
UESAKI Hajime
Department of Law | Professor |
Last Updated :2025/03/06
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Comments
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行政学演習
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私は、演習形式の講義は大学における講義の中でかなり重要な役割を占めていると考えています。少人数制で教員との距離が近いこと、発表の準備や論文の作成などにおいて主体的取り組みを要求されること、他人と学問的な議論を行う重要な機会であること、など他の講義にはない特色を有しています。ですから、まず参加者に伝えておきたいのは、この有意義な機会を決して蔑ろにはしないで欲しいということです。具体的には、原則的に毎回出席すること、時間厳守、発表担当の場合には十分なる準備を行うこと、議論の際には積極的に参加すること、などを要求しておきます。その代わり、私自身も演習を学生と共に学ぶ機会と位置づけ、できる限りのことはするつもりでいます。
また、マスコミなどで広く行われているように、行政を単に絞切り型に批判するのであれば、それはさほど難しいことはありません。ですが、そのように表面的に批判するだけでよいのであれば、また、単なる印象論、ラディカルさを志向するだけの主張、 あらかじめ結論を想定した上での主張といったものでよいのであれば、わざわざ大学に来てまで学ぶ必要はないでしょう。そうではなく、きちんと地に足を着けた上でなされる主張・議論を展開できるようになってもらいたいと考えています。
■Researcher basic information
J-Global ID
Research Keyword
- 公共政策の定義 住宅政策 都市政策 行政学 City Planning
Current research field
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行政学演習
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私は、演習形式の講義は大学における講義の中でかなり重要な役割を占めていると考えています。少人数制で教員との距離が近いこと、発表の準備や論文の作成などにおいて主体的取り組みを要求されること、他人と学問的な議論を行う重要な機会であること、など他の講義にはない特色を有しています。ですから、まず参加者に伝えておきたいのは、この有意義な機会を決して蔑ろにはしないで欲しいということです。具体的には、原則的に毎回出席すること、時間厳守、発表担当の場合には十分なる準備を行うこと、議論の際には積極的に参加すること、などを要求しておきます。その代わり、私自身も演習を学生と共に学ぶ機会と位置づけ、できる限りのことはするつもりでいます。
また、マスコミなどで広く行われているように、行政を単に絞切り型に批判するのであれば、それはさほど難しいことはありません。ですが、そのように表面的に批判するだけでよいのであれば、また、単なる印象論、ラディカルさを志向するだけの主張、 あらかじめ結論を想定した上での主張といったものでよいのであれば、わざわざ大学に来てまで学ぶ必要はないでしょう。そうではなく、きちんと地に足を着けた上でなされる主張・議論を展開できるようになってもらいたいと考えています。
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Paper
- Construction of a Framework for Townscape Community PlanningUesaki HajimeAnnals of the Japan Association of Regional Policy Scientists (22) 22 - 29 2019/03
- 上崎 哉日本教育工学会研究報告集 日本教育工学会 14 (4) 23 - 28 2014/10
- 上崎 哉近畿大学法学 近畿大学法学会 60 (2) 142 - 94 0916-4537 2012/12[目次] 一、はじめに, 二、大阪都構想に対するアプローチ手法, 三、橋下徹の政治信条, 四、大阪都構想の「主眼」, 五、大阪都構想実現に向けた動き, 六、結びにかえて
- 上崎 哉近畿大学法学 近畿大学法学会 59 (2) 53 - 80 0916-4537 2011/12[目次] 1. はじめに, 2. 法制度から読み解く都道府県の地位, 3. 都道府県の景観計画の現況, 4. 結びにかえて
- 上崎 哉Law review of Kinki University 近畿大学法学会 56 (3) 117 - 141 0916-4537 2008/121.はじめに, 2.建築確認行政のモデル化, 3.平成10年建築基準法改正, 4.結びにかえて
- Uesaki HajimeKinkidaigaku hogaku : the law review of Kinki University 近畿大学 55 (1) 73 - 119 0916-4537 2007/06[目次] 1.はじめに, 2.制度的配置, 3.仮説の提示, 4.公的住宅建設を通じた公共投資の拡大, 5.各時期の分析 5.1. 1965・66年度 5.2. 1971~73年度 5.3. 1976~79年度 5.4. 1992~95年度 6.結びに代えて
- Uesaki HajimeKinkidaigaku hogaku : the law review of Kinki University 近畿大学 53 (3・4) 57 - 99 0916-4537 2006/03本文データは, CiNiiから複写したものである。[目次] 一.はじめに, 二.争点化過程, 三.政策内容の変容, 四.結びにかえて
- Uesaki HajimeKinkidaigaku hogaku : the law review of Kinki University 近畿大学 53 (2) 9 - 59 0916-4537 2005/11本文データは, CiNiiから複写したものである。[目次] 一.はじめに, 二.住宅問題全般に対する認識, 三.実施中の政策に対する認識, 四.結びにかえて
MISC
- 景観の地域づくりと司法書士 : ありたい姿の描き方上﨑哉 市民と法 (151) 65 -70 2025/02
- 上﨑 哉 判例時報 (2405) 137 -141 2019/07
- Hajime Uesaki Kyoto University researches in higher education (18) 25 -40 2012/12
- UESAKI Hajime; KANDA Hiroshi; HAYASHI Makiko Research report of JSET Conferences 2010- (5) 17 -22 2010/12
- 景観計画から読み取る市町村の景観まちづくり―『景観』等の概念を手掛かりとしたテキストマイニングの試み―上﨑 哉 日本公共政策学会 2010年度研究大会報告論文集 2010/06
- 上崎 哉 Law review of Kinki University 57- (3) 90 -52 2009/12
- 公共投資の一手段としての公的住宅建設―1965~1998年度まで―上﨑 哉 近畿大学法学 55- (1) 2007/07
- Uesaki Hajime Kinkidaigaku hogaku : the law review of Kinki University 第五十二巻第三・四号- (3) 33 -83 2005/03
- 住宅政策に関する旧建設省の行政官達の認識について―日本住宅公団設立過程分析の一環として―上﨑 哉 近畿大学法学 53- (2) 2005/03
- 上崎 哉 早稲田政治公法研究 (74) 187 -219 2003
- 都市政策領域における「住宅建設」概念の意味と作用について(二・完)早稲田政治公法研究 (74) 187 -219 2003
- 上崎 哉 早稲田政治公法研究 (70) 119 -150 2002
- 都市政策領域における「住宅建設」概念の意味と作用について(一)早稲田政治公法研究 (70) 119 -150 2002
- 上崎 哉 早稲田政治公法研究 (63) 171 -202 2000/04