森山 真光 (モリヤマ マサミツ)

  • 情報学部 情報学科 准教授
Last Updated :2024/04/25

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

  • コメント

    企業間や商取引で用いるWebサービスについて研究しています。ビジネスプロセスモデリングというコンセプトに基づいて業務フローや業務システムの最適化を目指しています。
  • 報道関連出演・掲載一覧

    <報道関連出演・掲載一覧> ●2023/8/25  日本経済新聞  マウントゴックスのビットコイン消失事件について  ※8/28 日経産業新聞に同記事 ●2022/1/10  テレビ大阪「やさしいニュース」  仮想通貨を利用した詐欺の原因や実態について

研究者情報

学位

  • 博士(工学)(大阪大学大学院)

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J-Global ID

研究キーワード

  • 保証   ビジネスモデリング   電子商取引   国際   

現在の研究分野(キーワード)

    企業間や商取引で用いるWebサービスについて研究しています。ビジネスプロセスモデリングというコンセプトに基づいて業務フローや業務システムの最適化を目指しています。

研究分野

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 安全工学
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 社会システム工学

研究活動情報

講演・口頭発表等

  • 都道府県のオープンデータとして公開されているAED設置情報に関する調査  [通常講演]
    田上 遼; 森山 真光
    経営情報学会 2021年全国研究発表大会 2021年11月 ポスター発表
  • Task performance and joint angle changes in older females during mouse pointing task  [通常講演]
    佐藤 望; 森山 真光; 溝渕 昭二
    The 9th International Congress of Physiological Anthropology 2008年08月 Delft, Netherlands The 9th International Congress of Physiological Anthropology
     
    高齢女性を対象としてコンピュータ画面上でマウスによるポインティング作業を行った.作業中,右手腕部の関節角度と作業パフォーマンスを測定し,マウス操作時における手腕部の負担を評価した.

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 澤田 晃; 椎木 健裕; 石原 佳知; 森山 真光
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 森山 真光
     
    当該年度は策定したプロトコルを複数の暗号資産ウォレットと連携可能なm-of-nマルチシグに対応するコールドストレージ機能に拡張した。コールドストレージとしてシングルボードコンピュータを用いた。加えて、コールドストレージの安全性を高めるために、暗号資産ごとにハードウェアウォレットを準備し、複数のハードウェアウォレットをコールドストレージとなるシングルボードコンピュータと接続し秘密鍵を管理できるように拡張した。暗号資産には、シェアが高く楕円曲線デジタル署名アルゴリズムを用いているBitcoinとEthereumを用いた。Bitcoinについてはブロックチェーンレイヤで実装されているマルチシグ機能を用いて検証した。Ethereumについてはスマートコントラクトによるマルチシグを用いて検証した。これはブロックチェーンレイヤでマルチシグ機能を有していないためである。ただし、スマートコントラクトには重大な脆弱性が発見され資産が流出または凍結される可能性がある。そのため、コールドストレージでのEthereumのマルチシグ機能の実装が必要である。m-of-nマルチシグではn個の署名者の暗号資産ウォレットを識別して署名する必要があるため、ワンタイムパスワードや個体識別番号による識別をプロトコルに追加した。これらのプロトコルについてシンブルボードコンピュータによりプロトコルの検証を行った。本プロトコルをEコマース構築パッケージのプラグインとして実装する準備段階として、マルチシグエスクロー取引の機能実装と検証を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2022年03月 
    代表者 : 澤田 晃; 森山 真光; 石原 佳知
     
    治療装置と周辺機器の自由度を活かした動的な3次元回転照射装置に対して、最適な照射軌道の決定手法を考案し、原理実証を行った。治療ビームの幾何学的な通過の有無や累積線量を指標として危険度マップを生成し、正常組織への照射を抑制する回転照射軌道を自動計算した。肺や脳の数値データを用いた治療計画において、危険度が高い領域への照射を最小限に抑制し、危険度が低い領域へは集中照射されることを確認した。また、照射軌道上の機器と患者の衝突検知シミュレータを実装し、光学位置センサを用いた精度評価を行った。臨床環境への調整が進めば、試行錯誤によらず照射軌道を決定する支援技術として波及することが期待される。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 森山 真光
     
    暗号資産ウォレットの秘密鍵の管理手法は数万人を扱う取引所もしくは個人では実践されている。本研究ではその中間に位置した未だデファクトスタンダードのない同一敷地内に配置された100個程度の暗号資産ウォレットを対象に利便性と安全性のバランスの取れた秘密鍵の管理手法の確立を目指す。 ワンボードマイコンをコールドストレージとして、複数の暗号資産ウォレットと取引情報であるトランザクションを送受信するプロトコルを策定し、実証実験を行った。通信手段としてはUSBとBluetoothのシリアル通信方式、microSDカードとNFCの記憶媒体方式を提案した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 澤田 晃; 森山 真光
     
    動的な3次元回転照射に対して照射装置や治療台の位置や姿勢のパラメータをシステムから取得するソフトウェアを実装した。また、照射軌道に沿った積算線量分布から照射軌道を決定するアルゴリズムを考案した。3次元モデルで作成した各臓器の点群と線源からの照射放射線の照射位置を、経度を横軸、緯度を縦軸とする極座標による2次元マップから、各臓器の危険度を示す危険度マップおよび探索マップを生成した。求めた照射経路がシミュレータ上で期待通りの動作することを確認した。更に、対象治療装置における画質と被ばく線量に関する定量的な考察およびロバスト性の高い金マーカー検出アルゴリズムに関して、各々論文を投稿し採択された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 森山 真光
     
    ソフトウェア市場から製品の保守性や再利用性を高める開発が求められている。しかしながら、プログラミング教育の現場では、教員が目視で提出されたプログラムを評価することが多いため,学習者へのフィードバックの時間が長くなるといった問題があった.そこで、我々はプログラミング学習アセスメントに単体テストフレームワークを用いることを提案し,Java/Ruby/PHP/SQLなどの複数プログラム言語に対応するプログラミング自動採点システムを開発した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 澤田 晃; 森山 真光
     
    照射装置、治療台、患者間の物理的干渉判定と同時に3次元表示する干渉検知シミュレータを開発した。本シミュレータにより、治療計画時にビーム配置と同時にその照射条件における機器間の干渉有無を把握できるため、即座に治療計画の修正が可能となり、更に、干渉判定と同時に呈示する各機器の3次元表示機能は、照射方向の決定に寄与することが示唆された。また、患者視点からの表示機能により、患者から見た照射装置の動きが得られ、患者へ新しい治療説明の方法として有効となることが期待される。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2004年 -2006年 
    代表者 : 森山 真光
     
    P2Pによる国際電子商取引システムを開発するために、開始年度で国際商取引のビジネスプロセスモデリングおよびP2Pの技術調査を、次年度でビジネスプロセスの細分化とP2Pによるメッセージングの実装を行った.今年度は従来ウェブアプリケーションによる商取引とP2Pによるメッセージングとファイル交換を用いた商取引を比較する実験を中国および韓国と行った。 国際商取引の場合、国内ネットショップの取引と異なり、決済の金額が高額となることが多いため本契約は書面での取り交わしとなる。そこで、実証実験では、本契約前の商品カタログの展示からのビジネスマッチングと、本契約後の発注から配送・決済処理の2つの部分に分けて行った。 本研究課題を提案した頃はウェブアプリケーションのユーザインタフェースはフォーム入力に限定されるか、もしくはFlashやJavaApPletなどの専用クライアントソフトをダウンロードしてユーザビリティを向上させるしかなかった。しかし、最近では、Ajaxによりウェブアプリケーションで十分メッセージングの入出力を行うことができる。またメッセージ交換についても、SOAP、REST、XML-RPC、AtomPPなどXMLを基盤とするウェブアプリケーションフレームワークが出てきており、ウェブおよびメールアプリケーションで実装できる。 しかしながら、詳細商品情報である音声・動画・3次元形状などの大量データのファイル交換についてはクライアントサーバ型のウェブやメールよりP2Pが適している。 以上により、利用者と開発者の両方の立場から、ウェブおよびメールアプリケーションによるメッセージングとP2Pによるファイル交換を行うことが現実的であるという結論に至った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2002年 -2003年 
    代表者 : 太田 忠一; 森山 真光; 韓 尚秀
     
    日中間における商品、物流、金融、保険についての情報の一元化を行い、それぞれを商品スキーマ、物流スキーマ、金融スキーマ、保険スキーマを定義した。これらのスキーマはデータと処理をもつオブジェクトとして扱われる。また、データを永続化するために、これらのオブジェクトを関係データベースに保存するマッピングの実装も行った。これらをWebアプリケーションとデータベースを連携させるシステムを構築した。一元化された貿易情報はINVOICE、Packing List, Shipping Instructionなどの貿易書類としてAdobe社が提供するPDF(Portable Document Format)として関連企業に公開される。さらに、日本の電子商取引ベンチャー企業と共同で、日本の副原料を中国加工工場に輸出する実証実験を実施した。その結果、本研究で提案した貿易情報の一元化により、電子物流決済が実行できた。 韓国とは、韓国電子商取引学会と連携して、日韓国際電子商取引の可能性を含む動向調査等を行い、今後の貿易情報システム間接続の問題点を明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2001年 -2002年 
    代表者 : 森山 真光
     
    本研究は,制度の異なる国家間でのインターネット利用による電子決済物流,つまり国際電子商取引の実現を目的とする.そこで我々は情報公開を原則として大学や民間の関連機関などで構成されるチャイナ保証ネットワーク(CHN)コンソーシアムを結成し,近い将来実現すると予想される日本と中国における国際電子商取引の基本となる信用保証問題の研究を進めている.国際電子商取引は,会員制の信用取引を基本とするが,異なる商習慣から取引事故の多発が予想される.現行の民事法は国際間の処理制度規定が整っていないため,民間の国際商取引に関わる損害保険制度を応用した電子決済物流に関わる信用保証制度の研究が待ち望まれている.昨年度行った日中国際電子商取引のリスクに関するリスクコントロール(事前の予防対策)とリスクファイナンス(有事に備えての保険や他の財務手段の整備)の二つを軸としたリスクマネジメントのシステムをもとに.今年度は実際のWebアプリケーションの開発を行った。開発はオープンソースプロジェクトであるApacheのJakartaブロジェクトで公開されているHTTPサーバApache、サーブレットコンテナTomcat、MVCフレームワークStrutsを採用し、開発の効率化と一般化を図った。本Webアプリケーションはメーカ、顧客、物流機関、金融機関、保険機関、商品検査機関を接続し、各機関に必要な情報を入力してもらい、集積された情報を加工・処理して、各機関に提供するものである。つまり、国際貿易の商品情報、物流情報、金融情報を管理し、リスクを各機関に公開するシステムを構築した。結果、本Webアプリケーションは化学原料であるグラスファイバーの日中間の電子商取引で用いられるに至った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1999年 -2001年 
    代表者 : 吉本 富士市; 森山 真光; 原田 利宣
     
    1.曲線構造の分析技術の開発 曲線の性質を解析する手法として,曲率対数分布図を提案した.この分布図を用いると,美しい曲線は収束型,発散型,定速型,山型,谷型に体系化される.また,遺伝的アルゴリズム(GA)とスプラインを用いて曲線を自動的にセグメンテーションする手法を開発した.この手法は,特異点を持つ複雑な形状データに対しても適用可能である.開発した手法を用いて,自然造形物や人工物の特徴を解析し,その有効性を確認した. 2.自然造形物・工芸品・工業製品の曲線構造の分析 自然造形物や工芸品における曲線を広く採取・分析し,それらの曲線の性質を明らかにした.また,工業製品における曲線の性質と比較し,特徴を明らかにした.その結果,自然造形物と工芸品における曲線は,上記の体系化された美しい曲線の中の,発散型と定速型が大半であることが分かった.また,自然造形物では,工業製品における曲線に頻繁に用いられている収束型は少ないことが分かった. 3.応用技術および周辺技術の開発 リバースエンジニアリングのための曲線の自動フェアリングシステムを提案した.このシステムは,曲面の測定とキーラインデータの抽出,曲線のあてはめ,曲率単調曲線への分割,曲線の性質の分析,視覚言語への置き換え,キーラインの再構成,により構成されている. また,リバースエンジニアリングにおいて曲線・曲面を創成するために必要な"多面体"の面構造分析を行い,視覚言語として体系化した.さらに,自動車のフロントマスクと人の顔の形態要素間の類似関係を調べ,それらの間には一致する形態的特徴が数多く存在することを明らかにした.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1999年 -2000年 
    代表者 : 森山 真光
     
    曲線・曲面要素を抽出する入力データとして,以下の様な形状を計測しその分析を行なった. 1)グラフィックスデザイナの描いた作品の平面曲線 2)ヒトや動物などの自然造形物の曲面 1)はA0ディジタイザ(セイコーインスツルメンツ(株),DH-95X3)を用いて計測し,結果を0.25mmピッチの2次元点列で保存した.そして,点列をスプライン関数に当てはめ,スプラインに節点位置から曲線のセグメンテーションを行ない,曲線要素を抽出した.具体的には,実数を遺伝子とした遺伝的アルゴリズムを用いて,この問題を解く方法を提案した.本手法は,データの元にある関数がなめらかなデータは無論のこと,不連続なところや尖ったところがあるデータも扱うことができた. 2)はパイプレインX線心血管造影装置(Siemens,BICOR)を用いて,複数方向から左心室内腔の2次元投影画像を撮影した.これらの画像から左心室内腔の輪郭を抽出し,既知周期で時間変化する3次元形状をスプライン関数を用いて再構成した.そして,この手法を臨床の現場に適用できるようシステム化を行った.複数のオペレータによる再構成結果を評価し,本システムはそのばらつきが少く,安定に動作することを示した.さらに複数の臨床例を用いて,多視点から輪郭情報を統合することの有効性を示した.これらの研究をまとめて,IEEE Transaction of Medical Imagingに投稿した.現在査読のコメントに対する回答中である.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1998年 -2000年 
    代表者 : 吉本 富士市; 古田 茂; 森山 真光; 原田 利宣
     
    1.視覚言語の抽出と自動フェアリングシステム デザイナーの描いた曲線を分析し,視覚言語の抽出と体系化を行った.また,非接触型3次元形状計測装置を用いて自動車のクレイモデルを測定する方法,及び測定データから視覚言語を抽出する方法を提案した.さらに,視覚言語の組合せによる全体形状の構築方法を提案した.以上の成果に基づき,視覚言語を用いた曲線創成システムのプロトタイプを開発した.このシステムは,短時間でデザイナの意図する曲線を得ることが可能であり,リバースエンジニアリングのための有益な道具になることが分かった. 2.曲線の最適セグメンテーション 曲線のセグメンテーションの問題を,スプライン関数の節点の決定問題と見なして,その最適な数と位置を自動的に決定する方法を開発した.また,それを多重節点も扱えるように改良(すなわち,尖ったところや不連続なところのある形状をも扱えるように改良)した.さらに,開発したアルゴリズムを自動車のクレイモデルの測定データから自動的に曲線モデルを得る問題へ応用し,良い結果を得た.なお,データあてはめの様々な手法をサーベイし解説論文として発表した. 3.認知幾何の拡張とプリミティブへの応用 よく用いられているプリミティブや特殊な面の成り立ちをしている多面体について面構造分析を行い,抽出された多面体を視覚言語として体系化した. 4.3次元形状計測と3次元モデリング 和歌山大学に保存されている日本狼の剥製の形状とテクスチャを,非接触型3次元形状計測装置を用いて計測し,日本狼の3次元ディジタルモデルを作成した.それを用いて日本狼の電子仮想博物館のプロトタイプを構築した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1997年 -1998年 
    代表者 : 森山 真光
     
    本研究の目的は,人の顔や動物などの自然物体を含めた3次元非定型物体の視覚学習過程の計算モデルの開発である.本年度は,昨年度に提案したBスプラインを用いた閉曲面表現への直接当てはめ(B-spline Function to a 4D closed surface model:BF4D)の検証を行った. BF4D法は,形状を表現する座標系として球座標を,表現する関数として一様なBスプライン関数を用いる.この表現方法は,閉曲面が球座標系の原点に関しての星型形状の曲面に限定される.しかし,多くの3次元非定型物体の表現に有効である. この表現方法を用いて,多視点から撮影したX線シネ心血管造影画像を統合し左心室内腔の形状を3次元再構成するシステムを構築した.昨年度は,コンピュータで生成した画像系列と形状が既知の風船を用いた実画像系列の実験を通して提案手法の検証を行った.本年度は,4つの臨床例による検証を行った.まず,前処理となるユーザーインターフェースを用いた左心室領域の輪郭抽出と3次元再構成パラメータの設定システムについて,放射線科専門医が手動でトレースした輪郭との比較や,被験者による調査を行った.次に,4つの臨床例について,BF4D法を用いて3次元再構成を行い,実画像であってもBF4D法が安定に収束すること,および2方向に固定するより視点を変化させて撮影した入力画像からの方が高精度に再構成できることを確認した.
  • 日本と中国の国際電子商取引のビジネスモデルの提案とその運用

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