
岡本 清文(オカモト キヨフミ)
文芸学部 文化デザイン学科 | 教授/所長 |
Last Updated :2025/01/22
■教員コメント
コメント
デザインはあらゆるジャンルに展開できる一つの思考力のことです。専門の建築設計以外にも、ブランディングや産学連携による商品開発、新しい医療環境の提案など多方向の仕事をしています。
報道関連出演・掲載一覧
<報道関連出演・掲載一覧>
●2015/02/16
朝日放送「キャスト」
産学連携商品ダンボールテントについて。
■研究者基本情報
J-Global ID
プロフィール
1958年生
1983年 京都市立芸術大学美術学部環境デザイン専攻 卒業
同年 株式会社竹中工務店 設計部入社
1992~3年 ロンドン駐在 ヨーロッパ各地を視察
1996年 毎日新聞懸賞論文「毎日21世紀償」特選入選により、
日米経営科学研究所(JAIMS)留学 ハワイ滞在
1997年 インターンシッププログラムにてシーザ・ペリ建築設計事務所
コネチカット滞在
2004年 3月 竹中工務店退社
一級建築士事務所AIR設立2004年 4月 近畿大学文芸学部芸術学科
2006年 文化デザイン学科開設 (~2009 学科主任)2022年デザイン・クリエイティブ研究所設立 研究所所長
研究キーワード
- 建築設計 インテリア設計 商品開発 デザインコンサルティング プロダクトデザイン 地方創生
現在の研究分野(キーワード)
デザインはあらゆるジャンルに展開できる一つの思考力のことです。専門の建築設計以外にも、ブランディングや産学連携による商品開発、新しい医療環境の提案など多方向の仕事をしています。
■経歴
経歴
■研究活動情報
受賞
- 2019年 公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞
Nit Fence(デザイン型ひし形金網) - 2018年 日本建築協会 第一回7建築論考コンクール「片岡安賞」佳作
これからの建築と社会ーその関係を問う - 2011年 公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞 入選
「折りたたみ式スチールラック」受賞者: 岡本清文 - 2007年 ミーティングテーブルデザインコンペ 最優秀賞
受賞者: 岡本清文 - 2007年 空堀コミュニティースペースコンペ 一等賞
受賞者: 岡本清文 - 2004年 吉野市 吉野まちあかりコンテスト
入選受賞者: 岡本清文 - 2000年 トーソー株式会社 トーソー21世紀のソファーデザイン 佳作
「フリーポジションソファー」受賞者: 岡本清文 - 1999年 世界文化社 セイコー 家庭画報テーブルコーディネート賞
「夏のパーティー」受賞者: 岡本清文 - 1998年 京都市 21世紀京都の未来 佳作
「供に着ける朝」受賞者: 岡本清文 - 1995年 国際デザイン交流協会 国際デザインコンペティション 銀賞
「新しい道路システムの提案」受賞者: 岡本清文 - 1994年 毎日新聞 毎日21世紀賞 特選
「人間とまち」受賞者: 岡本清文 - 1994年 ホクストン装飾デザインコンクール 佳作
「廟」受賞者: 岡本清文 - 1991年 東京ガス 環境デザインコンペティション 佳作
「高齢者にやさしいコミュニティー」受賞者: 岡本清文 - 1990年 日本板硝子デザインコンクール グランプリ
受賞者: 岡本清文
論文
- これからの建築と社会ーその関係を問う建築と社会 99 1155 21 - 24 2018年
- コンクリート箱の中の数寄屋建築岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 28 1 141 - 155 2016年09月
- 『モザイクの樹』ー墓碑の設計岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 27 1 149 - 158 2015年09月
- 視覚再考岡本清文近畿大学大学院文芸学研究科「渾沌」 10 1 - 21 2013年03月
- HARTプロジェクトー小児処置室の空間デザイン岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 24 2 117 - 130 2013年03月
- 受託研究成果報告2 「トイレットペーパーにおけるデザイン的付加価値の研究開発」岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 24 1 261 - 274 2012年09月
- [Re]時代の建築考岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 23 1 207 - 218 2011年09月
- 岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 23 1 78 - 59 近畿大学文芸学部 2011年09月専攻: 建築設計
- 六麓荘の家岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 23 1 219 - 226 2011年08月
- 漆器のデザインー「hana」シリーズ岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 22 1 167 - 174 2010年09月
- 犬島時間 作品 『minasoko』岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 21 2 169 - 177 2010年03月
- 奥池の山荘岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 21 1 111 - 125 2009年09月
- 英語村の企画から完成に至るまで岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 19 1 71 - 93 2007年09月
- 歴史の継承と保存のあり方岡本清文『文学・芸術・文化』 近畿大学文芸学部論集 18 1 71 - 81 2006年07月
MISC
講演・口頭発表等
担当経験のある科目_授業
Works_作品等
- 鴨川別墅建築作品 岡本清文 2016年12月
- 「モザイクの樹」 F家の墓地建築作品 岡本清文 2015年01月
- 小児処置室のインテリア近畿大学附属病院 小児棟 芸術活動 岡本清文 2011年07月 文芸学部と医学部学による学内共同研究 『新しい医療環境の研究開発』の一貫として、空間環境改善領域で 小児処置室のインテリアを見なおした。 処置台や家具、医療関連プロダクトまでトータルでデザイン を行った。
- 奥池の山荘新建築 住宅特集 2010年7月号に掲載 建築作品 岡本 清文 2010年07月 芦屋市の別荘地、奥池に建てたゲストハウス。 集成材のブロックを積んで外壁を構成した、いわば現代版ログハウスである。 内外ともの木の肌合いそのままとし、質感や吸湿性、断熱性など、木材の持つ優れた特徴を生かしながらも、一方で従来の木材の欠点を補っている。すなわち集成材を使うことで構造体としての安定性を確保し、またガラス塗料で保護することよって、経年変化による老朽化を遅延し美観を保っている。
- 輪島漆器のデザイン紀要, 日本橋三越、二子玉川・難波高島屋等で展示販売 芸術活動 岡本 清文 2010年07月 輪島漆器は、美術工芸的完成度や品質の高さから、伝統工芸分野での高級ブランド化に成功した一方、生活の必需品から遠のいた。その中で地元の木地工房であるキリモトは、日常使いの漆器にこだわって現代の生活に合う器や小物をプロデュースしている。 そのキリモトから出す新シリーズをデザインした。伝統工法である削り仕上げをアレンジし、裏の造形にもこだわった。器を伏せたときに現れる五角形の削り面の造形が花弁に見えることから、シリーズ名を"hana"とした。
- 岡山県犬島 芸術活動 岡本 清文 2009年08月 瀬戸内海に浮かぶ岡山県の小島、犬島で行われる美術展第6回「犬島時間」参加作品。 小さな島にとって水はなによりも大切なライフラインである。水道が引かれた今も島内に散在する井戸をモチーフとしたインスタレーションである。 鉄で作られた箱に水を湛えて島の各所に設置し、造形作家細見博子氏のオブジェを井戸神に見立てて沈めた。
- 奥池の山荘紀要 第21巻 第1号、 新建築住宅特集 2010 7月号 建築作品 岡本 清文 2008年12月 芦屋の別荘地奥池に建つ企業のゲストハウス。 厚さ200mm、背600mm、長さ6Mの集成材を積み上げて壁面を構成。内外とも素材のままの仕上げとし、新しい概念の木造建築を考察した。
- ミーティングテーブルデザインコンペ最優秀賞仙台メディアパークにて展示 芸術活動 岡本 清文 2008年11月 伊達冠石を使ったテーブルデザインの公募にて最優秀賞受賞。 現物を制作。
- 路地コミュニティスペース活用デザインコンペ最優秀賞建築作品 岡本 清文 2007年10月 空堀地区の小さな外部空間を地域活性化の拠点にする提案。 水琴窟やばったり床机など、日本の伝統的な知恵をコンパクトな敷地に取り込んだアイデアが評価され、最優秀安として実施に至った。なお、このコンペはインテリアゼミ3回生の演習課題としてチームで取り組んだ。
- E-cube(英語村)新建築(2007年7月号)、日経アーキテクチュア特別編集版(2008年 5月号)、新聞各紙、NHKなど 建築作品 岡本 清文 2006年10月 近畿大学における英語教育も一環として構想された学内施設。遊びながら英語をまなぶというコンセプトの元、コンサート、ダンス、レクチャーなど多目的に使える大きな空間を設計した。 集成材による檜垣構造という新しい架構によって平面18m×18m、高さ9mの無柱空間を実現した。
- 朝日、毎日、読売、産経各誌に記事掲載, 在ベルギー日本大使館広報文化センター、ラカンブル(ベルギー国立高等建築視覚芸術大学 芸術活動 岡本 清文 2006年03月 造形芸術専攻ベルギー展及びラカンブル大学との共同制作の総合企画 言葉をテーマに、日本とベルギーの文化の相違あるいは共通点を探る試み。 古事記から採った文字を各人に割り当て平面、立体あわせ、49作品を展示。 ラカンブル大学との共同制作では「紙」でインスタレーションを作り、茶室に見立てて茶会を行なった。
- 南野邸建築作品 岡本 清文 2005年12月 敷地:住吉区 構造:RCと木造の入れ子構造、3階建て 規模:建築面積106,65㎡ 延べ床面積244,17㎡
- 利休の光芸術活動 岡本 清文 2004年 木を使った照明器具。吉野山灯りコンテスト入選作品