
杉浦 健(スギウラ タケシ)
| 教職教育部 | 教授 |
Last Updated :2026/10/15
■教員コメント
コメント
スポーツ心理学と学習心理学をベースとして、「勉強、スポーツ、仕事のやる気」を研究しています。「面白い授業作り」や「教育効果の高い学校」など、学校と教育に関わる研究も行っています。
報道関連出演・掲載一覧
<報道関連出演・掲載一覧>
●2024/1/4
読売新聞
小学生が目標を立てる場合の注意点について
●2021/6/2
フジテレビ「めざましテレビ」
大坂なおみ選手が全仏オープンを棄権したことについて
●2017/6/21
産経新聞
「うんこドリル」の子供の学習への動機付けについて
●2014/11/6
日本経済新聞
大学の講義の在り方について。
■研究者基本情報
J-Global ID
プロフィール
- 教育心理学、スポーツ心理学を中心として「やる気」をテーマのスタート地点にしてさまざまな研究を行っています。やる気の根源である自己の捉え方についても関心を持ち、自己心理学の研究もしています。
授業は教職課程の学習心理学や教育課程論を受け持っているので、授業作りにも関心を持ち、授業作りを料理作りにたとえた「おいしい授業の作り方」を教えています。
子どもの通っていた小学校でボランティアの陸上コーチをしています。
研究キーワード
- 教員評価 自己心理学 ナラティブ 質的研究 スポーツ心理学 Sport Psychology
現在の研究分野(キーワード)
スポーツ心理学と学習心理学をベースとして、「勉強、スポーツ、仕事のやる気」を研究しています。「面白い授業作り」や「教育効果の高い学校」など、学校と教育に関わる研究も行っています。
■経歴
学歴
■研究活動情報
論文
- 杉浦 健教育論叢 36 2 1 - 17 東大阪 : 近畿大学教職教育部 2025年03月
- 杉浦, 健近畿大学教育論叢 = The Research Journal of the Teacher Education Department Kindai University 34 1 1 - 12 近畿大学教職教育部 2022年09月type:Departmental Bulletin Paper
- 杉浦 健近畿大学教育論叢 = The Research Journal of the Teacher Education Department Kindai University 32 2 43 - 72 近畿大学教職教育部 2021年02月
- 杉浦 健; 加藤 未渚実; 筒井 清次郎近畿大学教育論叢 = The Research Journal of the Teacher Education Department Kindai University 32 2 23 - 41 近畿大学教職教育部 2021年02月
- 杉浦 健近畿大学教育論叢 32 1 45 - 74 近畿大学教職教育部 2020年
- 杉浦 健近畿大学教育論叢 32 1 25 - 43 近畿大学教職教育部 2020年
- 杉浦 健近畿大学教育論叢 31 1 83 - 103 2019年09月
- 杉浦 健教師教育研究 = Studia de doctorum institutione = International journal of teacher education 32 41 - 49 全国私立大学教職課程協会編集委員会 2019年
- アクティブラーニングの実践としての教育課程・方法論B -特色ある教職科目の実践例について-杉浦 健阪神教協リポート 40 12 - 18 2017年
- 杉浦 健; 八木 英二; 松浦 善満; 林 美輝; 横山 政夫; 大前 哲彦; 浅尾 世津子; 山口 隆近畿大学教育論叢 27 2 1 - 17 近畿大学教職教育部 2016年
- 杉浦 健教師教育研究 23 28 43 - 47 全国私立大学教職課程研究連絡協議会 2015年
- 杉浦 健近畿大学教育論叢 26 2 27 - 47 近畿大学教職教育部 2014年
- 杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 26 1 1 - 15 近畿大学教職教育部 2014年
- 「循環によって立ち現れる多面的自己のプロセスモデル」から心理療法を考える杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 25 2 15 - 40 2014年
- (意見論文)大学内の友人関係における親密さと共有様式との関係から浮かぶ青年の姿 -池田論文への意見論文-杉浦 健青年心理学研究 25 153 - 156 2014年 [査読有り]
- 心理学から考える上手な授業の受け方杉浦 健教育(龍谷大学教育学会) 48 33 - 45 2013年
- 杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 24 2 1 - 16 近畿大学教職教育部 2013年
- 杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 25 1 1 - 27 近畿大学教職教育部 2013年
- 杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 23 2 43 - 57 近畿大学教職教育部 2012年
- 杉浦 健近畿大学教職教育部紀要 19 2 63 - 79 近畿大学教職教育部 2008年
- 杉浦 健教師教育研究 20 89 - 98 全国私立大学教職課程研究連絡協議会 2007年05月
- 杉浦 健教育論叢 18 1 17 - 27 近畿大学教職教育部 2006年
- 杉浦 健スポーツ心理学研究 31 1 23 - 34 日本スポーツ心理学会 2004年08月
- 人はなぜ変われない(1) −トラウマ記憶とPTSD,その治療と回復−杉浦 健教育論叢 14 2 33 - 46 2003年
- 杉浦 健教育論叢 12 2 1 - 29 近畿大学 2001年01月
- 杉浦 健教育論叢 13 2 33 - 51 近畿大学 2001年
- スポーツ選手としての心理的成熟理論についての実証的研究杉浦 健体育学研究 46 4 337 - 351 2001年
- 杉浦 健教育心理学研究 48 3 352 - 360 2000年09月
- アイデンティティ形成の観点から見た総合的な学習の時間のあり方について杉浦 健教育論叢 11 107 - 118 1999年
- 杉浦 健教育論叢 9 2 37 - 51 近畿大学 1998年
- 杉浦 健教育論叢 9 1 35 - 47 近畿大学 1997年
- 杉浦 健心理学研究 66 6 418 - 424 1996年
- 目標志向(goal orientation)研究の展望杉浦 健教育論叢 8 1 69 - 80 1996年
- 杉浦 健教育心理学研究 44 3 269 - 277 日本教育心理学会 1996年In former studies of academic achievement, it was uncertain how the attribution of failure to the lack of effort had influence on expectancies (perceived control). The purpose of the present study was to examine how the achievement goal in a classroom had influence on the relationship between causal attributions and expectancies. Four hundred thirty-eight fifth and sixth graders responded a questionnaire on the causal attributions, expectancies, and the perceptions of the classroom goal orientation. The results revealed that the expectancy scale consisted of outcome expectancy (perceived control), efficacy expectancy, and feeling of helplessness. And in a low helplessness group, the attribution of failure to the lack of effort was positively related to the outcome expectancy. But in a high helplessness group, little relationship was observed. Additionally, the feeling of helplessness depended on the perception of performance goals.
- 杉浦 健生理心理学と精神生理学 12 2 73 - 81 1995年
MISC
書籍等出版物
- 梶田, 叡一; 日本人間教育学会 (担当:共著範囲:これからのスポーツのあり方とは?)金子書房 2023年03月 ISBN: 9784760860210 215p
- 細尾, 萌子; 柏木, 智子 ミネルヴァ書房 2021年05月 ISBN: 9784623090792 xl, 365p
- 杉浦, 健; 八木, 成和 ミネルヴァ書房 2020年12月 ISBN: 9784623088430 vii, 281p
- 梶田 叡一; 日本人間教育学会; 杉浦 健 (担当:共著範囲:スポーツ活動を通じて人間力の育成を)金子書房 2020年02月 ISBN: 4760860150 186 12
- 梶田 叡一; 日本人間教育学会; 杉浦 健 (担当:共著範囲:学びに向かう力とスポーツ)金子書房 2019年08月 ISBN: 4760860142 190 12
- 梶田 叡一; 日本人間教育学会; 杉浦 健 (担当:範囲:そもそも「学びに向かう力・人間性の涵養」とは何か)金子書房 2019年03月 ISBN: 4760860134 198 12
- 梶田 叡一; 日本人間教育学会; 杉浦 健 (担当:共著範囲:学ぶことの意味の理解が見方・考え方を育てる)金子書房 2018年02月 ISBN: 4760860118 147 11
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)金子書房 2017年11月 ISBN: 4760828419 187本書で、私たちは多くの人たちとの関係や複数の分野における活動によって、単一ではない、多元的な自己を継続的に形成し続けて生きていることを示しました。 一元的な自己観が引き起こすさまざまなマイナス点を明らかにし、多元的な自己観の有用性も示しています。教育やキャリア、臨床心理などへの示唆も多々あると思っています。
- 子安 増生; 楠見 孝; 斉藤 智; 野村 理朗 (担当:共著範囲:学習と動機づけ)ナカニシヤ出版 2016年 ISBN: 9784779510496 173-186
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)ナカニシヤ出版 2015年10月 ISBN: 4779509874 115本書「もっと、おいしい授業の作り方」は「おいしい授業の作り方」の増補版である。前書と同様、授業作り初心者(教職課程の学生)を主な対象に、授業作りを料理作りにたとえて、授業の組み立て方やわかりやすい説明の仕方などを解説している。加えて本書では、学び合いや協同学習の方法についても料理作りにたとえて説明している。
- 自己の心理学を学ぶ人のために杉浦 健 (担当:共著範囲:自己の心理学のための研究法)世界思想社 2012年 212~225
- 教師を育てる 大学教職課程の授業研究阪神地区私立大学教職課程研究連絡協議会; 辰己 勝; 岡本 哲雄; 杉浦 健; 冨岡 勝; 井ノ口淳三 (担当:共著範囲:)ナカニシヤ出版 2010年06月教職課程の授業の在り方を、当該研究協議会で研究した成果をまとめ、公刊したもの。
- 教育課程論のフロンティア, 「中学校の教育課程」「高等学校の教育課程」杉浦 健 (担当:共著範囲:)晃洋書房 2010年
- 教師を育てる 大学教職課程の授業研究, 授業を創る力を育てる「教育課程・方法論」の実践杉浦 健 (担当:共著範囲:)ナカニシヤ出版 2010年
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)近代セールス社 2009年07月 ISBN: 4765010392本書では、モチベーションの研究を専門とするスポーツ心理学者の著者が、心理学の研究成果や、トップ・アスリートや第一線で活躍するビジネスパーソンの考え方・行動から、やりがいを持って働くための心の持ちようについて明らかにしている。
- 教育実習64の質問, 「「メリハリのあるおもしろい授業をつくるには(p.93-94)」「発問の工夫(p.97-99)」「実験・実習授業の効果的な行い方(p.102-103)」「生徒の答えの対応(p.107-108)」杉浦 健 (担当:共著範囲:)学文社 2009年
- 自伝的記憶の心理学, 転機の語り -転機の語りと生涯発達の実相杉浦 健; 佐藤浩一; 越智啓太; 下島裕美 (担当:共著範囲:)北大路書房 2008年
- スポーツ心理学事典, 「ナラティブ」「アイデンティティ形成」杉浦 健 (担当:共著範囲:)大修館書店 2008年
- 伊藤 一雄; 山本 芳孝; 杉浦 健 サンライズ出版 2007年 ISBN: 9784883253180
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)山海堂 2005年11月 ISBN: 4381085868
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)ナカニシヤ出版 2005年04月 ISBN: 4888489483本書は、『おいしい授業の作り方』という、授業の作り方の基本を解説したものです。シナリオ方指導案の書き方を中心に、授業を1から作っていくための原則を書いています。特に教職を履修する大学生や教育実習前の人に読んでほしいと思っています。
- 杉浦 健 (担当:単著範囲:)ナカニシヤ出版 2004年06月 ISBN: 4888488568
- 伊藤 一雄; 山本 芳孝; 杉浦 健 サンライズ出版 2001年 ISBN: 4883250903
講演・口頭発表等
- 杉浦健; 尾崎仁美; 溝上慎一日本心理学会大会発表論文集 2003年08月
- 大学は何をする場所? (2)―大学観による類型化の試み― [通常講演]尾崎仁美; 杉浦健; 溝上慎一日本心理学会大会発表論文集 2003年08月
担当経験のある科目_授業
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究期間 : 2021年04月 -2024年03月代表者 : 杉浦 健; 八木 英二; 松浦 善満; 湯峯 裕; 大前 哲彦「学校で教員が育つには -教員評価システム、管理職の役割、研修のあり方の観点から-」をテーマに研究を進めています。本年度は、コロナ感染症の影響もあり、調査が十分にできなかったこともあり、理論的研究と研究会による意見交換を中心に行いました。ここで問題になったのはそもそも教員が育つということはどういうことなのかについてであり、その問題を教職の専門性と専門職性から理論的に考えていきました。 その一方で、教員が育つ学校がどのようなものであるのかについて、近年、少しずつその概念が生まれつつある、「ケアする学校」という観点から、研究会において考察をはじめています。 例えば、教員が学校をしっかり規律のある場所にしないといけないと考えることで、それ自体は学校の安心・安全のために必要なことでありながら、規律のためにはみ出る者を認めず(例えばゼロトレランス)、その者自身にとって学校が自分を排除する存在、そこにいて安心・安全のない場所になってしまうということがあります。 このような例から、心理的安全性の保たれた学校がすべての子どもたちが育つために、今後求められるのではないかと考えています。またそんな心理的安全性の保たれた学校のためには、まずは教員が守られていないと「ケアする学校」にはなりにくいのではないかと考えています。 これからの調査ではこのような仮説も念頭に置きながら、実際に子どもたちと接している教員や管理職が「学校とはどんな場所なのか」ということについてどのように考えているのか、そしてどう学校のあり方を変えようとしているのかを調べていこうと考えています。
- 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究期間 : 2018年04月 -2021年03月代表者 : 杉浦 健; 八木 英二; 松浦 善満; 大前 哲彦; 林 美輝2019年度においては、大阪府の教職員の評価・育成システムに関するアンケートの分析を行いました。大阪府教育委員会においても、結果について公表がなされており、「評価者・被評価者ともに肯定的な意見が増加し、制度が適切に運用され着実に定着」しているとのまとめがなされました。しかし分析の結果、肯定的な意見は一部で、背後に多くの否定的な意見が隠されていたことが明らかになりました。 このような結果を明らかにできたのは、約2800人分の自由記述のデータを、ビックデータ技術をもとにした感情分析とテキストマイニングの手法を使った質的分析を行ったからです。 分析によって賛否両論あるとだけしか示されていなかった自由記述のデータから、さまざまな声、傾向が明らかになってきました。例えば、評価・育成システムについての最も大きな批判は、それが客観的で公平・公正に行われていないということであること、また客観的で公平・公正な教員評価が不可能であると思っている者が多くいること、「肯定的な意見が増加し、制度が適切に運用され着実に定着」という大阪府教育委員会のまとめとは対照的に、評価・育成システムを「直ちに廃止」することを望む者が100人以上いたこと、非常にネガティブな意見が459件だったのに対して、肯定的な意見は134件に過ぎなかったことなどです。 分析は途中ですが、管理職が評価育成システムについては比較的ポジティブにとらえているのに対して、給与反映については消極的な姿勢を持っているという結果も示唆されています。客観的な評価が難しいこと、給与反映があることで説明責任が重すぎることなどの意見が示されています。 なおこれらの結果は、長野県と秋田県の教研集会において発表を行っています。どちらも給与反映を実質上行っていない都道府県ですが、大阪の現状に驚くとともに、現状をどう守っていくかを考えてもらえたと思っています。
- 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究期間 : 2014年04月 -2017年03月代表者 : 杉浦 健; 山口 隆; 八木 英二; 松浦 善満; 林 美輝; 横山 政夫; 大前 哲彦本研究では、教員がバーンアウトに陥らず、生き生きと働き続けるために何が必要なのかを、学校と教員のソーシャル・キャピタルの観点から調べた。 その結果、1.バーンアウトは、通常業務や仕事量の多さの悩み、管理職も含めた同僚教員との関係の悩みによって引き起こされている、2.「温かい協働的関係」「管理職との信頼関係」「相談できる仲間」がバーンアウトを緩和する。3.学校と教員のソーシャル・キャピタルは、協働的関係のベースになるような情報共有の仕組みや、教員がチームになって子どもたちと接する仕組みと雰囲気が基盤になって生まれてきている、などの事が明らかになった。
- 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))研究期間 : 2002年 -2003年代表者 : 杉浦 健本研究の目的は,転機によるスポーツ選手の動機づけの発達プロセスをナラティブ・アプローチによって明らかにすることであった。スポーツ選手にこれまでの競技歴や重要な出来事,転機の経験,現在のやる気,競技不安などについてインタビューを行った。またそれとは別にアンケート形式で転機の経験と転機によってどのように自分が変わってきたかについても調べた。収集された転機の語りは,その類似性を基準に分類された。インタビューの結果,特徴的な語りとして,「自己転換の語り」「空白期間の語り」「アンカーとしての出来事の語り」の3つが見出された。自己転換の語りとは,例えば転機の前はAだったけれど,転機の後はBに変わったというような語りである。空白期間の語りとは,例えば転機の前にスランプや目標を失った期間があったというような語りである。アンカーとしての出来事の語りは,転機の経験の結果,自分の信念や価値観を見い出したというような語りである。スポーツ選手は,これらの特徴的な転機の語りによって,自分がこれまで成長してきたことを再認識することができたり,転機の経験に基づいた信念や価値観を持つことが可能になったりすることで,その後の競技生活においてしばしば直面する悩みや迷いに対して,やる気を自律的に維持・回復することができるようになるのではないかと考えられた。つまり,転機の経験が動機づけを維持する原点になっているということが示唆された。またアンケート調査においては,「自己転換の語り」がもっとも多く見られた.結果からは,多くのスポーツ選手は自分が成長してきたということを転機によって認識することで,動機づけを保っていることが示唆された.