花木 正孝 (ハナキ マサタカ)
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研究のキーワード
銀行実務、外国為替業務、貿易金融、FinTech、外国為替コンプライアンス、マネー・ローンダリング防止
研究内容
私の研究テーマは、銀行外国為替業務に関するもので、大きく3つの分野からなります。
1) 国際的な資金決済制度に関わる、わが国や諸外国の制度、法令等
2) 貿易代金決済方法と貿易金融手法の仕組みと、関連する国際規則
3) 為替リスク、売掛債権回収リスク等、貿易取引に伴う様々なリスクヘッジ策
貿易取引を金融面で支える銀行等金融機関は、FinTechの発展や、SCMの高度化に合わせて、よりスピーディ、ローコスト、且つ安全確実な貿易代金決済サービスの提供と、よりタイムリーなファイナンスの実行といった、外国為替業務の「高度化」を求められています。また、マネー・ローンダリング防止対策、国連等による資産凍結措置の遵守といったコンプライアンス面の要請も日々増大しています。具体的には、以下の3つを研究課題として取り組んでいます。
1) 貿易取引の電子化、FinTech活用等、資金決済方法/ファイナンス手法の高度化
2) 貿易取引における為替リスクや売掛債権回収リスクのヘッジ手法の高度化
3) マネー・ローンダリング防止等、外国為替コンプライアンス上の課題