフサイエンス / 水圏生産科学

■経歴

委員歴

  • 2015年04月 - 現在   日本水産増殖学会   評議員
  • 2013年04月 - 現在   日本水産学会   近畿支部幹事
  • 2018年04月 - 2020年03月   日本水産学会   理事
  • 2009年04月 - 2015年03月   日本水産学会   - 編集委員

■研究活動情報

受賞

  • 2022年03月 公益社団法人日本水産学会 令和3年度水産学進歩賞
     マダイの品種改良に関する研究 japan_society

論文

MISC

書籍等出版物

  • 家戸, 敬太郎 朝倉書店 2021年02月 ISBN: 9784254485059 viii, 187p, 図版 [4] p
  • 間野, 伸宏; 鈴木, 伸洋 成山堂書店 2020年05月 ISBN: 9784425831210 xx, 285p, 図版 [8] p
  • 植田, 充美 シーエムシー出版 2020年04月 ISBN: 9784781314969 v, 246p
  • 近畿大学水産研究所 日刊工業新聞社 2019年02月 ISBN: 9784526079443 159p
  • Advances in Tuna Aquaculture from Hatchery to Market
    Alejandro Buentello; Manabu Seoka; Keitaro Kato; Gavin J. Partridge (担当:共著範囲:Tuna Farming in Japan and Mexico)Elsevier 2015年12月
  • メジナ 釣る? 科学する?
    家戸敬太郎; 熊井英水 (担当:共著範囲:メジナとイシダイの雑種-幻になった”メジナ”-)恒星社厚生閣 2011年07月
  • 食のバイオ計測の最前線―機能解析と安全・安心の計測を目指して―
    家戸 敬太郎 (担当:共著範囲:完全養殖クロマグロのブランド化とトレーサビリティ手法)シーエムシー出版 2011年05月
  • 水産物の色素-嗜好性と機能性
    足立亨介; 家戸敬太郎 (担当:共著範囲:養殖マダイのメラニン-その誘発因子と化学的定量)恒星社厚生閣 2008年03月
  • 水産増養殖システム4 アトラス
    恒星社厚生閣 2007年
  • 水産増養殖システム1 海水魚
    恒星社厚生閣 2005年
  • 養殖・畜養システムと水管理
    恒星社厚生閣 2004年
  • 水の特性と新しい利用技術 農業・食品・医療分野への応用
    エヌ・ティー・エス 2004年
  • Aquatic Genomics. Steps toward a great future
    Springer-Verlag 2003年
  • 最新海産魚の養殖
    湊文社 2000年
  • Advances in Marine Aquaculture
    2000年

講演・口頭発表等

  • マアナゴ天然魚と養殖魚との美味しさの比較  [通常講演]
    家戸敬太郎; 尾賀光輔; 竹内芳恵; 森 喜代美; 山田伸一; 升間主計
    平成29年度日本水産学会春季大会 2017年03月 口頭発表(一般)
  • Increment of Skeletal Muscle Mass by CRISPR/Cas9 Genome Editing System in Red Sea Bream (Pagrus major)  [通常講演]
    家戸 敬太郎
    Aquaculture Europe 2016 2016年09月 ポスター発表
  • ゲノム編集による海水養殖魚の品種改良とその産業化に向けた課題  [通常講演]
    家戸敬太郎; 鷲尾洋平; 安齋 賢; 豊田 敦; 吉浦康寿; 黒柳美和; 片山貴士; 今井 正; 瀬水研; 岸本謙太; 村上 悠; 木下政人
    平成28年度日本水産学会秋季大会 2016年09月 口頭発表(一般)
  • アナゴ・サクラマス  [通常講演]
    家戸 敬太郎
    平成28年度日本水産学会秋季大会水産増殖懇話会第2回講演会「魚類養殖の新たしいビジネスモデル」 2016年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 海水魚の完全養殖とその産業化  [招待講演]
    家戸 敬太郎
    生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2014 2014年07月 口頭発表(招待・特別)
  • 田辺湾養殖漁場の底泥に蓄積する有機物量の増減パターン  [通常講演]
    中瀬 玄徳; 江口 充; 家戸 敬太郎; 宮下 盛; 谷口 亮人; 諏訪 剛
    平成24年度日本水産学会春季大会 2012年03月 平成24年度日本水産学会春季大会
  • クロマグロ人工種苗生産の産業化  [通常講演]
    岡田 貴彦; 倉田 道雄; 高岡 治; 向井 良夫; 田村 利博; 石橋 泰典; 宮下 盛; 澤田 好史; 滝井 健二; 家戸 敬太郎; 村田 修; 熊井 英水; 半澤 淳也; 若杉 金市郎
    日本水産学会 平成22年度日本水産学会 春季大会 2010年03月 東京 日本水産学会 平成22年度日本水産学会 春季大会
  • マダイα-アクチン遺伝子3種の発現解析およびプロモーター活性  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 木下 政人
    2006年04月
  • 海産魚類の初期胚操作のための技法開発  [通常講演]
    小林 徹; 大谷 哲; 家戸 敬太郎; 宮下 盛
    日本水産学会 2006年04月 平成18年度日本水産学会大会(高知大,高知市) 日本水産学会
  • トラフグ種苗生産へのフグ毒(TTX)利用の影響  [通常講演]
    熊井 英水; 村田 修; 山本 眞司; 家戸 敬太郎
    2006年03月
  • 低水温飼育によって誘発されるマダイ稚魚の変色  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 伊藤 祥輔; 若松; 石丸 克也
    2006年03月
  • 海殖魚プロラクチン、ソマトラクチンの概日発見とその相関  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 石丸 克也
    2006年03月
  • マダイ胚cDNAデーターベースの構築とcDNAマイクロアレイの作成  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 川路 英哉; 田丸 浩
    2005年12月
  • The Necessity of Disease Management in the Seedling Production of the Marine Finfish  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修
    2005年10月
  • Annottions and expression profiles of 9,408 clones from embryonic cDNA libraries of red sea bream,Pagrus major  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 澤田 好史; 村田 修; 秋山 真一
    2005年06月
  • Expression profile of GH and IGF-I for Pacific biuefin tuna at early phase.-Comparative analyis for the species with variant growth rate  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 岡田 貴彦
    2005年06月
  • Development of transgenic technology for red sea bream,  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 高木 優喜; 秋山 真一; 田丸 浩
    2005年06月
  • マダイ体表のユーメラニン,フェオメラニンの定量  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 石丸 克也; 米島 久司; 若松 一雅; 伊藤; 平田 孝
    2005年04月
  • マダイ胚のDNAライブラリー構築と解析  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 澤田 好史; 村田 修; 秋山 真一; 川路 英哉
    2005年04月
  • マアナゴのレプトケファルスからの飼育  [通常講演]
    熊井 英水; 村田 修; 家戸 敬太郎; 宮下 盛; 米島 久司
    2005年04月
  • クロマグロ稚魚の成長ホルモン概日リズムに関する研究  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修
    2005年04月
  • 養成クロマグロの産卵環境と4才魚の生殖線発達  [通常講演]
    熊井 英水; 瀬岡 学; 坂本 亘; 家戸 敬太郎; 村田 修; 向井 良夫; 八木 洋樹
    2005年04月
  • マダイにおける初期発生過程  [通常講演]
    長谷川 徹; 大谷 哲; 大原 学; 上野 紘一; 家戸 敬太郎; 小林 徹
    日本水産学会 2005年04月 平成17年度日本水産学会大会(東京海洋大,港区) 日本水産学会
  • 串本および奄美大島におけるクロマグロの産卵  [通常講演]
    熊井 英水; 瀬岡 学; 家戸 敬太郎; 村田 修; 宮下 盛; 坂本 亘; 岡田 貴彦; 八木
    2004年04月
  • 奄美大島におけるクロマグロ3才魚の生殖腺の発達  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 瀬岡 学; 村田 修; 宮下 盛; 坂本 亘; 向井 良夫
    2004年04月
  • 海産魚の遺伝子導入用発現ベクターの開発  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 田丸 浩
    2003年12月
  • 海産魚の遺伝子導入発現ベクターの開発  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 田丸 浩
    2003年11月
  • クエの卵子化および初期飼育に及ぼす水温の影響  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 山田 伸一; 村田 修
    2003年10月
  • Breeding in red sea bream,Pagrus major in Japan Inteanational Marine Biotechnology Conference 2003  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 宮下 盛; 村田 修
    2003年09月
  • Gonadal sex differentation and sex control in red sea bream,Pagrus major 7th International Symposium on Reproductive physiology of Fish  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 宮下 盛; 村田 修
    2003年05月
  • 雌性発生二倍体マダイおよびそれらの子孫性比  [通常講演]
    熊井 英水; 家戸 敬太郎; 村田 修; 宮下 盛
    2002年11月
  • エストラジオール経口投与によるマダイの雌化誘導法の検討  [通常講演]
    熊井 英水; 村田 修; 宮下 盛; 家戸 敬太郎
    2002年03月

所属学協会

  • 日本生物工学会   日本分子生物学会   日本水産増殖学会   日本水産学会   

Works_作品等

  • 食資源動物の科学
    1997年 -2001年
  • 海水養殖魚におけるトランスジェニック技術の開発
    2000年
  • 染色体操作によるクローンマダイの作出
    1998年
  • Production of cloned red sea bream by chromosme manipulation
    1998年
  • マダイの性統御に関する研究
    1997年
  • 選抜育種マダイの性分化過程
    1997年
  • Studies on the Sex Control in Red Sea Bream
    1997年
  • Gonadal sex differentiation of a selected strain of red sea bream
    1997年
  • 選択系と非選択系マダイとの成長,飼料効率などの比較
    1996年
  • Comparison of growth and feed efficiency between selection strain and non-selection strain in red sea bream
    1996年
  • 雌性発生二倍体マダイの作出
    1995年
  • 人工孵化クエ仔稚魚の成長に伴う消化系の発達
    1995年
  • Production of Gynogenetic Diploids of Red Sea Bream
    1995年
  • Development of digestive system and digestive system of larvae and juvenile kelp grouper
    1995年
  • 人工孵化クロマグロ仔稚魚の消化系の発達と消化酵素活性
    1994年
  • Development of digestive system and digestive enzyme activities of larvae and juvenile bluefin tuna
    1994年
  • Population genetic analysis of red sea bream seedling produced by selective breeding
    1994年
  • Suitable Protein and Lipid Levels in Diet-for Fingerlings of Goldstriped Amberjack
    1993年
  • Suitable Protein and Lipid Levels in Diet for Fingerlings of Purplish Amberjack
    1993年
  • Comparison of growth and chemical composition between diploid and triploid in Japanese parrot fish
    1989年 -1992年
  • Qualitative Requirements of the Tiger Puffer for Water-Soluble Vitamins
    1992年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 木下 政人; 堀部 智久; 鷲尾 洋平; 家戸 敬太郎; 有馬 祐介
     
    魚類や甲殻類へのゲノム編集を行うには、通常、受精卵へのマイクロインジェクション法(MI)を用いる。しかしながら、魚類、甲殻類ではモデル生物として確立されている種は少なく、モデル生物以外では計画的に受精卵を得ることが難しい。そこで受精卵へのMIを用いないゲノム編集方法の開発に取り組んだ。 多くの魚類では肝臓で作られたビテロゲニンが卵内に蓄積される。このシステムを用いて肝臓で発現させたCas9タンパク質を卵に蓄積させ、ゲノム編集を完成させることを考えた。 ビテロゲニンの卵への輸送シグナルと緑色蛍光タンパク質を融合させると、肝臓から卵黄への輸送は成功したが、卵の細胞質への輸送は成功しなかった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 木下 政人; 豊田 敦; 家戸 敬太郎; 吉浦 康寿; 岸本 謙太; 村上 悠; 片山 貴士; 鷲尾 洋平
     
    養殖魚の育種はほとんど行われていないのが現状である。伝統的な選抜育種法による育種は、長期間を要するという欠点があった。そこで、ゲノム編集法の一つであるCRISPR/Cas9を用いて、マダイとトラフグにおいてミオスタチン遺伝子を破壊することで筋肉増量品種作製を試みた。ミオスタチン遺伝子のエキソン1内の配列をターゲットを設定し、single guideRNAおよび Cas9 RNA を人工授精した1細胞期の受精卵にマイクロインジェクション法により導入した。その結果、いずれの魚種においても高効率でミオスタチン遺伝子破壊に成功し、筋肉量を増加した個体の作製に成功した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2009年04月 -2014年03月 
    代表者 : 江口 充; 谷口 亮人; 家戸 敬太郎; 中川 至純
     
    種苗生産では経験的に微細藻類を飼育水に添加し、仔稚魚減耗の低減化を図る。これを海外ではGreen Water(水作り)と呼ぶ。本研究では、そのメカニズムを微生物生態学的側面から科学的に検証した。その結果、活発に増殖する微細藻類の培養液中に善玉菌(Roseobacterグループ)が質的(多種類)にも量的にも多く存在し、微細藻類と善玉菌が協働して、悪玉菌(例えばVibrio属の魚病細菌)の増殖を特異的に抑制し、時には死滅させることが明らかになった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 家戸 敬太郎; 豊原 治彦; 木下 政人
     
    前年度の研究で,transposase認識配列を付加した発現ベクターをマダイ受精卵に導入することで,transposaseのmRNAの共インジェクションの有無にかかわらず12.4~14.7%の個体の鰭からGFP遺伝子が検出され,共インジェクションした場合には斃死個体から高率でGFP遺伝子が検出された。このようにメダカのtransposase認識配列をマダイが認識して転移する能力が示唆されたが,マダイ由来の転移があることからtransposaseシステムは安定的なトランスジェニック系統作出の技術として問題があることが考えられた。そこで本年度は18塩基の配列を認識可能なmeganucreaseの利用について検討した。 骨格筋で強く発現するα-アクチンプロモーターに緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子を連結したDNA断片の両端にmeganucrease I-SceIの認識配列を付加したプラスミドベクターを作成した。2009年12月に秋季から冬季にかけて産卵する香港系統のマダイから採卵し,上記発現ベクターおよびI-SceIの共インジェクションを試みたが,卵質が悪く発生しなかった。そこで,急遽マダイ4歳魚を陸上水槽に収容して蛍光灯による長日処理および加温によって成熟を誘導したところ,1月中旬から産卵を開始した。産卵が安定するのを待って,2月11日にマダイ受精卵へのマイクロインジェクションを再度行った。上記の発現ベクター100ng/μlとI-SceIを3U/μlおよび1U/μlの濃度で共インジェクションする試験区と,発現ベクターのみをインジェクションする対照区を設定し,各試験区とも1,000粒以上の卵にマイクロインジェクションした。 その結果,3U区で230尾,1U区で315尾,対照区で309尾の孵化仔魚が得られ,3U区のみに骨格筋にGFPを発現する個体が認められた。GFP発現観察後はそれらの仔魚を飼育した。
  • 腸内細菌によるマダイのエドワジェラ症予防
    研究期間 : 2008年 
    腸内細菌叢をコントロールすることでマダイのエドワジェラ症を予防する技術を開発する
  • 日長調節による海水養殖魚の成熟抑制に関する研究
    研究期間 : 2008年 
    日長調節によってブリやマダイなどの海水養殖魚の成熟を抑制し,養殖生産効率の向上を図る
  • グロマグロの成熟・産卵に関する研究
    科学研究費補助金
    研究期間 : 2002年 -2006年
  • Study on reproduction of bluefin tuna
    Grant-in-Aid for Scientific Research
    研究期間 : 2002年 -2006年
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2003年 -2005年 
    代表者 : 豊原 治彦; 木下 政人; 家戸 敬太郎
     
    マダイから自己消化の原因酵素MMPとその内因性インヒビターTIMP、及び3種類のαアクチン遺伝子をクローニングすることに成功した.αアクチン遺伝子については、2種類は骨格筋アクチン(骨格筋1型と2型)を,1種類は心筋アクチン遺伝子(心筋型)であると推測された.いずれの遺伝子も8個のエクソンから構成されており,上流域にE BoxとCArG Boxを有していたが,これらのモチーフの分布パターンに大きな違いが認められた. これら3種類のαアクチン遺伝子の発現調節領域を利用したマダイ専用の発現ベクターを構築した.これらのベクターは,エクソンIIからVIIの領域をGFPと入れ換えたものであり,これらの調節領域のGFP発現誘導活性を比較することで調節領域の発現誘導活性を比較することが可能となった.また、マダイ受精卵へのマイクロマダイ受精卵への導入2日後の生残率は,骨格筋1型が35.7%,骨格筋2型が16.6%,心筋型が30.8%であった.孵化後1日と10日後の仔魚ならびに4ヵ月後の稚魚及び成魚の骨格筋と心筋における発現を調べた結果,いずれの遺伝子も仔魚期から発現していることが明らかとなった.しかし,骨格筋1型が稚魚と成魚のいずれにおいても骨格筋と心筋の両方において強く発現されていたのに対し,骨格筋2型は稚魚と成魚では骨格筋においてのみ発現が確認された.興味深いことに心筋型は稚魚期には心筋でのみ発現が認められたが,成魚では心筋と骨格筋のいずれにおいても発現が確認された.上記の発現ベクターを導入したF_0を用いてGFPの発現を視覚的に検討した結果,いずれのベクターも筋肉細胞特異的な発現誘導活性を有することが示されたが,心筋型遺伝子を用いたベクターではGFPが特に限定的な部位で発現していることが認められた。 これらの結果を元に、発現ベクターを構築し、現在、マダイTIMP遺伝子を導入したF0を200尾飼育している。これらの個体は来年には成熟することから、今後、交配によりTIMPを過剰発現させたトランスジェニックマダイの系統を作出する予定である。
  • クロマグロの初期発育と種苗生産に関する研究
  • 海水養殖魚の遺伝・育種に関する研究
  • Study on early development and seedling production of bluefin tuna, ┣DBThunnus thynnus(/)-┫DB
  • Study on genetics and breeding of cultured marinfish

その他のリンク