KINDAI UNIVERSITY


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光田 尚美ミツダ ナオミ

プロフィール

所属部署名教職教育部
職名准教授
学位博士(学校教育学)
専門教育学(教育の思想・学説、道徳教育)
ジャンル文化/哲学・思想
コメンテータガイドhttp://www.kindai.ac.jp/meikan/1181-mitsuda-naomi.html
ホームページURLhttp://kaken.nii.ac.jp/d/r/90412098.ja.html
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Last Updated :2017/09/15

コミュニケーション情報 byコメンテータガイド

コメント

    西洋近代の教育の歴史、思想について研究しています。スイスの教育家ペスタロッチーの思想を分析し、身体技能の訓練と道徳性の発達との関連がどのように捉えられていたのかを探っています。

学歴・経歴

経歴

  •   2008年,  - 2011年, 関西福祉大学(講師)

研究活動情報

研究分野

  • 教育学, 教育学

研究キーワード

  • 孤児教育, 貧民・孤児教育, 孤児院, 人間的自立, 教育思想, 援助理念, ペスタロッチー, 児童福祉施策, 学説, 道徳的自立, 貧児・孤児教育, 社会的貧困, 子どもの権利, 近代スイス, 施設教育, 児童福祉

論文

  • 教育と福祉の原理的融合―ペスタロッチーの孤児教育を中心に―, 光田 尚美, 教育学研究(CD-ROM版), 57, 592, 597,   2013年
    概要: ペスタロッチーの孤児教育構想の特色を、シュタンツ孤児院の実践を中心に分析した。シュタンツ孤児院に連れてこられた子どもたちは、さまざまな理由から、自己生成のプロセスに困難を抱えていた。こうした子どもたちに対して、シュタンツでの試みは、彼らの自立を支援するための方法の実験という意図を持っていた。このことから、シュタンツの実践は教育と福祉とが融合した介入の事例として読み解きうることを指摘し、分析を通して抽出された原理を、今日の施設養護の理念として生かしうる方途を探った。
  • ペスタロッチーの貧児・孤児教育をめぐって(1), 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 15, 2, 29, 36,   2012年03月
    概要: 本研究の目的は、ペスタロッチーがなぜ貧児・孤児の教育にこだわったのか、その根底にある彼の思想形成に迫り、後の教育実践とのつながりを探ることである。それによって、彼が教育論として結実させたものの真意が明らかになるとともに、その意義を今日の課題に照らして再定位することができると考える。本稿はその端緒として、彼の思想形成の特徴を、18世紀初頭の私立孤児院の設立に影響を与えた敬虔主義との対比において分析し、考察した。
  • ペスタロッチーの貧児・孤児救済の意義―18世紀スイスの子ども福祉の状況から―, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 14, 2, 47, 56,   2011年03月
    概要: 18世紀スイスにおける貧児・孤児の福祉施策の在り方に照らし、ペスタロッチーの教育実践の意義を論じた。時代の変化に伴い、新しい貧困問題を抱えていたスイスでは、中世的な貧民救済から近代的な貧民福祉の理念への転回と、それにもとづく実践の端緒が芽生えていた。一方、増え続ける救済対象者を制限するために、市民権のない貧児や孤児をめぐる状況は厳しくなり、施策は立ち遅れていた。こうした時代状況にあって、ペスタロッチーの教育実践は、時代の課題を克服する実効性を秘めており、19世紀に普及することとなる孤児教育の改革に大きな影響を与えたことを明らかにした。
  • 社会福祉の価値を探究する「福祉科」授業のデザイン, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 14, 1, 25, 34,   2010年09月
    概要: 福祉科教育学は教科教育法としての歴史も浅く、理論的枠組みの検討もいまだ十分ではない。その点を踏まえて、本稿は教科「福祉」のねらいや目標を分析し、福祉科教育の理論的枠組みを示すことを目的としている。教科「福祉」では将来の介護専門職を担う職業人の養成ととともに、生徒の人間性や福祉的教養を培うことが目指されている。そのねらいの実現には、人間の生き方や在り方に触れるような価値を含む課題について、生徒相互が自らの考えを突き合わせる「対話」を用いた教授方略が有効であると考え、対話の意義を論じるとともに、さらに対話的実践を中核とする価値探究の授業モデルを示している。
  • 教育と福祉の人間学―ペスタロッチーにおける「道徳的自立」の哲学を中心に―, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 13, 69, 76,   2010年02月
    概要: 教育と福祉はともに人間存在を支える営為である。その根底にあるべきはどのような人間観であるのかについて、ペスタロッチーは「道徳的自立」をめぐる思索を展開し、論究している。本稿では、その思索から導かれ、彼が人間発達の原理に位置づけるところの「内的醇化」を取り上げ、それがどのような過程を経て人間を「道徳的自立」へと至らしめるのかという問いについて考察した。そのなかで、個人が内的に高まっていく(=内的醇化)ためには、他者の存在が重要であることの言及に注目し、他者との互恵的な関係に基づく自己実現のさまを「道徳的自立」として捉えたペスタロッチーの発想に、社会福祉の動機にもつらなる論理があることを指摘した。
  • 思いやりの心を育てる道徳教育考―ペスタロッチーの心情陶冶論に着目して―, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要(10周年記念号), 12, 109, 117,   2009年05月
    概要: 本稿は、現代の子どもたちの「愛他性」不足という問題を踏まえ、その克服を教育課題として再定位すべきとの関心から、ペスタロッチーの心情陶冶論を「愛他性」形成の論理へと敷衍することの意義と可能性を探った。彼の心情陶冶論には、心情の基盤となる「愛」の発展過程が軸としてある。その過程では、養育者の働きかけとともに、子どもの共同性が注目される。本稿では、それぞれに期待される機能を解説し、そこから今日の道徳教育に対する提言を行っている。
  • ペスタロッチーの後期著作に関する考察―「教育のためのジャーナル」(1807年)に着目して―, 光田 尚美, 教育学研究(CD-ROM版), 52, 48, 53,   2007年03月
    概要: ペスタロッチーが自らの教育実践の成果を証明するという目的で書かれた「ジャーナル」から、彼が自らの実践をどのように省察していたのかを考察した。注目すべき点は、それまで陶冶手段及び内容の序列化、合理化の方向へと進んでいると見られたメトーデが、「ジャーナル」では、人間本質の洞察に立ち返り、子どもの心情力を核とした方法論へと明らかに修正されている点である。本稿ではこうした変化を、教育実践を通してのペスタロッチーの省察の成果とみなし、彼の教育思想における教育実践の意義を改めて評価している。
  • ペスタロッチーの女子教育に関する考察(1)―近代スイスの女子教育の理念とペスタロッチーの女子学校―, 光田 尚美, 関西福祉大学研究紀要, 10, 61, 68,   2007年03月
    概要: 「母性」を重視するペスタロッチーの教育思想が、近代スイスの女子教育論にどのように受容されたのかという問題関心から、近代スイスの女子教育の理念と照合させる形で、彼の女子教育論の特徴を明らかにした。そこには少なからず、プロテスタンティズムの潮流やスイス啓蒙主義の影響が見られる。また、女子を対象とした教育においても人間陶冶を第一義とし、かつ「母性」への準備を社会貢献として価値づけていることも特徴的である。これらのことを指摘し、さらにこうした目論見が具体的な実践としてどのように結実されているのか、また、彼の女子学校を継いだロゼッテ・カーストホーファーにいかに受容されたのかを今後の課題として提示した。
  • 「福祉科」授業のデザイン―ペスタロッチー教育方法思想にもとづく授業論の検討―, 光田 尚美, 関西福祉大学研究紀要, 10, 51, 59,   2007年03月
    概要: 本稿では、高等学校の専門教科である「福祉科」教育の特色を、その設置の経緯や教育目的を整理したうえで検討し、「福祉科」の目的が生徒の福祉観を涵養する教養教育にも求められていることに注目し、その意義を論じた。福祉的教養を培うためには、リアルな福祉的課題をめぐって、生徒がさまざまな知識・技能を駆使して問題解決を図っていくような学びのステップが必要である。そのことを踏まえて、ペスタロッチーの「道徳的基礎陶冶」に見られるところの、対話的実践を一つのモデルとして提示した。
  • ペスタロッチー「心情陶冶」に関する考察―「代表者会議査察報告書」(1810年)の解釈を中心に―, 光田 尚美, 関西福祉大学研究紀要, 9, 149, 162,   2006年03月
    概要: 本稿は、近代スイスの道徳や宗教への理解(その一モデルとして、ペスタロッチーの学園を査察した代表者会議の委員による「査察報告書」を参照した)をもとに、ペスタロッチーの心情陶冶論を検討した。体系的な宗教教授による主観性からの脱却のために「理性的宗教」の教授の必要を説く代表者会議委員らに対して、ペスタロッチーはキリスト者の立場を基盤としながらも、特定の宗派や世界観にとらわれない道徳及び宗教の理解を堅持した。そこにはペスタロッチーの時代精神の受容があるとともに、彼の心情陶冶論の顕著な特徴を示していることを指摘した。
  • ペスタロッチー教育思想におけるsehende Liebe概念とその実践学的意義, 光田 尚美, 教育実践学論集, 5, 1, 12,   2004年03月
    概要: 本稿はsehende Liebeという言葉に注目し、ペスタロッチー教育思想を「実践のなかの理論」として捉え直すことを目的としている。sehende Liebeは1809年にイヴェルドン学園で行われた「新年講演」のなかで突如として発せられた言葉である。その意味を、他の著作のにおける「愛(Liebe)」の意味づけの変化を手がかりに探究した。その結果、sehende Liebeは人間陶冶をめぐる複層的な要素の絡み合い、また、相対するような教育的関係のダイナミズムを象徴する概念であることを示すとともに、その言葉の発露こそ、ペスタロッチーの教育思想が実践を通して生成したことの証左であることを指摘した。
  • ペスタロッチー教育思想における教育実践学的考察―「愛」の意義を中心に―, 光田 尚美, 教育実践学研究, 5, 1, 1, 10,   2004年03月
    概要: 本稿は、教育思想研究が教育実践にいかに寄与しうるのかとの問いに対し、ペスタロッチーにおける理論=実践の内的連関を解明することによって答えようと試みたものである。その連関を読み解く鍵として「愛」の概念に注目し、そこにどのような意味が込められているのかを、ペスタロッチーの思想の展開過程に即して整理した。深化する「愛」の意義が、晩年の教育実践の目的へと具体化され、教育方法論と核となっていく、その過程を明らかにするとともに、そこに彼の理論と実践の結束が見出されることを指摘した。

書籍等出版物

  • 新しい教育原理, 広岡 義之, 光田 尚美, 塩見 剛一, 津田 徹, 共著,   2011年01月
    概要:分担:第5章「家庭・地域教育」(pp.91-116.) 子どもの健全な育ちにとって、家庭や地域社会は重要な役割を担っている。しかし近年、子どもの育ちの異変が指摘されている。その背景には、家庭や地域社会の著しい変化があるといわれる。本稿では、家庭や地域社会のもつ教育力の意味を改めて問い直し、現代社会の動向を踏まえたうえで、どのような問題解決が求められるのかを論じた。
  • 現代の社会福祉―人間の尊厳と福祉文化, 坂本 忠次, 光田 尚美, 中村 剛 平松 正臣 丸岡 利則 谷川 和昭 岩間 文雄 一瀬 貴子 岩本 真佐子 古瀬 徳雄 谷口 泰司 藤岡 純一 , 共著,   2009年08月
    概要:分担:第4章「ペスタロッチーの教育思想と『福祉』の原理―教育と福祉の原理的融合を求めて―」(pp.66-83.) ペスタロッチーは、貧民救済や孤児教育の先駆的実践者としても知られている。本稿では、彼の思索と活動に児童福祉と教育とを結びつける原理が存在することを指摘し、その原理が「居間」の構想を支える「愛」に求められることを示唆するとともに、今日的視点から「居間の力」や「愛」の原理の価値について論じている。
  • なぜからはじめる保育原理, 池田 隆英, 光田 尚美, 上田 敏丈, 楠本 恭之, 中原 朋生, 石田 裕子, 井上 寿美, 上村 眞生, 小原 敏郎, 小堀 哲郎, 白石 崇人, 高橋 貴志, 林 基子, 三浦 主博, 共著,   2011年04月
    概要:分担:第10章「保育の思想史―なぜフレーベルは幼稚園を作ったのか?」(pp.77-86.) 思想や歴史を学ぶことの意義について、「先人たちの思考を追体験し、彼らの遺産の意味を発展的に解釈する対話的な実践」と位置づけたうえで、西洋における保育思想の展開を「なぜ~したのか?」という問いかけのもとに概観した。フレーベルが幼稚園を作ったという事実の背景には、人権思想を背景とする幼児に対する認識・処遇の変化や、産業化社会の進展といった社会変革、フレーベル自身の生い立ちや他の思想家・実践家らとの交流、子どもたちとの出会い等があったことを解説し、その理解を通じて、読者自身の子ども観・保育観との突合せを期待している。

講演・口頭発表等

  • ペスタロッチー学園における教育実践, 光田 尚美, 日本教育実践学会第7回大会,   2004年11月, 日本教育実践学会第7回大会
    概要: その混乱ゆえに十分に評価されてこなかったペスタロッチー晩年の教育実践に注目し、弁明や誇張によって歪められた彼の真意を抽出することによってその意義を捉え直すことが本発表の目的である。イヴェルドン学園の実践を取り上げ、まず、学園の教育活動が子どもの「内的醇化」を究極目的として、心の「高揚」と知的「教授」によって構成されていたことを明らかにした。この目的のもとに、散々に報告されている実践事例を照らし合わせると、一つの体系が築き上げられていることがわかる。その点を指摘したうえで、著作のなかで触れられていない個々の事例の意味や機能について、解説を加え、彼の学園での教育実践の特徴を明らかにした。
  • ペスタロッチー後期著作に関する考察―「教育のためのジャーナル」(1807年)に注目して―, 光田 尚美, 中国四国教育学会第58回大会,   2006年11月, 中国四国教育学会第58回大会
    概要: ペスタロッチーが自らの教育実践の成果を証明するとの目的で編まれた「ジャーナル」を取り上げ、そこに示される種々の原理について、それが後期の著作であるとの観点からどのような変化があったのかを中心に分析した。特にメトーデについて、人間本質の洞察へと立ち返ろうとする視点や、心情力を中核としての諸力の協働を企図している点に注目し、その革新を自らの実践についてのペスタロッチーの省察の成果として評価した。
  • ペスタロッチーの心情陶冶に関する研究, 光田 尚美, 日本ペスタロッチー・フレーベル学会第25回大会,   2007年09月, 日本ペスタロッチー・フレーベル学会第25回大会
    概要: ペスタロッチーの心情陶冶論を「愛他性」形成の論理へと敷衍することの意義と可能性を探った。本発表では、ペスタロッチーの「道徳的基礎陶冶」の段階的関与の方法論に注目し、そこで強調されているところの、養育者と子どもの共同性に期待される機能について論じた。そこから今日の道徳教育において課題となっている「愛他性」の不足を克服する提言を行った。
  • 社会福祉の価値を探究する「福祉科」授業のデザイン, 光田 尚美, 日本教育実践学会第12回大会,   2009年11月, 日本教育実践学会第12回大会
    概要: 本発表では、高等学校の教科「福祉」のねらいや目標を分析し、福祉科教育の教授の理論的枠組みを示すことを目的とした。教科「福祉」では、将来の介護専門職を担う職業人の養成に加え、生徒の人間性や福祉的教養を培うことが目指される。そのねらいの実現には、人間の生き方や在り方に触れるような価値的内容をコアに置き、かつ生徒が自らの思いや願い、根底にある価値観を突き合わせられる方略を用いた授業実践が求められる。そこで「対話」の意義に注目し、「対話」を軸とする価値探究型の授業モデルを提案した。
  • ペスタロッチーの貧児・孤児教育をめぐって―近代スイスの児童福祉施策―, 光田 尚美, 日本ペスタロッチー・フレーベル学会第29回大会,   2011年09月, 日本ペスタロッチー・フレーベル学会第29回大会
    概要: ペスタロッチーの貧児・孤児救済事業の先駆性や卓越性を、時代の児童福祉施策の成果に照らして考察した。貧児・孤児への公的福祉は、矯正教育と工場労働を特徴とする「刑務所の孤児の部屋」を中心に行われていた。「刑務所」機能は後に分離されたものの、その方針の重点は、不景気の時代には自立経営を支える強制労働に、また好景気の時代には施与に置かれるなど、教育的効果は期待できるものではなかった。ペスタロッチーの取り組みは、子どものうちに自助の力を見出し、その力を陶冶することに力点を置くことによって、貧児・孤児の生活改善を図り、自立を支援するという意味での教育的な福祉施策であった。こうした特徴を近代の児童福祉施策の先駆として評価するとともに、教育の基盤に福祉的な視点が必要であることを示唆した。
  • 教育と福祉の原理的融合―ペスタロッチーの孤児教育を中心に―, 光田 尚美, 中国四国教育学会第63回大会,   2011年11月, 中国四国教育学会第63回大会
    概要: ペスタロッチーが対峙していた子どもたちは、相互扶助的な、さらには公的な施策による救済の手からこぼれ出た者たちであるが、彼はこれらの子どもたちを救済することこそが社会の変革につながることを確信していた。ゆえに彼の実践は、自己生成のプロセスに困難を抱える子どもたちへの関与を想定したものとして構想されていた。それがメトーデの端緒にあり、後の学校教育実践に連なっていくことから、彼の孤児教育の基盤には、学校教育と児童福祉に通底する原理が存在していること、それが今日、生きづらさを抱える子どもたちとのかかわりにおいて有益な指針となりうることを指摘した。  
  • 子どもの理解と援助のフレームワークの構築―保育実践の基礎的な分析枠組みの検討―, 光田 尚美, 中国四国教育学会第63回大会,   2011年11月, 中国四国教育学会第63回大会
    概要: 保育者の力量形成を考えたとき、そこには二つの課題(保育実践を捉える共通の枠組みを構築する志向性が薄い、実践の成立条件が示されていない)がある。それらを克服するために、子どもの理解と援助のための共通の枠組みを構築し、事例分析を通してそのフレームを鍛え上げることの構想を明らかにすることが、本発表のねらいである。障害学からの知見をもとに構築した、保育の生活場面を分析する枠組み(生体・行為・意識・状況)を提示し、事例分析への活用方法を紹介するとともに、その有効性を指摘した。

MISC

  • 高校福祉科教員養成の教育内容に関する研究―関西福祉大学社会福祉学部教員養成の総点検に向けて, 光田 尚美, 平成19年度関西福祉大学社会福祉地域政策研究所報告書, 31, 34,   2008年10月
    概要: 教職課程の教育内容及び指導体制の抜本的な見直しを図るため、教員養成に関する基礎的な文献調査と在学生及び卒業生の意見聴取を行った。本報告はその結果をまとめ、今後検討していくべき課題(①大学の特殊性を活かした教育課程の位置づけを明確にすること、②学校教育現場のニーズを把握し、教育及び指導内容に反映させること)を示した。
  • 【研究ノート】高等学校「福祉科」の授業論に関する一考察―「行為する授業」の構想を手がかりに―, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要(10周年記念号), 12, 293, 297,   2009年03月
    概要: 「福祉科」のねらいを達成するためには、学びの能動化が必要である。そこで「行為する授業」の構想に着目した。「行為する授業」とは、理論的に根拠づけられた行為志向を特徴とする授業原理である。その手続きや方法に、福祉科の授業において能動化を実現する手がかりを求め、「福祉科」の授業モデルを構築するために有効な具体的な指導技術や方法論についても言及した。
  • 【研究ノート】『リーンハルトとゲルトルート』に見る社会的貧困―ペスタロッチー教育思想の前提―, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 15, 1, 81, 86,   2011年09月
    概要: ペスタロッチー教育思想の前提となる人間観の原点を探るのが本稿の目的である。小説『リーンハルトとゲルトルート』の描写から、当時の民衆の生活課題を明らかにするととともに、その現実を直視したペスタロッチーのうちに、彼の教育事業の根幹をなす「新しい人間をつくる」構想が芽生えていたことを指摘した。
  • 【報告】教員養成に関する研究の現状と課題, 光田 尚美, 関西福祉大学社会福祉学部研究紀要, 11, 181, 190,   2008年03月
    概要: 教育課程・内容に焦点化した研究を中心にレヴューし、そこから関西福祉大学社会福祉学部の教員養成課程が検討すべき課題を抽出した。私立一般大学は戦後教員養成の原則の保持に貢献している。関西福祉大学においても、その利点を生かすという立場から、教育研究組織の整備、カリキュラムの独自性の確保と充実、卒業生や現職教員の協力支援体制の構築による自己点検などの取り組みが必要であることを指摘し、その実現に向けての方策を提案した。