 | 梅原 宏司 （ウメハラ コウジ）
| ||
Last Updated :2024/04/25
コミュニケーション情報 byコメンテータガイド
コメント
演劇(劇場など)、音楽ホール、博物館、美術館、文化遺産(日本・世界)に関する文化政策について「クール・ジャパン」に関する政策的側面。但し政策的価値でありアート作品の価値等の論評はできません。
研究者情報
学位
ホームページURL
J-Global ID
研究キーワード
- ヘゲモニーと市民社会 ポピュリズム 文化研究 文化政策
現在の研究分野（キーワード）
- 演劇(劇場など)、音楽ホール、博物館、美術館、文化遺産(日本・世界)に関する文化政策について「クール・ジャパン」に関する政策的側面。但し政策的価値でありアート作品の価値等の論評はできません。
研究分野
経歴
- 2020年04月 - 現在 近畿大学文芸学部 文化デザイン学科准教授
- 2018年04月 - 2020年03月 近畿大学文芸学部 文化デザイン学科講師
- 2016年04月 - 2018年03月 近畿大学文芸学部文化デザイン学科特任講師
- 2010年04月 - 2017年03月 立教大学兼任講師
学歴
- 2005年04月 - 2009年09月 立教大学 大学院文学研究科 比較文明学専攻博士後期課程
- 2003年04月 - 2005年03月 立教大学 大学院21世紀社会デザイン研究科 比較組織ネットワーク学専攻修士課程
- 1995年04月 - 1999年03月 早稲田大学 大学院政治学研究科 修士課程
- 1990年04月 - 1995年03月 早稲田大学 政治経済学部 政治学科
所属学協会
研究活動情報
論文
- エルネスト・ラクラウの「対象a」概念について―「全体」を表す対象についての一考察―梅原宏司近畿大学文芸学部『文学・芸術・文化』 29 1 1 - 15 2017年09月 [査読有り]
- 梅原 宏司Social design review = 21世紀社会デザイン研究学会学会誌 8 59 - 73 21世紀社会デザイン研究学会 2016年
- 梅原 宏司; ウメハラ コウジ; Koji Umehara応用社会学研究 56 167 - 175 立教大学社会学部 2014年
- 梅原宏司社会デザイン学会『Social design review』 5 5 58 - 66 21世紀社会デザイン研究学会 2013年12月 [査読有り]
- 梅原宏司立教大学社会学部『応用社会学研究』 55 205 - 217 立教大学社会学部 2013年03月本論文は、イギリスのカルチュラル・スタディーズの研究者であるジム・マグウィガン（Jim McGuigan）が2009 年に出版した著書“Cool Capitalism”で提出した‘cool capitalism’（本論文では「クール資本主義」という訳語を当てる）という概念について、その現代資本主義分析と文化政策研究における可能性と限界を探る試みである。
- 梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会『Social design review』 4 4 32 - 46 21世紀社会デザイン研究学会 2012年11月 [査読有り]
- 梅棹忠夫論(2)―戦後政治の転換の中での政権ブレーン知識人梅原宏司立教大学社会学部『応用社会学研究』 54 201 - 217 2012年03月
- 梅棹忠夫論―「国家デザイナー」「プランナー」的知識人の形成梅原宏司立教大学社会学部『応用社会学研究』 53 151 - 169 2012年03月
- 梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会『Social design review』 3 3 44 - 53 21世紀社会デザイン研究学会 2011年12月 [査読有り]
- 日本における「ソフトパワー」の構想と限界―「21世紀日本の構想」懇談会から見る―梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会『Social design review』 2 81 - 91 2011年12月 [査読有り]
- 梅原 宏司境界を越えて 11 49 - 76 立教比較文明学会 2011年02月
- 労演・労音運動の「観客の問題」について―新劇界において「観客」と「批評」とはどのようなものと想定されたか梅原宏司早稲田大学演劇博物館グローバルCOE紀要『演劇映像学2009』 2 1 - 47 2010年03月 [査読有り]
- 梅原 宏司21世紀社会デザイン研究学会学会誌 2 81 - 91 21世紀社会デザイン研究学会 2010年
- 戦後日本政治における「文化行政」の位置づけ ―「文化」は国家戦略の中にいかに包摂されたか―梅原宏司博士学位請求論文（立教大学） 2009年09月 [査読有り]
- 地方自治体の文化行政における「芸術への参加」の意味の転換―湘南台文化センターを設置した藤沢市を考える梅原宏司早稲田大学演劇博物館グローバルCOE紀要『演劇映像学2008』 1 277 - 295 2009年03月 [査読有り]
- 梅原宏司文化経済学会<日本>『文化経済学』 6 6-2 47 - 60 文化経済学会(日本) 2008年09月 [査読有り]
- 田村明と都市の「デザイン」について―「文化」と「まちづくり」を結ぶ「景観」と「物語」―梅原宏司日本文化政策学会『文化政策研究』 1 88 - 96 2008年06月 [査読有り]
- 梅原 宏司文化政策研究 2 91 - 106 日本文化政策学会 2008年
- 梅原宏司文化経済学会＜日本＞『文化経済学』 5 5-3 31 - 45 Japan Association for Cultural Economics 2007年03月 [査読有り]
1960年代から70年代にかけ、国家レベルの保守政治に対して革新自治体が行なった政策は、「自治」「市民」という言葉の問い直しに基づくものであった。それは「市民」を政治的に活動する存在として考え、「自治」を市民の参加としてとらえるものであった。これをリードしたのが、政治学者の松下圭一であり、彼はその一環として「文化行政」を構想した。本稿は、松下の考えを検証し、「革新」という考えが「文化」に与えた影響を考察する。 - 梅原 宏司境界を越えて 7 149 - 173 立教比較文明学会 2007年02月
- 「文化の時代」報告書の問題意識について―その「本質論」的議論と「文化の産業化」梅原宏司立教比較文明学会『境界を越えて』 7 149 - 173 2007年02月 [査読有り]
- 1970年代から80年代にかけて地方自治体の文化行政の描いた文化像梅原宏司立教大学 2005年03月 [査読有り]
- 梅原 宏司立教大学ラテン・アメリカ研究所報 34 15 - 30 立教大学ラテン・アメリカ研究所 2005年03月
- 日本ファシズムの比較政治学的位置について梅原宏司早稲田大学 1999年03月 [査読有り]
書籍
- 知の教科書 ライプニッツ梅原宏司 (担当:共訳範囲:)講談社 2015年05月
- 世界の飛行機梅原宏司 (担当:共訳範囲:第1章～第5章 pp.10-79)河出書房新社 2014年08月
- 『芸術と環境―劇場制度・国際交流・文化政策』梅原宏司 (担当:共著範囲:「プロレタリア演劇・新劇の観客組織論」pp.147-162)論創社 2012年03月
講演・口頭発表等
- 「戦後の<文化国家>は、欧米文明とどのような関係にあったのか」 [通常講演]梅原宏司比較文明学会第35回大会 2017年10月 口頭発表（一般）
- 「南原繁の文化国家論」 [通常講演]梅原宏司日本文化政策学会第11回大会 2017年09月 口頭発表（一般）
- レイモンド・ウイリアムズの「ヘゲモニー」概念について―文化政策の側面から― [通常講演]梅原宏司社会デザイン学会第11回大会 2016年12月 口頭発表（一般）
- 通商産業省・経済産業省による文化政策について―文化庁・国際交流基金などとはどこが異なるか― [通常講演]梅原宏司社会デザイン学会第8回大会 2014年12月 口頭発表（一般）
- 『クールジャパン』政策における日本像について—成長戦略・文化産業とナショナリズム [通常講演]梅原宏司比較文明学会第32回大会 2014年10月 口頭発表（一般）
- 現代日本のエスニック・マイノリティに関する文化政策について [通常講演]梅原宏司比較文明学会第31回大会 2013年10月 口頭発表（一般）
- 戦後直後の「文化国家」に関する議論－戦前からの継続と変化について [通常講演]梅原宏司文化経済学会＜日本＞東京大会 2013年06月 口頭発表（一般）
- 戦後日本における「文化」という用語の政治的用法―「国体」の言い換えとしての文化― [通常講演]梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会第7回大会 2012年12月 口頭発表（一般）
- 「クール・ジャパノロジー」をめぐる一考察―それは誰がなぜ欲望するのか― [通常講演]梅原宏司「クール・ジャパノロジー」をめぐる一考察―それは誰がなぜ欲望するのか― 2011年12月 口頭発表（一般）
- ポストモダンにおける「文化」と「自然」の関係について―主にジェンダーの観点から― [通常講演]梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会第5回大会 2010年12月 口頭発表（一般）
- 「社交」と「公共性」の関係について―「社交」の思想はどのように日本の消費社会を準備したか― [通常講演]梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会第4回大会 2009年12月 口頭発表（一般）
- 国立劇場の設立過程―創られた伝統としての歌舞伎 [通常講演]梅原宏司比較文明学会第27回大会 2009年11月 口頭発表（一般）
- 梅棹忠夫の「中核文化施設」構想について―国立民族学博物館、中之島芸能センター、国立総合芸術センター構想― [通常講演]梅原宏司文化経済学会＜日本＞可児大会 2009年06月 口頭発表（一般）
- 1970年代における地方自治体の「文化行政」と「まちづくり」の関連について～歴史的考察～ [通常講演]梅原宏司文化経済学会＜日本＞札幌大会 2008年07月 口頭発表（一般）
- 地方自治体の文化振興政策について [通常講演]梅原宏司21世紀社会デザイン研究学会第2回大会 2007年12月 口頭発表（一般）
- 梅棹忠夫の「文化開発」と「都市の演出・プロデュース」論 [通常講演]梅原宏司文化経済学会＜日本＞さいたま大会 2007年06月 口頭発表（一般）
MISC
- 梅原, 宏司 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 34 (1) 1 -22 2022年08月
- 梅原, 宏司 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 = Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies, Kindai University 33 (1) 31 -49 2021年08月
- 梅原, 宏司 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 = Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies, Kindai University 32 (1・2) 1 -17 2021年03月
- 梅原 宏司 社会デザイン学会学会誌 10 111 -121 2019年03月
- 梅原, 宏司 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 = Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies, Kindai University 30 (1) 47 -62 2018年09月
- 梅原, 宏司 渾沌 : 近畿大学大学院総合文化研究科紀要(Chaos) 15 (15) 27 -37 2018年09月
- 梅原, 宏司 文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 = Bulletin of the School of Literature, Arts and Cultural Studies, Kindai University 29 (2) 1 -16 2018年03月
- 梅原 宏司; ウメハラ コウジ; Koji Umehara 境界を越えて : 比較文明学の現在 : 立教比較文明学紀要 (14) 43 -51 2014年02月
- 梅原宏司 文化経済学会＜日本＞『文化経済学』 6 (6-3) 147 -157 2009年03月 [査読有り]
- 梅原宏司 立教比較文明学会『境界を越えて』書評 (7) 224 -226 2007年02月