岡野 英之 (オカノ ヒデユキ)
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国境を越えた武装勢力の活動に関心がある。とりわけ、ミャンマー内戦においてタイ国境がどのように使われているのかを研究している。
文化/社会人類学人類学(国家論)をメインの専門分野とし、政治学にも見識を持つ。タイ語を主な調査言語とし、タイ人と言語・文化的に近接性のあるミャンマーの少数民族シャン人の政治運動を研究してきた。ミャンマーで2021年にクーデターが発生したことをきっかけに武力を用いた民主闘争や、中央政府の政治的動向に関してもウォッチしている。
もともとは西アフリカの小国シエラレオネの紛争(1991-2002年)を調査していたものの、2013年から2016年までシエラレオネがエボラ出血熱の災禍に巻き込まれたことをきっかけに東南アジアでフィールドワークを始めた。過去の業績としてシエラレオネ内戦やシエラレオネにおける紛争後の社会変化についての論文もある。
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