片岡 博美 (カタオカ ヒロミ)

  • 経済学部 総合経済政策学科 教授
Last Updated :2024/04/26

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

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    外国人労働者の流入が地域に与える影響について。特に、エスニック・ビジネス、外国籍住民の防災、「多文化共生」施策等について研究しています。
  • 報道関連出演・掲載一覧

    <報道関連出演・掲載一覧> ●2023/10/11  読売新聞  災害時の多言語伝達について ●2023/4/2  大阪日日新聞  災害時の避難情報多言語化について ●2019/6/20  産経新聞  情報難民に  外国人について ●2018/9/18  産経新聞  アプリ利用促進策の模索について

研究者情報

学位

  • 博士(地理学)(名古屋大学)

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J-Global ID

研究キーワード

  • エスニシティ   生活活動空間   防災   エスニック集団   エスニック・コンフリクト   多民族化   外国人   エスニック・ビジネス   移民   エスニック地理学   

現在の研究分野(キーワード)

    外国人労働者の流入が地域に与える影響について。特に、エスニック・ビジネス、外国籍住民の防災、「多文化共生」施策等について研究しています。

研究分野

  • 人文・社会 / 人文地理学

経歴

  • 2016年  近畿大学経済学部教授
  • 2010年  近畿大学経済学部准教授

研究活動情報

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年06月 -2028年03月 
    代表者 : 久保 倫子; 影山 穂波; 村田 陽平; 須崎 成二; 埴淵 知哉; 松岡 由佳; 片岡 博美; 由井 義通
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 片岡 博美
     
    本研究は、市場規模やその地域的差異の分析ほか、各エスニック集団のビジネスに対するホスト社会側の「需要」や「消費」の側面を分析することにより、エスニック・ビジネス研究に新たな知見を付け加えるとともに、共生や統合、排除、包摂ほかエスニシティに関わる「普遍的」な「中間項」を用いた議論とは別の界面から、エスニシティが介在する地域課題の解決に向けた方策を見出すことを目的とした研究である。また、あわせて、欧米諸国出身集団を含めた各集団のビジネスに対しホスト社会側が持つ意識の差異やその生成要因を分析し、人種と民族が交錯する形でエスニックな事象を捉える日本特有の性質も検討することで、「日本独自の」エスニック・ビジネス研究のモデル構築を試みる、ことも目的としている。 初年度の令和3年度においては、研究を進める前提となる部分となる(1)関連する文献や資料の収集・理論の整理と、(2)それを踏まえた上での予備調査、の2つを進める予定であった。進捗としては(1)の関連する文献や資料の収集、理論の整理に関しては、ほぼ予定通り行うことができ、また、これら整理の中では、予備調査の内容に関する精査も詳細に行うことができた。ただし、コロナ禍における広域移動が不可となったこと、また、調査にあたり、訪問し対面での聞き取り等が不可になったことから、(2)の予備調査自体を実施することは不可能となった。この予備調査の部分は、令和4年度分の調査に含めて行っていきたい。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 石川 義孝; 山下 清海; 高畑 幸; 福本 拓; 竹下 修子; 片岡 博美; 花岡 和聖
     
    交付申請書で述べた2018年度の研究実施計画は、1)既往研究のレビュー、2)外国人の居住地の調査、3)外国人地図帳の刊行準備、の3点であった。 1)については、移民の集住地やセグリゲーションに関する、主に米国における既往文献のレビュー作業を行った。とりわけ、科研の研究課題に登場している空間的同化論とヘテロローカリズム論に焦点を置いたが、同国における集住地形成に関する新しい枠組みの誕生には、1965年の移民法改正による移民の多様化という事態が重要なことが明らかになった。このレビュー論文は、2019年度中に刊行の予定である。 2)については、国内における外国人の居住地選択や集住地形成に関する調査を継続した。具体的なエスニック集団として、韓国・朝鮮、中国、フィリピン、ブラジル、トルコの5国籍の在留外国人を対象に、国内での集住地形成やその変化を検討するとともに、それらを促す要因を、空間的同化論やヘテロローカリズム論の日本での経験的妥当性を念頭に置きつつ、考察した。 3)については、2011年3月に刊行した石川義孝編『地図でみる日本の外国人』(ナカニシヤ出版)の改訂版の刊行のために、政府統計の総合窓口から入手可能な外国人データや、総務省統計局から提供いただいた2015年国勢調査の外国人個票データも使って、最新データによって更新した地図を作成した。さらに、新たに2項目を追加して、この地図帳の改訂版を2019年1月に刊行した。初版と比較すると、わずか8年しか経過していないにもかかわらず、世界経済危機や地方圏での労働力不足の深刻化などを反映した、様々な興味深い知見を得た。 4)以上の他に、2018年9月28日に、福岡で開催された世界社会科学フォーラムにおいて、「移民の社会的包摂の現状」と題するセッションを持ち、本科研によって内外から招聘した4名が発表を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 山下 清海; 矢ケ﨑 典隆; 加賀美 雅弘; 根田 克彦; 吉田 道代; 片岡 博美; 大石 太郎; 福本 拓; 荒又 美陽
     
    今後,在留外国人が増加して日本社会の多民族化が進行し,外国人の集住地域が形成されていくなかで,日本においても,海外で見られるようなエスニック・コンフリクトが高まることが懸念される。そこで,本研究では,海外において,フィールドワークに基づき,エスニック・コンフリクトの事例を考察し,それらの経験をもとに,国内の外国人集住地域において生起するエスニック・コンフリクトに対していかに対応するべきかの方策を探ることを目的した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    研究期間 : 2009年 -2012年 
    代表者 : 石川 義孝; 宮澤 仁; 竹ノ下 弘久; 中谷 友樹; 西原 純; 千葉 立也; 神谷 浩夫; 杜 国慶; 山本 健兒; 高畑 幸; 竹下 修子; 片岡 博美; 花岡 和聖; 是川 夕
     
    わが国在住の外国人による人口減少国日本への具体的貢献の方法や程度は、彼らの国籍、在留資格などに応じて多様であるうえ、国内での地域差も大きい。しかも、外国人は多岐にわたる職業に従事しており、現代日本に対する彼らの貢献は必ずしも顕著とは言えない。また、外国人女性や国際結婚カップル女性による出生率は、日本人女性の出生率と同程度か、より低い水準にある。一部の地方自治体による地道な支援施策が注目される一方、国による社会統合策は不十分であり前進が望まれる。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2008年 -2010年 
    代表者 : 片岡 博美; 岡本 耕平; 西村 雄一郎
     
    本研究では「生活活動空間の分析」という地理学的手法を用いて、エスニシティの解明を行い、エスニック集団成員の属性により生じる生活活動空間の差異や差異を生み出す制約を明らかにした。それとともに、行政や市民団体等が行う諸施策・サービスを、特に外国籍住民への情報伝達という側面から検討し、外国籍住民を交えた情報伝達経路の再構築を行う契機づくりとしてのワークショップを、行政関連機関と連携し開催した。

その他のリンク

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